お金がない主婦におすすめするお金の管理方法とやりくりのポイント
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家計のやりくりを上手にしてお金を貯めたい
家計をしっかりやりくりして、貯蓄や子どもの教育費に回したいのに、どうしても上手くできないという悩みを持つ主婦の方も多いと思います。
同じような収入でも、家計を上手くやりくりできる主婦とできない主婦に分かれるのには原因があります。
まずはその原因について知り、家計をやりくりする方法を習得しましょう。
主婦でお金がない その理由とは
いつもお金がないとぼやいている方は、なぜお金が貯まらないのか、根本的な理由について考えてみましょう。
特に無駄使いをしているつもりはないという方も、実際にはお金が貯まらない生活を送っていることがよくあります。
お金が貯まらない生活とは何か、そこを明確にすることがやりくり上手になるための第一歩となります。
子育てでお金がかかる
子供がいるご家庭では、教育費が大きく家計に響いてきます。
教育費は子供の年齢が上がれば上がるほど比例して増加していきます。
例えば、公立中学校に通った場合、塾や習い事の費用も含めて月々3万8000円程度として年間45万円、私立中学校では月々8万3000円程度として約130万円もかかる計算となります。
子供が二人になれば、当然その2倍教育費がかかってきますので、相当額になると考えられます。
この費用を滞りなく支払うには、家計のやりくりをしっかりできないと大変なことになってしまうでしょう。
住宅ローンを組んでいる
家族を持ち、家も持つとなると住宅ローンの返済もプラスされます。
子育てだけでもお金がかかる上に、さらに住宅ローンの返済ともなると、家計に大きな負担となってのしかかります。
住宅ローンを組んだ人の中には、お金を借り過ぎて後悔している人や、思ったより収入が増えなくて住宅ローンの返済を負担に感じている人も大勢おられます。
幸せなマイホーム生活を夢見て購入しても、給与のベースアップがなかったり、残業代も出ないなど、いろいろな理由でローンの返済に困るケースも多いようです。
頑張って支払いを続けるには、家計を見直し、経済状況の現実をきちんと把握して、計画的に返済する必要があります。
お祝い事が多い時期で出費がかさむ
30代から40代頃は、結婚や出産などのライフイベントが周りで立て続けに起こる時期です。
お祝いごとが多くなれば、それだけご祝儀や出産祝い金など、出費がかさんでしまいます。
特に親戚の結婚になると、立場上不参加ともいかず、遠方になると交通費や宿泊費、もちろんご祝儀などもろもろ合わせると結構痛い出費となります。
人付き合いを断れない
主婦友やママ友、古くからの友達など、お誘いを受けるとなかなか断りにくいものです。
今月はもう自由になるお金がない、そんなときに限ってママ友からランチやお茶のお誘いがあると、断ることができずに使ってしまい、お金が貯まらない原因となります。
断りたくても一度断ると次から誘ってもらえないと不安に思う主婦が多いようですが、実際は、そう思っているのは自分だけということもあるようです。
人付き合いを断ることができない、あるいは流されやすい性格の人は、お金がなくても参加してしまい、後から後悔するはめに陥ります。
特に主婦同士のお誘いは社交辞令が多いため、それほど深く考える必要はありません。
一度試しに断ってみてください。
特に問題はないはずです。
買い物でストレスを解消する
家事や子育ての毎日を過ごしていると、自由になる時間もなく、特に子供が小さいうちは行動も大きく制限されてしまうため、ストレスが貯まりやすくなります。
そのような主婦の中には、買い物をしてストレス解消をしている人も少なくありません。
流行りの洋服やバッグ、化粧品など、欲しいものが買えるとすっきりできることは理解できます。
もちろん、適度に買い物をして気分転換をすることは時に必要ですが、家計を圧迫するほどの買い物になってしまうと問題です。改善方法としては、衝動にかられて行動を起こす前に、夫に相談するか、一度冷静になって考えるよう心がけましょう。
働く気がない
主婦は家に一度入ってしまうと、また外に出て働く気が失せてしまうことがよくあります。
お金がないなら働きに出ればお金が入りますが、その気がなければ収入が増えることはありません。
子育て中でフルタイムが難しくても、パートや短期の仕事、1日でできる単発の仕事を選ぶことで、働いて稼ぐことができます。
また、ときには家族の力を借りて外に出ることも考えてみましょう。
家計のやりくりのために働きに出る場合には、時間やライフスタイルに無理がかからないように、自分に合った仕事を探すことをおすすめします。
未経験者や主婦でもできる仕事は探せばたくさんあります。
待遇がよい仕事を探すなら、しっかりと情報収集を行うことがポイントです。
主婦にお金がない理由 |
・子育てでお金がかかる |
・住宅ローンを組んでいる |
・人付き合いを断れない |
・買い物でストレスを解消する |
・働く気がない |
お金を貯めるために必要なこと
出費を食い止めて貯金するためのコツを紹介します。
お金は入ってきてもすぐに出ていってしまいますので、意識を改めなければ貯めることはこの先もずっとできないでしょう。
家計を上手にやりくりするには、お金が貯まるような考え方にシフトする必要があります。
