教育費の計画立てていますか?考え方教えます!
教育費は投資で増やす?
こんにちは。
川畑です。
私は教育費を投資信託で増やして子どもの進学費用にしました。
教育費という確実に使う時期が決まっている費用の場合
投資信託で増やすにも慎重に考えて欲しいのです。
これから投資を始めようとする方で、
「2年後の子どもの進学にあてるお金を運用したい」
と、言われることがあります。
投資は、必ず増やすことを指しますが、その代わりに時間をかけることが前提です。
景気は循環していますから時間をかけることで、景気が良い時や悪い時にも投資でき、
結果として増えるのです。
たった2年では、景気の循環を活用できません。
これから景気後退期に入ってしまったら、目的を実現できなくなってしまいます。
必ず増えるとは限らない
お金の運用は、2年後に必ず増えるとは限りません。
運用の成果は「不確実」です。
投資で年10%の運用成果を安定的に得るのは非常に難しいです。
10年運用して、平均で10%なのです。
これに対して、支出を10%減らすことは工夫次第でそれほど難しくありません。
節約は、実行さえすれば「確実」に得られるお金になります。
2年後の進学費用でしたら、まず節約を徹底することです。
毎月40万円で生活しているのでしたら、10%節約して4万円毎月貯めたら
96万円準備できるのです。
仮に年利10%で運用できたとしても2年で96万円の利益を上げるには
4,800万円の元金が必要です。
節約する方が確実で大きな金額が手に入ります。
確実と不確実をよく理解してくださいね。
教育費は計画が可能
2年後の進学費用の増やし方について書きましたが、
そもそも教育費は計画が可能な支出です。
2年後の進学費用が足りないのは、そもそも資金計画をしていないということです。
私は晩婚化による楽観的な家計が多いと感じています。
初婚年齢が高齢化していることと、夫婦共働き家庭が増えたことで
教育・教養費が増大しています。
幼少期から習い事、お稽古事、塾や家庭教師と金に糸目をつけない家庭が多いです。
晩婚化・共働きで家計に余裕があるため、周囲のご家庭と同じように、
習い事や塾にお金をかけてしまうのです。
習い事や塾の費用の目安は、収入の4%までです。
背伸びをして幼少時にお金をかけてしまうので、
もっともお金がかかる大学費用が足りなくなってしまうのです。
我が家は、私立中学進学を意識してからは習い事も最小限に抑えていました。
晩婚化を意識して欲しい
役職定年が開始される年齢は最も多いのは55歳です。
もし、役職についていなくても55歳から収入が減る可能性はあります。
その頃に教育費のピークになっていたら大変ですよね?
- 大学受験費用や入学金などが必要となる高校3年時、大学を卒業するまでの4年間のことです。
何年後に大学期、受験期がくるのか明白です。
少なくても子どもが小学校低学年の頃から、将来の計画を立ててくださいね。
また、本人の適正や希望もありますから親がレールを敷くのではなく
子どもの夢や希望を叶えて上げられるように準備しておくことです。
将来の自分の経済状態を把握して自分にも子どもにも無理をさせないことです。
まとめ
教育費の考え方についてお話ししてきました。
子どもの将来のことですので、色々と経験させてあげたいという親心もとても良く分かります。
しかし、家計が背伸びをしている状態では意味がありません。
まず大切なのは、子どもにもお金の話をすることです。
家計管理は学校で習いません。
家計の状態を子どもにも話して、どこまで資金援助ができるのか
そして、子どもの希望を叶えるために、奨学金を借りるという選択も早くから話しておくべきです。
子どもが社会にでてから、お金のトラウマにならないように、してあげてくださいね。
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2児のお母さんファイナンシャルプランナー 川畑明美
2児のお母さんファイナンシャルプランナー川畑明美です。長期投資で6年で2000万円の資産を作ることができました。普段はファイナンシャルプランナーとして活動しており、お金のプロフェッショナルです。