ゴールドカードを空港のラウンジで使うにはどのカードが便利か?

September, 09, 2018

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様々なサービスがあるゴールドカード

ゴールドカードはバブル経済のときよりは価値が下がったといわれますが、それでも一定のステータスを持っています。
年会費が通常のカードより高いですが、その分サービスや旅行保険の補償額が良くなっています。

キャッシングの限度額が増えるほかに、ポイントが優遇されてポイント還元率が高くなったり、グルメ関係のサービスが新たに付いて、高級レストランのクーポンで食事が出来るようになるとか、旅行のサービスが良くなったりします。
普通のカードでは、旅行のサービスなどほとんど付きませんが、ゴールドカードならいろいろな優待を受けたりできるようになります。

ゴールドカードのサービスの1つの空港ラウンジ

ゴールドカードにはさまざまな特典がありますが、そのひとつに空港のラウンジを無料で利用できるようになる、ということがあげられます。
ところで、ラウンジとは何でしょうか?どんなサービスを受けられるところなのでしょうか?

多くのゴールドカードは国内空港ラウンジが使える

年会費無料とか、低年会費の色だけゴールドカードはちょっと厳しいと思いますが、(イオンゴールドカードでは羽田空港のラウンジのみ無料)一般的な、三井住友VISAゴールドカードのようなカードでしたらどれでも日本国内の空港ラウンジが、無料で利用できるようになります。
たいていはカードの本会員1名のみ無料で同伴者は有料です。
国内主要空港のラウンジではほとんどのゴールドカードが利用できるようになっています。

空港ラウンジとは飛行機に乗る人が使う特別な待合室

空港ラウンジとは、当日飛行機の出発前に、利用できる専用ラウンジのことです。
ですので、ゴールドカードで利用するに当たっては、当日の航空券とゴールドカードの両方を提示する必要があります。

ラウンジにも種類があり、ゴールドカードを提示して入れるのはカードラウンジと呼ばれるラウンジです。
フリーソフトドリンク、軽食(無い場合もあり)、新聞・雑誌、充電用電源、シャワー室(無い場合もあり)が付いていて出発までゆったりと休憩することが出来ます。

あとは航空会社ごとに設定されているラウンジがあり、エアラインラウンジと呼ばれます。
ファースト・クラスの乗客や上級会員のみが利用できる特別なラウンジです。
サービスはカードラウンジよりも上でフリーアルコールドリンクなども付きます。
一般ラウンジと呼ばれるところもあり、お金を払えばだれでも利用できるラウンジです、実はカードラウンジも、お金を払えばカードが無くても利用できます。

その他のゴールドカードの主なサービス

空港ラウンジのほかにも、ゴールドカードにはさまざまな優待が付帯しています。
普通のカードと比べると保険が付いたり、電話による問い合わせサービスが付いたりとさまざまです。
旅行に行くときは普通のカードよりも便利になるでしょう。

ゴールドカード専用のデスクが使える

これは、ゴールドカード会員専用のヘルプデスクのことです。
カード会社によりだいぶサービスは異なりますが、旅行やレストランの予約を取ったり、各種チケットの手配、病院の紹介などのサービスを行ってくれます。
プラチナカードのコンシェルジュほどサービスはよくないと思いますが、無いよりはまし、特に海外旅行中などは必要になってくるかもしれません。

手厚い付帯保険がつく

一般的なゴールドカードの場合、海外旅行での死亡・後遺障害保険は最大5,000万円~1億円です。
これは通常のカードと大きく違います。

問題は盲腸などで急に入院、手術といった場合です。
日本では健康保険でカバーされるためそれほどまでとは感じませんが、海外ではいきなり500万円の請求が来たりしかねません。
例えば三井住友VISAゴールドカードでは疾病・障害治療費用が最高300万円です。
まだ足りないかもしれません。
JCBゴールドカードでも同じです。
アメックス・ゴールドでも同じです。
大体、ゴールドカードではこれが水準なのかもしれません。

ゴールドカード専用のサポートが付く

年会費無料のカードおよび一般カードと、ゴールドカード会員専用のサポートセンターは別になっていることがほとんどなので、ゴールドカードのサポートセンターに繋がりにくいということは少ないと思います。
一般カードを持っている人とゴールドカードを持っている人の比率を考えればゴールドカードの保有率は大体15%程度と考えらるため、電話は格段につながりやすいといえるでしょう。
ちょっとしたカードの使い方に対する疑問などを相談するのに気軽でよさそうです。

空港サービスから選ぶゴールドカードの選び方

ゴールドカードの発行会社の違いによって、ラウンジ利用にしても、サービスが違ってくる場合があります。
それから、空港サービスは、ラウンジ利用だけではありません。
重い荷物をどうするかなど、帰りの足を考えるといろいろサービスの形態が考えられます。
簡単に見てみましょう。

海外の空港ラウンジも使えるカードを選ぶ

一般のゴールドカードなら日本国内の主要空港のラウンジサービスはほとんど付いています。
海外となると、韓国の仁川国際空港かハワイのホノルル国際空港くらいです。

そのほか海外で利用できるゴールドカードを探すには、プライオリティ・パス付きのゴールドカードを申し込むのが良いでしょう。
プライオリティ・パスとは会員証を提示するだけで世界120カ国400都市以上850カ所以上のラウンジを利用することができるサービスです。

