ICOCAでオートチャージはできる?機能を把握して使いこなそう

September, 04, 2018

記事が良かったらシェアして下さいね♪

ICOCAでオートチャージはできるのか

JR西日本で発行しているICカード「ICOCA」をご利用している方は、オートチャージができたら便利だと思いませんか?オートチャージができれば、残高不足に気づかずに改札に行ってしまい、慌てることもなくなりますよね。

そこで、この記事ではICOCAでオートチャージはできるのかを、お教えしたいと思います。
さらに独自の機能やSMART ICOCAに関しても紹介するので、参考にしてください。

ICOCAは2種類ある

ICOCAカードには2種類あります。
どちらも使い方は同じですが、チャージ方法や上限額などが違います。
それぞれ使う用途によって使い分けるのもいいですし、自分に合ったカードを選んで、1枚は持っておくと何かと重宝するカードです。

どちらのタイプも1枚2,000円です。
この中には、手数料として500円が含まれていますので、購入した時点で1,500円分利用できます。
残高が少なくなったら、その都度専用の機械で各自チャージをしてください。
手数料の500円は、カードを解約したときに返金されます。

通常タイプのICOCAカード

専用チャージ機や自動券売機などから、現金でチャージをするのが通常タイプのICOCAカードです。
買い物やレジャー用に普段使いとして、この無記名タイプを利用している人が多いようです。
小銭を準備しなくても、鉄道やバスに乗り降りできます。
また、チャージ金額内であれば、カード対応の自販機などで、飲み物などを購入することもできます。

常にチャージしておいて、小銭入れ感覚で利用できます。
なお、通常タイプには定期券タイプのものもあるので、通学や通勤にとても便利です。

クレジットカードでチャージができるSMART ICOCA

クレジットカードからチャージするカードは、SMART ICOCAといいます。
SMART ICOCAを作るには、「JRおでかけネット」から申し込む、JR西日本エリアの駅窓口に置いてある「SMART ICOCA入会申し込み書」に記入して郵送する、あるいはJR大阪駅にある「Club J-WEST サービスコーナー」窓口で申し込む、の3つの方法があります。

サービスコーナー窓口で直接申し込むときには、決済用の本人名義のクレジットカードと、運転免許証や健康保険証、パスポートなどの本人を確認する書類を、忘れずに持参してください。
すると、即日発行できます。
しかし、ネットや入会申し込み書を利用する場合は、手元にカードが届くまでに数日かかります。

いずれもカードが届き次第、利用できます。
チャージは専用のクイックチャージ機や、自動券売機などで行います。
通常のICOCAカードより、チャージする場所は限られますが、カードだけでチャージができるのでとても便利です。

SMART ICOCA独自のチャージ機能について

2種類あるICOCAカードのうち、SMART ICOCAは現金、クレジットカードのどちらからでもチャージができるので、手持ちのお金がないときに重宝するカードです。
さらにSMART ICOCAには、登録したクレジットカードからチャージができるクイックチャージという機能もあります。

クイックチャージができる

SMART ICOCAは現金だけではなく、クレジットカードでもチャージができるカードです。
クレジットカード情報を登録しておくと、チャージをするときに、専用のチャージ機にSMART ICOCAを挿入して、希望するチャージ金額のボタンを押すだけで、自動的にクレジットカードから入金できます。

ボタン一つでチャージができる手早さから「クイックチャージ」という名前がついています。
クイックチャージ機能で入金できる金額は、3,000円、5,000円、10,000円の3種類と決まっています。

1回にチャージできる金額は決まっていますが、簡単にクレジットカードからチャージができるので、SMART ICOCAには自動でチャージされる「オートチャージ」機能は付いていません。
そのため、残高が足りないときなどは、利用する前に窓口や専用機で忘れずにチャージしましょう。

お店でのチャージはできない

クイックチャージができるのは、ICOCAカードが利用できる駅のクイックチャージ機や、通常の入金機、自動券売機、のりこし精算機で、ICOCAマークのある店舗窓口ではチャージできません。
また、現金でのチャージだけに対応しています。

通常のICOCAカードは、お店でのチャージが可能なので、チャージができる場所が多いという点では、ICOCAカードのほうが便利ともいえます。

J-WESTポイントを使ってチャージができる

J-WESTポイントは、JR西日本が発行している「J-WESTクレジットカード」を利用したときに、付与されるポイントのことですが、SMART ICOCAでもJ-WESTポイントを貯められます。
ただし、一定ポイント以上貯まらないと、ポイントとして使えないようになっています。

