夫婦2人の場合の「食費の平均」とは。毎月、上手に節約をする方法。

February, 09, 2018

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夫婦二人で一ヶ月にかかる食費

一ヶ月の食費の平均

いままで一人暮らしをしていたときは、そこまで気にならなかった食費ですが、結婚を機に1カ月にかかる食費が気になってしまうという人もいるのではないでしょうか。
最近の夫婦の1カ月にかかる食費の平均は、外食費込で、2万8000円~4万円となっています。

夫婦2人の場合の1カ月にかかる食費に差があります。
特に、1カ月にかかる食費が2万円台と、少ない家庭は、一番お金がかかるお米や野菜を実家などから送ってもらっているケースが多くなっています。
逆に、共働きなどによって、なかなか料理を作る時間をとることができず外食が多い家庭は、1カ月にかかる食費が4万円を超えている家庭が多くなっています。

そのため、夫婦2人の場合の1カ月にかかる食費は、野菜やお米を送ってもらわない場合や外食をする場合は、比較的4万円近い食費がかかっている傾向にあります。

収入の15%が理想の食費

夫婦の場合の1カ月の食費にあてる金額は、収入の15%から多くても30%までが理想とされています。
そのため、月収が50万円の家庭の場合の食費は10%の5万円、月収が20万円の家庭の場合の食費は25%の5万円、月収が10万円の家庭の場合の食費は10%の1万円といったように、それぞれの家庭に合わせた金額を食費にあてることが必要になってきます。

しかし、節約を意識しすぎて、極端に食費を減らし過ぎてしまうと、身体だけでなく心も健康被害を起こしてしまう可能性があるため、食費の減らし過ぎには注意が必要です。

食費を節約するポイント

外食の回数を減らす

食費を節約する方法として、まずは外食の回数を減らすことがポイントです。
外食している家庭は、1カ月にかかる食費が5万円を超えてしまっていることが多い傾向にあります。
ファミリーレストランなどは、まだ比較的リーズナブルに楽しむことができますが、居酒屋などは注意が必要です。

居酒屋は、1品あたりの金額が高く、お腹がすいているとたくさん食べてしまい、その結果、会計も高くなりがち。
そのため、居酒屋に行く場合は、行く前に他のお店などでお腹に少しいれてから行きましょう。
食べ過ぎを抑えて、居酒屋でかかる金額を減らすことができます。

買い物は必要最低限に

1カ月にかかる食費が高くなってしまう家庭は、買い物のやり方を変えるだけで、食費を節約することができます。
食費が高くなってしまう家庭の多くは、買うものを決めずにスーパーで品物をみながら献立を考えたりすることが原因のひとつとしてあげられます。
スーパーで献立を考えながら買い物をしてしまうと、必要でないものも買ってしまいやすくなり、1回にかかる買い物の金額も高くなってしまいます。
このような買い物の仕方を繰り返すことで、1カ月にかかる食費も高くなるのです。

買い物の際に、余分なものを買うことで食費が高くなってしまうことを防ぐためには、献立を立ててから買い物に行くことがおすすめです。
スーパーに行く前に献立を決めておくことで、必要なものをはっきりと出すことができるため、余分なものを買ってしまうということが少なくなります。

まとめ買いでお得に購入

野菜など、すぐに傷んでしまうものは、まとめ買いをすることができません。
しかし、まとめ買いをすることができるものは、まとめ買いをしておくことで、食費を抑えることができます。
ですが、肉などのまとめ買いすることができるものは、スーパーで買うよりもネットなどを利用して、月1回程度の回数で買うことがおすすめです。
肉の場合は、購入後、真空袋に保存すれば2週間ほど保存することができます。
冷凍する場合は、ジップロックやサランラップを使用すると、簡単に小分けすることができ、冷凍庫に保存することができます。

また、冷凍することができない野菜などにおいても、スーパーで買うのではなく地元の市場の方が安く済むことがあります。

食費専用の財布を用意する

1カ月の食費が高くなってしまう場合は、サブ財布として、食費専用のお財布を用意することがおすすめです。
スーパーなどに行くと、ついついお菓子など余分なものを買ってしまいがちになります。
しかし、食費専用のお財布を作り、1カ月に食費として使うことができるお金をはっきりとわかるようにしておくことで、ついで買いや衝動買いを防ぐことができます。

また、食費専用のお財布を作っておくことで、食費以外で使うことがないため、残金を見て1カ月に使うことができる金額をはっきりと確認することができます。
そのため、残ったお金でやりくりするしかなくなるため、自然と余分なものを買うことを防ぐことができます。

