家計のやりくりが苦手な人の特徴と改善方法について

家計のやりくりが苦手な人の特徴と改善方法について

家計の知恵 2019.01.09

家計のやりくりに必要なコツを紹介

毎月の家計のやりくりが大変で心配事が絶えないという方は、お金が貯まらない体質である可能性があります。まだギリギリでもやりくりができているなら良いですが、公共料金の支払いが滞り、スマホ料金が払えずに使えなくなっては生活に支障が出てしまいます。家計のやりくりが苦手な人の特徴を知り、やりくりのコツや収入を増やす方法について勉強しましょう。

家計のやりくりが苦手な人の特徴

お金が貯まらないのはお金がないからと思いがちですが、収入があっても貯まらない体質の人は貯めることができません。やりくり下手にはそれなりにやりくりできない理由があります。まずは家計のやりくりが苦手な人に共通する特徴について確認しておきましょう。

計画性がない

家計のやりくりが苦手な人は、基本的に計画性がないために節約することができません。常に行き当たりばったりなお金の使い方をしていますので、収支の計画を立てるのが苦手で、衝動的に買い物を続けてしまうため、いつまでたってもお金を貯めることができません。そもそも自身の収支に無頓着で、お金があるかぎり大丈夫だろうという考えがあり、興味があればとりあえず買っておこうという習慣がある人は要注意です。

見栄っ張りで出費が多い

見栄っ張りの人は、自分の収支に合わないものでも購入するため、お金がどんどん減って貯めることができません。見栄を張ることで、身の丈にあったお金の使い方ができず、無駄な出費を減らせなくなります。家計のやりくりをきちんとするためには、まず見栄を張るのを止め、自分の収入に見合った価格のものを購入するようにしましょう。

クレジットカードをよく使う

クレジットカードは、現金を持たなくても使えて非常に便利な決済システムですが、クレジットカードをよく使うことは、家計のやりくりが下手な人の特徴の1つです。
クレジットカードは使い勝手が良く、持ち合わせがないときも利用できて便利ですが、一方で、使っている金額がわからなくなり、使いすぎる可能性があります。知らず知らずのうちにクレジットカードを使い過ぎてしまうことで、気づけば家計を圧迫する原因となります。

節約の意識が薄い

家計のやりくりが苦手な人は、そもそも節約しようという意識が足りない傾向があります。自炊しないで頻繁に外食したり、すぐ缶ジュースを買ったり、電気はつけっぱなしなど、日々の「ムダ」は意識をしなければどんどん膨れ上がります。
1回のムダは100円、200円と少額かもしれませんが、それが何十個もあるとして、年間算にすると何万円もの節約になる可能性があります。少し認識を変えるだけで、数々の無駄を貯蓄に回せることに気づくことが重要です。

家計のやりくりをするコツ

家計のやりくりを上手にするコツについて紹介します。お金の管理ができない人は、コツを押さえて計画的に考える必要があります。家計のやりくりなんて面倒だしややこしそうと感じるかもしれませんが、実際に慣れてしまうと無意識のうちにやりくり上手になっています。
難しく考えずに、まずはコツを理解するところから始めてみましょう。実践してみれば、貯金もできるようになって達成感も味わえるでしょう。

お金の管理は年単位で考える

家計の管理をするにあたり、多くの人が月単位で計算していますが、実は年単位にした方が、お金の管理がしやすくなります。年単位で考えると、年間の予算の全体像を掴むことができますのでマネープランを立てやすく、貯金できる可能額も明確にすることができるため、結果的に節約しやすくなります。
月単位だと目先の家計しか見えなくなりますので、想定外の出費があったときに対応ができないデメリットがあります。そうなると家計簿の管理が面倒に感じて適当になってしまう恐れがありますので、家計のやりくりがおざなりになってしまいます。年単位で考えることは、年間の予算が立てやすくなり、貯金できる額が見えることで節約の意識にも繋がります。

家計の内訳を把握する

家計をやりくりして、貯金に回したいと考えるのであれば、まずは家計の内訳について現状を把握することが重要です。自身の家計を把握することで、毎月必要な費用がはっきりし、お金を貯めるためにはいくら節約する必要があるのか具体的な金額がわかります。金額が明確になれば、節約の方法なども考えやすくなります。

具体的に費目を決めて節約を始める

家計の内訳を把握できたら、次に具体的な節約について考えてみましょう。いくつかの費目を選んで、月々いくらというように節約を始めていきます。家計のやりくりを改善する際、いきなり5万10万といった額を節約するのは非現実的です。無理な貯蓄計画はすぐに崩れてしまいますので、まずは節約できそうな費目をピックアップし、数千円ずつ節約を試みましょう。
そんなに費用を削れるとは思えないと疑問に思う方も、実行すれば分かりますが、節約を意識すればするほどいかにムダな出費が多いか気付かされます。そこが家計をやりくりできる人とできない人の境目になりますので、考え方を変えてお金を貯めることができる体質になることが大切です。

