貯金をよりも株式投資がおすすめ|資産を運用し増やす方法

貯金をよりも株式投資がおすすめ|資産を運用し増やす方法

家計の知恵 2019.01.11

株で賢く貯蓄する

投資なんて敷居が高すぎて自分には手が出ないという方もおられますが、実際、株を始める初心者の中には主婦やサラリーマンも含まれており、その数は年々増加傾向にあります。その背景には、やはり低金利時代において貯金だけでは不安なこと、年金対策、また、副業に株を選ぶ人が増えたことなどが考えられます。
この記事では、株に投資するメリットや株式投資の始め方、注意点などについて紹介します。もう貯金や年金に頼ることはできませんので、株などで資産を増やし、将来のために貯蓄する手段について考えましょう。

株式投資をするメリット

株式投資は今も昔も高い人気がある資産運用の方法の1つです。新しい投資については知らないけれど、株式投資ならある程度は理解できるという人も多いと思います。株式投資は世界中で取引されているポピュラーな投資です。
株式投資の儲け方には、キャピタルゲインとインカムゲインの2種類があり、それぞれに異なる特徴があります。株式投資を始める前に、まず株式投資はどのように儲けるのか、株に投資するメリットについて確認しておきましょう。

株の売買で利益を上げられる

保有している株を売却して得られる利益をキャピタルゲインといいます。これは株の値上がり益のことを意味しており、基本的に、株は安い時に購入し、高くなったら売るという構図で儲けを得る投資ですので、株の購入時と売却時の差額が利益となります。例えば、A社の株価が10万円のときに購入し、15万円に値上がりした時に売却すれば、単純計算で5万円の差額がキャピタルゲインということになります。
なお、売却して損益が発生した場合はキャピタルロスになります。株で最も大きな利益を生むのはメインとなるキャピタルゲインですが、株の儲け方には他にもインカムゲイン(配当金)と株主優待があります。

配当金と株主優待がある

インカムゲインとは資産を保有していることで定期的に得られる利益のことで、株式投資の場合、株主優待や配当金のことを指します。インカムゲインの場合、持っているだけで得られる不労所得となり、この配当金は、株主となっている企業が稼いだ利益より還元されるお金です。企業によってはその利益を設備投資に回すこともあれば、利益がなくても株主に配当金を還元するケースもあります。
株主に自社のサービスや製品を提供することを株主優待と言います。株主優待を見て銘柄を決める株主もいて、株主優待はいわば企業から株主へ送る感謝の気持ちを表すギフトのような存在となります。すべての銘柄に配当金や株主優待があるわけではないため、株式を選ぶときに株主優待を期待するのであれば、きちんと確認しておくようにしましょう。

株の配当金と貯金の金利の違いについて

株の配当金と貯金の金利にはどれほど違いがあるのでしょうか。配当利回りとは、株式投資における一株あたりの配当金の割合を示しています。株式では保有することで得る配当金と、貯金では預けることで得る金利ですが、同じように不労所得の位置付けとなります。今、貯蓄には貯金ではなく株がおすすめの理由も、この配当金と金利に関係しています。資産を上手に増やすためにも、両者の違いについて理解しておきましょう。

株の平均年間配当利回りは2%前後

日本国内の上場企業全体では、平均年間配当利回りは2%前後となっていますが、1%しかない企業から4%を超える高配当利回りの企業も中には存在します。利回りが4%ということは、例えば株価が1000円のとき、配当金は40円となりますので、100万円の株式を保有していれば4万円の配当金を受け取ることができます。
利回りの求め方は、一株の年間配当金を現在の株価で割った数値となるため、株価が下落してしまうと、逆に利回りが上昇する形になります。企業が配当金の還元を少なくするリスクを伴いますが、株価の値上がりを待つよりも配当金の方が確実性が高いことから、配当利回りを重要視する投資家もいます。
なお、配当金は企業の業績によって左右されるインカムゲインですので、増えることもあれば減ったりなくなることもあることを理解しておきましょう。

銀行の金利は超低金利

現在、銀行の金利は普通預金で0.01%となり、定期預金にしても0.200%程度です。例えば0.01%の場合、100万円預けたとして、1年間の利息はなんと100円です。さらに税金がかかりますので、ほぼゼロ円と考えてよいでしょう。つまり、貯金をしていても運用としてはほとんど意味がなく、資産はほとんど増えないということになります。
超低金利になる以前、ローリスクの投資先として誰もが銀行に預けて利息でお金を増やしていましたが、今現在、銀行は生活費を置いて置く場としての役割以外にお金を増やすという役割はほとんど機能していないと考えてよいでしょう。先述した株の利回りと比較しても一目瞭然です。
このことからも、今株式投資への注目が集まっている理由が理解できます。もちろん、銀行での貯金はほとんどリスクがありませんので、株式投資のようにリスクを抱える心配は無用ですが、増える見込みもほぼありません。将来に備えてもっとお金を運用したいという方には不向きと言えます。

