銀行からお金を借りる方法は?ローンの種類と特徴について知ろう
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いざというときに備えてお金を借りる仕組みを知ろう
銀行の住宅ローンや教育ローン、フリーローンなどお金を借りるのにもさまざまな種類があります。
しかし、ローンの種類や特徴をきちんと理解している人は少ないのではないでしょうか。
ローンの種類と特徴を理解していれば、すぐに必要なお金を準備することができます。
今回は、ローンの種類と特徴について解説していきます。
いまは必要ないと思っていても、知識を身につけていると、いざという時に役立ちますよ。
目的が明確な場合にお金を借りる方法
借りたお金の使用目的が明確に決まっている場合は「住宅ローン」「教育ローン」などのお金の用途を限定したローンを使用します。
ここでは、一般的によく利用される機会の多い「住宅ローン」「教育ローン」「マイカーローン」について解説していきます。
購入予定の住宅を担保に借りる住宅ローン
住宅ローンとは、購入する住宅を担保にしてお金を借りるローンのことです。
住宅は数千万円と非常に価格が高いので、現金ではなかなか買えません。
そこで、購入した住宅を担保にすることで、住宅の購入資金を借りることが可能になります。
担保とは、住宅ローンが返済できなくなった場合に銀行に渡すもの、と考えてください。
つまり、住宅ローンの場合は返済ができなくなると、住宅は銀行に取り上げられます。
銀行は住宅を売却した資金を返済額に当てることになるのです。
銀行側からすると、万が一返済できなくなっても、担保があるのでリスクが少なくてすみます。
貸したお金が帰ってこないリスクが少ないので、0.5?1.0%の低金利でお金を借りることができる仕組みです。
住宅を購入する際にお金を借りるときに使うのが、住宅ローンと覚えておきましょう。
子供の入学金や学費などのための教育ローン
教育ローンとは、教育関係にかかる経費に限定したローンです。
義務教育ではない、高校・専門学校・大学、もしくは私立の小学校や中学校などの入学金や学費に使えるローンとなっています。
奨学金と似ていますが、違います。
奨学金は毎月振り込まれ、借り主は学生本人で、返済は卒業後に行います。
教育ローンは保護者が借り主になり、一括で振り込まれます。
また、奨学金は入学してからの利用になるので、入学金などに当てられません。
この2つの違いをきちんと把握しておくことが大切です。
審査にはそれなりに時間がかかるので、子どもが義務教育を終える、もしくは私立に入学するより前に余裕を持って利用を検討しましょう。
車の購入のためのマイカーローン
マイカーローンとは、車を購入するためのローンです。
車は数百万円と価格が高いので、現金が用意できない場合に利用します。
マイカーローンはディーラーでも用意されていますが、銀行のマイカーローンを利用したほうが低金利でお得です。
銀行の審査のほうが少し厳しいですが、マイカーローンを申し込む際は、まずは銀行のマイカーローンを検討しましょう。
注意する点としては、銀行のマイカーローンは審査に時間がかかります。
車は学校の卒業や就職のタイミングで購入する人が多いですが、ギリギリに審査すると間に合わないこともあるので、数週間の余裕をもって審査を受けましょう。
銀行のマイカーローンの申請には、車の契約書や見積書が必要になります。
目的を明確にせずに借りられるフリーローン
目的が決まっていて、使用用途も限定される「住宅ローン」や「マイカーローン」と違って、借りたお金を自由に使えるのがフリーローンです。
具体的にフリーローンとは、どういったものかを解説していきます。
何に使っても良いお金を借りることができる
フリーローンとは、住宅ローンや教育ローン、マイカーローンとは異なり、使用目的が自由なローンです。
自由なので、家族旅行や生活費などにも使えます。
申請には運転免許証やパスポートなどの本人確認書類と収入があることを証明する「源泉徴収票」か「所得証明書」が必要です。
働いて収入があっても、満20歳以上でないと借りられません。
フリーローンは住宅ローンやマイカーローンほどではありませんが、金利が低く設定されています。
高額な買い物や海外旅行などにも使えるので、いざという時に役立つでしょう。
専業主婦も学生も借りることが可能
フリーローンは専業主婦や学生でも一定の条件をクリアすれば、お金を借りられます。
専業主婦の場合は、配偶者の収入をもとに審査をします。
もちろん、配偶者の源泉徴収票や収入証明書、同意書へのサインが必要です。
学生の場合は、アルバイトで一定の収入があり、満20歳以上なら借りることができます。
なかには、保証人や担保を用意することで、審査を通せる銀行もあります。
担保となるのは不動産で、車などは利用できません。
保証人や担保が用意できる人はそちらも検討してみましょう。
無担保で借りられるカードローン
カードローンは基本的には使用目的が決まっていないフリーローンと同じようですが、手軽さや金利などは大きく異なります。
しっかりと違いを理解して利用することが大切です。
カードローンについて解説していくので、フリーローンとの違いを意識しながら、読み進めていきましょう。
フリーローンに属するので概要は同じ
カードローンは、フリーローンと同様に使用目的が決まっていなくても利用できます。
収入のない専業主婦や学生でも利用が可能です。
一度カードを作ってしまえば、限度額内なら何度でも引き出しと返済ができます。
ただし、収入のない専業主婦や学生は限度額が低いカードローンしか利用できないので注意が必要です。
お金を借りなければ金利や年会費は発生しないので、いざという時に備えてカードを作っておくのもいいでしょう。
千円から数十万円まで借りることができる
一度審査に通って、カードを作っていれば、数千円の少額から数十万までを即日受け取れます。
コンビニのATMなどを利用できるカードローンもあるので、すぐにお金を用意できる便利なローンです。
フリーローンと違い、給料日前にちょっと生活費が足りない時や結婚式などの急な出費に利用できます。
借りるたびに審査が必要なフリーローンとは異なり、すぐに借りられるのがカードローンの利点です。
限度額内の引き出しと返済は何度でも可能
一度カードローンの審査を通っていれば引き出しと返済が何度でもできます。
フリーローンは返済を終わらせなければ、次の借り入れができません。
しかし、カードローンは返済がまだ残っている状態でも、限度額内であれば何度でも引き出しと返済ができます。
注意する点は、目的が決まっている住宅ローンやマイカーローンなどよりも金利が高いことです。
引き出しと返済は自由にできますが、金利は高いので計画的な利用が必要になります。
金利は銀行ごとに異なるが消費者金融より低金利
カードローンには、銀行と消費者金融のカードローンの2種類があります。
金利は銀行ごとに異なりますが、銀行は約14%で消費者金融は約18%です。
銀行のカードローンのほうが金利が低く設定されています。
消費者金融のカードローンは金利は高いですが、審査が通りやすいのが特徴です。
カードローンの審査を受けるなら、まずは金利の低い銀行のカードローンから作りましょう。
銀行でお金を借りるためにローンの種類を知ろう
ローンには住宅ローンやマイカーローンなどの目的が決まっているローン。
そして、目的が決まっていないフリーローンがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
今現在お金を借りる予定がなかったとしても、しっかりとローンの種類を把握しておくことで、いざという時に役立ちます。
ぜひ今回の記事を参考にしてローンの種類と特徴を理解しておきましょう。
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