女性の平均年収、みんなどのくらい稼いでる?アップさせる方法とは

女性の平均年収、みんなどのくらい稼いでる?アップさせる方法とは

ビジネス 2018.02.09

女性の年齢ごとの平均年収と中央値

20代で324万円

20代女性の1年間の平均年収は約324万円です。総合では346万円で、女性だけに限らず男性も、社会人となりともに仕事について間もない頃ですから、男女の差はあまりありません。20代で仕事を始めることが一般的で、まだ、仕事を覚える段階でもあり、自然な数字ともいえます。

比較的低い理由のひとつとして、まだ非正規雇用として働く人が多い年代というのもあるでしょう。しかし、他の年代と比べると少しづつですが、年々増えている傾向があります。新卒の正社員の募集がより増えていけば、20代女性の年収もさらに上がってくると考えられます。

30代前半で390万円

30代になりますと、まず前半では390万円です。仕事に慣れてきて、信頼関係もでき始め、役職ももらえるようになるため、20代からの違いはさほど大きくありませんが、経験とともに少しずつ上がっています。余裕ができ始め、仕事が楽しいと思えるようになる頃でしょう。

パートなどの非正規雇用から、正社員などの安定した仕事に就く方が増えてくる年代であることも影響しているといえるでしょう。30代前半までは、比較的ゆるやかな変化となります。ここまでは、女性も男性と同じように順調に仕事のスキルをあげられる年代でしょう。

30代後半で405万円

後半は、結婚や妊娠、出産をして仕事から離れる方が多くなるため年収としてはあまり増えることなく、ほとんど変わらない405万円です。30代前半までは右肩上がりに増えていた年収がおだやかになっていき、女性にとっては、人それぞれで生活の環境が変わってくる年代となります。

会社での立ち位置はさらに後輩を指導する中堅社員となるものの、育児などの理由から正社員として働くことが難しくなってくるということもあります。そのため女性は、このあたりから一人ひとり年収の差もでてくるといえるでしょう。

40代で425万円

育児がひと段落して、また仕事に復帰してくる方が増え始める40代。平均年収は425万円で、仕事を続けていた方も、さらに管理職などに出世することから、年収も上がってきます。

男女総合では、541万円で、20代から30代のときよりも高くなってはいますが、女性の場合、男性同様出世がある一方で、仕事復帰したときに家庭との両立のためパートや派遣社員となっている背景があり、それが女性の年収が総合より低い原因となっています。企業のなかで産休や育児休暇が取れやすくなれば、40代女性の年収も、もっと上がってくると考えられます。

50代で461万円

50代前半までは、増えていく傾向ですが、女性は30代の頃に出産や育児で仕事を離れることがあるため、50代で461万円という、それまでとあまり大きな変化がない数字です。20代から50代まで、上がってきてはいますが、まっすぐな上がり方ではありません。

比べますと男性の場合は、一定に仕事を続けてきている分、年収は上がってきています。そのため総合は、661万円となり、その一方後半は、早期退職者も出るため、あまり上がらないようです。これは女性も男性も同じです。年収が上がるのは、50代前半までといえるでしょう。

中央値は300万円~360万円

日本女性の年収の中央値、つまり平均年収とは別に、年収の高い人から低い人まで順番に並べたときの真ん中の人ということになりますが、その値は、約300万円~360万円となっています。

年収が高い人が平均年収を上げていますが、日本の女性年収は、この300万円~360万円ということになり、その中には、正社員だけでなくパートや派遣社員も含まれています。女性は出産や育児で、正規雇用で働き続けることがむずかしいので、中央値もそれほど高くないという結果になっています。どの年代も、中央値より平均年収のほうが高く、これは女性がさらに働きやすい環境が整えば、その差も少なくなって来るのかもしれません。

女性の職種ごとの平均年収

専門職で536万円

職種別で平均年収見てみますと、監査法人や専門事務所、コンサルティングファームなどの専門職がとても高く536万円です。監査法人で働く公認会計士などは、医師や弁護士などと同じ難易度の高い国家資格取得者になります。

このような職種に就いている人は、社会の女性全体のなかではかなり少数で、つまり高収入を得ている女性はとても少ないということです。学歴がすべてではありませんが、やはりこのような大卒などの高学歴の募集が多い職種が、より年収が高くなっているということが考えられるでしょう。

企画や管理で439万円

次に多いのが企画や管理で439万円です。会社全体に関わる企画や管理をする仕事なので、責任も大きく幅が広いため高い年収に繋がっているといえます。

しかし、やはり、こちらも女性全体でみると、このような仕事に就けている人はごくわずかです。高い年収が目指せる職種というのは、スキルもより必要になりますし、高学歴がもとめられてしまいます。長く働き続けられるためにも、出産や育児がある女性に、より社会が理解してくれるようになればもっと増えるのかもしれません。

技術系で401万円

3番目は技術系で401万円となっています。特に大手の企業になるほど年収が高い傾向がある技術系。具体的にはITや通信ですが、このような職種はどの企業も若手が多く、管理職が少ない傾向があるため、出世の道も開きやすいということがあります。また、勤務先は、医療品メーカーや金融系など幅広くあり、なかでも金融・保険系が、もっとも年収が高い結果です。

