無難な銘柄がいいとは限らない!

タグ :  / / / / October, 05, 2019

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おはようございます。
川畑です。

 

オススメされているからと、購入するのは危険

 

投資について書かれている雑誌を見かける機会増えましたよね。
私も何冊か購入しますが、雑誌のオススメ銘柄を、
雑誌が推奨しているというだけで購入するのは
ちょっと危険です。

 

私も雑誌に寄稿したりしていますが、
よく寄稿している投資家の方は悪くないけど、無難な銘柄をご紹介しています。

 

雑誌は、記事を書いてから読者の手元に届くまで
時間がかかりますので、無難な銘柄になるのは、しかたないことなのですが、

何より一番大事なのは自分でも調べて購入することです。

 

「ディフェンシブ株」って何?

 

ある雑誌を読んでいて、気になった言葉が
「ディフェンシブ株」。

 

「来年は、内需・ディフェンシブ株を狙え」などの
タイトルが踊っていますが

「ディフェンシブ株」って、どんな株でしょう?

 

景気に左右されにくい株を「ディフェンシブ株」
と言います。

 

ディフェンシブとは、受け身とか、防御的なという意味ですが、
株式投資では、景気に左右されにくく
不況な時でも堅調な値動きをする銘柄のことを指します。

 

つまり、景気が良くても悪くても、消費される業種で
電気、ガス、食料品、医薬品、鉄道、通信などです。

 

景気が悪くても、需要がある銘柄のことですね。
経済ニュースでは、よくでてくる言葉です。

 

例えば日経新聞にこのような見出しがありました。

 

「東証後場寄り 下げ渋り、ディフェンシブ銘柄に買い続く」

 

「東京証券取引所の午後の取引で、景気に左右されない銘柄が上昇して、
日経平均株価はの下落を止めた」

 

という意味です。

 

株価はすぐに動くので、見てすぐ判断できるように
専門用語だけのタイトルも珍しくありません。

 

「株式投資をするなら、日経新聞を読むべき」と
よく初心者向けの書籍などに書いてありますが

 

そもそも見出しが読めないという声も少なくありません。

 

それでも、知らない単語を調べて読んで慣れていきましょう。

 

自分で銘柄を保有していれば、
なんとなく意味がわかってきます。

 

ディフェンシブ株=安全 とは限らない

 

話しを戻しますが、ディフェンシブ株は、
景気に左右されないから必ず「安全」ということではありません。

 

わかりやすいところでいえば、
東日本大震災の時には、ディフェンシブ株の東京電力の株が大きく値下がりしています。

 

                    ※東日本大震災は2011年3月11日

 

ディフェンシブ株の傾向としては、景気が低迷している時に
人気が出る銘柄群です。
そして、業績が安定している企業も多いので、
値上げ率は基本的に見込めないのです。

 

景気に左右されにくいので、
手元に届くまでに時間がかかる雑誌で紹介するには、
無難な銘柄なのです。

 

ここまで漢字が多くて読みにくかったでしょうか?
記事の途中でも書きましたが、専門用語がわからないからと
諦めてしまうのはもったいないです。

 

専門用語の調べ方

 

SMBC日興証券や、野村証券では、用語解説集というページも用意していますので、
気になったり、わからない用語を調べるのに使ってみて下さい♪

 

SMBC日興証券「初めてでもわかりやすい用語集」


野村証券「証券用語解説集」

 

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2児のお母さんファイナンシャルプランナー川畑明美です。長期投資で6年で2000万円の資産を作ることができました。普段はファイナンシャルプランナーとして活動しており、お金のプロフェッショナルです。

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