節約できる献立の秘訣。決め手は便利なかさ増し食材にあったのです

February, 09, 2018

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簡単に始められる節約献立

節約料理は、継続することがなによりも大切です。
簡単でシンプルな方法でなければ、なかなか継続できません。
また、量を減らして家族からブーイングを受けるのも考えもの。
ケチっぽくならずにお腹も大満足、そのうえ財布にも優しい、そんな願いを叶える「ちょっとしたコツ」があります。

節約献立を考えるコツ

料理のレパートリーを増やそう

料理のレパートリーを増やすと、購入した食材をムダにすることがなくなります。
余らせてしまった野菜などをムダなく使えるように料理のレパートリーを増やしましょう。

野菜はカットされたものより丸ごと買うほうが断然お得です。
旬の野菜は大きくて栄養も豊富ですから、野菜を買うときは迷わず丸ごと買うことをおすすめします。

しかし、料理のレパートリーが少ないと、せっかく買った良質な食材をすべて使い切ることはできません。
大根を丸ごと買っても、大根おろしと煮物しか作れなければ大根の多くを残してしまうことになります。

食材の使い道に困ったら、料理ブログや料理本などを参考にしてみると、自分の頭のなかにはない斬新なアイデアを見つけやすくなります。

「○○の大量消費」などといったサイトでレシピを調べてみると、効率的に食材を使い切れるレシピの情報にたどり着きます。

料理ノートを付けよう

節約と時短を叶えたいなら、日々の料理やアイデアを記録しておく料理ノートを作りましょう。
料理ノートの目的は、バランスのよいメニュー作成や成功料理の記録を蓄積していくことにあります。
使い方を工夫すれば、1週間分の献立を前もって作成しムダの少ない買い出しをすることができます。

また、安い食材を売っているスーパー控えておいたり、食べた家族の感想を日記のようにつけたり、料理ノートの可能性は無限大です。
テレビや雑誌で見つけた料理の新しいアイデアも控えておくと、いざというときに使えるお助けアイテムになります。

1週間の献立を考えて買い出し

食材の買い出しは、1週間単位で出かけましょう。
買い出しの間隔は、短すぎるとムダ買いしやすく、長すぎると食材の鮮度を落としてしまいます。

また、まとめ買いをして食材を効率よく使い回すためには、あらかじめ献立を考えておきましょう。
スーパーのチラシを参考に、今週のメイン食材を決定してから献立を立てると即節約につながります。

2週間分の献立を考えてまとめ買いをするのは、時間もかかりますし、なにより鮮度を落とすことになりかねません。
まとめ買いをするなら1週間を目安にして、綿密な献立メニューを作りましょう。

ケチ料理にならないコツ

節約料理が「ケチ」と嫌われてしまうのは「品数の少なさ」と「量の少なさ」といった「見た目が悪い場合」に原因があります。

どんなにリーズナブルで美味しいレストランに行っても、量が少ないとがっかり感を覚えてしまいます。
家庭の料理でも同じで、いくらコストパフォーマンスに優れた料理であっても、お皿の数が少ない・お皿の余白が目立ってしまうのは避けたいところです。

せっかく作った料理に文句を言われたくないなら、少ない量で品数を増やすかお皿にたっぷりと盛り付け、ボリュームを演出する工夫を怠ってはいけません。
お皿にたっぷりと山盛りにするための、「かさ増し」や「量増し」に使える食材を選びましょう。

子供も喜ぶ献立も簡単に節約

子どもの好きなハンバーグを節約する

子供のために張り切って作る手作りハンバーグですが、食べ盛りの子供のおなかを満たすとなると、お肉のコストが気になります。
ハンバーグを作るときは、お肉を合いびき肉に変えるだけでもコストダウンできます。
いつもよりたくさん食べさせたい場合は、おからを混ぜてかさ増ししましょう。

おからの味はクセがなく、うまく溶け込んでくれるのでお肉の味が変わりません。
味に敏感な子供でも、ほとんど気づくことはありません。

また、ひき肉と玉ねぎで作るハンバーグは、ハンバーグとして食べるだけではもったいないです。
潰してミートソースに、ちぎれば中華風スープの肉団子のように、いろいろリメイクすることができます。
たくさんのひき肉が手に入ったら、いろいろなサイズのハンバーグを作りましょう。
お弁当用やリメイク用に使いまわせる作り置き食材になります。

ミートソースで節約メニューに

ミートソースも、節約と時短の心強い味方です。
スパゲティやグラタンはもちろん、余った御飯にミートソースとチーズをかけてオーブンで焼けばドリアのできあがりです。

もちろん使い方はこれだけではありません。
ご飯とミートソースを一緒に炒めればオムライスに、ラー油を加えて豆腐と炒めれば麻婆豆腐の完成です。

オムライスなら別途用意するのは卵だけ、麻婆豆腐なら豆腐さえあれば特別な食材や調味料を買い足さなくてもご馳走が作れるのですから、ミートソースを活用しない手はありません。
このように、簡単で便利なミートソースはトマト缶やひき肉、たまねぎなどといった身近な食材で作られています。