パソコンや通信機器なども年々普及していく一方で、なくなることもないものですので、長く働ける期待も大きですし、仕事の量も多く、それに伴って年収も今後高くなることが予想されるでしょう。

?営業系で379万円

女性らしい心くばりや、やわらかい物腰がお客さまへの対応に生かせる営業は376万円です。やはり、高学歴の方が採用されやすい分、一般的な接客業よりも高くなっています。

どんな企業にも営業部門はありますが、特に海外営業がもっとも年収が高く、語学力を生かして働けますし、募集も増えています。長く続けられれば、高い年収に繋がりますが、一度育児などで離れてしまうと再度正規雇用で復職するのは難しいというところがあります。しかし、勤務先の幅も広いですし、上記に述べましたとおり、内容は女性に向いている仕事とともいえるでしょう。

金融系の専門職で354万円

そして、5番目に多いのが金融系の専門職で354万円です。金融系には、銀行や証券会社、保険会社などがあり仕事の内容もさまざまです。とても高い年収というほどではないかもしれませんが、ある程度一定の収入を得られ続ける職種ではあります。そして、証券会社では会社によって差がありますが、大手の保険会社や銀行では、さらに高い年収となっている結果のところもあります。

金融系全体としては、従来より、安定して長く働けることと、高収入が期待されるため、就職希望する女性も多く、そうしたことが平均年収の高さに繋がっていると思われます。

女性が年収をアップさせるポイント

正社員として就職する

生活に困らない程度の収入があっても、やはり、より多くもらえるにこしたことはありませんよね。そのためには、パートや派遣社員などの非正規社員より正社員になることでしょう。

とはいえ、思い通りに無事に就けるのが、なかなか難しいのが正社員。出産や育児などがあったりしますと、その後はどうしてもパートにならざるを得なかったりもします。結婚願望のある女性は、なるべく、20代の就職活動の時点で、産休や育児休暇の充実している企業を選ぶことがポイントです。

プロのキャリアアドバイザーに相談する

どうすれば収入アップできるか悩む場合は、キャリアアドバイザーに相談するのもよい方法です。キャリアのプロですから、最適なプランを考えてくれます。主に、転職支援会社や転職サイトに所属していて、メールや電話、直接面会など、いろいろな方法で相談することができます。詳しくは、それぞれの会社やサイトで確認してみましょう。

転職などを考えるときは、職務履歴書の書き方も指導してくれますし、面接の対策や希望にあう企業の探し方などもサポートしてくれます。転職を希望しなくても、一度相談するだけでも年収アップの手がかりが見つかるかもしれません。

?スキルを身につける

スキルを身につけることは、仕事をしていくうえでとても強みになります。資格をとることがその方法のひとつですが、資格にもさまざまな種類があります。

なかでも、国家資格をもっていると年収アップは確実。出産などで一度職を離れても、正社員に戻りやすいですし、短時間の労働で高く稼げるメリットがあります。社会人となってから国家資格をとるには、働きながら勉強をしなければならないので少し大変ですが、自分のスキルを上げるために挑戦してみるのもよいでしょう。会社によっては、資格を取るまでの間、休職可能というところもありますので、上司や先輩に相談することも大切にしましょう。

昇級試験に挑戦する

昇級試験制度のある企業でしたら、合格できれば、年収も上げることがます。企業によって違いがあり、なかなか受からない難しい内容の場合もありますが、大抵は何度も受けられるようになっています。

仕事で大いに力を発揮するためにも、昇級試験を受けることは、よいことが多いでしょう。昇級ですから、上の試験に受かれば受かるほど、高収入につながります。責任が増えたりすることもある半面、時事問題などさまざまな知識も身に付き、会社に自分のことをより知ってもらうきっかけにもなります。試験には、筆記や面接、論文のほかに日々の勤務態度なども含まれることがあります。

年収の多い職業に転職する

思い切って、転職を決断するのはどうでしょうか。収入が多くなる弁護士や医師などになるには、国家試験もあり、ハードルが高いかもしれませんが、転職だからこそ、新しい自分に出会い、新しい道に進むつもりでそのような職種に挑戦をするのもよいかもしれません。

仕事を続けながらの転職活動など、悩んだりうまくいかない場合は、プロのキャリアカウンセラーを利用すれば、転職のスムーズな方法も教えてくれます。年収の多い職業を目指して、転職活動が挑戦できる女性の生き方を、自分の手で作れたらよいですね。

年収を上げて生活を豊かにしよう

女性は、結婚をする人としない人によって、働き方も変わってきますから、年収も男性より変化が大きいですし、年代によっても違いがあります。

年収を上げる方法というのは、いくつかあるものの、すぐに達成するのは難しいかもしれません。しかし、働く女性として、負けずにいろいろなことに挑戦して、自分のお金を増やして生活をより豊かにすると人生がもっと楽しくなります。頑張って年収をアップさせて華やかな毎日を目指しましょう。

UKANO家計のクリニック 院長 鈴木雅博
この記事のライター UKANO家計のクリニック 院長 鈴木雅博

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