apple payとマナカを比較検証。それぞれのメリットで選ぼう

apple payとマナカを比較検証。それぞれのメリットで選ぼう

カード 2018.09.10

apple payが使えるか気になるマナカ

2016年からサービスが開始されたApple Payの大きなメリットは「通勤通学時、改札で定期券を出さなくてよいこと」ではないでしょうか。便利な交通系ICカードをApple Payで使えたらどれほど便利かわかりません。交通系ICカードは全国各地にあり、相互に使えるものもありますがそうでないものもあります。
名古屋エリアを対象とする名古屋交通発行の交通系ICカード「manaca」もその1つです。manacaがApple Payで使えたらいいのにと考える人はきっと多いに違いありません。

マナカとは

「manaca(マナカ)」は、名古屋鉄道や名鉄バスなどに乗車する時に使える交通系ICカードで、他の交通系ICカードと同じように事前にチャージ(入金)すれば、カードリーダーにタッチするだけでお買い物や乗車ができる便利なカードです。

名古屋の交通icカード

manacaが使える交通機関は、名古屋市交通局の市バスと地下鉄、名古屋臨海高速鉄道のあおなみ線、名古屋ガイドウェイバスのゆとりーとライン、豊橋鉄道の渥美線・市内線、愛知高速交通のリニモと、名古屋鉄道・名鉄バスです。つまり名古屋の公共交通機関のほとんど、名古屋エリアに住む方を対象としています。

マナカはapple payに対応していない

まだ「ICカード」が一般的でない頃、名鉄や地下鉄・バスに使えて便利なカードとしてmanacaが登場しました。しかしその後、JR東日本が発行するSuicaが名古屋の交通機関で相互に利用できるようになり、さらにiPhone7の登場と同時にスタートしたApple Payに唯一登録できる交通系ICカードがSuicaでした。つまりmanacaはApple Payに対応していないのです。

対応するお店や自動販売機でも利用可能

manacaは、交通機関の乗車券と電子マネーが一体になったものです。乗車券としては、改札機やバス料金箱にタッチするだけで乗車でき、定期区間をうっかり乗り越してしまっても改札機が自動的に残額から精算してくれます。地下鉄の全駅で定期券が買えますし、市バス・地下鉄以外の交通機関ほとんどで利用できるのも大きなメリットです。
また交通系電子マネーが利用可能なお店や自動販売機でも電子マネーとして支払うことができます。そのためにチャージする場所も各駅やバスの車内、交通局サービスセンターやコンビニなど非常に多く、利用できる環境が広く整備されています。

名古屋市内での利用でポイントが貯まる

名古屋市バス・地下鉄アンドでの乗車に使った月ごとの利用金額に応じて「manacaマイレージポイント」が貯まります。ポイントは1カ月ごとに集計され、大人用manacaであれば月間15,000円以上の利用で還元率は13%、最も少ない2,000円以上5,000円未満でも10%と高く、対象の交通機関で乗車料金として使うことができます。

クレジットカードにも対応

manacaは、2018年3月14日からクレジットカードに対応し、そのカード「wellow(ウィロー)カード」に限り、オートチャージができるようになりました。wellowカードにはmanacaとの一体型クレジットカードと、独立したリンク型クレジットカードの2種類が用意されています。
オリコが発行しており、気になる年会費は初年度無料。2年目以降は税別1,250円ですが、オートチャージを含め年一回以上のカードショッピング利用で無料になります。ポイントサービスでの基本還元率は0.5%ですが、年間利用金額によってポイント還元率は最高で1%まで上がります。たまったポイントはギフト券などに交換して利用できます。

apple payに対応するsuicaを利用するメリット

名古屋エリアの交通機関で使える交通系ICカード「Suica」は、Apple Payに対応しています。manacaと比べてSuicaにはどんなメリットがあるのでしょうか。

残高確認がいつでもどこでもできる

Suicaの残高情報はICチップ内に保存されているため、残高確認やチャージには対応したICリーダー・ライターが必要です。以前は自動改札や自動改札券売機、乗り越し精算機・ビューアルッテ、コンビニのレジなどを使うか、WindowsパソコンやiPhone用のICリーダー・ライター「Pasori(パソリ)」を使うしかありませんでした。
それが今ではApple PayにSuicaを登録しSuicaアプリを使えば、通信できる場所ならどこででもiPhoneで残高確認やチャージができます。電車に乗った後や飲食店での食事中、お買い物中に残高不足に気づいても、不足分はその場でチャージできるようになったのです。

オートチャージに対応しアプリからもチャージ可能

朝の通勤ラッシュ時に改札を通ろうとして残高不足で引っかかってしまったことはありませんか。周りの冷たい目線が痛かったり、わざわざ券売機にチャージしに行く時間ももったいないでしょう。SuicaはiPhoneアプリからもチャージできますが、こんな緊急時には「オートチャージ」が使えます。
Suicaアプリではあらかじめ設定した残高を下回った状態でJRの改札を通ると、一定金額を自動でチャージしてくれます。ただし、そのためにあらかじめアプリを使って特定のクレジットカードを登録する必要があります。

お買い物や改札がスムーズに

朝のラッシュを経験した人なら誰もが「定期券出すのが面倒」「定期券を忘れた」といった経験があるでしょう。しかし今や定期券より必需品となったiPhoneを忘れることはおそらくありません。電車の中でチェックしていたiPhoneがそのまま「定期券」になるのは非常に便利です。
また定期券でなくても交通機関を利用するときは、乗車券を買う手間もiPhoneで特定の画面を表示させる必要もありません。また加盟店でのお買い物のときも、支払いはApple Payの画面を表示させてカードリーダーにタッチするだけの簡単操作です。お買い物や改札が、今まで感じたことのないくらいスムーズになるのです。

スマホだけでよいので荷物が減る

「ちょっとコンビニに行ってくる」というとき、あなたは最低限何を持って行きますか。ほとんどが財布とiPhoneではないかと思いますが、それがApple Payを使うとiPhoneだけですむようになります。
コンビニでは今ほとんどのクレジットカード・電子マネーが利用でき、その中にはもちろんSuicaも含まれています。もちろんSuicaを使ってもよいですし、登録した別のクレジットカードを使っても構いません。どちらにせよ財布が必要ないのです。自宅で過ごしている軽装で出かけるのであれば、この荷物の少なさはとても助かります。

自分にあったicカードを選ぼう

今までmanacaを使っていて、特に不便を感じないなら、貯まったmanacaマイレージポイントのことを考えるとそのままでもいいのかなと感じるかもしれませんし、通勤・通学にApple Payを使いたいならSuicaに変えなくてはなりません。manacaをSuicaに変えるにはポイントを使ってしまい、新たにSuicaを手に入れると同時に、オートチャージを使うならそのためのクレジットカードも申し込まなくてはなりませんからそれなりに面倒な手続きを覚悟しなくてはなりません。
大切なのはどちらがより便利か、メリットがあるかということです。名古屋エリア以外で使うこともあるのであればSuicaを考えてよいでしょうし、長年使い慣れているならmanacaのままでも構わないでしょう。ポイントやその還元率、使える場所と使うときの簡単さを1つずつ検討し、自分に合ったICカードを選びましょう。

この記事のライター UKANO 編集部

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