市販のものも比較的安く手に入りますが、ひき肉が安く手に入ったときはぜひ常備用のミートソースを作りましょう。
もっと安く仕上げたい場合は、ひき肉の代わりに豆腐を使ったり、キノコ類で「かさ増し」することもできます。

野菜をたくさん摂れる量増しメニュー

野菜をたくさん食べられ、そのうえしっかりお腹を満たしてくれる優秀メニューは「スープ」です。
野菜がたっぷり入って、食べ応えのあるスープの代表選手といえば「ミネストローネ」や「ポトフ」ではないでしょうか。
野菜を細かく切って、スープの素で煮込むだけで栄養たっぷりの野菜スープが完成します。

スープは使う野菜の種類を問わないため、余った野菜を使い切るのにもうってつけの料理だといえるでしょう。
肉料理を食べるときの付け合わせに困ったときは冷蔵庫の野菜をフル活用しましょう。

ニンジンやじゃがいも、たまねぎやキャベツなどといった「常備野菜」だけでも十分栄養価の高いスープが作れます。

時短しながら叶える節約献立

夕飯の味方 時短も節約もできる方法

時短料理の強い味方といえば「電子レンジ」です。
作り置き常備菜を温めたり、冷凍保存の食材を解凍するのにとても便利です。
電子レンジが活躍するのは、おかずだけではありません。
毎日の献立に欠かせない「ご飯」にも、電子レンジが活躍してくれます。

ご飯を炊き忘れたり、ご飯が足りないとき、冷凍ご飯をレンチンして食べるのも方法の1つですが、食べたいときに必ずしもストックがあるとは限りません。

さらに、市販のレンチンライスは非常に割高なので、節約を心掛ける人にはおすすめしません。
こんなときこそ、炊飯器より電子レンジでご飯を炊いてしまいましょう。

「電気代がかかるんじゃない?」と思われるかもしれませんが、じつは電子レンジでご飯を炊くほうが炊飯器で炊くよりも電気代が安く済みます。
炊飯器でご飯を炊く場合、約30分ほどの時間を要します。
しかし電子レンジで炊く場合は、1合は500wで約10分、2合なら500wで12分程度で炊きあがってしまいます。

しかも、ご飯の味は炊飯器に負けないほど「ふっくら・つややか」に、しっかりお米に水を吸わせることができれば、あっという間にホカホカ節約ご飯が完成します。

下準備をしっかりすることで時短

料理をするとき、時間や手間がかかるのは「材料の下準備」です。
仕事から疲れて帰った日は、野菜の皮をむいたり切ったりするのも面倒なときがあります。
まして下味をつけたり、調味料に漬け込んだりなどといった時間のかかる下準備をするのはストレス以外のなにものでもありません。

今日は疲れているから外食で済ませよう。
なんてことにならないために、できることは「下準備の前倒し」です。
料理を作る時間があるときに、次に食べる料理の下準備もいっしょに済ませてしまいましょう。

朝お弁当を作るとき、その日の夕食に使う食材の分も切っておくだけでも十分です。
もっと時間がある休日は、調味料に漬け込む・フライの衣をつけるなど、比較的時間がかかる下準備をおこなっておきましょう。
下準備が完成したものは、保存容器に入れて冷凍庫に入れておけば、鮮度が落ちる心配もありません。

もちろん、夕食の準備に時間がとれるときは次の日のお弁当の下準備をしておきましょう。
翌朝再びその日の夕食の下準備をする余裕が生まれます。

ストック料理があれば楽ちんに

冷蔵庫に、2~3品のストック料理を作り置きしておくと、いざというときとても便利です。
ご飯を作るヒマがない・買い物に行かないと材料がない、そんなときには作り置きの「ストック料理」が大いに役立ちます。

「作り置き料理」を作って冷凍しておけば、レンチンするだけでその日のおかずが1品完成します。
手間と時間を大幅に縮小できるため、日々の食事の支度がラクになります。

栄養たっぷりの切干大根や、ひじきの煮物は大量に作って冷凍保存しておきましょう。
お弁当カップに入れて冷凍すれば、お弁当のおかずにも使えます。
自然解凍にも適していますので、大いに活用したい作り置き料理といえるでしょう。

また、驚くことに「卵巻き」も冷凍保存に適した料理です。
卵が安いときに大量に買って、卵まきを作って冷凍保存しておきましょう。
レンジで温めるだけで、ふっくらした卵まきのできあがりです。

