医療保険の掛け捨て型医療保険をしっかり学ぶ|保険選びに役立てよう

August, 17, 2018

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掛け捨て医療保険の特徴を紹介

掛け捨て型の医療保険とは、中途解約時や満期や更新などに、支払った保険料の給付金を受け取ることができないタイプの保険です。
支払った保険料(掛け金)が戻ってこない(捨てる)ということから、「掛け捨て」と呼ばれています。

掛け捨てと聞くと、お金を無駄にしているといったイメージがありますが、医療保険へ加入することで、毎月の保険料を支払うことで、突然の病気やケガの際にしっかりと保障を受け取ることができます。
今回は掛け捨て型の医療保険の特徴やそのメリットについて学び、しっかりと理解を深めましょう。

掛け捨て型医療保険の特徴は

掛け捨て型保医療保険の特徴を解説していきます。

貯蓄型と比べて保険料が安い

掛け捨て型医療保険は、貯蓄型の保険と比較すると、保険料が安いことが大きな特徴の1つです。
貯蓄型については、貯蓄分=契約者へ払い戻すお金を将来的に保険料に上乗せしているため、その分だけ保険料が高くなります。
一方、掛け捨て型医療保険は、貯蓄分としての上乗せがないため、保険料を安く抑えることができます。

できるだけ安い保険料で医療保険を準備したい人になど、保険料を抑えるスタンスで医療保険を検討している場合は、掛け捨て型は適しているともいえます。

保障のしくみがシンプル

掛け捨て型医療保険のメリットとして、加入後でもより条件のよい医療保険が見つかった場合、保障のしくみがシンプルなため、保障内容の見直しがしやすいことがあります。
貯蓄型の場合は、より条件のよい保険へ変更して中途解約をすると、解約返戻金が支払った保険料よりも少ない金額しか受け取れず、結果として損になる場合があります。
貯蓄なしで加入する分、保険料が安く抑えられるため、大きな保障を割安で受けることができます。

また、貯蓄型は一定の決められた期間まで保険料を継続して支払う必要があり、途中で解約すると、一般的にはそれ以上の保険金を受け取ることはできません。
一方、掛け捨て型医療保険は、もしも途中で解約した場合でも、「満期保険金」「解約返戻金」「健康還付金が減る」といったデメリットが発生しません。

掛け捨て型医療保険は、貯蓄型と比べて医療に特化しているため、加入時の際は、保障内容の要不要だけを考慮して判断できるタイプの保険が豊富です。

掛け捨て型医療保険のメリット

掛け捨て方保険ならではのメリットがあります。

万が一の保障が大きい

小さな子供がいる家庭などで、家計を支えている世帯主がもし死亡した場合、収入が途中で途絶えてしまい、子供の教育費や残された家族の生活費が足りないという状況になってしまいます。
厳密には、死亡保障額は各家庭によって変わりますが、平均的な会社員が万が一のリスクに備えるには、4,000万円~5,000万円くらいの死亡保障が一般的に必要だと言われています。

高額な死亡保障額を、貯蓄性のある貯蓄保険で備えると、保険料が高くなってしまったり死亡保障に必要な期間が15~20年と限定されますが、掛け捨て型保険の定期保険や収入保障保険であれば、保険料を安く抑えて大きな保障を受けることが可能です。

保険の種類が豊富

掛け捨て型医療保険は、保険料も安いため保険料の負担が少なく済みむほかに、保険の商品が豊富で選択肢が広いため、さまざまな状況の変化によって選ぶことができます。
年齢に応じて、医療保険の保障を手厚くしたり、軽いものへ変えることが可能です。
特に女性の場合はライフスタイルの変化が多く、その時の状況の変化に応じて保険の種類を選ぶことができるので、メリットが大きいといえます。

保険内容の見直しがしやすい

掛け捨て型医療保険は、貯蓄型保険に比べ、保険の見直しやそれに伴う解約、さらに、支払われる払戻金が支払った保険料を下回ることがありません。
掛け捨て型保険は、保険金も安く抑えることができ、解約の際に損をすることも少ないため、保険の見直しをしやすいといったメリットがあります。

また、掛け捨て型医療保険は、就職、転職、結婚、出産など、ライフスタイルの変化に伴い、医療保障をさらに手厚くしたり、反対に軽い保障などへ、状況に合わせて切り替えることができます。
保険の見直しをすることができ、保障の内容を変えることができるのが、掛け捨て型医療保険の強みです。

掛け捨て型医療保険のタイプ

掛け捨て型医療保険のタイプについて解説をしていきます。

一生涯保障する終身タイプ

終身医療保険とは、死亡保障(死亡時や、高度障害時などの際に家族へ保険金が支払われる保障)と、貯蓄機能の両方を備えた保険です。
終身医療保険に加入するメリットは、加入した時点から保険料が変わらないため、20歳から加入し続けた場合、50代や60代になっても保険料が変わることがありません。
一方、定期医療保険は、加入する年齢が上がるほど保険料も上がります。

終身医療保険を解約した場合、掛け捨て型と貯蓄型のタイプによって返戻金の取り扱いが変わります。
貯蓄型は、解約時に支払ってきた保険料の一部が返戻金として払い戻しされますが、掛け捨て型は解約時に返戻金が払い戻しされることはありません。

