生命保険は本当にいらない?注意点をわかりやすく解説
6年で2000万円ためた投資の経験を元に
個人向けマネー・コーチング、積立投資オンラインスクールを主催しています。
今回の記事では生命保険について話していきます!
- 子供にも生命保険を掛けようか悩んでいる
- 保険は損が多いって聞いたけど本当?
- 契約者貸付制度ってなに?
と思っている方の悩みに向けた記事となっております!
早速行きましょう!
お子さんに死亡保障は必要ない?!
私は20代の頃、1度だけ交通事故にあったことがあります。
信号のある交差点で青になったので発進したところ
赤信号を無視して交差点に進入してきた車と衝突してしまったのです。
当時は、携帯電話もありませんでしたから事故の近くのお店に電話を借りに行ったら
「大丈夫?あなたは悪くないわよ!私見ていましたから」
と、お店の方に言われたのを覚えています。
何の店だったのかは、覚えていませんが…
ケガもなく、車が壊れただけの事故でした。
車に乗る以上、交通事故の確率はありますので「保険」に入りますよね?
保険というのは、起こる確率は低いけれど起こってしまうと高額になってしまうケースについてかけるものです。
なぜ、20年以上も前の事故の事を思い出したのかというと、サマージャンボ宝くじの抽選会の報道を見たからです。
生命保険が本当に必要になる確率と、宝くじで1等の1億円が当たる確率どちらが高いのか。
気になってしまったのです。
少し調べてみました。
正確な数字ではありませんが、
今年のサマージャンボ販売予定額からの1億円の当選確率は、2000万分の1だそうです。
35歳の死亡率は、1,000人につき男性が0.75人、女性は0.43人でした。
宝くじの方が少ないですね。
堅実な方は、宝くじを買うよりも、生命保険に加入されていることでしょう。
ただし前提を忘れてはイケマセン!
保険金は、残された家族のためのものです。
つまり、まだ自分で働けないお子さんがいらっしゃる場合に必要なんです。
独身の方や、お子さんに生命保険は必要ないのです。
もしも学資保険で死亡保障がついていたら外してくださいね。
最近は少ないですが、親に言われて独身女性でも生命保険に加入されている方はたまに、いらっしゃいます。
見直してみてくださいね。
生命保険の「契約者貸付制度」をご存じですか?
生命保険を検討する際、「契約者貸付制度」を耳にしたことがある人が多いかもしれません。
「契約者貸付制度」とは、保険を解約したときに戻ってくる
解約返戻金(かいやくへんれいきん)を担保にお金を借ります。
一定範囲内(6~9割程度)で貸付を受けることができます。
いざ!と言う時にありがたい制度ですが、安易に「契約者貸付制度」を使ってはいけません。
せっかくの保障がなくなる可能性もあります。
お子さんの大学費用などお子さんが大きくなって、
家族への保障も見直す時期でしたら
教育ローンを借りるよりは良いと思います。
ですが、返済できなかったら結局保険を解約することになってしまいます。
ただ自分の欲しいモノや生活費が足りなくて利用するのは危険ですね。
貸付ですから、当然利息もつきます。
また、バブル期など予定利率が高い頃の保険はその予定利率に連動しているため利息も大きくなります。
結局返済できずに、保険を解約することになってしまう方が多いのです。
保険の解約前に検討したい保険をご存じですか?
保険を見直す前に知っておくと良いのが
「延長保険」と「払済保険」。
それぞれの特徴を理解して活用すると
いままで支払ったお金で保障を続けることができます。
延長保険
「延長保険」とは、保険料の払込を中止し、その時点の解約返戻金を元に
元の契約と死亡保険金が同額の定期保険入り直すことです。
保障額は変わりませんが、保障期間が短くなります。
払済保険
「払済保険」とは、同じく保険料の払込を中止して、
その時点の解約返戻金を元に保険期間を変えずに保障額を減らすタイプの保険です。
どちらのタイプも、保険料の支払いが不要になり、保障も続けられるメリットがあります。
ただし、特約は解約されてしまうので、ご注意を。
保険料の支払いが負担になった時にまず考えてみてくださいね。
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2児のお母さんファイナンシャルプランナー 川畑明美
2児のお母さんファイナンシャルプランナー川畑明美です。長期投資で6年で2000万円の資産を作ることができました。普段はファイナンシャルプランナーとして活動しており、お金のプロフェッショナルです。