「転職活動を成功させるポイント」事前準備が希望の職場に就けるコツ

March, 05, 2018

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30代と40代主婦の転職活動の流れ

30代や40代での転職になると、いろいろ悩みがでてきます。
前向きにスムーズな転職活動をするためにも、まずは転職するメリットやデメリットを把握し、転職の理由を明確にすることが大切です。
ここでは、転職をはじめるタイミングや採用に至るまでのポイントなど、誰もが抱く悩みや疑問を紹介。
自分にとってプラスになる転職先をみつけましょう。

転職をするメリット

転職は、生活環境をリセットしたり、自分の可能性を広げるチャンス。
メリットを把握し、プラスのイメージをもって転職活動に挑みましょう。

希望の条件に合った職場に移れる

転職をすることで、給与・勤務時間・通勤距離・雇用形態などの働き方を、見直すことができます。
30代や40代で転職を考える理由の一つに、生活環境の変化があります。

たとえば、「子育てが落ち着いて、フリーの時間が増えた」や、「子どもの教育資金やローンの支払いなど月々の出費が増えた」、「親の介護で働ける時間に限りができた」など。
生活環境が変われば、働き方を見直す必要がでてきます。
希望条件は、働く目的や生活スタイルによってさまざま。
転職活動をはじめる前に、ある程度職場に求める条件を決めておくことが大切です。

フレッシュな気持ちで働ける

新しい職場は、マンネリした生活スタイルをリセットしなおすいい機会です。
職場が変わることで、仕事内容・人間関係・勤務場所・勤務時間などが一新されます。
新たなスタートは、やる気を高め、生活に刺激を与えてくれます。

また、職場を一新し、フレッシュな気持ちで日々生活することで、家庭内の環境も変化します。
一人の女性として生き生き働く姿は、子どもにもパートナーにもいい刺激を与え、家庭の雰囲気をよくします。

違う業種にチャレンジできる

転職を機に、今までとは違う業種にチャレンジすることも一つです。
働く目的として、お金を稼ぐことはもちろん重要ですが、「自分の成長になる」ということも意識して、業種を決めることも大切です。

新たな業種は、慣れるまでは覚えることも増え、大変な面が多いと感じるかもしれませんが、新しいことに触れることは、人間をさらに成長させてくれます。
今までと違う業種にチャレンジするには、多少勇気が必要ですが、やってみたかったことや興味のあることを仕事にするのは、やる気が継続するため、長く働くことにつながります。

自分の可能性が広がる

転職が、キャリアアップにつながる場合もあります。
転職活動において若い頃にない強みは、経験やスキルが豊富なこと。
今まで仕事や社会経験の中で培ってきたものは、存分にアピールしましょう。

とくに、以前の仕事で役職がついていた人や、国家資格や専門的な技術を持っている人は、収入アップを見越した転職が可能です。
キャリアアップを目的にするのなら、今までの経験や資格が生かせる職場選びを意識しましょう。

転職をするデメリット

一時的に収入が減る危険性がある

職場によっては、雇用形態や研修期間の有無によって、一時的に収入が減ることも考えられます。
30代や40代での正社員雇用での転職は難しいのが現実。
会社はその人の働きをみて、能力や技術が把握できてから正社員として雇用するというところも少なくありません。
最初はアルバイトやパート、契約社員として働くことも考えておきましょう。

初めから正社員での雇用を求めると、転職活動が長引いてしまう原因になるかもしれません。
正社員で雇用するということは、企業側には人件費などのリスクが発生します。
企業側もせっかく正社員として雇うなら、即戦力があり、長く働いてくれる人材を求めます。

評価が一からのスタートになる

業種に関係なく、転職するということは、何もかもがリセットされるということです。
今まで積み上げてきたキャリアや人間関係、取引先も一からの開拓になります。
したがって、今まで得ていた評価を一度捨て、新たに実績を積み重ねていかなければなりません。

また、30代や40代での転職になると、同期や上司が年下の場合も多々考えられます。
いったんプライドは捨て、新たな職場に染まりきる覚悟が必要です。

仕事を覚え直さなくてはいけない

同業種の転職であっても、異業種の転職であっても、仕事を一から覚えなおす必要があります。
同業種での転職の場合は、今までと仕事内容はさほど変わりはないかもしれませんが、会社によって、仕事の進め方や方法、ルールが異なります。

異業種での転職の場合は、慣れない仕事に加え、覚えることも多いため、最初は仕事外での努力が必要になることは理解しておきましょう。
わからないことが多いのは、仕事をする上で大きなストレスになります。
早く職場に慣れるためにも、業種選びは慎重におこないましょう。