 家計をやりくりするコツ
・お金の管理は年単位で考える
・家計の内訳を把握する
・具体的に費目を決めて節約を始める

貯金をするための節約方法

貯金のためにはどれだけ節約すればよいか金額がわかったら、次にどうすれば節約できるかを考えましょう。節約術はいろいろありますが、大きな節約ができるのは固定費です。
毎月必要経費となる固定費には、電気や水道、通信費や保険料など様々な費目があります。これらの固定費を見直すことで、大幅な節約ができる可能性がありますので、以下の方法を試してみてください。また、物を購入するときの考え方にも注意してみましょう。

公共料金を見直す

公共料金とは、電気、水道、ガスなどがありますが、無駄遣いをやめることで節約することができます。また、電気料金は契約アンペア数の見直しをしたり、電力会社の契約内容を変更することで基本料金を下げることも検討してみましょう。電気料金は、アンペア数によって基本料金も異なります。契約アンペアを低い設定に変更すれば、基本料金も大きく節約できます。
一人暮らしの部屋の電気は15~30Aが一般的となりますので15Aならそれ以下に変更はできませんが、20~30Aで契約している場合はまだ節約の余地があります。もちろん、電気がない生活をするという意味ではありませんので、本当にそのアンペア数が必要かを検討し、家電の使い方を気にしながら生活すればやりくりできるのであれば、契約アンペアを落とす方向で考えてみましょう。

通信費の契約を変更する

通信費とは、インターネットやスマホにかかるデータ通信の料金になります。契約を見直すポイントとしては、格安SIMに変更したり、家の光回線をモバイルタイプに変更するなどの方法があります。格安SIMについては、例えばドコモ回線を利用したMVNOの格安スマホなら、SIM 3GBに変更すると月額 1,500円からと格安で利用できます。
ただし、格安SIMは各キャリアで提供されているサービスが使えないこと、キャリアメールが使えないなどのデメリットがあります。通信料金を安く抑えたい人にはおすすめの方法です。また、ポケットWi-Fiルーターに変更する方法は、光回線と比べて月額料金が安い上に、どこでも持ち運びができますので、安いだけではない大きなメリットも得られます。

購入する前に本当に必要か考える

本気で節約を考えるなら、なんでも欲しいと思った瞬間に買うのは止めましょう。お店に行って欲しいという衝動にかられて即買いをするのではなく、買う前にその商品が本当に必要かどうかを考える習慣をつけましょう。
特に、見栄っ張りな性格の人は、収入に見合わない物でも購入する傾向があります。節約して貯蓄に回せる大切なお金を、無計画に浪費していることになりますので、自分の収入に見合った買い物を心がけることが大切です。

食生活を見直す

食費もまた、節約するのとしないのとでは大きな差が生まれる固定費です。特に独身の方で、毎日お昼を外食で済ませている人も少なくありません。節約のためにお弁当を作って持っていくことで、その分食費を安くすることができます。
節約術において、自炊は基本中の基本です。外食が多いという人は、食事を自炊にシフトしていきましょう。毎食時を自炊するのはメニューを考えるのが面倒という方は、財布に優しい安い材料で作れるレシピがネットで数多く紹介されていますので、活用すると良いでしょう。

家計簿アプリを活用する

家計の収支を年単位で管理したり、貯金に回せる最低額を算出するためには、お金の使い方を明らかにすることが必要不可欠です。そのためには家計簿をつけなければいけませんが、家計簿をつけたことがない、家計簿をつけるのが苦手という方は、家計簿アプリの利用がおすすめです。家計簿をつけた方がいいことはわかっていても、習慣がない人にとっては実践するのは簡単ではありません。
レシートをカメラで撮って管理できるものや、パソコン管理できるものも登場しています。家計簿をつけることで、自分が使えるお金と無駄遣いの額を、明確にいくらかになるか具体的に把握できます。無駄遣いが可視化されれば節約しやすくなり、結果として貯金ができるようになります。

車を手放す

固定費の中で、車の維持費も相当な割合を占めています。車の維持費は、一番安いとされる軽自動車でも年間38万円程度かかってきます。毎日通勤で使うという方は難しいですが、日頃あまり車に乗ることがなく、それほど必要性を感じないという場合には、車を手放すことを検討されてみてはいかがでしょうか。
最近では安く借りれるレンタカーもあり、カーシェアリングも人気があります。必要なときだけ乗る手段がいくつもありますので、そちらを利用した方がお得です。

節約で見直すポイント
通信費の契約を変更する
購入する前に本当に必要か見直す
食生活を見直す
公共料金を見直す

収入を増やす方法

お金の収支を把握し、節約して貯金する金額がわかれば、次に収入を増やす方法について考えてみましょう。資産運用という考え方ですが、収入を増やすにはいくつか方法がありますので、どのような手段があるか知っておくことが大切です。
何もしないより収入を増やす努力をした方が、貯金目標額に到達するスピードが早まります。まずは自分にできる手段はあるかどうかを確認してみましょう。お金は手元に置いておくだけでは増えることはありません。お金はどのように増やせるのか、以下の方法を試してみてください。

