老後にマンション売却!【必要性や手順をお伝えします】

タグ :  / / October, 20, 2019

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最近、元気なうちから終活を始めた方がいいって言われていますね。
小さいものであれば処分したり、誰かにあげたりして身の回りの物の整理ができます。
しかし、マンションとなるとこのまま住み続けていいのか、どうしようか悩みますよね。
本記事では老後にマンションを売却する必要性やタイミング、手順について解説しています。

 

老後にマンション売却!必要性や手順をお伝えします】

年月がたつほどマンションの価値は下がっていきます

ほとんどのものは年月がたつと古くなり、価値が下がっていきます。
マンションも例外ではありません。
古くなればなるほど買い手がつきにくくなります。

現在多くの物件に使われているRC造(鉄筋コンクリート)の法定耐用年数は47年となっています。
そんなに短いの!?って思いませんでしたか?短いですよね、47年って。
でも大丈夫です!あくまでも「法定」ですので、実際の寿命は100年以上です。

じゃあ47年って何なの?って思いますよね。
これこそが売却に関係があるんです!つまり、47年を過ぎてしまうと売れにくくなってしまいます。
自分で済む分には問題ありませんが、いつかは売ろうと思っている場合は47年を頭に入れておきましょう。

売ったお金を老後資金に回せます

老後の資金はちゃんと準備できている!って方は少ないですよね。
ほとんどの方は多かれ少なかれ不安があるのではないかと思います。
世間では2000万円必要なんて言われたりしていますしさらに不安になりますよね。

マンションは購入した後も維持費がかかりますので、生活費プラス維持費を老後も払い続けるって結構負担になります。
老後資金に余裕がある方は大丈夫ですが、そうでない方は資産価値が少しでも高いうちに売却し老後資金に回すのがオススメです。

手続き、荷造り色々大変!引っ越すなら体の元気なうちに

マンションを売るってなかなか経験しないことですし、やらなきゃいけないこともたくさんあります。
何回も打ち合わせをしたり、内覧会をやったり精神的にも肉体的にも疲れる作業が多いので、それを体が弱ってきてからやるのって大変ですよね。

また、マンションを売る=引っ越すということですのでこちらも歳をとると負担が大きいです。
まず、新しく住むところを探して内見に行って契約をして引っ越し作業をして・・・。

これを同時進行でやっていくとなると考えただけでも大変です。
なので、まだまだ体が元気なうちにするのがオススメです。

 

マンション売却のタイミングっていつ?

ライフスタイルが変わる定年退職とともに

定年退職って人生の中でとても大きいターニングポイントです。
毎日のように通っていた場所に行かなくなるってどんな気持ちなんでしょう。
こういった大きく生活が変わるタイミングって他のことも変えるきっかけになりますよね。
職場に通うことがなくなるので、通勤のしやすさを考える必要がなくなります。
引っ越すにはいいタイミングです!

また、退職するということは収入も減ってしまいます。
先ほども書きましたがマンションは維持費がかかりますので、退職後に生活をしながら払い続けることができるのか考えてみましょう。

子供が家を巣立っていった時

子供が独立し夫婦二人または一人で暮らすようになると、部屋数は必要なくなります。
広さもコンパクトな方が家事などの負担が減ります。
今までの生活にはあっていたものも、年齢や生活の変化によっては不便なものになってしまいます。
先ほどの定年退職もそうですが、このようにライフスタイルが変わるタイミングは売却するのにぴったりのタイミングです。

体が衰え、不便さを難じるようになったら

年齢を重ねていくと、今まではなんてなかったことに不便さを感じるようになって来ますよね。
部屋が広いと老後は移動するのも負担になって来ますので広さは必要ありません。
1日にしてみればちょっとしたことかもしれませんが、毎日毎日積み重なると大きな負担になってしまいます。

老後の生活を快適に送るためにもこれからの自分の生活について考えてみましょう。

 

老後にマンション売却!手順は?

売却にかかる費用を計算しましょう

マンションを売却するといっても自分にお金が入ってくるばかりではないんです!結構色々な費用が必要なんです。

一つ目は仲介手数料です。
不動産屋さんに売却を依頼する時にかかる費用です。

・200万円以下     ? 取引額の5%以内
・200万円~400万円以下 取引額の4%以内
・400万円以上     ? 取引額の3%以内

になります。

二つ目はローンを一括返済するための費用です。
マンションを売却する際に、まだローンが残ってるって方も少なくないのではなおでしょうか。
これは売却したお金で払いましょう!

三つ目は登記費用です。
これは抵当権抹消登記と住所変更登記の2種類があります。
それぞれ登録免許税として不動産1つにつき1000円と司法書士への報酬として10000円がかかります。

四つ目は印紙税です。
2020年3月31日まで印紙税の軽減税率が適用され、

・500万円以上1000万円以下  ? ? 5000円
・1000万円以上5000万円以下  10000円
・5000万円以上1億以下   ? 30000円

になります。

売却にかかる費用については別の記事で詳しくお伝えいたしますね♪

 

必要書類を揃えて査定を依頼しましょう

費用がいろいろあったように必要な書類もいっぱいあるんです。

1つ目は登記識別情報です。
これは昔は権利書と言われていたもので、自分がマンションの持ち主だということを証明するものです。
不動産登記が完了した時に法務局から発行されます。

2つ目は固定資産税納税通知書です。
持ち主の固定資産税の詳細が記されているもので、毎年4月頃に市役所から届きます。

3つ目は登記簿謄本です。
マンションの権利情報や面積などが記載された重要書類で法務局で取得できます。

4つ目はマンションの利用規約や維持費に関する書類です。
マンション購入時に渡されますが、無くしてしまった場合は管理組合にお問い合わせをして見ましょう。

5つ目は本人確認書類や実印・印鑑登録証明書です。
これは身分を証明するものですので、他の普段はあまり聞きなれない書類に気を取られて忘れがちですがしっかり用意しましょう。

詳しくはこちら

契約を結び販売、内覧、そして引き渡し

書類の準備ができたらいよいよ不動産屋さんと契約を結びます。
不動産屋さんと言ってもいっぱいあるのでどこがいいのかわからなくなってしまいますよね。
そんな時はまとめて複数の不動産屋さんに査定を依頼できるサイトがあるんです。
ぜひ活用してくださいね。

契約をしたらいよいよ販売です!チラシ広告や、最近はネットに掲載することも多いですね。
そしてご興味を持った方からご連絡が来たら、内覧会です♪少しでも買いたいと思っていただけるように綺麗に片付け、掃除をしましょう!

内覧をして気にいただけた場合は購入申込書が送られて来ます。
これには希望価格などの希望条件が書いてありますので、合意の場合は売買契約が成立です!

契約が成立したら次は引っ越しです。
引渡のにまでに部屋を空っぽにして綺麗に掃除をしましょう♪

そしてついに引き渡しです!売主である自分と購入者、不動産屋さんと司法書士さんが集まり、部屋の鍵や上の項でご紹介した書類で手続きを済ませます。
そして銀行へ行き代金を受けとったら、購入者の方とのやりとりはおしまいです。
あとは最後に司法書士さんに報酬をお支払いしたら終了になります。

 

まとめ

ご覧いただくとわかるように、マンションを売るって結構エネルギーが必要なことですよね。
少しでも負担を少なくするためには事前に準備をしておくことが大切です。
ぜひこの記事を読んで、流れを頭に入れて準備をしていきましょう。

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UKANO WRITER

27歳の実家で子育て中のシングルマザーです。イヤイヤ期真っ只中の2歳児に悪戦苦闘しながら毎日奮闘しています。好きなことはウィンドウショッピングです。

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