希望通りの職種に就けない

30代や40代での転職では、すべての希望条件が当てはまる職場を探すのは、なかなか難しいのが現実。
ある程度、職種や希望条件を妥協することも必要です。
転職に対してのこだわりが強いほど、転職活動が長期化し、モチベーションをさげる原因になります。

職種は、ピンポイントで絞りきるよりは、大枠で考えることで選択肢が増え、転職活動の視野が広がります。
たとえば、経理事務と決めつけ転職活動するよりは、経理や事務などの内勤業務を探して転職活動をするほうが、転職成功率は高まります。
また、希望条件には優先順位をつけておくことも、スムーズな転職活動につながります。

転職が必要な理由を考える

「なぜ転職をする必要があるのか」転職活動の目的がぶれないようにするためにも、事前に転職する理由を明確にしておくことが大切です。

現在の雇用条件に不満がある

給料・保険・ボーナスなど、働くにつれ雇用条件に疑問を感じる場合があります。
自分の働きや業績に比べ、会社からの評価が低いと感じる職場では、モチベーションをキープすることが難しくなります。
今後働き続けることを考えた場合、より評価をしてくれる職場を求めることは、決して贅沢なことではありません。

給料やボーナスアップ、保険や福利厚生などの待遇面の充実を求める場合は、今までの経験が生かせる同業種での転職がおすすめ。
スキルが認められれば、面接時に条件交渉をすることが可能なところもあります。

勤務環境に問題がある

勤務地や残業、休日数など勤務環境に問題があり、勤務を続けていくことが困難になる場合があります。
毎日定時をこえる勤務を余儀なくされたり、休日を返上しないと追いつかない仕事量が課せられている場合は、転職も視野に一度今の職場を見直してみましょう。

勤務環境は、職場を探すうえで最も重要視したいポイントです。
勤務環境がよい職場は、長く勤められる職場の条件です。
入社してから後悔しないよう、事前に勤務環境はしっかり確認しておきましょう。

会社の経営自体に不安がある

業績不振が続く会社で働くことは、いつ職を失うかわからない状態といえます。
業績が年々下がっていたり、給料の削減やリストラなど、会社にマイナスな動きがあった場合は、転職を考えるのも一つです。

働く職場には、誰もが「安定」や「安心」を求めます。
元気な会社に転職することは、モチベーションアップにつながり、仕事のパフォーマンスを高めます。

スキルアップを望んでいる

今の職場で、これ以上のスキルアップが望めない場合、可能性を広げるためにも転職を考えてみましょう。
「もっと大きな仕事がしたい」や、「もっと上の役職を任されたい」など、野望があることはモチベーション維持につながります。

スキルアップを望んでの転職は、即戦力であることはもちろん、入社して早い時期にそれなりの結果をだすことが求められます。
そのためには、異業種ではなく、同業種での転職であることがポイント。
できるだけ今までの経験や人脈が生かせる職場を探しましょう。

転職を始めるタイミング

焦って転職活動をしてもいいことはありません。
転職活動をスタートするタイミングを見極め、余計な負担を最小限に抑えましょう。

在職中に転職活動を行う

在職中に転職活動をはじめるメリットは、活動中も収入があり、離職期間が短いことが予想できるので、無収入期間が少なく生活の心配をする必要がないことです。
そのため、焦って職場を探す必要がなく、気持ちに余裕をもって転職活動に挑めます。

ただし、仕事をしながらの活動になるため、時間の融通が利きにくいのはデメリット。
面接は主に平日におこなわれることが多いため、仕事を調整したり、休暇をとって、時間をつくる必要があります。
また、履歴書や職務経歴書などの準備も事前に必要。
今の仕事と転職活動をうまく両立しなければなりません。

退職後に転職活動を行う

仕事を辞めてから、転職活動をはじめる場合のメリットは、時間に余裕ができること。
新たなチャレンジをするために資格取得を目指したり、たくさん面接を受けるためには、時間が必要です。
事前の準備に時間をかけたい人や、時間の調整が難しい仕事に就いている人は、退職後の時間のある中での転職活動がおすすめです。

退職後、転職活動をする場合は、有休消化を利用するのがおすすめです。
できるだけ収入がない期間を短くし、気持ちに余裕をもって活動ができるよう、計画をしっかり考えましょう。
転職は、出会いです。
タイミングが合えば短期で終了する場合もありますが、なかなか決まらず、無職の状態が数カ月続くことも考えられます。
じっくり転職活動ができる環境づくりが、スムーズな転職へとつながります。