一定期間ごとに更新する定期タイプ

定期医療保険とは、保障期間をあらかじめ決めた上で、契約をする医療保険です。
定期医療保険は、契約が終了した際、原則的に返戻金をもらうことができません。
そのため、保険料を支払っている期間だけのみ保障を受けられる保険のため、掛け捨て型医療保険とも呼ばれています。
また、定期医療型保険の保険料はさまざまな要因から構成されており、契約期間が長くなるにつれて、保険料が高くなります。

その他にも、原則として定期医療保険の保険料は、死亡するリスクが高い人ほど保険料が高くなり、また次のの要因から構成されています。

年齢

一般的に、年齢が若ければ若いほどに死亡率は低くなり、高齢になればなるほど死亡率が高くなります。
そのため、加入時の年齢が若いほど定期医療保険の保険料は安くなります。

?性別

現在、女性のほうが男性よりも長生きすると統計で算出されており、そのため、死亡率の低い女性のほうが保険料が安くなります。

健康状態

通常、保険に加入する前には、自身の病歴や入院歴などを告知書に記入して申告する必要があります。
保険会社はこれを参考にして、加入者の健康状態を判断します。
何が健康で何が不健康かを判断する基準は保険会社によってばらつきがありますが、身長・体重・血圧が標準値であり、非喫煙者の人は死亡率が低いと判断されるため、保険料も安くなる傾向にあります。

おすすめの掛け捨て型医療保険は

医療保険は、保険期間で分ける場合、通常は「定期医療保険」と「終身医療保険」の2種類に分類されます。
また、医療保険には種類が多く、一般的には通院時と入院時に保険金を受け取ることができる保険商品を指します。
一定期間を保障するタイプを定期医療保険と呼び、一生涯保障が続くタイプを終身医療保険と呼びます。
今回は、下記の二つの理由をメインに考えて、おすすめの掛け捨て型医療保険を紹介します。

理由1.終身医療保険で保障が充実しているもの
理由2.定期医療保険で保障が充実しているもの

オリックス生命保険 医療保険新キュア

医療保険新キュアは、七大生活習慣病に対し、手厚い保障を備えた終身医療保険です。
病気やケガによる入院を一生涯保障するほか、死亡保障や解約払戻金をなくして保険料を抑えることができます。
さらに、更新がないため保険料が途中で上がることがありません。
また、三大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)で入院した場合、支払日数を無制限で保障し、入院が長期化した場合も万全なとサポート体制で安心です。

【参考:http://www.orixlife.co.jp/pr/cr05001/?oKL=14wpbb1&cid=listing

アクサダイレクト生命 アクサダイレクトの定期

アクサダイレクトの定期医療保険は、生活習慣病を含む、病気・ケガによる入院や手術を一定期間総合的に保障を受けることができる医療保険です。
日帰り入院など、短い入院をしっかりとカバーし、一定期間のみ備える保険とすることで、保険料を割安に実現しています。
さらに、80歳まで更新可能なため、高齢でも安心して万が一の場合に備えることができます。

【参考:https://www.axa-direct-life.co.jp/products/medical_term/index.html?topbnid=p_MDT

ライフネット生命 新じぶんへの保険

新じぶんへの保険は、入院・手術を一生涯カバーでき、ガン・先進医療に対してもしっかりと保障を備えた終身医療保険です。
また、保険料払込期間中の解約返戻金をなくし保険料を抑え、更新がないため保険料は加入時のまま上がらず、一生涯保障が続きます。

新じぶんへの保険は、3大生活習慣病や先進医療の保障が充実した、手厚い保障が特徴の「おすすめコース」と、保障内容は入院・手術のみというシンプルな内容ですが、保険料は安く抑えた「エコノミーコース」があります。

【参考:http://www.lifenet-seimei.co.jp/product/medical/?cid=&m=&t=&cl=&lp=&mkt_tok=

メディケア生命 メディフィットA

メディフィットAは、約10種類の特約からプランを選択することが可能で、この特約の中から三大疾病に関する特約と、ガンに特化した特約を組み合わせ、自分に合った医療保険を作成できる、終身医療保険です。
病気・ケガによる手術や入院などをしっかりと保障し、先進医療や退院後の通院、七大生活習慣病などのニーズに合わせることができて安心です。

また、主契約の契約年齢は20~85歳と幅広く、年齢を気にせずに保険へ加入することができます。
ガンの適応条件については、ガン細胞の中でもほとんどが悪性新生物を対象にしていますが、メディフィットAは上皮内新生物も対象かつ、保障額も悪性新生物と同額になります。

【参考:http://www.medicarelife.com/products/medifit_a/

自分の状況に合った保険選びをしよう

医療保険を選ぶ際は、自分のライフスタイルに合っているかどうかが大切です。
また、各保険の特性や特色を把握し、自分のニーズに合うか確かめる必要があります。
掛け捨て型医療保険は、中途解約時や、満期や更新などに、お金が戻ってこないタイプが特徴の保険です。

「掛け捨て」という言葉は、「お金を無駄にしている」というイメージがありますが、保険料の積み立て分としての上乗せがないため、費用を安く抑えることができるメリットがあります。
また、途中解約しても満期保険金、解約返戻金、健康還付金が減ってしまうデメリットもありません。

将来的に保険の見直しを前提としていたり、健康状態がすぐれない間のつなぎの保険として検討している人には、掛け捨て型医療保険は最適と言えます。
自分のライフスタイルに合わせて、自分に最適な保険を選んで万が一に備えましょう。

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