株式投資の始め方

株式投資の始め方について紹介します。初めは難しく感じるかもしれませんが、株の始め方は順を追って見てみるとそれほど手間がかかる作業ではありません。1つ1つ確認しながらスタートしてみましょう。まずは株式投資をどのように始めればいいか、おおまかな流れを把握しておくといざ始めるときにスムーズに行うことができます。

証券会社に口座を開く

株式投資を始めるにあたり、運用するお金を入れておく口座を作る必要があります。証券会社は、ネット専業の証券会社と店舗型証券会社がありますので、それぞれの情報を集めて比較し、自分にあったところを選ぶことが大切です。
証券会社の口座には3種類あり、特定口座には、源泉徴収ありとなしの2種類で、もう1種類は一般口座となります。特徴として、特定口座(源泉徴収なし)は確定申告に必要な年間取引報告書を作成してもらうことができますが、一般口座は年間取引報告書を自分で作成する必要があります。

開設した口座にお金を振り込む

証券会社の口座を開設したら、その口座にお金を振り込みます。口座に残高がなければ株を購入することができませんので、売買手数料も含めて必要となる金額を入れておきましょう。入金方法には即時入金できるインターネットでの入金や、銀行振込となるATM入金、ゆうちょ銀行なら振替入金があります。
便利でおすすめの入金方法はインターネット入金で、オンタイムで反映される上、平日であれば24時間対応となりますので待ち時間もなく簡単で非常に便利です。利用している銀行口座がネットバンキングに対応していない場合は、ネットバンキングサービスに申込み、利用できるようにしておく必要がありますので注意してください。

購入する株を選ぶ

株を購入する準備が整ったら、購入する株を選びましょう。初めて株を購入する場合は、身近でよく知っている会社から選ぶことをおすすめします。知っている会社であれば情報も得やすく、初心者でも親しみを持って選ぶことができます。株式投資の基本は、株を安いときに購入して高く売ることにあります。
安い株を選ぶポイントは、将来成長するかどうかの可能性を考え、今の水準なら安いと思えるもの、さらに、本来の価値に比べて安値をつけているもののように、今現在その株に割安感があるかどうかで選択する方法です。インカムゲインである配当金を得たい場合は、配当利回りが3~5%以上のものを選ぶと有利です。

株が決まったら証券会社に注文をする

購入したい株が決まったら、証券会社に注文をします。注文方法は3パターンあり、価格を決めて購入する「指値注文」、今購入できる価格で即購入する「成行注文」、条件を決めて購入する「逆指値注文」という方法です。逆指値は便利な方法ですが証券会社によっては使えない場合もあるため、基本的に「指値注文」か「成行注文」の方法で注文をします。

株式投資を始める流れ
1.証券会社に口座を開く
2.開設した口座にお金を振り込む
3.購入する株を選ぶ
4.株が決まったら証券会社に注文をする

株式投資を始める時の注意点

株式投資を始めるにあたり、留意しておくべき注意点がありますので、必ず確認しておいてください。株式投資は貯金とは違い、ある程度のリスクが伴うことを覚悟しておく必要がある金融商品です。それ以外にも、株式投資には落とし穴がありますので、以下の点に注意して株式投資を始めるようにしましょう。

株式投資はリスクが伴う

株にかぎらず、すべての投資にはリスクがつきものです。特に株式投資はハイリスク・ハイリターンとなりますので、株式投資を始めるなら、そのことをしっかりと理解しておかなければいけません。株に投じた金額以上のリターンを得ることもあれば、株価が落ちて損失となる可能性も十分にありえます。大きなリターンを期待できるほど、リスクも高くなるという認識をしておきましょう。
利益を求めて欲を出しすぎると、大きな損失を招く恐れがあるため十分に注意が必要です。リスク回避のためには、株主となった企業の情報収集と冷静な判断力を要しますが、初心者の場合は実践を積んで勉強しましょう。ハイリスク・ハイリターンの資産運用方法には、株式投資をはじめFX、不動産投資など、ローリスク・ローリターンなら預金、債券などがあります。

投資詐欺にあう可能性がある

ニュースでも度々耳にする「投資詐欺」とは、投資家に言葉巧みに近づき、大金を騙し取る詐欺行為です。特に、最近の投資詐欺の手口は実に巧妙で、投資に詳しくても騙されることがありますので、うまい話に騙されないように注意しましょう。近年増えているのはインターネットを使った投資詐欺になります。
インターネットを使った株投資は気軽で便利ですが、その気軽さゆえに、「必ず儲かる」という言葉に惑わされ、高額な自動売買のプログラムを買わされたり、高額な利用料を騙し取られたりする被害が続出しています。特に株式投資の初心者は詐欺のターゲットになりますので、うまい話には乗らないように注意しましょう。株に「必ず儲かる」方法は存在せず、簡単に大金を儲ける話はほぼ詐欺だと認識しておく方が賢明です。

