投資と保険のリスクの違い知ってますか?

タグ :  / / November, 12, 2020

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こんばんは!川畑です。

投資分野のリスクとは

「リスク」と聞くと危険というイメージがありますが、
実は投資分野と保険分野では意味が異なります。

投資分野におけるリスクとは、リターン(収益や損失)の不確実性(振れ幅)を指します。

なので利益が上がることもリスクを受け入れた結果なのです。
リスクを受け入れないとお金は増えませんし、受け入れ過ぎると減らすことになります。

リスクを上手にコントロールするには、【お金を分散】させることです。

「卵は1つのかごに盛るな」

という投資格言があります。

1つのかごにすべての卵を入れてしまうと、落としてしまったらすべて割れてしまいます。
でも複数のかごに分けておけば、1つのかごが落ちても他のかごの卵は無事ですよね?

さらに、【お金の分散】だけでなく「時間」も分散すると、投資に割く時間も減らせます。

時間の分散

先日、下記のような感想をいただきました。

ある程度「ほったらかし」で投資して良い。

それを聞いて驚きました。

投資というと株の値段をチャートと睨めっこしながら、
売買しなければならないと思っていたので、専門家じゃないと無理と思っていたからです。

時間を分散するということは、「投資のタイミングを選ばない」ということです。

一定額を定期的に購入することで、価格が下がった時にも買えますし、
高値で購入してしまう危険も低減できます。

だから「ある程度ほったらかし」にできるのです。

家事も子育ても仕事もあるのに、チャートと睨めっこする投資は私にはできませんでした。

もちろん、投資の勉強をするためには時間は必要ですが、忙しくても投資を続けられることがとても良かったのです。

保険分野のリスク

次は、保険分野のリスクについて解説しますね。

保険で言うリスクとは「危険」を意味します。
つまり保険は、日常生活で起こる様々なリスク(危険)に備える制度なのです。

リスクの考え方ですが、リスクファイナンシングで考えると2通りあります。

リスクファイナンシングとは?
  • 損失を補填するために金銭的な手当てをする方法のこと

保険等で第三者に金銭的なリスクを負担させる「移転」の方法と、
資金の積み立て等を行い、損失を自己負担する「保有」の方法があります。

つまり、万が一の時のためにすべてを保険でカバーするのではありません。

保険分野でのリスクの種類

さて、私たちの日常にはどんなリスク(危険)があるのでしょうか?

病気やケガ、死亡、事故などの不測の出来事、火災、台風や地震などの自然災害、
第三者への損害賠償責任の負担や事業で被る不利益などがあります。

火災や台風、地震などの自然災害は高額になりますので、保険でカバーするのは当然です。
車を運転するには、対人賠償責任保険は必須ですね。

ですが、病気やケガの場合は、損失を自己負担する保有の考え方も可能です。

自営業など自分が働かないと収入がゼロになってしまう場合は必要かもしれませんが、
会社員など、傷病手当金などもありますから保険で補填するほどではないです。

死亡保険が必要なのも期間限定です。
お子さんが小さい頃に稼ぎ手が亡くなってしまうと、お子さんの教育費や養育費の負担がありますので保険は必要になります。
ですが、18歳を過ぎた頃から徐々に必要がなくなっていきます。

まとめ

投資分野と保険分野のリスクについてまとめてみました。

投資は投資先だけでなく時間も分散することでリスクを減らすことができますよ!
保険は日本人は不安だからと多く加入していることが多いですが、年間20万円以上支払っている場合は、一度見直しをしてみるのもいいかもしれません。

それぞれの分野のリスクをしっかり把握して、これからの生活に取り入れていきましょう!

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2児のお母さんファイナンシャルプランナー川畑明美です。長期投資で6年で2000万円の資産を作ることができました。普段はファイナンシャルプランナーとして活動しており、お金のプロフェッショナルです。

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