クレジットカード審査に通らない理由と対処法について詳しく解説

August, 24, 2018

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クレジットカード審査に通らないかも

クレジットカード審査に通らなければ当然、カードが発行されることはありません。
審査に落ちるのにはいくつかのパターンがあり、それぞれに合わせた対処法を把握しておくことで再審査を申し込んだり、審査基準がよりゆるいカード会社をさがしたりと、いろいろな対策を立てることができます。

クレジットカード審査に通らない理由

クレジットカード審査の基本的な仕組みを把握することで審査に落ちない理由を知ることができ、1回の審査で確実にクレジットカードを発行してもらえるようにさまざまな条件をととのえることにもつながります。

審査基準を満たしていない

原則として、審査がまったくないクレジットカードは存在しません。
クレジットカードは社会人としてある一定以上のステータスがある人に発行されるものであり、カード会社は「この人にカードをもたせてもよいかどうか」を判断するために、一定のプロセスで審査を行います。

つくりやすいカード、つくりにくいカードというのは審査基準のゆるさによって決まりますが、どのカード会社もチェックするのは申請者の返済能力であり、ひとりひとりの年収や職業、過去のカード利用履歴を数値化したうえで一定基準を超えた人にカードを発行する、という流れになっているようです。

数値化の結果が微妙なラインであったり、カード履歴などが正常に照会できない場合は手作業による審査が行われる場合があり、審査が長期間におよんだりカード会社から直接問い合わせがくることがあります。

個人信用情報機関にブラック情報がある

新規カードの申請が届くと、どのカード会社も提携している「個人信用情報機関」に問い合わせ、その申請者の信用情報に問題がないかどうかを判断します。

信用情報として登録されるのは、顧客の年収や職業、カードの返済状況です。
カード審査においてとくに重要視されるのは返済状況であり、過去に一度でも返済を遅延したり、債務不履行に陥ったりすると信用情報機関にはブラックデータとして登録され、審査にも通りにくくなります。

個人信用情報機関に利用履歴がない

過去にクレジットカードを利用していたとしても、自己破産などでカードの利用が停止されると新規カードが申し込めなくなり、5年から10年で情報機関から記録が抹消されることになります。

30代になってはじめてクレジットカードを申し込む場合、カード会社にとっては「過去に自己破産などをして記録が抹消された人」と区別がつかなくなり、結果として審査に通りにくくなる場合がありません。

よりステータスの高いカードを保有したいのであれば、20代のうちからクレジットカードをつくり、計画的な利用をつづけ、こつこつとクレジットヒストリーを積み重ねていくことが必要となります。

同時に複数枚のカードの申込をしている

ほとんどのカード会社は、審査にあたって同じ信用情報機関を利用しています。
したがって、あまりにも短いスパンでいくつものカードの申請を行うとその情報がほかのカード会社にも知られてしまい、「こんなにたくさんのカード審査に落ちているということは何かしらの問題があるに違いない」と思われてしまいます。

カードの申込情報は最長で半年間は記録として残るため、カード審査に落ちたとしても次の申請まで少なくとも半年以上は間を空けるようにし、むやみにカード申請を行わないようにしましょう。

クレジットカード審査に通るための対策

審査に通るかどうかはあくまでもカード会社の判断に委ねられますが、ユーザーのほうもいくつかの工夫をすることでカード審査に通りやすくすることができます。

クレジットヒストリーを積み重ねる

クレジットヒストリーとはつまり、カードの利用履歴のことです。
月々の返済を確実に完了させ、計画的に利用することでその情報が記録されていき、クレジットヒストリーとして積み重なっていきます。

公共料金はカード払いにする

たとえ少額の支払いであっても、信用情報には返済状況として記録されていきます。
発生するコストが毎月ほぼ決まっている公共料金の支払いをクレジットカードですませることで返済情報が着実に記録されていき、「この人は毎月きちんと返済する能力のある人なんだな」とカード会社に思わせることができます。

