審査なしのクレジットカードはあるの?クレジットカード選びのコツ

July, 24, 2018

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クレジットカードを審査なしで作る

クレジットカード会社は顧客の囲い込みのために、さまざまなサービスを提供するようになりました。
一人でも多くの利用者がほしいクレジット会社は、審査基準を見直すようになりました。
その結果、審査が甘いクレジット会社が出てくるようになったのです。

審査が甘いクレジットカードといえども、完全に審査がないわけではありません。
それでも審査が甘めで、昔は難しかった非正規雇用の人の利用も可能になってきたのです。

そんな審査が甘いクレジットカードの種類と、特徴を解説していきます。
甘い審査かもしれませんが、それなりの審査基準があるので、その中から各々に合ったクレジットカードを選ぶのがよいでしょう。

審査が必要な理由と調査方法

クレジットカードで商品の代金を立て替えすることはできますが、後から指定の銀行口座から引き落とされる仕組みになっています。
その際に引き落とすだけの預金がなければ、クレジットカード会社は困ってしまいます。

そんな事態を避けるために、クレジットカードは利用者の審査をするようになりました。
以下では具体的な審査方法を説明していきます。

返済能力の有無を確認するため

審査する目的は、利用者の返済能力の有無を確認するためです。
利用者に返済能力がなければ、立て替えているクレジット会社は損害を受ける可能性があります。
返済能力の調査をせずに、誰彼構わずカードを発行すれば、返済できない利用者が増えて、クレジットカード会社の存続が危うくなります。

そのために返済可能な収入があるのかを、調べる必要性があるのです。
クレジットカードの申込書に収入欄があるのは、そのためです。

個人信用情報機関に調査

利用者の返済能力の有無をクレジットカード会社は審査しますが、クレジットカード会社は個人信用情報機関に照会します。
個人信用情報機関には、利用者の信用情報が登録されています。
そこで問題が発覚すると、クレジットカード会社はカードの発行を断ることが多いです。

個人信用情報機関は、国内に3つあるので紹介します。

  • 割賦販売法指定信用情報機関(CIC)
  • 日本信用情報機構(JICC)
  • 全国銀行個人信用情報センター(JBA)

割賦販売法指定信用情報機関に登録している、クレジットカード会社が一番多いです。
手間のかかる利用者の信用調査を、これらの機関を利用することによって円滑化を図っているのです。

楽天カードは審査無しも同然

楽天市場を展開している楽天は、クレジット事業にも進出しました。
楽天カードは大手のクレジットカード会社と比較して、審査が甘いのが特徴です。
楽天カードの具体的な審査基準は、どのようになっているのでしょうか?

楽天カードはとにかく審査が甘い

楽天カードは非正規雇用の申込者だけではなく、学生や未成年の申込者も受け付けています。
しかし学生の場合であれば、親権者の同意が必要です。
民法では親権者の同意なしのカード契約は、無効になるからです。

未成年者がカードを持つことに、反対する親がいるかもしれません。
そんな場合は残念ながら、楽天カードを作ることはできません。
どうしてもカードを作りたい場合は、親を説得するしかありません。

18歳以上なら誰でも申し込める

18歳以上でも高校生は申し込みが不可ですが、それ以外であれば申し込みが可能です。
最近は高校を卒業してから、フリーター生活を送る人がいます。
そんな人であっても18歳以上であれば、申し込みが可能です。
かなり入会資格のハードルが、低いと言えるでしょう。

楽天市場でショッピングをする人であれば、楽天カードを取得するメリットは大きいでしょう。
楽天市場以外でも、クレジットカードがあるだけで買い物がしやすくなります。

しっかりと審査対策をして申し込もう

楽天カードの申し込みのハードルは低いですが、審査が通過しやすいように審査対策をしたほうがよいです。
仮に借金があるのであれば、完全に返済してから申し込みましょう。
専業主婦や学生の場合は収入がないので、キャッシング希望額をゼロにしたほうがよいです。

貸金業法では収入のない人に、キャッシングしてはいけないようになっています。
不定期に収入はあるけど安定した収入がない人も、キャッシング希望額をゼロにしましょう。

キャッシングを許可することは、カード会社にとってリスクのあることです。
無事に審査を通過するためには、最初は安全策を取った方がよいです。
審査通過後に安定した職業に就けた場合は、再度条件を変更して申し込めばよいでしょう。

Yahoo!JAPANカードは審査が甘い

大手検索サイトで有名なYahooグループが提供しているYahoo!JAPANカードは、申し込みが簡単なのが特徴です。
審査基準も厳しくはないようです。
具体的な例を見ていきましょう。

Yahoo!JAPANカードは18歳以上なら誰でも作れる

Yahoo!JAPANカードは検索大手のYahooが運営していますが、実際にカードを発行しているのは連結子会社のワイジェイカードです。
ワイジェイカードは信販系の会社なので、審査が甘いといわれています。

口コミ例ですが、一般的には審査が通過しにくいとされている、自営業者や主婦の方でも審査が通過しているようです。

主婦はともかく自営業者にとって、クレジットカードは便利なものです。
審査が通過しやすいYahoo!JAPANカードは、自営業者にとって心強い味方かもしれません。

審査スピードが早いのも魅力

Yahoo!JAPANカードの特徴には、申し込み後からの審査のスピードもあります。
口コミ例では、申し込んでから数分で審査が通過したケースもあります。

クレジットカードに関心がある人は、カードを早く使いたいと思っているのではないでしょうか。
そんな人たちにとってYahoo!JAPANカードは、クレジットカード選びの大きな選択肢になるでしょう。