定番食材中心に献立を考える

野菜の高騰などにより食費がかかってしまったり、ついつい、いろいろな食材を買ってしまうことで食費がかかってしまう場合は、定番食材であるジャガイモや玉ねぎ、にんじんを利用することで、食費の節約へとつなげることができます。
特に、ジャガイモ、玉ねぎ、にんじんは、料理の基本としてカレー、シチュー、肉じゃが、ポトフなど、ボリュームのある煮込み料理を作ることができます。
また、冷蔵庫に残った食材とも簡単に組み合わせて料理することができるため、節約に役立つ食材です。

また、長期保存することも可能なため、安い日にまとめ買いしておくことで、食費を節約することができます。

家庭菜園をやってみる

食費の節約をするために多くの人が実践していることが、家庭菜園です。
水菜やハーブ類、あさつきなどを育てることが人気となっています。
水菜やハーブ類、あさつきなどの葉物野菜は、スーパーなどでは高値で売られていることが多いため、自宅で作ることができれば節約へとつなげることができます。

これらの葉物野菜は、害虫がつきやすいと思われがちですが、種を撒いてから育てる時期に気を付けることで、防虫ネットを使用しなくても簡単に育てることができます。

夫婦二人暮らしの生活費の平均と理想

一ヶ月の生活費の平均

夫婦2人暮らしの場合の生活費の平均は、20代で24.86万円、30代で27.13万円が平均となっています。
また、20代夫婦の平均所得は、25.08万円、30代夫婦の平均所得は、54.94万円となっています。
この20代と30代の生活費にあてる金額の差は、20代と比べると30代のほうが管理職など役職である場合が多いため、世帯年収が増え、生活費にあてる金額も多くなっていることが考えられます。

平均的な生活費の内訳

20代夫婦と30代夫婦では、住居費や交通費や通信費以外にかかる生活費は、30代夫婦の方が多い傾向にあります。
中でも、食費と教養娯楽費などが多い傾向にあるため、30代夫婦の場合は、住居費や水道光熱費等の固定費を抑えて、その分休日のレジャーや外食を楽しんでいると考えられます。
毎月の固定費をおさえることで、遊びに使うお金をつくることができます。
また、住居費には、マンションを購入した場合、ローン以外にも固定資産税や管理費などが必要になってくるため、注意が必要です。

生活費の理想額

毎月の収入の中で生活費にあてる理想額は、収入の80%が理想とされています。
そのため、毎月の貯金にあてる金額は、収入の20%が理想とされています。
しかし、毎月の生活費にあてる金額や貯金にあてる金額は、家庭ごとの子どもの人数などの生活スタイルによって異なってきます。
そのため、なるべく節約をして余った分を貯金に回すことで、将来に備えることができます。

また、生活費にあてる金額など、各家庭によって優先順位が異なってくるため、夫婦で話し合っておくと、計画的なお金の使い方をすることができます。

二人暮らしの生活費を抑えるポイント

光熱費をチェック

毎月の生活費に大きく関係してくるのが、電気、水道、ガスの光熱費です。
住んでいる環境によっても大きく変わってきますが、全国の夫婦2人暮らしの場合にかかる光熱費の平均は、約2万円前後とされています。
また、このなかで電気代が半分以上を占めていることが多くなっています。

最近では、電力自由化のため、この機会に電気料金のプランの見直しをすることで、電気代を下げることができる場合があります。
また、日ごろから節水や節電を意識することで、少しの努力で光熱費を下げることにつなげることができます。

可能なものは見直す

家庭によっては、生命保険などの保険に加入している夫婦も多くなっています。
しかし、1カ月の保険料は約2万円前後と、高額な場合が多いです。
そのため、子どもが生まれたタイミングなどに保険の見直しをすることで、保険料を安くすることができます。

また、夫婦で携帯を使っている場合は、通信費もかかってしまいます。
ですが、最近では、格安SIMなどを利用することで、携帯代を安くすることができます。
少しでも携帯代を安くすることで、通信費を下げることができ、毎月かかる生活費を抑えることができます。

ATMに行く回数を決める

ついつい毎月の生活費が多くなってしまう人の中には、お金を使いすぎないように何回もATMで引き出している人がいます。
ですが、引き出す回数が多くなってしまうと、どのくらいのお金を使ってしまったのか把握することができないため、使いすぎてしまう原因となります。

そのため、ATMでお金を引き出す回数を減らすことで、お金の使いすぎを防ぐことができます。
また、お金を引き出すのは、週に1回、曜日を決めて引き出すことで、残ったお金でやりくりしようと意識することができるため、節約につなげることができます。

まずは自分の生活費をチェックしてみよう

ここまで、夫婦2人暮らしの場合の食費や生活費について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
毎月の食費にあてる金額を決める場合は、まずは自分の生活費をチェックする必要があります。
また、食費は各家庭の収入によって変わってくるため、自分たちに合った設定をすることが大切です。

毎月の生活費や食費がたくさんかかってしまう場合でも、少しの工夫をするだけで、節約につなげることができます。
上手に節約をして、楽しい夫婦生活を送りましょう。

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