まじめに働いても老後破産?!お金の計画はしっかりと

タグ :  / / / October, 03, 2022

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川畑明美
こんにちは!川畑明美です。
6年で2000万円ためた投資の経験を元に
個人向けマネー・コーチング、積立投資オンラインスクールを主催しています。
今回の記事では住宅ローンの返済計画について話していきます!
この記事で解決できるお悩み
  • マイホームが欲しいけど頭金がない
  • 頭金がないとどうなる?
  • どうすれば老後破産を回避できる?

と思っている方の悩みに向けた記事となっております!

早速行きましょう!

これから、うんと稼ぐつもりなので家を買いたい?!

「今、マイホームが欲しくて。

頭金もないのですが、
これから、うんと稼ぐつもりなので
とにかく買いたいんです」

31歳の男性から、相談をいただきました。

うーん。

頭金がないのは、銀行に金利を差し上げているようなものですから
どんな事をしても良いので、頭金をかき集めてください。

例えば、都心に住む場合のマンション価額は6000万円ほど。

これを頭金ナシで、変動金利0.35%で35年でローンを組んだとします。
支払総利息は、約376万円です。

もし、頭金を1000万円入れていたら支払総利息は、約313万円になります。
63万円の出費を抑えられます。

「でも1000万円なんて、絶対無理なんです」

ご夫婦でしたら、双方のご両親から500万円ずつ援助してもらったら
1000万円準備できます。

うんと稼ぐつもりでしたら、
稼げた時にご両親に返済したら、63万円は浮きますよね?

もっとも、この計算は、変動金利がこれ以上
上がらないという前提です。

金利が上がるシミュレーションもしておきましょう。

もしも金利が1%になってしまうと支払総利息は、
約1,114万円と大きく上がります。

頭金1000万円を入れていれば支払総利息は、
約928万円です。

その差は、186万円です。
頭金があれば、金利が上がった時に有利です。

そういえば、川畑家が最初に購入したマンションの頭金を
3割り入れようとした時に

「そんなに入れる必要ないですよ」

と、銀行の担当の方に言われたのを思い出しました。

そりゃあ銀行から見たら、
頭金が多いと金利の収入が減ってしまうからですね。

平均73歳が住宅ローンの完済年齢?!

住宅ローンの完済年齢が上昇しているそうです。
なんと20年間で完済の年齢が5歳も上がったのだそうです。

晩婚化による住宅購入時の年齢が上がったこと、
住宅価格が上昇していること要因はさまざまです。

以前は、退職金で住宅ローンの繰上返済をする方が多かったのですが
退職金は、年々減っていますので
それも、叶わない方が多いのでしょう。

年金で住宅ローンの返済をしていては老後破産への道にまっしぐらです。

20年前は、まじめに働いて、収入の範囲で生活していれば、
年金も退職金もありお金の計画はあまり必要なかったのかもしれません。

ですが現在、お金の計画をしていないと老後破産してしまうのです。

まじめに働いて、収入の範囲で生活していても老後破産してしまう時代なのです。

目先のお金のことではなく、20年30年先を見て
お金の計画ができないと破産してしまう時代だと、心してくださいね。

また融資条件が甘くなっているのも要因のひとつでしょう。
完済時の上限年齢が80歳まで引き上げられています。

我が家が住宅ローンを借りた2001年頃は70歳が上限でした。
いつの間にか、ほとんどの銀行が80歳になっています。

当時は、頭金10%以上用意するのが主流でしたが
頭金不要の「フルローン」を認める銀行も増えてきています。

借りられる金額でマイホームを買うのではなく
返済できる金額で、マイホームを購入してくださいね。

既に購入している方は、気が付いた時点で売却してください。

マンションであっても、
20年30年だとローンの残高で売却できないことも考えられます。

なるべく早く売却することです。

あなたの人生は住宅ローンを返済して
子どもの教育費を支払うためにあるわけでは、ありません。

お金の計画をしっかり立ててくださいね。

そもそも住宅ローンは「返せる額」になっていますか?

人生の3大費用のうちの1つ住宅費。

多くの人は、ローンを活用して住宅を購入していると思いますが
住宅ローンの返済によって老後の資金繰りが変わります。

特に最近は低金利なので「借りられる金額が増えて」いる傾向ですが
ローンを考える時は「返せる額」で考えてみましょう。

また「返せる額」を考える上でボーナス支払いは、試算に入れないことです。

ボーナスは業績によって変化します。
あてにはできません。

金利の動向によっては借り換えが有利になりますので
ボーナスは、借り換え時の諸経費にしましょう。

もちろん繰上返済にあても良いでしょう。

ボーナスでしか、
貯蓄ができていない人は住宅ローンにあててしまわないように。

いざという時のお金や教育費など、
今後必要なお金にまわせなくなってしまいます。

また、これからマイホームの購入を考えているのでしたら
現在の年齢から定年まで何年あるのかを考えましょう。

35年後に65歳以上だと、退職までに返済が間に合いません。

住宅購入をあまりにも先送りしてしまうと、
お金が借りられなくなってしまいます。

ローンは、基本的に50歳までが限度です。

住宅ローンを組むと、住宅ローン控除が使えたりしますので
上手くローンと付き合うことが大切です。

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2児のお母さんファイナンシャルプランナー川畑明美です。長期投資で6年で2000万円の資産を作ることができました。普段はファイナンシャルプランナーとして活動しており、お金のプロフェッショナルです。

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