転職ポイントのまとめ。転職するタイミングや、転職方法について

February, 09, 2018

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今後のために転職の準備をしよう

第二新卒などなら、やる気などの気持ちだけで転職活動ができるかもしれません。
しかし社会人として時を重ね、30代後半や40代になってくるとなかなか転職に踏み切ることが難しくなっています。

転職活動をすることで、今の職場で不利な立場に置かれたり、年齢を理由になかなか転職できないことは、実際にあります。
転職活動が長引くことなどを意識してしまうと、なかなか最初の一歩が踏み出せず、悶々と時間だけが過ぎてしまうこともあるかも。

前向きに転職を志したのなら、どのようにしたら転職活動を成功させることができるのか考えてください。
転職のポイントを知るだけでも、ぐっと成功に近づくことができます。

転職活動を成功させるには、事前準備やどのように転職活動をすすめるのかのプランニングが大切です。
どのように進めていったらよいのかみていきましょう。

転職までの今の職場との付き合い方

転職活動を内緒にしておく

転職活動を内緒にしておくかどうかは悩むところです。
しかし特に必要がなければ、公言しないほうが無難です。
なぜなら転職活動を始めたということは、なにかしら現在の仕事に不満を持っているということです。
そのためそれを知った周囲からよく思われず、人間関係が悪化するかもしれません。

もしかしたら転職活動はうまくいかずそのまま現職を続ける可能性もあるでしょう。
「転職する予定なんだ」と気軽に話していたら、ばつの悪い思いをします。

また上司からみれば、育てがいがない部下となります。
新しいことを教えたところで、しょせんはすぐにいなくなってしまう人なのです。
上司にそう思われてしまえば、重要な仕事は回されなくなり、自分自身の成長もストップしてしまいます。

女性にありがちですが、仲の良い同僚にだけこっそりと「実はね、転職活動はじめたの」と漏らしてしまうこともあるでしょう。
しかしこのような噂は一気に拡散するものです。
噂の発生を防止するためにも、言わないと決めたのなら就職先が決まるまでは誰にも話さないほうがよいでしょう。

転職活動することを伝える

転職活動をすると伝えることも、悪いことばかりではありません。
信頼できる上司ならば、話すメリットはたくさんあります。

たとえば妊娠がわかったものの、現在の仕事では子育てをしながらの仕事と家庭の両立が難しい場合はどうでしょうか。
それらの事情を踏まえ、転職を考えている旨を話したら、時短などの処置をとってくれる可能性もあります。

会社が家庭の事情などを理解し、転職活動をサポートしてくれる体制を作ってくれるのならばこれほどよいことはありません。
たいていの場合、企業の面接は平日の昼間に行われます。
つまり、面接に行くためには会社を早退したり、休みを取る必要が出てくるのです。
そのときに会社が事情を知っているのならば、有給休暇なども取りやすくなるのです。

転職活動を始めるベストタイミング

住宅を購入してから

住宅の購入予定があるのならば、住宅を購入してから転職活動を始めたほうがよいでしょう。
なぜなら住宅ローンの審査があるからです。
住宅ローン審査が通りにくくなるポイントは以下の通りです。

勤続年数が3年未満の場合、アルバイトや契約社員など雇用が不安定な場合、源泉徴収票に歩合給の記載がある場合、銀行が定める最低年収を満たしていない場合など。
収入面が不安定だったり、過去にローン返済が滞った経験があると住宅ローン審査は通りにくくなります。

転職したいという気持ちが先に立ってしまい、退職してから就職活動を始める人もいますが、住宅購入に関しては全くメリットがありません。
勤続年数が長ければ長いほど、そして無職の期間が短いほど転職活動にも有利になります。
住宅購入の予定があるのならば、社会的地位が安定した状態のうちに購入してしまいましょう。

企業の求人が多い月

年度切り替えに伴い、3月と9月頃に企業の求人が増えます。
年度切り替えの時期は退職者がでたり、新規事業がスタートするので、企業も新たな人材を必要としているのです。
その大きな波に乗ることは悪いことではありません。

実際には、求職者数もぐんと増える時期なのでライバルは多くなります。
そのため必ずしも有利というわけではありません。
もしも自分の経歴や年齢に自信がないのならば、避けたほうがよいことさえあります。

しかし多くのライバルに打ち勝つ自信があるのならば、この時期はやはりおすすめです。
求人票がたくさん出ているので、好条件を打ち出している求人に出会える可能性が高いのです。
応募するかどうかはともかく、この時期に求人媒体を眺めてみてください。
もしかしたらよい会社との出会いがあるかもしれません。

また中途採用などは、中途半端な時期に突発的に起こりやすく、なかなか同期ができにくいものです。
しかし年度切り替えの時期に入社した場合、同じ時期に採用された中途採用者と同時入社する可能性が高くなります。
同期というのは心強いもの。
それもこの時期に採用される1つのメリットでしょう。

ボーナスをもらった後

ボーナスの時期が近いのなら、ボーナスをもらうまではくれぐれも「転職活動を始めた」などと漏らさないほうがよいです。
ボーナスというのは必ず定額をもらえるものではありません。
実績や今後への期待も含めて、会社が従業員に渡すものなのです。

義務ではないので、この人にボーナスを払いたくないと会社が判断すれば、会社は従業員にボーナスを払う必要はありません。
それは極端な例ですが、実際に転職活動をしている従業員は減額されることが多いようです。