確定申告が必要

株式投資で得た収入には税金がかかりますので、確定申告をする必要があります。ただし、源泉徴収あり口座であれば確定申告は不要です。株式投資では、利益に対して20.315%の課税となり、所得税が15.315%の税率で、住民税が5%という内訳になっています。一般口座で株取引をしている人は自身で年間取引報告書を作って確定申告をしなければいけません。
年間取引報告書は、株を売却して得た収入金額や取得費などを記載する書類で、自身で作成するのはかなり面倒な作業となります。売買履歴を見ながら書類作成するのが面倒という方は、株式投資のために証券会社に口座を作る際には特定口座を選択するとよいでしょう。特定口座であれば、証券会社が年間取引報告書を作成してくれますので確定申告がとても簡単です。

株式投資を成功させるためのポイント

株式投資を成功に導くポイントについて紹介します。株式投資に「必ず儲かる」はありませんが、成功させるためのコツはあります。株に失敗して大損してしまうと、将来のための貯金どころか人生が狂ってしまう恐れがありますので、安全に株式投資を行うためにも上手に投資するポイントについて押さえておきましょう。特に難しいことではなく、株式投資をする人なら心構えとして最初に知っておくべき知識となります。

少額から始める

株式投資についての知識が浅いうちから多額の投資をしてしまうと、株価が下がったときに上手に対処できずに大きな損失となる可能性があります。初心者の場合は、初めは勉強のつもりで少額投資から始めることをおすすめします。株式投資に慣れてきたらステップアップしていくとよいでしょう。
また、株式投資は無理にお金を作って運用すると何かあったときのリスクが大きくなりますので、余裕資金を使って投資する方が賢明です。株式投資はハイリスク・ハイリターンのため、元本保証はなく相応のリスクがあることを理解し、リスク回避を想定して行う必要があります。不測の事態に備えてお金を残しておくためにも、株式投資は余裕資金を使って行うようにしましょう。

一つの銘柄だけに投資することは避ける

こちらも株式投資の基本ですが、1つの銘柄に絞って投資資金を投入するのは厳禁です。1つ銘柄だけだと株価が値下がりしたときに、大損失を出す恐れがありますので避けるようにしましょう。目安としては、一銘柄の投資は自己資金の20%程度にしておくことで、リスクを最小限にできます。
どれだけ大企業で安定株と言われていても、いつ何時株価が急落してしまうかわかりません。株式投資にはリスクがつきものですので、常にリスクについて念頭に置いて行動することが成功のカギを握っています。また、余裕資金がたくさんあるからとつぎ込むのも危険です。安全に投資を行うために、1つにつぎ込まずに分散すること、さらにタイミングを分けることがポイントとなります。

相談窓口を利用する

初めて株式投資をする方で、不安や疑問点がたくさんある場合には、投資のプロに相談してアドバイスを求めることをおすすめします。わからないまま進めてしまうと失敗する可能性が高くなります。周りに株式投資に詳しい人がいない場合は、銀行など金融機関の窓口の利用がおすすめです。
ただし、窓口営業員の場合は営業トークになりがちですので、自分たちに利益のある銘柄を勧める傾向があります。相談する相手に利害関係がある場合には、注意しながらアドバイスを聞くようにしましょう。

フィナンシャルプランナーに相談する

ファイナンシャルプランナーとは、資産運用についてアドバイスを行う専門家を指します。株式投資を成功させるために、適切なアドバイスを求めるのであれば、ファイナンシャルプランナーに相談する方法もおすすめです。なお、銀行や証券会社の社員の場合は、自社に有益になる商品を勧めがちになってしまいますが、独立系のファイナンシャルプランナーであれば、中立の立場としての意見を聞くことができます。
ただし、ファイナンシャルプランナーへの相談は有料です。無料相談できるファイナンシャルプランナーもいますが、その場合はどこかの金融機関と契約しているケースがほとんどとなり、アドバイスが偏りがちになることを知っておきましょう。

投資セミナーに参加する

投資に関する知識をより深めたいという方は、投資セミナーの利用がおすすめです。無料で参加できる投資セミナーも開催されていますので、参加できるセミナーがあるかどうか、情報チェックをしてみてください。投資セミナーにはそれぞれテーマがありますので、自分が勉強したいテーマのものを選択しましょう。

株式投資をすることで貯金よりも資産を増やすことができる

超低金利から抜け出せない現代では、貯金をしたところで利息はほとんど期待できません。株式投資であれば貯金よりも多く利益を生み出すことが可能です。成功するためには株式投資のリスクを理解し、タイミングをずらして分散投資を行うなどポイントを押さえて行うことが大切です。
わからないことは金融機関の相談窓口やファイナンシャルプランナーに相談してみましょう。今まで資産を貯金だけしてきたという方は、増やすことを目的に株式投資を始めてみてはいかがでしょうか。

この記事のライター UKANO 編集部

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