年賀状を処分するには?正しい方法や気をつけるべきポイントを学ぼう

年賀状を処分するには?正しい方法や気をつけるべきポイントを学ぼう

家計の知恵 2018.08.10

年賀状の正しい処分方法を知ろう

年賀状は新年の挨拶をハガキで伝え合う日本ならではの文化です。遠く離れた親戚や友人の近況を楽しみにしている人も多いでしょう。しかし、なかなか捨てられず溜めこんだ結果、処分に困ってしまうケースも少なくありません。
家庭によっては、毎年、何十枚、何百枚単位で増えていくため、気づいたときにはかなりの量が溜まっていたなんてこともあるでしょう。毎年気持ちよくやり取りを楽しむためにも、年賀状の正しい処分方法を知っておくことが大切です。年賀状を、正しく、安全に処分するための方法を見ていきましょう。

年賀状の処分方法とは?

年賀状を処分するためには、いくつかの方法があります。処分したい量や使用状況などによって、適した方法を選ぶとよいでしょう。

燃えるゴミとして捨てるためには

シュレッダーにかける

年賀状を捨てる際多くの人が気になるのが、年賀状に記載された個人情報ではないでしょうか。はがき自体は紙でできているため、一般的には燃えるゴミや資源ゴミとして捨てることは可能です。しかし、住所や氏名、家族構成、子どもの年齢、近況など、非常に多くの個人情報が書かれている年賀状は、第三者の目から守る必要があるでしょう。
個人情報を守りながら燃えるゴミとして捨てるためには、シュレッダーの利用が便利です。細かく刻むことができるので、安心して捨てることができるでしょう。もし家庭にシュレッダーがない場合には、はさみやカッターで細かく切ることもひとつの方法です。その場合には、中身が読み取れないようできるだけ細かく切るように気をつけましょう。

個人情報保護スタンプを利用する

スタンプを押すだけで書いてある文字を隠すことができる、個人情報保護スタンプを利用するのもひとつの方法です。ただ黒く塗りつぶされるのではなく、さまざまな模様がついたスタンプなので、文字をうまくカモフラージュしてくれる効果があります。複数回押すことで、書かれている文字をより隠すことができるので、さまざまな字体でも安心です。
年賀状だけに限らず、郵便物や書類などの個人情報を含むものの処分について、以前よりも世間の認識が広がったこともあり、個人情報保護のためのグッズが増えています。年賀状の処分にもこのようなグッズをうまく活用していくとよいでしょう。また、スタンプの代わりに黒い油性マジックで代用することも可能です。ただし、インクや用紙によっては隠しにくいこともあるため、きちんと隠せているのか捨てる前にチェックしましょう。

ガムテープや接着剤などを利用して1つにまとめる

シュレッダーや個人情報保護スタンプは、個人情報を第三者の目から確実に守るための便利な方法です。しかし、処分したい年賀状が大量にある場合には、処分に時間がかかってしまいます。コピー用紙などに比べて厚い年賀状は、家庭用のシュレッダーでは一気に処分することは難しいでしょう。スタンプも、1枚1枚押していくことになるため、すべてを消すことは大変です。
そんなときには、ガムテープや接着剤などを利用し、年賀状をひとまとめにして捨てる方法が便利です。年賀状を束にしてから、周りをガムテープでぐるりと固定するか、接着剤を間に付けて貼り付けましょう。その際、個人情報が見えないように、不要な紙や年賀状の個人情報が含まれていない面が表側にくるようにします。あとは、中身が見えない封筒などに入れ、住まいの自治体のルールに従って捨てることができます。

資源ゴミとして捨てるためには

年賀状は、紙でできているため、基本的に資源ゴミとしての処分が可能です。資源ゴミとして出す場合にも、個人情報を意識した工夫が必要になります。資源ゴミについても各自治体ごとにルールが異なりますが、一般的には、紙類としてまとめて出すことができるでしょう。ただし、ガムテープや接着剤などがついていると、資源として認められないことがあります。
個人情報保護スタンプやマジックで個人情報を保護するなどの工夫が必要でしょう。また、年賀状の中には、注文した写真入り年賀状やインクジェット写真用など、光沢のある用紙が使われていることも多くあります。その場合、資源ゴミとして出すことができません。資源ゴミとして出す場合には、中身をしっかりと確認し、個人情報をしっかり守るという意識が大切です。

コンビニや自治体による個人情報処分ボックスを利用する

一部のコンビニや自治体では、個人情報が含まれた紙類を回収してくれるボックスを設置していることがあります。セキュリティを配慮した処分でリサイクルにつなげることもできるので、手軽に処分したい人にうれしいサービスです。店舗によっても異なりますが、年賀状以外にも、郵便物や明細書など、個人情報が含まれている紙類であれば回収可能なケースもあるので、実施店舗に確認してみるとよいでしょう。
回収を行う自治体はごく一部ではありますが、年賀状の時期に合わせて処分時期を設定していることもあります。ただし、自分の元を離れた個人情報に責任を持つという意味では、回収に出す前に、個人情報をできる限り消しておくなどの配慮も必要になるでしょう。信頼できる回収ボックスを利用することが大切です。

書き損じた年賀状は郵便局で切手等と交換できる

記入ミスなどの書き損じや、多めに購入して余ったはがきなど、自分で用意した年賀状を処分したいという人もいるでしょう。書き損じや未使用の年賀はがきは、郵便局で切手やはがきなどと交換してもらうことができます。ただし、年賀はがき1枚につき5円の手数料がかかるため、注意が必要です。手数料は基本的に現金支払いになりますが、商品によっては、差し引いた金額の商品との交換で済ませられることもあります。
また、急な服喪により、用意していた年賀状をすべて使用できなくなってしまうこともあるでしょう。その場合には、その年の年賀状販売期間内であれば無料で交換してもらうことができます。年始の挨拶とはいっても、年末の早い時期から準備する人も多い年賀状だからこそ、万が一のためのサービスがあることで安心して準備することができるでしょう。