まずはお金を貯めるための基本的な考え方についてしっかり理解しておきましょう。
お金は計画的に使う
お金が貯まらない大きな原因は「無計画」です。
いつも行き当たりばったりで、必要になったらその都度お金を払う方法では、上手にお金をやりくりすることは不可能です。
きちんと計画を立ててお金を使うことで、無駄な出費を抑えて貯金ができるようになります。
また、お金に関して無頓着の場合も同様で、どうにかなるだろうという甘い考えでいると、いつか生活が破綻してしまいます。
特に無計画にお金を使う人は、クレジットカードを持つと危険です。
クレジットカードで決済をすると、実際にお金を「使っている」感覚が薄れるため、どんどん湯水のごとく出費をしてしまう恐れがあります。
クレジットカードは必要な場合のみ上手に活用するように心がけましょう。
節約は常に心掛ける
お金は意識しなければ無駄な出費が増える一方で、貯金することはできません。
家計のやりくり下手でお金が貯まらないと嘆いている方は、節約の意識がないケースがほとんどです。
そのため、日頃から節約を心がけ、習慣にしてしまいましょう。
節約できれば、そのお金を貯蓄に回すことができます。限りある収入の中から貯金をするには、節約をしてお金が出ていかないようにすることが最も有効な方法です。
具体的には、つけっぱなしにしている電気をこまめに消す、歯磨きの間に出しっぱなしにしている水を止める、エアコンの設定温度を変える、外食を控える、缶コーヒーをやめて自分で作るなど、考えれば何十、何百という節約方法が見つかります。
一度ご自身の生活を見直してみましょう。
収入を増やす工夫をする
節約をしても貯蓄に回せる額には限界があります。
今よりもっとお金を増やすためには、収入を増やすことを考えましょう。
節約をすることは貯蓄のために必要なことですが、そもそも収入が少ない場合は節約できる額も限られてしまいます。
効率よくお金を増やすには、副業で副収入を得る方法がおすすめです。
最近は副業ブームとなっていますので、副業を得るのはそれほど難しくありません。
スキマ時間を使って少しでも収入を増やす努力をすれば、お金を貯めることができ、将来的にはそのお金を運用してもっと増やせる可能性が出てきます。
お金を計画的に使う方法
お金を計画的に使う方法について紹介します。
先述したように、お金を貯めるために必要なことは計画的に使うことです。
計画的にとは理解できても、そもそも家計のやりくりができない人にとって、どのように使えばいいかわからない人も多いと思います。
まずはその方法について確認して、できそうなことから始めてみることをおすすめします。
意識してするようになれば、貯蓄もできるようになって余裕が生まれ、気持ち的にも余裕ができるはずです。
まずは意識改革のための方法を知っておきましょう。
お金の管理は年単位で考える
月単位の収入や支出で家計を管理しているという主婦も多いでしょう。
ただし、お金を計画的に使うためには、年単位で考えることをおすすめします。
月単位ではなく年単位にすることで、予算の全体像が把握しやすくなり、お金を使う、お金を貯めるなどの計画が立てやすくなります。1年間の貯金できる額がわかれば、節約もしやすくなりますので大変おすすめです。
家計の内訳を把握する
家計の予算計画を立てるために必要な要素として、家計の内訳を把握することがあります。
家計は収入、支出、残高(貯蓄)で構成されます。
単純に考えると、収入から支出を引いて残高がプラスなら黒字で貯蓄に回すことができ、マイナスなら赤字ということになります。
貯蓄を増やすには、この黒字額を増やすことを考えればよいわけです。
つまり、収入を増やす、または支出を減らすかのどちらかになります。
家計の内訳を把握することで、毎月必要な費用が明らかになりますので、貯蓄するためにはいくら節約しなければいけないかを把握できます。
節約に必要な金額を明確にすることで、節約しやすくなります。
お金を貯めることを先に考える
お金があると、使うことを先に考えてしまいがちですが、計画的に使うには、欲しいものを買って余ったお金を貯金に回すのではなく、貯金を先に考えて余ったお金で欲しいものを買うという考え方にする必要があります。
つまり、年間の予算として考えた場合、 貯金する額を固定費としておけば、お金を貯めやすくなります。
固定費=必要経費とすれば、光熱費や通信費のように、毎月支払う必要があるものとして一定額を貯めていくことに繋がります。
銀行などの積立に似ていますが、先に強制的に貯蓄に回してしまうことで、否が応でも貯めることができるという方法です。
必要なものを買う
お店で何かを買うとき、欲しいものがあってお店に行く場合と、たまたまお店に入ったら欲しくなり買う場合と2パターンあります。
後者のように、お店に行って欲しいから買うという場合は、衝動にかられているだけで、本当に必要なものではないことがほとんどです。
無駄使いを減らすためにも、何かものを買うときには、本当に必要か一度考えてみる習慣をつけましょう。
また、購入するものは自分の収入に見合う額かどうかも判断して購入しましょう。
見栄を張って身の丈に合わない買い物をしてしまうと、お金はどんどん出ていってしまいます。
きちんと予算を考え、計画的に購入することが大切です。
主婦におすすめの節約方法