新しい転職先の探し方

転職先の探し方はいろいろな方法があります。
さまざまな方法を活用して、できるだけ多くの求人情報を集めましょう。

転職エージェントを活用する

転職エージェントは、求職者と企業の間に入って転職活動をサポートしてくれる転職サービスです。
自分のスキルが生かせる求人を紹介してくれたり、転職に関しての相談にのってもらえたり、面接日時の調節をしてくれたりとさまざまなサポートを受けることができます。
とくに正社員や契約社員でしっかり働きたい人に利用してほしい転職サービスです。

転職エージェントの登録は、インターネットのサイトから可能。
専門業種や登録料、サービス内容は、エージェントによって異なるため、何社か登録しておくのがおすすめです。
一般開示されてない求人情報を紹介してもらえる場合もあるので、活動をはじめたら早めに登録しましょう。

ハローワークに相談する

退職したら、まずハローワークに行ってみましょう。
専門家に相談にのってもらえたり、転職に関してのあらゆる情報を得ることができます。
また、転職応援サポートとして、研修や講座が開催されています。
無料で参加でき、転職に向けての準備になるので、ぜひ利用しましょう。

ハローワークでは、ハローワークに設置されているパソコンから、自由に求人を閲覧することができます。
気になる求人があればチェックし、ハローワークを通して書類選考や面接を受けることができます。

フリーペーパーを利用する

駅やコンビニに置いている求人紙は、無料配布のため、手っ取り早く転職先を探したい方にはおすすめです。
とくにパートやアルバイト、契約社員、地元密着型での転職を希望している人は、常にチェックするようにしましょう。

求人誌をみて、気になる企業があれば、自分で問い合わせ、面接予約をします。
会社ではなく、店舗に直接電話をする場合は、迷惑のかからないよう、営業時間や忙しい時間に注意しましょう。

インターネットの求人サービスを利用する

インターネットの求人サービスは無料のものが多く、携帯からも閲覧可能なため、移動中や暇な時間を利用し、常にチェックするようにしましょう。
年齢別、業種別、地域別など、こまかく検索条件が設定できるため、希望条件に合った企業を探すことが簡単です。

転職活動の前に確認しておくと

転職活動をはじめてから、「何をしたらいいのかわからない」という状態にならないためにも、事前の準備が必要です。
時間を有効に使い、できるだけ短期間で転職を成功させましょう。

活動期間の目安を決めておく

転職活動は基本的には3カ月から6カ月を目安に、計画的に動くことを心がけましょう。
30代や40代での転職は、希望条件が多いほど決まりにくく、長引くことが予想されます。
焦りは禁物ですが、決まらないからとダラダラ転職活動を続けていても、結果は変わりません。

半年くらい活動してみて結果がでなければ、希望条件を考えなおしたり、職務経歴書や履歴書を見直して、一度今の転職活動を振り返ってみましょう。
転職活動は、強い意志をもって、根気強く取り組み続けることが大切です。

転職活動の流れを確認しておく

転職活動は、計画的におこなうことで、より成功へ近づきます。
ある程度転職活動の流れを把握し、活動をはじめてからスムーズに動けるよう事前に準備をしましょう。

まずは、活用する求人サービスを調べます。
どれだけの求人情報を得るかで、転職率が変わります。
インターネットやハローワーク、フリーペーパーなどを利用し、目ぼしい求人をチェックしましょう。
次に職務経歴書や履歴書の準備をおこない、書類選考や面接に挑みます。
ダブルブッキングをしないように、スケジュール帳などを活用し、無理のない予定組みをしていきましょう。

転職活動で用意するもの

転職活動をするにあたり、用意しないといけないものがいくつかあります。
いざ当日になって慌てなくてもいいように、事前に確認をして、準備しておきましょう。

必要な応募書類を作成する

企業の求人にエントリーする場合、必ず必要になるのが履歴書と職務経歴書。
とくに書類選考があるときは、面接など次のステップに進むための重要な書類です。
丁寧に作成したものを用意しましょう。

作成方法は、指定がなければ、手書きでもパソコンでも可能。
使用する履歴書や職務経歴書のフォーマットに従って記入していきます。
漢字の間違い、文字の省略、文章の語尾などに注意し、何度も見直したものを提出するようにしましょう。

