複利運用で最大の効果を得るには。 メリットとリスクを知ろう

July, 31, 2018

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銀行貯金に期待できない今こそ複利運用について考えよう

これからの時代は資産を形成するために、投資をすることは必要になってきました。
また銀行での貯金をしていても資産は増えることは期待できません。
今だからこそ複利運用で資産を増やすべき時です。
ここでは複利運用について考えていきます。
複利運用のメリットとリスクをしっかりと把握していきましょう。

複利運用について

複利運用とは、運用当初の元本だけでなく運用で得た利益も追加投資して運用し、投資元本を大きくしていく運用方法です。
これは投資期間が長くなれば長くなるほど、運用益が大きくなります。
例えば複利投資をすることで、元金によって生じた利子を、また次期の元金に組み入れる投資で、元金だけでなくそれに対する利子にも次期で利子がつくので、雪だるま方式に増えます。
またアインシュタインの名言で、複利のことを「人類最大の発明」「宇宙で最も偉大な力」と呼ぶほど強力なものと話しています。

複利運用で得られるメリットと計算方法

複利運用で得られるメリットとは一体どのようなものでしょうか。
また複利運用の計算方法はどういう計算方法になるのでしょうか。

複利運用で得られるメリット

複利運用で得られるメリットとして、複利運用を続けることによって、単利運用に比べて加速度的に資産の増加を実現できます。
また投資の期間が経てば経つほど、長くなることでより効果が得られます。
ですから複利運用なら利益が出るたびに元金が増えていくので、新たに資金を投入することもなく取引の規模が大きくなります。

複利運用の計算方法

では複利運用の計算方法はどのようにしていくとよいでしょうか。
わかりやすく計算例を見ながら考えていきましょう。

複利の計算式と計算例

では複利の計算式として、実際の複利運用の計算例を示していきます。
計算式としては、 元本× (1+年利率)年数乗が複利の計算式です。

例えば100万円を年利6%(1年複利)に3年預けた場合は、?100万円 × (1+ 0.06) × (1+ 0.06) × (1+ 0.06) ×= 119万1,016円です。

そして100万円を年利6%(1年複利)に10年預けた場合は(小数点以下切捨)100万円 × (1+ 0.06) 10乗×= 179万0,848円です。

「72の法則」でお金が2倍になる年数がわかる

複利で運用するときには「72の法則」という法則があります。
これは投資したお金が2倍になるのはいつになるのかわかる法則です。
ではその72の法則の計算式として、実際の計算例を示していきます。
計算式は、72÷ 年利=運用するお金が2倍になるのにかかる年数です。

例えば年利6%で複利運用した場合にかかる年数としては、72÷6=12年になります。

複利運用にはどのような方法があるか

では実際に複利運用をしていく上で、どのような方法があるのでしょうか。
実は複利運用にはさまざまな投資の方法があります。
しっかりと複利運用の方法を把握して自分にあう方法を選びましょう。

投資信託を長期で行う

投資信託での複利運用は、投資信託を積み立てで長期にわたり複利運用することで、大きな利益が見込めます。
また投資信託のやり方はとても簡単で、銀行や証券会社で口座を作り、作った口座で投資先を選びます。
おすすめとしては証券会社がよいでしょう。
またプロに投資を行ってもらえるので、投資の初心者に向いています。
そしてより複利効果を上げるためには、運用益を分配するタイプではなく、再投資するタイプを選ぶようにしましょう。

株式を長期保有する

株式投資の複利運用としては、基本的には長期保有すること、そして長期投資をするためにできる限り早く投資を始めましょう。
なぜなら投資を開始する時期が遅くなると、複利の運用で得られる金額が少なくなるためだからです。

株式投資の始め方として証券会社を選んで口座を開き、そこで安定した配当が見込める商品を見定めて、長期の投資をしていきましょう。
またその他には、特定の銘柄に集中投資をせずに、いくつかの複数の銘柄に分散投資してリスクを軽減することも大切です。

FXで複利運用する

FXの場合の複利というのは、スワップ金利で得た利益の複利運用のことです。
わかりやすく説明すると、スワップ金利と資金に対して金利がつくという事です。
これは取引がうまくいけば、雪だるま方式のように資産が増えます。

FXでの複利運用のやり方は、複利運用システムのあるFX会社で口座を開きき、複利運用で長期運用することで効果を高めることができます。
ですから複利運用効果を最大限発揮するためには、外貨は口座にある程度入れておいたままで、複利運用していくのがよいでしょう。