また、ポイントチャージにはその都度手続きが必要で、若干手間がかかります。
そのため、J-WESTポイントを貯めるならJ-WESTカードを持ち、SMART ICOCAで貯めたJ-WESTポイントを、自分のJ-WESTカードのポイントにチャージしたほうが、早くポイントを貯められます。
また、J-WESTカードで貯めたポイントをSMART ICOCAにチャージすることもできるので、両方のカードを持っているとお得感も倍になります。

クイックチャージ機能について

クイックチャージ機能はSMART ICOCAだけの機能で、クレジットカードを使用する、とても便利なチャージ方法です。
このクイックチャージについて、もう少し詳しく説明します。

SMART ICOCAを作成する際はクレジットカードが必要

クイックチャージができるのは、SMART ICOCAだけです。
クイックチャージ機能を利用するためには、クレジットカードの情報を登録する必要があります。
事前に登録をしておかなければ、利用できません。

SMART ICOCAカードを作る際に、決済用のクレジットカードや、カード名義の本人を証明する書類を用意すれば、簡単に作ることができます。
JR大阪駅のJ-WESTサービスセンターで申し込むと、即日発行できます。

ただし、カードを作る際には2,000円かかり、登録したカードから引き落とされます。
また、クイックチャージ機能を利用する場合も、登録したクレジットカードからの自動引き落としになります。

クイックチャージができる上限金額がある

クイックチャージできる金額には、上限があります。
チャージする回数や、カード内の残高にかかわらず1カ月40,000円までです。
カード内にチャージしておけるのは、最高20,000円までなので、1回20,000円をチャージした同じ月に、あと20,000円をチャージできるということです。
それ以上はカードからはチャージできないので、あとは現金を使ってチャージをすることになります。

もしくは、カードの「締め」の時期や月代わりを境にして、最低2回はできるチャージの時期を決めておくという方法もあります。
「締め日」はカード会社にもよるので、カード会社のHPなどで一度確認しておくとよいでしょう。
カード払いのほうがカードのポイントが付くので、同じ金額をチャージするなら、カードでチャージしたほうがお得になります。

40,000円を越えると、現金でしかチャージできませんが、カード内の残高が20,000円を越えなければ、何回でもチャージができます。
現金チャージは上限はないので、「困ったときには現金で」という形をとるとよいかもしれません。

クイックチャージを行うときは表示ボタンを押すだけ

クイックチャージの方法は、ものすごく簡単です。
クイックチャージ専用機でSMART ICOCAを挿入し、3,000円、5,000円、10,000円の希望のチャージ額を選んで、ボタンを押すだけです。

すると、登録したクレジットカードから自動的に引き落としされます。
実際の支払いは、クレジットカードの引き落とし日に引き落とされます。
このように、お金もクレジットカードも使わない、便利で「クイック」な機能です。

ICOCAとSMART ICOCA共通のチャージ機能について

ICOCAとSMART ICOCAの違いといえば、SMART ICOCAはクレジットカードが使えるという点ですが、逆にいずれのカードにも共通している点は、どのようなところでしょうか。
ここで2つのカードの共通点について、確認しておきましょう。

チャージは現金で行う

ICOCA、SMART ICOCAのいずれも、現金でチャージができます。
どちらのカードも、通常の入金機や自動券売機、のりこし精算機でチャージができます。

通常のチャージ機では1,000円、2,000円、3,000円、5,000円、10,000円の5種類の金額が決められているので、いずれかのボタンを押して、現金を挿入して入金します。
自動券売機やのりこし精算機では、500円からのチャージもでき、不足分だけを足すこともできます。

カード内残高の上限金額は20,000円

どちらのカードも入金できる上限は、20,000円と決まっています。
カード内の残高が20,000円なら、1円も入金できません。
これはICOCA、SMART ICOCA、現金でもクレジットカードでも同じです。

ただし、チャージ残高が20,000円以下なら、上限まで足すことができます。
チャージする回数は制限されていないので、少なくなった時点でチャージをすることができます。

楽にチャージしたい場合はSMART ICOCAのクイックチャージを

ICカードというと、チャージが面倒なところではないでしょうか。
かといって、多額を入れることは気が引けます。
こういうときに、クレジットカードで入金ができるSMART ICOCAのほうが便利かもしれません。

クレジットカードを持っていれば、手持ちの現金がなくても簡単にチャージできますし、クイックチャージなのでチャージも簡単です。
カードの作成は通常のICOCAと同じなので、チャージに時間をかけたくないなら、クレジットカードを用意して、SMART ICOCAに換えるのもよいかもしれませんね。

Sponsored Link

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitterでukano358をフォローしよう!

記事が良かったらシェアして下さいね♪