人気のバランス型投資信託の注意点とは?!

タグ :  / September, 04, 2020

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バランス型の投資信託

こんにちは。
川畑です。

みなさんはバランス型の投資信託を知っていますか?
初心者の方に人気の投資信託ではありますが、
実は私はあまりおススメしません。

なぜなら私自身が初心者の頃に、
バランス型の投資信託を運用した経験からおススメでないと判断したからです。

※バランス型とは、株式と債券など複数の資産を含む投資信託のことです。

始めた理由

私が投資を積極的にはじめたのが、次女を出産した時の育児休暇中でした。
長女がちょうど3歳の頃です。

書籍を中心に投資の勉強をはじめると
「資産を分散する」ことの大事さが書かれています。

そしてリバランスをすることが大事と書かれているのですが、
その具体的な方法は、全然書かれていないのです。

実際、経済がどのように変化するのか常に違うので、
具体的な例が出せないのは、その後理解はできましたが難しく感じました。

そこで、資産も分散されているバランス型の投資信託を毎月購入したら、
資産もタイミングも分散されるのでとても良いと感じたのです。

教育費に使うつもりだったので、
債券重視の安全重視のバランス型で実際に6年くらい運用しました。

途中でリーマンショックに見舞われ、極度な円高と株価の下落が原因で、
バランス型の投資信託は含み損を抱えてしまいました。

もちろん、株式だけの投資信託よりは含み損は少なかったのですが、
それでもマイナスにはなりました。

その後、先進国に投資する資産から徐々に含み損から含み益へ変化していきました。
特に、含み損が深かった先進国の株式はびっくりするくらい「超・回復」しました。

あまり利益が出ない

ところが、バランス型の投資信託は
あまり伸びなかったのです。

それは、なぜか?

資産の中にあまり増えない「債券」を含んでいたからです。

その投資信託は、先進国の株式・債券と日本国内の株式・債券が主な資産でした。

リーマンショックで株価が下落して円高も進んだので、
国内の債券以外は値を下げました。

その後先進国株は上昇しましたがさらに円高が進んだので、
先進国債券はマイナスだったのです。

そのような状態で、お金を使う時期を迎えました。
子どもの進学塾費用が毎月5万円ほどかかるようになったのです。
毎月先進国株に投資する投資信託の利益分を売却して、塾費用にあてました。

バランス型も利益がでている先進国株も配分されていてプラスにはなっていました。
ところが、マイナスになっている債券も同時に保有しています。

「先進国株だけ売りたい!」と、感じました。

セットになっているということは大きく減りませんが、使う時には大きく増えないのです。
自分で資産分散をして、それぞれの資産の投資信託を保有した方が効率的と切実に思ったのです。

はやりのロボットアドバイザーやファンドラップもバランス型と同じで、全ての資産がミックスされています。
景気の良い時でしたらすべての資産がプラスになっていますが、お金を使う時期と必ず合致するわけではありません。

まとめ

このような理由で、私はバランス型の投資信託をおススメしていません。
色々な資産が混ざって運用をされているので、マイナスになっている時など何が原因か自分で判断しにくいという点もデメリットとなります。

バランス型投資信託で資産運用をするのでしたら、自分自身で判断して運用できようになった方がいいですよね!

その方法を無料オンラインスクールでお伝えしていますので、ご興味があればご覧くださいね♪

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2児のお母さんファイナンシャルプランナー川畑明美です。長期投資で6年で2000万円の資産を作ることができました。普段はファイナンシャルプランナーとして活動しており、お金のプロフェッショナルです。

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