ボーナス査定での評価を、自ら下げる必要はありません。
しっかり口を閉じて、会社からもらえるものはもらった上で転職をしましょう。

育休をつかってから

育休、つまり育児休業とは、子供が原則1歳になるまで会社を休業できる制度です。
女性の場合、妊娠や出産に伴う退職や転職は非常にデリケートで難しい問題です。

現職の仕事内容がハードだったり、育児と仕事との両立に自信がもてなかったりすると退職や転職を考えてしまうでしょう。
しかし、体に負担がなければ一番良い方法は、現職で育休まで使うことです。
復職後様子をみてから転職活動をするのでも遅くはありません。

なぜなら妊娠後に転職をする場合、育児休業をとれない可能性があるからです。
育児休業は申し出があった場合、基本的に会社は受けなければなりませんが、そこには例外があります。

労使協定を結んでいる会社のみ、入社後1年未満の間に育児休業を申し出た女性社員の申請を拒否できるのです。
それではせっかく転職に成功しても、また会社を辞めることになってしまいます。
妊娠、出産に伴う転職活動は、よく考えて情報を仕入れたうえで行いましょう。

転職への熱意が少し収まってから

転職したいという気持ちが強いときには、気持ちばかりがはやってしまい自分で思うほど冷静に慣れていないものです。
嫌なことがあって落ち込んでいるとき、上司に対して怒りを抱いているときなど現職への不満が強いときには転職までに一呼吸おきましょう。

転職への熱意が少し収まってからでも、今後の将来設計をプランニングするのには遅くありません。
むしろそのほうが自分を取り巻く現状がよくみえ、的確な判断ができます。

また転職への熱意が高いときは、その有り余るエネルギーを情報収集や自己分析、履歴書の作成などに費やすとよいです。
集めておいた情報は、落ち着いて転職活動に取り組み始めた際に、とてもよい資料となります。

転職活動に有効活用したいサイト

専門家のサポートが得られる転職エージェント

転職エージェントは、登録すると転職活動に関するさまざまなサポートをしてくれます。
サポートの範囲は幅広く、キャリア相談から求人紹介、履歴書や職務経歴書のチェックや面接対策までしてくれます。
なぜ無料かというと、採用する企業側が確定した年収の3割前後を転職エージェントに報酬として払うからです。

実際に面接が進めば、転職エージェントは日程調整や給与交渉までしてくれます。
紹介してくれる求人は、求人媒体に紹介されているものだけでなく、非公開求人もあるのでよい会社と出会える可能性は広がります。
それらは無料で受けられるサービスなので、登録できるのならば利用するとよいでしょう。

デメリットは、あまりありませんが、悪質な担当者に当たってしまうとマイペースに転職活動ができず、納得できない転職先に就職が確定してしまうこともあります。
あくまで自分自身が主導権を取り、しっかりと希望を伝えてください。

担当者が有能かどうかが非常に重要になりますので、登録する際は複数登録し、担当者と面談をした上でどこにするか決めるとよいでしょう。

他人の経験談を参考にできる2ch

2chを覗いてみるのも、転職経験者の意見が聞けておもしろいかもしれません。
気になっている企業へ転職している人の意見がみつかれば、非常に参考になります。

似たようなもので転職の口コミサイトもあります。
ここでは、給与明細が公開されていたり、残業や福利厚生が実際どうなのかという生の声を知ることができます。

求人広告は採用担当者が作成したもので、企業のメリットは書かれていてもデメリットを知ることはあまりできません。
2chや口コミサイトはそのような企業の裏事情を知ることができる情報源となるのです。

ただ注意しなければならないのは、転職する人はその会社に不満を持って出て行った人が多いということです。
そのため企業への悪口が書かれていることが多くあります。
悪意を持った書き込みに振り回されて転職チャンスを失うことがないように気を付けてください。

様々な切り口の情報が得られる転職ブログ

「転職 ブログ」などで検索をすると、さまざまな切り口の転職ブログがネット上に現れます。
それらの中には非常に転職の参考となるブログも含まれています。
自分にはなかった考えかたやアイデアが詰まっているので参考になるのです。

まず読んでおきたいのが、実際に退職を経験した人が書いているブログ。
転職を考えてから実際に転職するまでの流れや、やるべきことを書いているものはやはり参考になります。
転職活動もそうですが、退職や新しく入社するにあたってさまざまな手続きなどもあります。
そのような情報がつまったサイトを一読しておくとよいでしょう。

他にも、転職に役だった転職本の紹介をしているブログや、大企業から中小企業への転職を果たした人がそれぞれに勤めるメリットやデメリットを綴ったもの、新卒や第二新卒向けのもの、3年以内の転職を繰り返している人のブログなどさまざまです。

そしてもしも就職活動がなかなかうまくいっていないようならば、転職する側だけではなく人事や採用担当者が書いているブログに目を通してみてください。
採用する側の裏事情を知ることで、面接等の対策を立てやすくなるかもしれません。

転職活動を成功させよう

「転職したい」という気持ちだけで、転職活動が成功するほど甘くありません。
転職するタイミングを見計らい、情報収集にも努めなければなりませんし、どのように転職活動を進めるのかプランニングをする必要もあります。

事前にやるべきことを知っておくことで、少しでも転職活動を有利に進めていきましょう。
後悔しない未来を手にするためには、事前準備がなにより大切なのです。

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