処分するときにかかる費用の相場

年賀状を捨てるためには、どのくらい費用がかかるのでしょうか?それぞれの処分方法ごとにかかる費用についてまとめました。

燃えるゴミとして処分する場合には自治体ごとに費用が異なる

シュレッダーや個人情報保護スタンプ、ガムテープなどを利用する場合、燃えるゴミとして捨てることになります。燃えるゴミの処分にかかる費用については、各自治体ごとの差が大きく、無料の地域もあれば、有料の地域もあり、捨てる際にはルールに基づいて処分する必要があります。燃えるゴミを無料で出せる自治体の場合には、特別な費用はかかりません。
有料の自治体の場合には、ゴミの処分には指定のゴミ袋が必要であり、そのゴミ袋を購入することで処分費用を納めるという形が一般的です。ゴミ袋の上部をしっかり結べる状態であれば、ゴミ袋がいっぱいになるまでゴミを入れることができます。料金は自治体によってもさまざまであるため、住まいの自治体ごとに確認しておきましょう。資源ゴミについても同様です。

郵便局で交換してもらう場合には1枚5円の手数料がかかる

書き損じや未使用など、郵便局で切手などと交換してもらう場合には、1枚5円の手数料が発生します。62円の年賀はがきが10枚であれば50円の手数料がかかり、100枚であれば500円の手数料がかかることになります。処分費用としては、年賀はがきの枚数によっても異なってくるため、処分したいはがきの枚数をあらかじめ数えておくと安心です。
また、交換の手数料は現金での支払いが基本ですが、交換する商品によっては、その一部を手数料に引き当てることが可能なこともあります。その場合には、処分するはがきの合計金額から、手数料分を差し引いた金額の分の商品と交換してもらうことができます。交換可能な商品や手数料引き当てが可能な商品について、詳しくは、お近くの郵便窓口で確認してみるとよいでしょう。

処分ではなく買取希望のときは

書き損じや未使用の年賀はがきは、買取業者を利用して買い取ってもらうことも可能です。年賀はがき買取とは、どのようなサービスなのでしょうか?

買取対象になるかを確認する

郵便局で書き損じや未使用のはがきを交換してもらう場合、切手などの郵便商品との交換が基本です。現金との交換はできないため、切手などとわざわざ交換したものの、使う予定がないという人もいるのではないでしょうか。そこで便利なのが、はがきの買取を行っている買取業者を利用する方法です。切手やはがきを使用する予定がないという人は、買取業者による買取サービスを検討してみてはいかがでしょうか。
まずは、処分したいはがきが買取対象になるかどうか確認してみましょう。買取対象はお店によっても異なりますが、書き損じたはがきや未使用のはがきが主な対象になります。また、200枚や4000枚などの完封はがきであれば、さらに高額買取を受けられる可能性もあります。

年賀ハガキを買取してくれるお店を紹介

チケッティ

チケッティは、商品券や各種チケット、切手、はがきなどの買取販売を行う金券ショップです。年賀はがきの取り扱いも行っており、未使用や書き損じについてもそれぞれのレートで買取をしてもらうことができます。東京都を中心に展開する店舗の他、郵送買取も利用可能です。
郵送買取の場合には、買取金額を確認し、指定の買取カードをダウンロードして記入します。身分証明書と商品を一緒に梱包して発送し、商品が到着、確認でき次第、振込での支払いとなります。
チケッティHP:http://www.tickety.jp/

チケットレンジャー

チケットレンジャーは、東京・銀座を中心に展開する金券ショップです。新幹線チケットや優待券、商品券など、幅広い金券を取り扱っており、年賀はがきの買取も行っています。実店舗の利用だけでなく、遠方の場合にはオンライ見積もりを利用した郵送買取を利用することもできます。
オンライン金券見積もりカートに、買取してもらいたい商品を入れて見積もり依頼を行いましょう。郵送して商品の査定を行い、既定のレートに基づいて計算されます。支払いは、振込もしくは現金書留から選ぶことができます。
チケットレンジャーHP:https://www.ticketlife.jp/

アクセスチケット

アクセスチケットは、神奈川県をはじめとする関東地方や新潟県、大阪府など、各地に展開している金券ショップです。200枚や4000枚完封、バラなどによってそれぞれの買取価格が設定されており、それに基づき、買取を受けることができます。
郵送買取によって、店舗がない地域でも全国各地で買取が可能です。HPで商品ごとの買取価格を確認し、買取依頼書をダウンロードして記入します。必要書類と商品を郵送し、査定を受けたのち、査定金額を振込で受け取ることになります。
アクセスチケットHP:http://www.access-ticket.com/

処分の際は個人情報に注意

年賀状を処分するためには、さまざまな方法があります。個人情報さえしっかり守ることができれば、自分に合った方法で処分することが可能です。処分したい年賀状の量や状態に合わせて、より適切な方法で処分していきましょう。
また、一度処分してもまた新年には新しい年賀状が届くことになるでしょう。整理してスムーズに処分できるよう、自分なりのルールを決めておくのもいいですね。年賀状を送り合う楽しみを味わいながら、負担にならない処分方法を見つけましょう。

この記事のライター UKANO 編集部

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