第1話 自分のやりたい事をやるためにお金の知識は絶対に必要!FPアナウンサー やがら純子さんインタビュー

第1話 自分のやりたい事をやるためにお金の知識は絶対に必要!FPアナウンサー やがら純子さんインタビュー

インタビュー 2018.04.01

今回のインタビュイーは、ファイナンシャルプランナー(1級FP技能士)資格を持ち、アナウンサーとして活躍されているやがら純子さん。お金を学ぶって正直なところ専門用語が多すぎて難しい。将来かかるお金を計算して、何歳の頃にいくら必要?養育費で2000万?老後で3000万?税金のこと、投資のこと、難しくてもういやっ!ちゃんと貯金してるし私は大丈夫!そんな風に思っている方のために、やがらさんは立ち上がり専門家と一般ユーザーさまの通訳的なお仕事をされていました。わからないことを簡単にシンプルな言葉で伝えるFPアナウンサー!

アナウンサーって華やかに見えて・・・私みたいなフリーアナウンサーの多くは、ほんっとギャラが少ないんです。

NHK大分放送局の夕方のニュースキャスターになれた時は、小さなころからの夢が叶って本当に嬉しかったです。しかし、現実は厳しかった。みなさんNHKのアナウンサーと聞くと華やかな世界でお給料もいいんだろうな!と思われるんですけど、全然そんなことないんです。高収入なのはほんの一握りの売れっ子だけ。フリーアナウンサーの仕事のギャラはピンキリです。NHK大分では、1日1万円、月金フル、バイト禁止、社会保険なし、衣装代自腹、だから1ヶ月20万円くらいでした。家賃も生活費ももちろん自分なので、いただいたお給料もすぐになくなっちゃいます。どんな仕事も下積み時代は大変だと思うんですが、私の場合もそうでした。視聴者から「あのアナウンサーはいつも同じ服着てるな」ってクレームが入ることもありました。本当にきつくて親から仕送りしてもらうこともありました。

契約のフリーアナウンサーですから、自分で確定申告をしなきゃいけないんです。初めてのことでなんだかわからないですよね。税務署の確定申告コーナーに行きました。先輩から領収書とか全部取っておきなさいって言われていたので、全部持っていきました。税務署の方に見せると「これもダメ、あれもダメ」そして衣装代は当然経費になると思っていたんですが「この衣装は通勤途中でも着ますか?」と質問されました。はい、家から着ていきます。と答えたら「じゃあダメ」と言われました。意味わからないですよね。こんな赤いスーツなんて好きで買ってるんじゃないのに。仕事だから着てるんです。って言ってもダメ!本当に悲しくなりました。あとから別の税理士さんに、家賃や光熱費もフリーの場合は半分は経費になるよ、と教えていただきました。確定申告の前に知りたかった!

そんな経験から、自分でお金の勉強しないとダメだなって、痛感しました。でも、勉強の仕方ってわからないですよね。何か勉強する方法はないかなと探していた時にケイコとマナブという雑誌で”ファイナンシャルプランナー”を知ったんです。お金のことをトータルに学べる資格という事がわかり、通信講座で学んで資格を取得しました。

学べば学ぶほど自分は損してたんだ!って実感しました。

大学卒業後にコンピューターメーカーに3年務めていたんですよ。就職してたころはバブルが崩壊するかしないかくらいの時期で、当時はまったくお金の知識なんてありませんでした。もらった給料の余った分はそのまま普通預金口座に入れっぱなしにしていました。そんなにお金使いの荒いほうじゃないんで、結構な金額が毎月貯まっていたんですね。それを先輩に言ったら叱られたんです。「普通預金のままじゃ損だよ!定期預金にしないともったいない」って。

当時の定期預金は金利が今とは比べ物にならないくらい高くて、10年預けておいたら倍くらいになったんです。そんなことも知らずに、ほったらかしにしてました。いまは逆に超低金利なので定期預金ではお金は増えないどころか、むしろインフレになったらお金の価値が目減りしちゃうリスクもある。ちゃんと投資に回した方がお得です。時代時代によって賢いお金の預け方は違うんです。知識がないために損していることっていっぱいありますよね。

当時は、ネットもない時代でしたから簡単に調べることもできなかったし、誰も教えてくれませんでした。いまはネットも普及して、誰でも簡単に調べることができますよね。でも、実際に投資する人って少ない。これは本当にもったいないことですよ。iDeCoやNISAを使えば節税にもなるのに、やらない人が多いんですよね。

お金に強いアナウンサーから専門家になったんですが・・・

東京で活動するようになって、FPの資格をとってからは金融関係の番組のキャスター、確定拠出年金制度を説明する動画のナレーターなど、お金関係の仕事が増えていったんです。知らないことは勉強して一生懸命に働きました。視聴者代表として、視聴者が聞きたい質問を専門家に話ぶつけ、わかりやすい言葉で視聴者のみなさんに伝える。この仕事は本当にやりがいがあります。わたしも元々はお金にまったく無知でしたので、視聴者目線で伝えられるところがウケたんだと思います。

そして、ある仕事でご一緒させていただいたファイナンシャルプランニング会社を経営されている方からこう言われたんです。「せっかく資格持ってるんだったら、本格的にFPの仕事もしてみたら?」。私もそう思って、その会社でファイナンシャルプランナーとして働くことになりました。個人相談、セミナー講師、新聞への連載、専門性の高い仕事を任されるようになりました。テレビの仕事でも、気づいたらMC席ではなく専門家席に座ることが多くなっていきました。最初はわたしもついに専門家か!って嬉しく思ってました。でも、あまりにも忙しくなる中で、ふと思ったんです。私のやりたい仕事ってこれだっけ?と。わたしが一番好きな仕事はアナウンサーでありナレーターのお仕事なんです。だから徐々にFPとしての仕事は減らしていきました。

いろんな経験をさせていただくことで、これからの時代、みんながお金の知識を持たないといけない、世の中に正しいお金の知識を広めていかなくてはいけないと実感しました。そして、私の話す技術と知識がその役に立つと確信できました。だからFPのお仕事をくださった方には感謝しています。そして何より私自身にお金の知識・教養が身についたことによって、自分でマネープランを作って資産運用して、経済的な不安をなくせるようになりました。だからこそ、自分の好きなアナウンサーの仕事に軸足を戻して活動ができるようになりました。それが本当に嬉しいです。ですので、アナウンサーやナレーターのお仕事がありましたらぜひ私に声をかけていただけたらと思っています!

ご自身の投資は順調ですか?!

はい、そこそこ順調にいってますよ。でも、はじめは株で大損しちゃって。。。笑

次回につづく


やがら純子 プロフィール

神奈川県川崎市生まれ。聖心女子大学文学部卒業。フリーアナウンサー&ファイナンシャルプランナー。26歳のとき、会社員からアナウンサーに転職。NHKや民法のニュース番組、経済専門チャンネル日経CNBCなどの番組に携わる。「自己責任の時代」という言葉が聞かれるようになるなか、個人個人が金融知識を持つことの必要性を感じ、2000年にFPの資格取得。以後話せるFPとして、マネーセミナーの講師や執筆活動を行い、初心者にもわかりやすい解説で好評を得ている。

公式サイト

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UKANO家計のクリニック 院長 鈴木雅博
この記事のライター UKANO家計のクリニック 院長 鈴木雅博

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