アメリカンエキスプレス・ゴールド・カードは年会費無料で年2回まで無料でプライオリティ・パスのサービスを利用することが出来ます。
もうひとつは楽天プレミアムカードで、年会費無料、利用回数無制限で利用可能です。

あとはスカイチーム・ラウンジが利用できるゴールドカードです。
スカイチーム加盟航空会社のファーストクラスかビジネスクラスを利用する人およびスカイチーム・エリートプラス会員が利用できるラウンジです。
世界629カ所のラウンジを利用することができます。
デルタ スカイマイル アメリカンエキスプレス・ゴールド・カードの会員となると、デルタ航空の上級会員資格「ゴールドカードメダリオン」を入会特典として取得でき、そのサービスとして、スカイチーム・ラウンジが利用可能になります。

最後に正確にはゴールドカードではないのですが、ダイナースクラブカードがあります。
本人会員は無料で世界600カ所以上のラウンジを利用できます。

同伴者の空港ラウンジが利用料金で選ぶ

大抵のゴールドカードの家族会員も、ラウンジの無料対象になります。
三井住友VISAゴールドカードとJCBゴールドカードは、家族会員カードが最初の1枚は無料ですので、それを使えば実質2名無料で国内ラウンジを利用できます。

また、アメリカン・エキスプレス・カード(グリーン、ゴールド共)は国内28空港および海外2空港で同伴者無料でラウンジを利用できます。

空港サービスの充実さから選ぶ

旅行の帰りに重い荷物を持って家まで帰るのは大変です。
空港手荷物宅配サービスを無料または優待価格で行っているゴールドカードがあります。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード、JCBゴールドカード(一部条件あり)、新生アプラスゴールドカード、楽天プレミアムカード(トラベルコース)などで、空港は成田、羽田、中部、関西の4つ(例外あり)です。

また、出発時にタクシーで送迎してくれるサービスもあり、アメリカン・エクスプレス系のカードに多く付帯しています。
空港近くの駐車場に会員価格で駐車出来るサービスもあり、アメリカン・エキスプレス系列とダイナースクラブについていることが多いサービスです。

おすすめのゴールドカード

ゴールドカードは普通のカードと比べて色と年会費が違うだけではありません。
ゴールドカードにはどんな特色があるか、その種類を見てみましょう。

世界中の空港で使えるアメリカンエキスプレス・ゴールドカード

アメリカンエクスプレス・ゴールドカードは、国内主要28空港と、海外2空港のラウンジが無料で利用できます。
同伴者も1名まで無料です。
さらに世界400都市850カ所以上の空港ラウンジが利用できるプライオリティ・パスが年会費無料で申込めます。
年2回まで無料で海外の空港ラウンジを利用できます。

家族カードの年会費が1枚無料で、家族カード会員も年会費無料でプライオリティ・パスを申込めます。
こちらも年2回まで無料で海外のラウンジを利用できます。
ちなみに、アメリカンエキスプレス・ゴールドカードは初年度年会費無料です。

年会費が約2,000円の楽天ゴールドカード

こちらは、年会費が2,160円と安い楽天ゴールドカードです。
国内空港ラウンジの利用なのですが、2018年9月から改定になり、今までは何度でも無料だった利用料が、年2回まで無料ということに変更となりました。
ラウンジ利用については、あまりうまみが無くなったかと思います。

空港ラウンジ利用を目的とするのであれば、その上のランクの楽天プレミアムカードが、年会費は10,800円と高くなりますが、国内主要空港のラウンジが回数制限なしで利用料無料(同伴者は有料)となります。

またプライオリティ・パスの無料申込みができるので、海外の空港ラウンジが無料で、しかもプライオリティ・パスの中でもプレステージ会員相当のパスで何度でも無料で利用できるので、ラウンジ利用を考えているのならばこちらがいいでしょう。

海外旅行保険に家族特約もついているJCBゴールドカード

空港ラウンジのサービスについては普通(国内主要空港、会員本人のみ無料)ですが、海外旅行障害保険の保障額が最高1億円となります。
そのほかに家族特約がつき、家族カード会員でなくても死亡、後遺障害で最高1,000万円の保障がつきます。

国際線を多く使うならMUFGカード ゴールド

年会費2,000円程度で持てるゴールドカードですが、国内の空港ラウンジが使えます、ただし、利用できるのは国際線の空港ラウンジだけです。
海外出張が多い人には向いているかもしれせんが、あまり一般的なサービスではないような気がします。

自分に合ったゴールドカードを選ぼう

各社いろいろなゴールドカードを見てみました。
ラウンジ利用に限るならば、意外と楽天プレミアムカードが健闘しているのではないでしょうか、同伴者は有料になってしまいますが、世界中の空港ラウンジが回数無制限で無料で利用できるのは年会費を考えるとお得だと思います。

空港サービスの全般を見てみるとアメックス系のカードは、手荷物宅配便があったり駐車場のサービスがあったりと、ラウンジ以外でも優遇されます。
年会費はちょっと高いですが、ステータスなどを考えると良い選択肢でしょう。
保険で考えればJCBゴールドかアメックス・ゴールドかな、と思います。

自分が旅行や出張で飛行機を使うなら、国内出張が多いか海外出張が多いか、旅行ならば保険に家族特約があるか、日々の生活にも使うならばポイント還元率が高くレストラン系にも強いカードだったりするとうれしい人も多いでしょう。

まず、自分のライフスタイルを見つめなおして、どのカードが自分にとって有利になるか、じっくりと見極めてから申込みましょう。

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