投資信託とは?「わかりやすく解説&運用方法も教えます!」

タグ :  February, 08, 2020

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投資信託とは?「わかりやすく解説&運用方法も教えます!」

投資信託って何?

投資家から集めたお金をまとめて1つの大きな資金として、運用のプロ(ファンドマネージャー)が株式や債券などに投資・運用を行うもので、その運用成果の利益を投資家に分配するものです。

株式の現物取引などは個人で運用をしなければいけませんが、投資信託であれば運用や投資先銘柄の変更などもプロがやってくれるので、投資についての知識があまりない人でも気軽に始めることができるんです。
自分で運用するのに自信が無い人にとっては嬉しいですよね!

個人では投資のしにくい地域への投資もできるようになっています。
新興国の株や不動産は気になるけど、実際に買うのは怖い。
という場合にも投資信託を利用すればその地域に投資することもできます。

投資信託のメリット

1つ目は少額からできる点です。
ネット証券会社であれば1銘柄100円から始めることができます。
まずは少額から始めてみて、値動きなどに慣れてきたら投資額を増やすこともできます。
そうすることで資産が増えるスピードを上げることができますよ。
それに投資信託は毎日基準価額が公表されているので、資産の流れがわかって透明性があります。

2つ目は分散して投資をしやすいことです。
投資先を増やすことで価格変動のリスクを減らすことができるので、ぜひ実行してみましょう!

3つ目は種類が豊富なので、自分にあった銘柄を選べることです。
SBI証券では約2,600種類以上もの投資信託を取扱しています。
どういった方針で運用しているか、どんなところに投資をしているかなど、しっかり比べることができるんです。

実際に投資信託を始めてみると、この銘柄はこの景気の時にこんな値動きをするんだってわかってきます。
ニュースなんかも気になってくるので経済のことに詳しくなっていきますよ!

投資信託のデメリット

1つ目は運用するのにコストがかかる点です。
購入時手数料、信託報酬、信託財産留保額という3つのコストがあります。
購入時手数料は名前の通り購入時にかかる費用です。
2つ目の信託報酬は、運営管理費用といい銘柄を保有している間にかかる費用です。
3つ目の信託財産留保額は、解約する時にかかる手数料のことです。

2つ目は金利変動などでマイナスになる可能性もあります。
投資信託も安定して資産を増やしていける金融商品にはなっていますが、元本保証ではないためもしもの時のために預貯金も必要になります。
投資信託に資産を全額つぎ込んでしまうことは大変危険なのでやめましょうね。

3つ目は種類が多すぎることです。
メリットでも伝えていますが種類が多い=色々選ぶことができる。
ですが投資信託をいざ初めてみよう!という初心者の人には選ぶのが大変かもしれません。

投資信託の投資先

株式(国内、先進国、新興国)

投資信託には主な投資先が3つがあります。

1つ目は株式投資信託です。
実際に株式を投資先に組み込んでいなくても、株式を組み込むことができる投資信託は、分類上株式投資信託となるんです。

現物の株式投資と違い、株主優待を受けることはできませんが、特定の指数に対応している銘柄であれば間接的に有名企業の株を保有することができます。

指数にも種類があり、国内であれば日経平均株価(日経225)、TOPIX、アメリカであればNYダウ、S&P500、新興国であればMSCIエマージングマーケット・インデックス、FTSE・エマージング・インデックスという指数があります。
それぞれの指数にはソニーや、トヨタ、マイクロソフト、appleなど誰でも知っているような大手企業が含まれているんです。

債券(国内、先進国、新興国)

2つ目は債券です。
通常の債券は1社に対してのみ投資をしていますが、債券型投資信託であれば、複数の発行元に投資ができます。

債券は1社ずつでは倒産した時に元本と利益が受け取ることができなくなるリスクがありましたが、投資信託は分散しての投資になるので債務不履行のリスクを減らすことができます。
債券は値動きが少ないので安定した運用をすることもできます。

日本の債券型だったらリスクを軽減することができるのですが、海外の債券の投資信託だと為替の影響で損してしまうこともあります。
売買の際には為替の動向も気にしておきましょう。

REIT(国内、先進国、新興国)

3つ目はREITファンドです。
オフィスビルやホテルやマンション、商業施設などに投資を行いその利益を投資家に還元してくれます。

REITファンドでは複数の不動産投資法人へ投資することができます。
不動産を中心に運用する金融商品です。
実際の不動産投資では多額な費用や管理費が必要になってきますが、REITは投資信託なので少額からのスタートがしやすくなっています。
また個人で行うのは大変な海外の不動産にも手軽に投資することができるんです!

株式や債券とも違う値動きをするので、分散して保有しておくことでリスクに備えることができます。
ただし地震などの自然災害で被害を受けた時には価格が変動する可能性もあります。

その他にもコモディティやETFなどの他の投資信託の種類についてはこちらの記事で解説しています⇒投資信託は種類ありすぎ?「わからないからと始めないのはもったいない!」

投資信託の運用の仕方

積立して複利で増やせる

投資信託の種類について把握したら、次は運用の仕方についてです。
1つ目は積立をすることです。

毎月一定の値段で毎月買付をしていきます。下がった時に安く買って、上がった時に売るというのが一番ですが、これはプロでもとても難しいことなので、毎月決まった時に買い付けをしてくれる積立がオススメです。

積立ならば定期的に一定金額購入する、ドルコスト平均法と呼びます。
自動的に高値の時は少しだけ、安値の時は多く買うことになり、購入可価格を平均化する方法なんです。
一括で購入した場合、購入後に値下がりしてしまった時、資産価値が減ってしまうので積立での購入にした方がリスクを減らすことができるんです!

分散してリスクを減らせる

2つ目は分散して投資をすることです。
分散して投資することで投資先が値下がってしまった場合の損失を抑えることができます。

国内だけでなく海外にも投資することができるので、日本の銘柄がマイナスになってしまった時など、そんな時のために海外の銘柄も保有していると資産を守ることができます。

債券が上がる時は株式が下がり、株式が上がる時は債券が下がるなど、別の値動きをする銘柄や違う地域を選ぶことで、値下がりしてしまっても他の地域や投資先でリスクを減らすことができるんです!

長期で確実にためていける

3つ目は長期間での運用です。
長期投資であれば、複利効果というものもあり、資産を効率良く貯めることができますよ♪

複利効果は、運用で得た利益を受け取らず再投資することによって、そこにまた利息が発生して利益が増えていくことです。
時間をかければかけるほど増えていくんです。

下の図は3,000円で10年間、20年間運用した時のシミュレーションとなっています。
10年間だと複利で105,847円の利益が出ています。
更に20年間運用すると複利効果で513,101円の利益になっているんです。
約2倍になっているのがわかると思います。

まとめ

ここまで投資信託について、投資先の違い、運用の仕方について解説してきました。
今の時代は将来を考えて資産を増やすには預貯金だけでは足りなくなっています。
資産を増やしたいからとギャンブルに走らないように、投資信託についてしっかり学んで始めていきましょう!

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