応募書類と一緒に証明写真と封筒の準備もしておきましょう

履歴書に貼る証明写真や、郵送用の封筒も事前に用意しておきましょう。
証明写真は、服装や髪型に注意し、清潔感やきちっと感が伝わるような写真を用意しましょう。

郵送用の封筒は、白地のA4サイズのものを用意しましょう。
A4サイズの封筒は、履歴書や職務経歴書を二つ折りの状態で入れることができます。
さらにクリアファイルを使用するなど、できるだけきれいな状態の書類が企業に届くよう心がけましょう。

面接に着ていくスーツを用意する

面接に着ていくスーツは、事前にクリーニングにだし、シワのないものを着用するようにしましょう。
きちっとした服装は、面接官に清潔感を与え好印象。
面接時の受け答えだけではなく、見た目や身だしなみもチェックされていることを意識しましょう。

スーツは、サイズ感も大切です。
長年スーツを着用していない場合は、体型が変化しサイズが合わないようになっている可能性があります。
この場合、新調しなおしたり、お直しにだしたりする必要があるので、事前に一度着用し、サイズ感のチェックも忘れずおこないましょう。

転職はビジネススーツがおすすめ

転職の際は、就職活動のときに着用したリクルートスーツではなく、ビジネススーツがおすすめ。
転職では、フレッシュさよりも、仕事ができる雰囲気をアピールすることが大切です。
きちっとしたなかに着慣れている感じがだせるよう、インナーなども工夫してみましょう。

ビジネススーツは真っ黒より、チャコールグレーや紺色などがおすすめ。
新調する際は、その後も仕事着として活用できるよう、コーディネイトしやすいベーシックな色合いのものを選びましょう。

靴や鞄を用意する

靴や鞄など、小物アイテムは傷や汚れがないかどうか、事前にチェックしておきましょう。
小物はあるものでと後回しにしてしまいがちですが、面接官には意外と目につく場所です。
傷や汚れがある場合は、自分でケアしたり、リペアにだし、キレイにしたものを事前に準備しておきましょう。

靴は3cmから5cmくらいの黒のヒールパンプスがおすすめ。
ヒール部分も傷や汚れがないか事前に確認しておきましょう。
鞄は、もらった書類がそのまま入るようにA4サイズのものを用意しましょう。
ブランドものやキャラクターもの、カジュアルな素材のものは避け、できるだけベーシックなデザインで皮素材のものがおすすめです。

新しい転職先の決め手は

転職先の決め手は、人それぞれ。
入社してから後悔のないよう、転職先を決めるときのポイントをしっかり押さえておきましょう。

自分のスキルに合っている

転職先は、自分のスキルから離れすぎていないことが大切です。
スキルは転職をするうえで、重要な武器。
自分が今まで培ってきたもの、経験したこと、実績を存分にアピールできる職場は、キャリアアップにもつながります。

また、自分のスキルが生かせる職場は、企業側にとっても採用がプラスに働くと判断できるため、転職が成功する可能性を高めます。
スキルが生かせる職場は、面接時が有利なだけでなく、入社後も即戦力として動けるため、新しい職場に馴染むのも早く、長く勤めていける職場になりやすいといえます。

希望の条件に合っている

雇用条件や勤務地など、職場に求める条件が合っていることも重要です。
そもそも希望条件がずれていると、転職をする目的自体がずれることになります。
入社してから後悔しないよう、しっかりチェックしましょう。

希望条件はあらかじめ考えておくことは大切ですが、ある程度の妥協も必要だということは理解しておきましょう。
妥協するには、希望条件にある程度優先順位をつけておくことがポイント。
正社員雇用が優先順位のトップなら、通勤時間や給料を多少妥協することで、転職先がみつかりやすくなります。

転職の目的と合っている

「なぜ転職するのか」を常に意識して、転職活動をするようにしましょう。
転職をすると決断するまでに至ったきっかけが必ずあったはずです。

転職先は、「転職をする目的」を達成している必要があります。
キャリアアップや給料アップを目指した転職なのにも関わらず、異業種で自分のスキルと合わない転職先に入社しても、目的は達成されません。
せっかく転職することを決意したのなら、転職の目的がずれないよう転職先を選ぶようにしましょう。

転職活動で注意すること

転職活動をするときに注意したいポイントがいくつかあります。
転職活動をする前に心得ておきましょう。

希望の職種を見極める

面接時と入社してからのギャップを少なくするためにも、事前の情報収集が大切です。
目ぼしい求人をみつけたら、そこに掲載されている求人情報だけでなく、企業のホームページなども利用し、あらゆる情報を集めましょう。

営業の求人であっても、仕事内容や範囲はさまざま。
ルート営業なのか、飛込営業なのか、個人を相手にしているのか、法人を相手にしているのか、できるだけ細かい部分まで把握しておくことが、後悔しない転職活動につながります。
自分が希望する職種かどうか見極めるためにも、情報はできるだけ多く収集しましょう。

