焦って投資していませんか?「先に商品について調べましょう!」
はじめに
おはようございます。
川畑です。
投資をしている人が「100万円儲けた!」と、喜んでいる姿を見て
それなら私も「投資をはじめよう」と、思う方も多いと思います。
でも、投資に焦りは禁物です。
少し前のビットコインも同じですね。
グングン値上がりするのを見て、自分が始めたら大暴落……
そういう人もいました。
焦って調べもせずに購入するのは最も危険です。
投資で儲けるには、安く買って高く売ること。
保有していれば、増えるわけではありません。
投資商品を保有したら、必ず勉強は必要なのです。
なぜならどんなに良い商品でも
「買うタイミング」と「売るタイミング」を間違ってしまうと儲からないからです。
なので、まず「買うタイミング」を見るためにどんな商品なのかを知る勉強が必要です。
日経平均株価の場合
例えば、日経平均株価に連動する投資信託でしたらどんな特徴があるのか、
構成している銘柄はどんな会社なのかを調べたりすることです。
日経平均を構成している銘柄は輸出産業が多いので、為替の影響を受けます。
円高が進むと日本株が下がるとは、正確にいうと日経平均株価が下がるということです。
日経平均とは、簡単に言うと「東証1部の中から選んだ225銘柄の平均株価に修正を加えたもの」で日本経済新聞社が算出しています。
この225銘柄は自動車株を代表とする「輸出企業」が多く占めています。
つまり、円高になると業績悪化が懸念されるということです。
円高の説明
どういうことなのか、例をあげて解説します。
例えば、1ドル100円のときに、1ドルで販売していたお菓子を1ドル50円(円高)になったからと言って、2ドルで販売したら売れなくなりますよね。
また、企業努力をして1ドル50円になっても価格据え置きで、販売したとしましょう。
企業は、そのドルを日本円に変えて従業員のお給料にします。
仮に1ドル100円で1億ドルの売上があったとしましょう。
この時点で円に換金すれば100億円です。
ところが、円高になってしまい1ドル50円になると、この売上は50億円になってしまいます。
為替の影響で、お給料が半分になったら、日本の従業員は辞めてしまいますよね。
つまり為替の影響で「輸出企業」の業績は、悪化してしまうのです。なので、円高が進むと「輸出企業」の株は売られ株価が下がります。
従って「輸出企業」の多い日経平均株価も下落するということなのです。
おわりに
ニュースを見ていると「今日は円高の影響で日経平均は値下がりしました」というような表現は多いですが、ここまで詳しく解説してくれませんよね。
今回は日経平均株価で説明しましたが、他にも種類があります。
銘柄によっても特徴がありますから、まずは自分が買おうとしている銘柄をしっかり調べることが大切です。
そして、何が起こると価格が上がりどんなことで価格が下がるのか、
保有しながら勉強も続けてベストなタイミングで「売却」することで
はじめて「利益」になるのです。
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2児のお母さんファイナンシャルプランナー 川畑明美
2児のお母さんファイナンシャルプランナー川畑明美です。長期投資で6年で2000万円の資産を作ることができました。普段はファイナンシャルプランナーとして活動しており、お金のプロフェッショナルです。