クレジットカードでポイントを貯める

クレジットカードは、ショッピングの決済ができるだけではなく、公共料金や通信費、出張費などの支払いでもポイントを貯めることができます。特に、公共料金や通信費などの固定費は毎月支払う必要があり、額も比較的大きくなります。
銀行からただ引き落とすだけではポイントはつきませんが、クレジットカード払いに変更するだけで、額に応じてポイントが付与されますので、年間にすると相当数のポイントを獲得できます。ただし、お金の管理が苦手な人は、クレジットカードの多用は出費が増えるリスクもありますので要注意です。

ポイントカードを有効活用する

誰でも1~2枚は持っているポイントカードは、お店で買い物をする度にポイントを貯めることができるお得なカードです。貯まったポイントは現金と同じように買い物に使用できますので、いつの間にか貯まっていたポイントを使うときはとても得した気分になるものです。このポイントカードで賢く貯めることで、ポイントで得した分を貯金に回すこともできます。
ポイントカードを10枚以上持っているという主婦もおられますが、ポイントカードをたくさん作るよりも、いくつか決めてできるだけ同じところで買い物をした方がポイントは貯めやすくなります。

不要なもの売ることで現金化する

家にある不用品を売って現金化すれば、使わずに放置していた物でもお金に換えることが可能です。不要な物を売る際には、ネットオークションやリサイクルショップの利用がおすすめです。特に、ネットオークションは思った以上の値がつくこともあります。
今までスペースばかりとられていた不要な物を処分できる上に、現金収入を得ることができて一石二鳥です。また、家にある物を必要な物と不要な物に分けて断捨離ができますので、何が必要かわかりやすくなり、無駄遣いをしなくなることも大きなメリットと言えるでしょう。

副業をして収入を増やす

節約はもちろんですが、収入をもっと増やしたいのであれば、副業という選択肢もあります。厚生労働省が2018年1月に作成した「副業・兼業の促進に関するガイドライン」では、「モデル就業規則」から副業禁止の規定が削除されたという背景もあり、副業がしやすい時代になっています。本業以外でも収入を得ることができれば、より貯金がしやすくなります。
近年では、在宅ワークを副業に選ぶ人が増えており、本業が終わって帰宅後の空き時間や週末を使って仕事をし、少なからず副収入を得ることに成功しています。副業できる業種も増えていますので、自分にあった副業があれば挑戦してみるとよいでしょう。

もっと家計のやりくりを上手にするためのコツ

お金を貯める方法を習得し、家計のやりくりをさらに上手にするコツを紹介します。家計のやりくりが上手になるだけではなく、資産形成や資産運用ができるようになれば、将来的に不労所得を目指すことも夢ではありません。超高齢化社会、少子化、年金問題と不安の多い老後のために、少しでも多く資産を増やしたい方におすすめです。

マネーセミナーに参加する

マネーセミナーには、家計のやりくりが苦手な人、貯金ができない人だけではなく、お金を増やす方法を知りたいという方も数多く参加されています。マネーセミナーでは、お金の貯蓄方法や効率的な運用方法に関する基礎知識を勉強することができます。お金に関する知識が増えるだけでなく、お金に振り回されずに自立する方法を学ぶことができます。
貯金や節約に悩み、いつもお金の心配ばかりする必要がなくなれば、人生をもっと豊かに楽しめるようになるでしょう。より深い知識を得ることができれば、将来の不安を軽減することにも繋がります。

SBIマネープラザなどに相談する

SBIマネープラザとは、SBIグループによる資産運用の相談を無料で受付けている相談窓口です。資産運用に興味がある人が増加していることを受けて行っているもので、住宅ローン、保険、資産運用、相続、税金相談などについて無料で相談できます。お金のやりくりが苦手な人は、話を聞くだけでも行ってみる価値があります。具体的なアドバイスもしてもらえますので、お金の悩みがある人におすすめです。

ファイナンシャルプランナーに相談する

家計の収支がいつも赤字でやりくりに行き詰まっているという方は、ファイナンシャルプランナーに相談する方法もあります。ファイナンシャルプランナーは、お金に関する専門家ですので、ローン以外にも家計に関することならなんでも総合的に相談できて、家計のやりくりができない根本的解決を図ることができます。
金融商品の知識はもちろん、お金にまつわる法律にも詳しいため、状況に合わせた適切なアドバイスをもらうことができるでしょう。

家計のやりくりは生活を見直すことで改善できる

やりくりが下手な人の特徴として、計画性がなく節約の意識も低い、クレジットカードを多用しているなどがあげられます。当てはまるという方は、自身の家計の内訳を知り、家計を年単位で予算を考え、貯金額と節約する額を算出してマネープランを立ててみましょう。生活を見直すことで、やり方次第では大きくお金を節約することも可能です。生活が行き詰まる前に、今一度見直して改善できるように考えてみてください。

この記事のライター UKANO 編集部

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