その金融商品ほったらかしにしていない?絞って見直しましょう!
金融商品をほったらかしにしているケース
こんばんは。
川畑です。
投資というのは、購入してからがはじまりです。
購入したら管理しなくてはなりません。
金融商品の見直しのご相談をいただく方に良く見られるのが、
たくさんの金融商品を保有していて、ほったらかしにしているケースです。
例えば、海外のリートに投資する投資信託を3つ保有しているなどです。
同じ資産の投資信託では分散になりません。
ひとつに絞った方が管理しやすいですよね。
金融商品の簡単な分類方法
分類方法はカンタンです!
ザ・全世界投資でも説明していますが、
9つの資産に分けて、保有している金融商品を書き出してみましょう。
複数保有しているのであればひとつに絞ります。
絞られなかった銘柄は、利益がでている時に売却してくださいね。
株式投資でも同じです。
同じ業種の銘柄ばかり保有するのは避けましょう。
例えば、輸出産業ばかりだと一度円高になると、すべての銘柄が値下がりしてしまいます。
株式投資で資産を増やした方を見ると、保有している銘柄は3〜5つ程度です。
毎日価格が変動する金融商品をベストタイミングで売却するには、
購入後の価格変動を観察しなければなりません。
たくさん保有していたら、調べるのが大変になりほったらかしになってしまうのです。
わかりやすく管理をして見直すことが大切です。
投資信託の見直しの仕方
投資信託の見直しをしましょうと伝えると、
「1年に1回は投資信託の見直しをするって、投資信託の書籍などにも書いてありますが
具体的にはどうするのですか?」
そのように聞かれることがあります。
私も投資信託の書籍を読むことはありますが、
1年に1回の見直し忘れないように、自分の誕生日とかクリスマスとかに見直しするといい等と
書いてある書籍は、本当にご自身で投資信託を購入しているのか疑いたくなります。
もちろん、まったくの間違いではありません。
「投資信託の見直し」は誕生日でもクリスマスでもしないよりは良いのですが、
初心者の方は、そもそも「投資信託の見直し」の意味が分かっていないのです。
見直しとは、含み益がでている投資信託を売却して、
その時に含み損がでている投資信託を購入することなんです。
- 平均購入単価よりも利益がでている状態のこと。
含み益がでていたら、売却をしないと利益を確定したことになりません。
含み益がでていても、数日経ったら今度は「含み損」になっていたなんてこともあるからです。
- 含み益とは逆で平均購入単価よりもマイナスになっている状態のこと
つまり、投資信託の見直しとは「含み益」がでている投資信託を売却して、
いま「含み損」になっている投資信託を購入することです。
こう書くと、とても簡単そうに見えませんか?
ただ含み益がでている投資信託を売却するのは難しいのです。
「まだまだ、上がるかもしれないのにどうして売ってしまうの?
そして、いまマイナスになっている投資信託を買い増しするなんて本当に、大丈夫なの?」
初心者ほど、そう考えてしまいます。
まとめ
この考え方を改めるには、痛い目に合わないとなかなかわかりません。
痛い目とは、損失を確定することです。
投資信託を積立てで購入していても適度に売買しないと、痛い目にはあってしまうものなのです。
痛い目にはあいたくないのであれば、金融商品をほったらかしにせず見直しをするようにしましょう。
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2児のお母さんファイナンシャルプランナー 川畑明美
2児のお母さんファイナンシャルプランナー川畑明美です。長期投資で6年で2000万円の資産を作ることができました。普段はファイナンシャルプランナーとして活動しており、お金のプロフェッショナルです。