審査がいらない家族カードについて

家族カードは、一般的なクレジットカードとは趣が異なります。
異なっている点は、家族全員が使えるカードだということです。
家族で使う人にとってはメリットが大きい、家族カードの詳しい内容を説明します。

収入のない学生や専業主婦でも持つことができる

一般的なクレジットカード会社は、収入のない学生や専業主婦に対しては審査が厳しいです。
しかし家族カードは本会員の信用情報だけを参考にしているので、家族である学生や主婦の信用情報は調査されません。

家族カードが使えるスーパーが増えてくれば、専業主婦の人にとって便利でしょう。
家族カードがあれば、財布を持ち歩く必要がないからです。
家族旅行するときにも、家族カードは便利です。

ブラックリストに載っていても大丈夫

ブラックリストに載ることは、経済的には信用されていません。
そんな申込者に一般のクレジットカード会社は、カードを発行しません。

ところが家族カードであれば、ブラックリストに載っている人でも持てるのです。
家族カードはブラックリストに載っている人にとっては、救いの神ではないでしょうか。

家族カードの申し込み方法

便利な家族カードですが、申し込み方法の説明をします。
最初に家族カードを運営している金融機関等から、申込書を取り寄せましょう。
取り寄せはインターネットからでも可能です。

届いた申込書に必要事項を記入して郵送で送りましょう。
三井住友VISAカードの場合であれば、10日前後で家族カードが発行されます。

デビットカードについて

通販大手のAmazonでも、デビットカードが使えるようになっています。
近い将来はネットショッピングを中心に、使えるケースが増える可能性があります。
そんなデビットカードには審査がありません。

その理由は、一般のクレジットカードとは異なるからです。
以下の内容では、デビットカードのことを詳しく見ていきましょう。

なぜデビットカードには審査がないのか

デビットカードの発行に審査がない理由は、デビットカードの仕組みにあります。
通常のクレジットカードは、カード会社が利用者に代わって立て替える形式になっています。
ところがデビッドカードの場合は、立て替える必要がないのです。

デビットカードを使うと同時に、銀行口座から引き落とされるからです。
そのため、デビットカードを発行する会社にはリスクがありません。

最近では銀行の口座を作るときに、デビットカードを行員から勧められるケースが増えてきました。
銀行もリスクがないので、勧めやすいのでしょう。

デビットカードのメリット

デビットカードの具体的なメリットを説明します。
デビットカードは審査なく発行してもらえますが、ネットショッピングなので使えるのは便利です。

ネットショッピングの経験者は分かると思いますが、カード払いは支払いの手間が簡素化できて便利です。
購入する商品によっては、現金払いよりも得することがあります。

デビットカードは使うと同時に銀行口座から引き落とされる仕組みなので、金銭管理がしやすく結果的に使いすぎ防止になるでしょう。

デビットカードのデメリット

審査がなく便利なデビットカードですが、デメリットもあります。
デビットカードは口座に残高がなければ、使うことができません。
その点は、一般のクレジットカードと大きく異なる点です。

一般的なクレジットカードと比較すれば、キャッシュバックの還元率が低い傾向にあります。
他には分割払いやリボ払いができないことも、デメリットと言えるでしょう。

キャッシュバックがお得な三菱UFJデビット

メガバンクである三菱UFJ銀行も、デビットカードを発行しています。
発行している三菱UFJデビットは、利用額の0.2%をキャッシュバックしてくれます。
使ったお金がキャッシュバックの対象になれば、得した気分になるのではないでしょうか。

三菱UFJ銀行はメガバンクで信頼感があります。
三菱UFJ銀行で口座を作るときは、一緒にデビットカードも発行してもらえばよいでしょう。

ファミマを利用するならJNB Visaデビットカード

ファミマをよく利用する方であれば、JNB Visaデビットカードは便利です。
年会費は無料で、購入額に応じてTポイントが貯まります。
貯まったTポイントは、ファミマを始めとする加盟店で使うことができます。

VISAブランドの付加があるのも大きく、VISAは世界的に使えるので、海外旅行する人にとっても利用価値は高いでしょう。
国内旅行であっても、VISAは使えることが多いです。

VISAは百貨店を始めする店舗や、インターネット上のさまざまなサービスで使えることが多いです。
インターネット上のサービスによっては、カードでしか決済できないことがあります。

特徴を理解して自分に合ったクレジットカードを作ろう

昔は一部の人だけが使っていたクレジットカードは、誰でも持てる時代になってきました。
しかし時代と共に、クレジットカードは多様化してきました。
多様化してきたクレジットカードですが、選ぶポイントはあります。

人はそれぞれ社会的立場も違えば、クレジットカードを使う目的も違います。
自分の社会的立場や用途に合った、クレジットカードを選ぶことが大切です。
記事で紹介したクレジットカード以外でも、自分に合ったクレジットカードがあるかもしれません。

最近はクレジットカードに関する情報は、すべてと言っていいほどネットから収集できます。
クレジットカードの比較サイトもあります。
そんな情報を元に、自分に合ったクレジットカードを見つけましょう。

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