ソーシャルレンディングで複利運用する

ソーシャルレンティングの複利運用とは、「ネット上でお金を借りたい人や企業」と「ネット上でお金を貸したい人や企業」の融資仲介サービスの運用方法です。
ソーシャルレンティングの始め方として、運営会社に口座を開き、運用資金をあらかじめ決められた利率で企業に貸出します。

そしてその貸出し利息(分配金)が利益となります。
ですからその利益を複利運用することでさらなる利益が見込めます。
また分散投資を心がけて、少しでも早く投資を始めて最低でも5年から10年程の長期投資をしていくことが大切です。

投資による複利運用のリスク

投資による複利運用のメリットはわかりましたが、投資にはリスクがつきものです。
では複利運用のリスクはどのようなものでしょうか。
リスク管理をすることで安心して複利運用ができるのでしっかりと把握しておきましょう。

運用成績がマイナスになった場合の損失が大きい

複利運用での最大のリスクとしては、単利の運用と比べて運用成績がマイナスになった場合の損失がとても大きくなります。
なぜなら複利運用では、利益もすべてを運用にまわすため、プラスの場合は雪だるま方式で増えていきますが、反対に運用成績がマイナスになった時の損失は加速度的に大きくなってしまうリスクがあります。

複利運用の利益は保証されていない

株式投資は、銀行預金のように常に安定した収益が得られません。
例えば複利運用の利益計算のシミュレーションの場合は、仮定により利益を出しているだけで、実際の株式投資で銀行預金のように保証はされていないので、安定した利回りで運用できたり、利益の保証は一切ありません。

リスク管理が難しい

複利運用のリスク管理はとても難しいと言われています。
これは利益を大きく得たいがためにリスクを取りすぎてしまうと、反対に損失の場合のダメージがとても大きいです。
ですから複利運用は、ポジションを柔軟に変更できるように、リスク管理をしていかないといけません。

上級者の投資家でも苦労するリスク管理なので、初心者の場合は大きなミスをする可能性があります。
また特に株式の信用取引やFXは注意が必要ですし、ソーシャルレンディングの貸し倒れにも注意しましょう。

複利運用のリスクへの対策

複利運用のリスク管理は、とても難しいと言われていますが、それでもリスクへの対策ができる方法はいくつかあります。
リスクへの対策は複利運用をするためには必要になるので、しっかりと把握しておきましょう。

余裕資金で長期にわたり複利運用する

複利運用のリスク対策として、失っても困らない程度の余剰資金で複利運用をしていきましょう。
また短期では複利運用の効果が小さくなるので、より大きな複利効果を狙えるように長期で運用しましょう。
なぜなら余裕資金なら最悪全て無くなっても仕方ないと思う考えを持てるし、その余剰資金の範囲内で投資をするので、万一の損失のダメージを少なくできます。

分散投資を心がける

複利運用として運用中のリスクを小さくするために、値動きの異なる運用商品に分散投資をすることが最も大切です。
資産を増やしていくには、自分でコントロールできない不安定なリターンよりも、リスク管理をコントロールすることを優先し、複数の資産に対してバランスよく分散投資をすることで、できる限り大きく負けないことが大切です。

例えば、国内株式だけの集中投資だとリターンが高くなることもありますが、マイナスも多くなります。
ですから国内株式と海外株式に投資対象を増やして、運用中のブレを少なくする分散投資をしましょう。

まずは余裕資金で少額から複利運用を始めてみよう

今は昔とは違い銀行で資産を増やすことはもう不可能です。
自分自身で投資をして資産を増やしていくことが必要です。
その中で複利運用は、自分自身の資産形成をするための方法の一つです。
株式投資やFX、投資信託やソーシャルレンティングなどさまざまな投資で複利運用ができます。
自分にあった投資方法を選ぶとよいでしょう。

また複利運用は、プラスの場合は雪だるま方式で資産が増えていくという大きなメリットがありますが、その反面マイナスの場合は、とても大きなリスクがあるということも意識しておかなければなりません。
ですからそのために分散投資をしていったり、余剰資金を使って短期ではなく長期での運用をしていくことでリスク対策ができます。
複利運用は焦らずじっくりと長くすることで資産を増えていくので、まずは余剰資金で小学から始めてみましょう。
そして5年後、10年後のために資産を作っていきましょう。

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