審査の甘いカードを申込む

一般的に、カード審査が最も厳しいのはいわゆる銀行系のカードと言われています。
反対に、比較的審査がゆるいのは消費者系カードであり、毎月安定した収入さえあれば、ほぼ問題なくカードが発行される傾向があります。

ただし、審査が甘いカードを長期間使いつづけてもクレジットヒストリーには難しい部分があり、30代以降になってもステータスの高いカードに切り替えにくいという難点があります。

家電量販店などで割賦購入する

クレジットヒストリーを効率よく積み重ねるためには、まとまった金額を短期間で返済するのではなく、少ない金額を長期間分割して支払っていくほうが効果的と言えます。

たとえば、スマートフォン本体と月々の利用料金を合わせてカード払いにすることで返済情報を積み重ねることができ、カード会社への信用度を高めることにつながります。

他社からの借入を返済する

クレジットカードを申し込む時点でキャッシングなどによる借入がある場合は、申込の前にできるだけそれらを整理しておきましょう。

借金の返済が滞っているとクレジット返済もままならないだろうと判断されてしまい、審査に通りにくくなってしまいます。

必要のないクレジットカードは解約する

日本人のクレジットカードの平均保有枚数は3枚から4枚と言われています。
クレジットカードによって特典やサービスが異なるため、ついつい何枚ものカードを申し込んでしまいますが、不要なカードを整理しておくことも審査通過のためのポイントと言えます。

カードの保有枚数は信用情報として記録されるため、複数のカードをもっていることも当然知られてしまい、印象を悪くすることにつながってしまいます。

キャッシングの利用可能枠を付けない

クレジットカードには、ショッピング枠とキャッシング枠をつけることができます。
ショッピング枠はカードのメイン機能ですが、キャッシング枠を大きくしすぎると「借入を頼りにしなければ返済できないのか」という印象を与えてしまい、審査について悪い印象を与えてしまいます。

情報がクレジットカード審査に影響する期間

信用情報が記録される期間は、信用情報機関によって異なります。
記録期間を把握し、クレジットカード申込の際の参考にしましょう。

クレジットカード審査の申込履歴は6カ月

クレジットカード審査を申し込むと、その情報は半年間信用情報機関に記録されることになります。
したがって、半年間のうちに何枚ものカードを申し込んでしまうとすべての情報がその都度照会されることになり、審査についてネガティブな影響を与えてしまいます。

ブラック情報は機関や内容で異なる

申込履歴の記録期間は半年に統一されていますが、ブラック情報の扱いについては信用情報機関ごとに異なっています。

CICの場合

クレジットカードのブラック情報には、延滞、任意整理、自己破産がありますが、CICの場合、3つとも5年間の保管期限となっています。

なお、延滞についてはたった1回だけでブラック情報となるわけではなく、目安として3カ月以上支払いが遅れた場合にブラック情報として記録されることになります。

JICCの場合

JICCの場合、任意整理や自己破産の記録期間はCICと同じく5年間ですが、延滞については1年間のみの記録となっており、その意味では記録が消えやすいとも言えます。

ただ、少額の延滞であっても回数が積み重なるとネガティブなイメージにつながるため、クレジットカードは計画的に利用し、決められた支払日にきちんと返済していくようにしましょう。

全国銀行個人信用情報センターの場合

全国銀行個人信用情報センターの場合、自己破産の記録が10年間とほかの信用機関と比較しても長くなっています。
審査がとくにきびしい銀行系のカード審査において利用される信用情報機関であり、国内の多くのカード会社が参照しています。

自己破産や任意整理以外にも、たとえば口座への入金ミスなどのささいなトラブルでもブラック情報と見なされかねないため、うっかりミスによって支払いが延滞することのないように充分注意しましょう。

クレジットカードの利用は計画的に

カード審査に通らないのは決して、申請者本人だけの責任ではありません。
過去に審査に落ちた場合でも、一定以上の期間を空け、社会的ステータスを上げて再度申し込めば問題なく審査に通過することもめずらしくありません。

ただし、カード審査に通ったとしても支払の延滞があればブラックリストに載りかねないため、くれぐれも計画的に利用するようにしてください。

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