クレジットカードを再発行したい!手続き方法と注意点について

September, 05, 2018

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クレジットカードの再発行をしたい

カードの再発行手続きを行うには、現在使っているカードの利用を停止して無効にし、新しいカードを発行します。
クレジットカードが盗まれたり、紛失したら、すぐにカード会社の緊急ダイヤルに電話をかけて手続きを行う必要があります。
再発行が必要になる場面、再発行の方法、注意点などについて、一つずつみていきましょう。

クレジットカードの再発行が必要な場面

クレジットカードの再発行が必要になるのは、カードが壊れる、磁気不良、紛失、盗難などのケースです。
紛失や盗難は緊急を要することも多く、気がついたらすぐに手続きをしなければなりません。
カードの破損や磁気不良も、そのまま放置していてはカードが使えないままです。
いずれの場合も、再発行手続きは電話で行うのがスピーディーで便利です。

カード破損または磁気不良になった場合

クレジットカードの裏面には磁気テープには、磁気でデータを読み取ることができる機能がついています。
この磁気テープは、強い摩擦を受けたり、スマートフォンなど強い電磁波を発する機器と近づいてしまうと、磁気テープが破損してデータの読み取りができなくなってしまいます。
磁気テープが破損すると磁気不良が起こります。
強い衝撃によりICチップが破損してしまってもクレジットカードは使えなくなります。

紛失した場合

クレジットカードが紛失していることが分かったら、すぐにカード会社に連絡し、第三者に利用されないために必要な手続きを行います。
連絡して利用停止の手続きができれば、不正使用される心配がありません。
同時に、警察にも紛失届を提出し、紛失届証明書を発行してもらいます。
この紛失届証明書はクレジットカードの再発行手続きの際に必要です。
なくさないように注意しましょう。

盗難にあった場合

クレジットカードが盗難にあった場合、怖いのが不正利用されてしまう可能性があることです。
盗難に気がついたら、紛失時と同様にすみやかにカード会社に連絡します。
警察に盗難届を提出し、盗難証明書を発行してもらったら再発行手続きを行います。

クレジットカードには盗難保険が付帯しており、紛失や盗難などで不正利用が発覚した場合、その損害に対して全額補償が受けられます。
補償は、カード会社に連絡した日から60日前までさかのぼった日までが対象です。
必要な手続きができていないと補償を受けられないことにもなりかねないため、カード会社に手続きの流れをしっかり確認しましょう。

クレジットカード再発行の方法

クレジットカードをなくした!盗難にあった!というときは、どうしてもあたふたしてしまいます。
まず何をしなければならないのかを事前に把握しておけば、万が一というときでも冷静な対応ができます。
ここではクレジットカードの再発行の方法について確認していきます。

カード会社の紛失盗難用窓口へ連絡する

クレジットカードの紛失や盗難にあったら、不正利用を防ぐためにも、各カード会社に連絡することが先決です。
紛失盗難用窓口は、緊急連絡先として各カード会社ともに24時間受け付けています。
電話番号はカード会社の公式サイトにて確認できます。
海外旅行先からでも紛失盗難用の窓口は対応可能なので、渡航前に緊急連絡先を把握しておきましょう。

再発行手続きも申し込める

カード会社へ利用停止の依頼をした際に、合わせて再発行の手続きも申し込めます。
オペレーターに再発行するかしないかを問われるので、必要であれば申し込みます。
また、同時に警察にも連絡して紛失(盗難)届を提出します。
これらが受理されたら、紛失(盗難)届証明書が発行されます。
証明書は再発行手続きに必要になるので大切に保管しておきましょう。

クレジットカード再発行をする際の注意点

クレジットカードの再発行手続きを行う際、ぜひ知っておきたい注意点があります。
知らなかった!こんなはずじゃなかった!ということにならないためにも、前もって把握しておきましょう。

紛失や盗難による再発行の際の注意点

クレジットカードを紛失したり盗難にあった場合、カードを再発行すると自動的にカード番号が変更になります。
そのため、利用者の状況や事情次第で本当に再発行手続きを進めてよいかを今一度確認する必要があります。