会社情報をしっかり確認する

雇用条件や求人している業種、勤務地は、事前にしっかり確認しておきましょう。
給料や雇用形態だけをみてエントリーするのは、後々後悔するもとです。
大切なのは、長く勤められそうな職場をさがすこと。
それには、自分の希望条件が合っていることが重要なポイントになってきます。

会社情報は、掲載内容や企業のホームページなどで確認することができますが、面接時や条件交渉の際にも再度しっかり確認し、疑問は解決しておくことが大切です。

スケジュール管理はしっかり行う

ダラダラと転職活動をしていても、長期戦になり、気持ちが滅入ってしまういっぽう。
しっかりスケジュールをたて計画的に動くことを常に意識しましょう。
スケジュール管理がしっかりできていると、面接日時も把握しやすく、都合もつけやすいため、企業に対してのレスポンスが早くなります。

また、ハローワークに出向いたり、履歴書や職務経歴書を準備するための時間をつくることも必要です。
転職活動中は、スケジュール管理だけでなく、自分を管理することも重要です。

退職日までに引き継ぎを終わらせる

転職をするからといって、今の職場での仕事をおろそかにしてはいけません。
自分が辞めてから、職場に迷惑がかからないように、取引先や継続中の仕事などの引継ぎをしっかり行いましょう。
とくに同業種での転職先の場合、またどこで接点が生まれるかわかりません。
辞めてからも有効な関係が築けるよう、お互いに気持ちのよい退職日が迎えられるよう努めましょう。

また、退職日は掃除も忘れず行います。
自分のデスクの上はもちろん、引き出しの中や床にゴミが落ちていないか、汚れていないかチェックするようにしましょう。

採用が決まるポイント

即戦力になれる人材である

企業が30代や40代の転職者に求めるものは、まさに「即戦力」。
教育期間が少なく済み、結果がすぐにだせそうな人材を探しています。
自分の経験やスキル、資格が生かせる職場は、企業側が求めている人材である可能性が高いため、採用率が高いといえます。

とくに、専門的な技術や国家資格が必要な職種は、若い人よりも経験者のほうが好まれる傾向にあります。
採用を勝ち取るためには、転職者と企業両方がプラスである必要があります。
できるだけ、今までの社会経験が生かせる職場を探し、企業とのマッチング率を高めましょう。

退職理由と志望動機が一貫している

面接の際、必ず聞かれる「志望動機」。
志望動機は、面接官が転職者の退職した理由や、転職する目的を知るために質問します。
それらに一貫性があることで、しっかり目的を持った転職活動であることがわかり、この会社を受けにきた理由が明確になります。

たとえば、結果をだしてもなかなか評価されない、年功序列体制が強いためなかなか昇進できないことが退職理由の場合、転職先に求めるものは、キャリアアップ。
この場合、自分のスキルや経験が生かせること、キャリアアップを望んでいることをアピールすることで、それぞれに一貫性が生まれ、志望動機の説得力が高まります。

面接官は何百人、何千人と面接をしてきたプロです。
その場しのぎの言葉や、嘘はすぐに見抜かれてしまいます。
しっかり意志をもって発言することで、転職に対しての強い思いが伝わりやすくなります。

お互いの希望条件を満たしている

採用を得るには、希望している雇用条件と、企業が提示している採用条件が合っていることが大切です。
契約社員で雇用できる人材を探している企業に対し、正社員雇用を求めても採用には至りません。
あらかじめ希望条件と合っているかどうか、しっかり確認するようにしましょう。

企業は面接や条件交渉の際、掲載情報と異なる採用条件を提示する場合があります。
たとえば、場合によっては転勤の可能性があることや、研修期間は遠く離れた本社の勤務になるなど、家族がいると現実的に難しい条件がだされたりします。
受かりたいという思いが強く、後先考えず答えてしまっては後々後悔するだけです。
条件が合わないと思ったら、きっぱりお断りして、次の会社に気持ちを切り替えることも大切です。

こまめに情報収集をして転職活動を進めよう

転職活動の成功率を高めるポイントは、情報量。
求人数をたくさん得ることは、選択肢を広げ、エントリーできる企業を増やすことにつながります。
また、気になる企業は、採用条件だけでなく企業情報もしっかり把握しておくことが大切。
「転職する目的」がずれることなく、納得のいく転職先がみつけやすくなります。
ポイントをしっかり抑え、転職活動をスムーズに進めましょう。

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