デビットカードのデメリットとは?作る前に確認しておくべきこと

November, 20, 2018

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デビットカードにはどんなデメリットがあるのか知りたい

「デビットカードとはどのようなものなのか」「デメリットやメリットとは?」「どこのカードがおすすめなのか教えてほしい」このようなに思っている人も多いのではないでしょうか。
デビットカードは口座から直接引き落とされる仕組みです。

デビットカードは、使えない時間帯があるなどのデメリットがありますが、一方でポイントが貯まるなどのメリットもあります。
デビットカードを作る前にこのメリットとデメリットを知り、デビットカードというものについてしっかりと理解した上でカードを作りましょう。

口座からすぐに引き落とされる 

デビットカードとは、VISAやMasterCardなどの国際ブランド加盟店で、クレジットカードのように国内外のショッピングやネットでのショッピング、ATMなどで使えるカードです。

その一番の特徴は、決済のときに代金が銀行口座から即座に引き落しになるということです。
つまり、口座の残高の範囲内でしか利用できないという特徴のカードなのです。
支払いの仕組みが違うクレジットカード一種がデビットカードという風に覚えておきましょう。

デビットカードのデメリットについて

一見クレジットカードにとても似ているデビットカードですが、その中身には大きな違いがありまs。
この2種類を比較すると、デビットカードのデメリットも分かってきます。

カードを作る際には、この2つのカードの仕組みと違いをよく理解してから作成の手続きをするとよいでしょう。
これは、将来のカードのトラブルを避けるためにも必要なことなのです。

デビットカードの主な特徴は、カードによっては利用できない時間帯があること、ショッピング補償額に上限が設けられてこと、また支払いは全て一括払いになること、などがあります。
そして、場合によっては使えない時間帯があったり、キャッシング機能もついていないカードがほとんどなのです。

さらにデビットカードは、ポイント還元や特典がクレジットカードと比べるとあまりその率がよくないということも挙げられます。
またETCの発行については、全てのデビットカードができる訳ではないことなども知っておきましょう。
これらの点について詳しくみていきます。

カードによっては利用できない時間帯がある

デビットカードは、全てのカードが使用不可の時間帯を設けている、ということではありません。
例えば、楽天が発行している「楽天デビットカード」は24時間いつでも使うことが可能なデビットカードです。

一方で、みずほ銀行の「みずほJCBデビット」は、土曜日の22:00~日曜日の8:00迄、及び毎月第1、第4土曜日の3:00~5:00までの時間帯は使用することができません。

知らずにデビットカードで支払おうとすると、その場で困ってしまうかもしれませんね。
デビットカードを作る前に、使用可能な曜日と時間帯についていま1度確認する必要があるのです。
または、全ての曜日と時間帯で使えるカードを選ぶという方法もあります。

ショッピング補償額に上限がある

ショッピング補償額とは不正にカードを利用されたり、買った商品に問題が合ったときなどに、その損害を補償するものです。
こちらはデビットカードとクレジットカードで大きな差があります。
例えば、上であげたみずほデビットカードでは、海外のみで年間最大100万円までを補償します。

また、クレジットカードのみずほマイレージクラブカードあれば、国内外を問わずカードで購入した商品の破損などによる損害を購入日より90日間補償されます。

これは、もし海外で200万円を不正に利用されたときなどを考えると、デビットカードでは100万円が自腹となりますが、クレジットカードなら全額が補償されるということです。
盗難などのトラブルや万が一のことを考えると、デビットカードの方がよりリスクが高いといえます。

支払いは全て一括払いになる

残念ですがデビットカードでは、分割払いやリボ払いはできません。
クレジットカードであれば後払いなので利用できますが、デビットカードは口座から即払いするという性質のカードであるため行えません。
一括では支払いたくないというのであれば、クレジットカードを利用するほかありません。

場合によって使えない時がある

以下の5つではデビットカードで支払うことができない、もしくは扱っているところが少ないです。

  • 1.高速道路料金
  • 2.飛行機の機内販
  • 3.ガソリンスタンド
  • 4.紙伝票での決済
  • 5.月々の支払い

この5つでなぜ利用ができない場合などがあるのかというと、まずは1.のように高速道路料金がカードで支払えなかい事を考えると、道路の渋滞が発生するかもしれません。
また、2.の項目の「飛行機の機内販」については、オンライン決済などができないためと言えます。

3.の「ガソリンスタンド」と4.の「紙伝票での決済」では瞬時に決済を終えられないため、トラブルを生むことがありますので、充分に注意して使用するようにしましょう。
また、5.の「月々の支払い」でなぜ使えないのかというと、通帳の残高不足があるときに支払が行われないと問題になるためなのです。

このようにさまざまな理由から、デビットカードが利用ができなかったり、注文したサービスが受けられないということもあります。
カードを発行する前に、そのカードの内容がどうなっているのかをよく確認してみましょう。

キャッシング機能がない

急にお金が必要な場合、クレジットカードならキャッシング機能があるため、限度額の範囲内でキャッシングを行い現金を入手できます。
しかし、デビットカードは口座から即払いするためにキャッシング機能がないので、現金の用意ができません。
キャッシングをしたいならクレジットカードを利用すべきです。

ポイント還元や特典があまりよくない

具体的には、クレジットカードでは「還元率1%」が当たり前で、入会時に数千円分の特典が付きます。
しかし、デビットカードには入会特典などなく、ポイント還元率が0.5~1%程度とやや劣っています。
ポイントを最大限貯めたいというならクレジットカードの方がよいでしょう。

ETCの発行ができない

基本的にはデビットカードでは発行できないと考えておいてください。
ただし、現在は北國銀行のVISAデビットのみ対応しているので、ETCの発行をしたければこちらを利用してください。