量増しにピッタリの節約食材

おからでお肉料理のかさ増しに

味にクセがなく、しっとりとした質感で素材に馴染みやすい「おから」は、お肉料理のかさ増しの強い味方です。
また、スーパーの豆腐売り場で格安で売られているため、節約素材として積極的に取り入れたい食材です。

最近大豆でできた肉が人気になっているように、おからは肉料理と食感が似ています。
ハンバーグやミートボール、餃子やロールキャベツなど、ひき肉料理にはおからを混ぜてかさ増ししましょう。

子供が大好きなハンバーグですが、おから入りハンバーグはカロリーダウンにもなるため、肥満が気になる大人にとってもヘルシーな料理となります。

さらに、おからはお菓子作りにも活用できます。
クッキーやケーキで使う小麦粉の代わりに使うと栄養バランスも格段に向上します。
もちろん、ふだん通りにおかずとして食べるのもおすすめです。
おからは、切干大根やひじきの煮物などの「作り置きのおかず」としても人気の食材となっています。

カイワレ大根で量回しも使い回しも

ピリッとした苦みがクセになる「カイワレ大根」は、栄養価が高いのに財布にも優しい節約野菜です。
サラダや豆腐に添えてそのまま食べても美味しいですし、スープや味噌汁の具として使い回すこともできます。
肉との相性もよく、ベーコンや豚肉で巻いたりミートボールやつみれに混ぜるなど、肉料理の量増しにも大いに活躍してくれます。

また、「苗野菜」であるカイワレ大根は、根菜や葉物野菜のように土を必要としないので、水と太陽の光だけで簡単に育てることができます。
カイワレ大根の種はホームセンターなどで手軽に入手できますので、自宅でかわいらしいカイワレ大根を育ててみてはいかがでしょうか。

もやしを使ってヘルシーに満足

カロリーが低く栄養価も高いのにそのうえ財布にまで優しい食材。
カイワレ大根に負けない実力をもつ野菜である「もやし」の存在を忘れてはいけません。
スーパーで数十円単位で売られているもやしを使って、ヘルシーで美味しい料理を作りましょう。
野菜炒めやラーメンだけではなくスープやおひたし、サラダやナムルなど多くの料理に使いまわせます。

また、もやしはシャキシャキとした心地よい歯ごたえがあり、食べごたえが十分に感じられるのも見逃せないポイントです。
少しの肉と一緒に炒めて塩コショウで味を調えるだけで、ご飯が進むメインのおかずになります。

一人暮らしにピッタリの節約献立

スープを作って1週間の献立に

栄養バランスを考えた献立が作りにくい1人暮らし。
しっかり食べたいけれど、買い物や調理の手間などで手一杯、なかなか節約まで考えるのは難しいことです。
張り切って買い物に行ったけれど材料をすべて使い切れず、その結果自炊生活を諦めてしまう人も少なくありません。

諦める前に、健康と節約その両方を叶える「スープ作り」にトライしてみてはいかがでしょうか。
スープはどんな野菜でもおいしく作ることができるため、残っている野菜を使い切ることができます。
鍋に水とスープの素、切った野菜を入れて煮込めば野菜スープの完成です。

しかし、せっかく作ったスープも同じ味ではやがて飽きてしまいます。
そんなときは、カレー粉やトマト缶などを入れて新しい味にリメイクしてしまいましょう。
具材が少ないと感じたら、ベーコンやウインナーを足してボリュームを出したり、ご飯を入れてリゾットにしてみましょう。
野菜エキスがたっぷりと溶け込んだスープで要領よく栄養摂取できるおすすめの方法です。

ご飯と一緒に炊き込んで量増し

日常の食事に欠かせないご飯も、食材を一緒に炊き込むことで量増しすることができます。
白米のおいしさを損なわず量増ししたいときは、こんにゃくを細かく刻んでお米と一緒に炊きましょう。

白いこんにゃくやしらたきを使うと、見た目も白米とほぼ変わりません。
また、おからと豆腐も水加減を調節すればこんにゃくと同じようにご飯の量増しに使うことができます。

この方法は、お米が足りないときなどの緊急対策用としても活用できますが、お米から摂取する糖質を減らすこともできます。
ダイエットをしたい、健康に配慮する場合にもおすすめの方法です。

料理を覚えて楽しく節約

食費を節約するために欠かせないことは、ズバリ「食材の使い回しをできるだけ多く知っておくこと」です。
せっかく買った食材を使い切れずムダにしてしまうことは、お金をムダにしているということになります。
食材を余ることなく使いきることが、結果的に節約に繋がるのです。

食材をムダにしてしまう要因は、「料理する時間がない」という時間的要因以外に「使いまわす方法を知らなかった」という理由があげられます。
冷蔵庫をみて「今日はアレを作ろう」と節約料理のアイデアが浮かぶように、いろいろな料理レシピを覚えておきましょう。

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