お金がない主婦におすすめの節約方法を紹介します。
毎月の収支の中で、節約しやすい費目はなにか、また、なんとなく払っているけれど実はあまり必要がない費用などを見直すことで、その分を貯金に回すことができます。
そのためのポイントを押さえておくと、どんどん節約が上手になり、習慣になればストレスにも感じなくなるでしょう。
食生活を見直す
節約を考えるとき、まっさきに見直したいのが食生活です。
食費は支出の中でも節約しやすく、逆に言えば無駄が多い費目となります。
食費の節約術として、毎日の料理に必要なものを毎回買うのではなく、1週間分の食材をまとめて購入するようにしましょう。
まとめ買いをすることで、食費はかなり抑えることができます。
また、外食が多い食生活を送っている場合は、できるだけ自炊を心がけると良いでしょう。
安い材料でも簡単に美味しくできるレシピがネットに掲載されていますので活用しましょう。
自家用車を手放す
車は本体を購入するだけでもお金がかかりますが、維持費も年間で数十万必要です。
維持費には、税金や保険代、駐車場代、ガソリン代、車検、点検費用などが含まれます。
自動車にほとんど乗っていないのであれば、売却する方法も検討してみましょう。
車が必要なときはレンタカーを利用できますし、購入費や維持費を考えれば相当な節約になります。
公共料金を見直す
毎月の固定費に含まれる公共料金も、見直すことで大きく節約ができる部分です。
公共料金には、電気や水道などの光熱費をはじめ、インターネットやスマホにかかる通信費などがあります。
また、保険料も見直すことで家計への負担を改善できますので確認してみましょう。
光熱費を見直す
電気、水道、ガスなどの光熱費は、無駄遣いをやめることで節約が可能です。
水の出しっぱなし、電気のつけっぱなし、エアコンの設定温度などを見直してみましょう。
使わない部屋の電気など不要な電気はコンセントから抜いておくことをおすすめします。
ひと月でみると小さな額でも、積もり積もって年間で考えると何千円も節約できる可能性があります。
また、電気料金の場合、契約アンペア数や電力会社を変えることで、基本料金を下げることも可能です。
通信費の契約を変更する
スマホの通信費を安くするなら、格安SIMへの変更がおすすめです。
例えば、ドコモ回線を利用したMVNOの格安スマホなら、SIM 3GBの場合で月額 1,500円からとかなりお得に利用できます。
格安SIMのデメリットとして、各キャリアで提供されているサービスが使えない点と、キャリアメールが使えない点があります。
格安SIMでもデータ通信さえできればたいていのことは問題なく使えますので、通信料金を安く抑えたい人に特におすすめの方法です。
また、光回線などのネット回線をモバイルタイプのWi-Fiルーターに変更すると、月額料金がかなり低く抑えることができます。
モバイルタイプはサイズが小さく、持ち運びにも便利で大変おすすめです。
保険を見直す
今現在の時点で本当にお金がなくて困っているなら、保険を乗り換えたり削れるものがないか見直してみましょう。
保険料は固定費の中でも金額が大きいため、見直してみることで改善できる可能性があります。
収入を増やす方法
収入を増やす方法について紹介します。
節約できるお金の額には限界がありますので、お金を増やすための工夫を考えてみましょう。
時間に制約がある主婦の方でもできる方法ですので、ぜひ実行してみてください。
クレジットカードでポイントを貯める
クレジットカードは使い方を誤るとお金が出ていってしまいますが、上手に使うとお金を貯める手段にもなります。
クレジットカードはショッピングだけでなく、公共料金や出張費などの支払いにも使えます。
できるだけ全ての支払いをクレジットカード払いにすることで、支払額に応じてポイントを貯めることができます。
公共料金は毎月大きな額を支払いますので、ポイント額も年間にすると相当数を貯めることができます。
必要なくなったものを処分して現金化する
タンスの奥にしまってある不用品があるなら、オークションやリサイクルショップで処分することを検討してみましょう。
すでに使わなくなった不用品を処分できる上に、現金収入を得ることもできます。
家にあるものも断捨離できてすっきりし、無駄な物を買うこともなくなるでしょう。
空き時間でできる仕事を見つける
子育てや家事に忙しい主婦は、外に出てフルタイムで働くことは困難ですが、空き時間を使ってできる仕事もたくさんあります。
最近はクラウドソーシングを使ったサービスも流行っていますので、簡単にできるポイントサイトやアンケートモニター、データ入力の仕事など、主婦にも始めやすい仕事がおすすめです。
能力やスキルを生かせる仕事やスキルアップを目指せる仕事など、豊富な業種から選ぶことができますので、自分にあった仕事を探すことから始めてみましょう。
お金の使い方を見直せばお金は貯まる
お金が貯まらない理由には、教育費や住宅ローンなどの負担や計画性のなさ、無駄使い、働く気がないといった考え方の問題も考えられます。
貯蓄をするためには、自分の収支を把握し、年単位での予算を組み立てた上で、公共料金や食費、保険料などお金の使い方を見直して節約をすることで、上手に家計をやりくりして貯金に回しましょう。
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