逆にデビットカードのメリットとは

デビットカードのデメリットについては上で理解したことでしょう。
では、どんなメリットがあるのかもここで把握しておきましょう。

メリットとしては、使いすぎることがないことやポイントが貯まること、また発行手数料と年会費が無料であること、ATM に行く必要がないこと、そして海外でもATM を利用できること、などの5点があります。
ここではこれらについて詳しくみていきましょう。

使いすぎることがない

デビットカードは口座から即払いするので、使える額はおのずと決まってきますし、口座の入金額が少なければ残高不足と判断されて利用できないこともあります。

つまり、後払いのクレジットカードのように支払い能力以上まで使いすぎてしまうことがないということです。
あなたがお金の管理をあまり上手にできないないなら、デビットカードの方が管理がしやすいでしょう。

ポイントが貯まる

ポイントがどのくらい貯まるのかはカードにもよりますが、買い物だけでなく公共料金や携帯電話料金の支払などでもポイントが貯めることができます。

デメリットで解説したようにクレジットカードとは差がありますが、現金で払うよりはお得なのは間違いありません。
ポイントを貯めてあなたのプライベートや家族のために使うことなど、より生活を充実することができるでしょう。

発行手数料と年会費が無料

例えば、上であげた楽天デビットカードでは、年会費などが無料となっています。
他のカードでも同様に無料にしていることが多いので、カードを作ったことで出費が増えることはないでしょう。
ただし、カードによっては有料のものもあるので、発行の際にはしっかりと確かめてから申し込んでください。

ATM に行く必要がない

現金を利用していれば、ATMなどで並ぶなどして時間を使ってお金を下ろさなければなりません。
そのときの時間帯によっては手数料がかかったり、利用できないこともあるでしょう。
しかし、デビットカードあれば現金の支払いと同じなのにそもそもATMに行く必要がなく、手数料も発生しません。
手間と余分な出費を抑えることができるということです。

海外でATM を利用できる

海外でATMを利用してお金を下ろすときにもデビットカードなら可能です。
しかも提携ATMで口座から現地通貨で引き出すことができるので、両替などは必要ありません。

このことは、海外旅行中などにお金が必要になったときには非常に便利で助かります。
しかし、残高照会や入金は利用することができません。
あくまでも引き出せるだけの機能がついているのです。

おすすめのデビットカードの紹介

ここまでデビットカードのデメリットとメリットについてさまざまな特徴やメリット・デメリットをみてきました。
しかし、実際に自分で持つときにはどのようなカードがよいのかはわからないかもしれませんね。
ここではおすすめのカードをピックアップしてみます。
実際に今後カードを発行ときの参考にしてみてください。

なお下記の2種類のカードは、どちらも還元ポイントが高いものと年会費無料であるものを中心に選んでみましたので、その詳細をみていきましょう。

セブン銀行デビット付きキャッシュカード

セブン銀行デビット付きキャッシュカードはセブン銀行が発行しているカードです。
その特徴は、ポイントカードであるnanacoカードとデビット機能が付いているキャッシュカードが一体となっているという点が挙げられます。
また、ポイントの仕組みですが、JCBの加盟店であればポイント還元率0.5%がつきます。

また、このデビットカードは、デニーズやSEIBU、SOGO、7netなどのセブン&アイグループなら還元率1.0%です。
セブン-イレブンでの利用であれば、ポイント還元率1.5%とより高くなります。

もし普段の生活の中で、セブン-イレブンや系列店を頻繁に利用する人であるならうってつけのカードでしょう。
さらに、年会費は永年無料ですので、セブン銀行での振込みや口座振替の取引でもnanacoポイントが貯まります。

なお、2018年11月以降は、セブン銀行での給与振込や振込入金、口座振込、振込出金、ネット決済サービス、海外送金を行った際のポイントが初回を除き付きません。
この仕組みを充分に理解した上で、注意して利用してください。

【参考:https://www.sevenbank.co.jp/personal/account/jcb_debit/

楽天銀行デビットカードJCB

楽天銀行デビットカードJCBは楽天銀行が発行しているデビットカードです。
このカードのポイントの仕組みは、楽天市場を除いてコンビニやスーパー、家電量販店などで使うと「楽天スーパーポイントが100円につき1ポイントの還元率1.0%」が付いてきます。

また、楽天市場で買い物をする際には、楽天銀行デビットカードJCB利用ポイント1%にプラスして楽天市場利用ポイント1%が追加されます。

トータルで得られるポイント還元率は2%と非常に高くなります。
また、発行手数料や年会費は無料ですので、獲得したポイントはデビットカード利用時にも1ポイントを1円から利用することができます。

新規の入会時のみの特典ですが、規定に沿った申し込みを行いカードを作成して利用することで、1,000ポイントがプレゼントされます。
もし楽天市場で買い物をよくするというのであれば、発行しておくと便利で損をしないデビットカードなのではないでしょうか。

【参考:https://www.rakuten-bank.co.jp/card/debit/jcb/

自分に合ったデビットカードで便利に利用する

ここまで、デビットカードのデメリットやメリットなどについて詳しくみてきました。
デビットカードは口座から即払いというカードで、使えない時間帯やショッピング補償額には限度額があるなどの特徴とデメリットがあります。

また、デビットカードのメリットは、クレジットカードと比べ使いすぎることがなくポイントが貯まること、などがあります。
クレジットカードとデビットカードではそれぞれのメリットとデメリットがあります。

大切なことは自分の使い方に合ったデビットカードを使い便利に使用できるかどうかということです。
デビットカードを使い、快適なキャッシュレス生活を送ってみてはいかがでしょうか。

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