カード番号が変更になる

クレジットカードを再発行すると、通常の有効期限切れによる更新で新しいカードになるのとは異なり、原則として新しいカード番号が発行されます。
以前のカードは不正利用防止のため、利用停止となって使えなくなります。
公共料金や携帯電話、家賃などの支払いカードに設定していた場合、カードの変更手続きが必要になります。

紛失による再発行は一時思いとどまる

カードがなくなった!と思い、急いで再発行手続きを申し込んだけれど、「見つかった」ということもあります。
再発行してしまうと、原則としてカード番号が変更になるだけでなく、新しいカードが手元に届くまで何日かかかります。

紛失したことに気がついたら、とりあえず利用停止の手続きのみを行い、再度、カードがないか探してみましょう。
どうしても見つからない、紛失したことが明らかになったときに再発行手続きを依頼すれば無駄がありません。

破損や磁気不良の場合は番号はそのまま

クレジットカードが壊れたり、磁気不良になった場合は、カード番号を変更せずに再発行が可能です。
ただし、カード会社によっては変更を要する場合もあります。
番号が変わるかどうか問い合わせると安心です。

再発行手続きは日数がかかる

クレジットカードの再発行手続きは、新しいカードが手元に届くまで日数がかかります。
カード会社によっては即日発行も可能なところはありますが、多くのカード会社では1~2週間程度と、それなりの日数がかかってしまいます。

再発行手続きが完了するまではカードが使えないため、どうしても不便です。
再発行手続き中は他のカードを使うなど対策を考えておいたほうが安心です。

再発行は手数料がかかる

クレジットカードの再発行には手数料が発生します。
再発行手数料はカード会社によってさまざまです。
楽天カード、イオンカードセレクト、エポスカードなど、中には手数料無料のカードもあります。

手数料が気になる場合は、まず利用停止の手続きをした後、カード会社に手数料を確認します。
カードの磁気不良の場合、他の場所なら問題なく使えることもあります。
本当に使えないのか様子をみてから再発行手続きを申し込んでもよいでしょう。

再発行時も審査がある

クレジットカードに申し込むと必ず審査があります。
審査に通過したらクレジットカードが発行されます。
実は、この審査は再発行の際も受けなければなりません。
再発行時の審査では、カード使用における過去の延滞金や未入金の有無を含む入会から現在までの利用状況が主な審査対象になります。
つまり、カードを再発行して新たに使用するに値するかどうかが審査されるのです。

場合によっては利用限度額の減額や再発行不可という結果になることもあります。
審査基準はカード会社によって異なり、審査内容や基準については一般公開されていません。

クレジットカード盗難による被害

クレジットカードの盗難による不正利用は後を絶ちません。
日本クレジット協会「クレジットカード不正使用被害額調査」によると、平成29年1月~6月の不正利用額は118.2億円と、かなりの金額です。
クレジットカードが不正利用されないためにも細心の注意を払う必要があります。

不正利用の被害額は平成28年は140億円

クレジットカードの不正利用による被害額は平成28年は140.9億円、その内偽造カード被害が30.5億円、カード番号盗用被害額は87.9億円、その他の不正利用被害は22.5億円と、クレジットカードの偽造や番号の盗用以外でも紛失・盗難カードによる不正使用が発生していることが分かります。

財布をなくしたり、スリにあうことは決して珍しいことではありません。
不正利用されてしまわないためにも、紛失や盗難に気がついたらすぐに利用を停止することが大切です。

カード会社が不正利用による被害を補償

カードの再発行は、カード会員本人がサポートデスクやヘルプデスクに電話をかけて手続きを依頼します。
紛失や盗難など自己責任以外で不正利用が発覚した場合、電話をかけた日より60日間さかのぼり、カード会社が全額補償してくれます。
ただし、補償が適用されるには警察への届け出でもらえる「届出番号」が必要になります。
警察から発行してもらった届出証明書はなくさないようにしましょう。

クレジットカードは貴重品として大切に管理しよう

クレジットカードの不正利用は本当に怖いですが、あなたは使っていないことをきちんと証明できたら、500万円使われても1億円使われても自己負担額は0円です。
クレジットカードは怖いというイメージばかりが先行しがちですが、実際は現金払いよりも安心・安全な支払い方法です。

クレジットカードは貴重品であることには変わりはありません。
財布をなくしたり、スリに遭わないよう大切に管理しましょう。

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