徹底解説!pasmoにクレジットカードでチャージはできる?
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チャージと言えば駅の券売機のイメージ
交通系ICとして普及したpasmo。
SUICAと同じく現金なしで電車に乗ることができるほか、最近ではレストランや美容室で使えるようになったりと、使い勝手がますます良くなっています。
駅の券売機以外でも手軽にチャージできるpasmoのかしこい利用方法、便利なクレジットカード一体型について詳しく解説していきます。
クレジットカードでのチャージ方法
登場した初期は現金でのチャージしかできなかったpasmoですが、普及するにつれてどんどん利便性が向上し、最近ではクレジットカードと連動させてスマートフォンのアプリから数秒でチャージが行えるようになっています。
クレジットカードとひも付けしたpasmoのチャージ方法についてまとめました。
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現金が無くても出来るクイックチャージ
クレジットカードと連動させたpasmoのチャージ方式には、「クイックチャージ」と「オートチャージ」があります。
クイックチャージは自分のタイミングでチャージを行う方式で、現金でのチャージと同じくトータルで2万円、というのが上限となっています。
手もとに現金がなくてもチャージができるため、財布を持ち歩かなくてもpasmoが1枚あれば安心して外出できる時代になっています。
自動的に行われるオートチャージ
クイックチャージだとチャージのタイミングをついつい忘れてしまう、という方にはオートチャージがおすすめです。
文字通り自動的にチャージをしてくれるシステムで、「残額がここまで下がったらこれだけチャージする」というラインをあらかじめ設定しておけばそのタイミングで指定した金額がチャージされる仕組みになっています。
デフォルトの設定では2000円を下まわると3000円チャージされるようになっており、チャージのタイミングや金額の上限は各駅の券売機から設定することができます。
クレジットカード一体型
pasmoとクレジットカードを一体化させることで、pasmoカードとクレジットカードを別々に持ち歩く必要がなくなり、紛失のリスクを下げることができます。
クレジット一体型pasmoカードは駅構内の窓口や専用券売機から申し込むことができますし、クレジットカードの種類によってはウェブサイトから申請することも可能です。
申し込みからカードの到着まではおよそ4週間ほどかかり、pasmoの有効期限はクレジットカードの期限と統一されます。
クレジットカード分離型
クレジットカードとpasmoを関連づけることが不安という方はまず、クレジットカード分離型からはじめてみるのもひとつの方法です。
その場合、pasmoカードのほうは従来の機能のままで、クレジットカードによるチャージ機能のみが付加される、という形になります。
カードを別々に持ち歩く手間はかかりますが、pasmoのほうを日常的に持ち歩いている場合万一紛失してもクレジットカードの不正利用にはつながりにくいため、セキュリティ面でも安全な対策と言えます。
ANAやVISA等有名なカードは使えるのか
pasmo単体で利用しているだけでは、そのメリットを充分に享受しているとは言えません。
ANA、VISAなど、国際的に通用する有名ブランドのカードと結びつけることでお得なポイントが貯まったり、利用料金が実質的に安くなったりします。
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ANAやVISAに対応している
ANAのカードには「ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)」というpasmoに特化したカードがあります。
VISAも小田急、京王、京急、京成、西武、相鉄、東急、東武、東京メトロ、横浜交通など幅広い電鉄会社に対応しているため、pasmoと連動させるメリットは大きいと言えます。
どのカードも使えるわけではないので要注意
ANAの「To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)」はJCBのみの対応となっているなど、VISAだからといって確実に対応しているわけではありません。
また、すべてのクレジットカードがpasmoのオートチャージ機能に対応しているわけではないということにも注意しましょう。
クレジットカードのポイントについて
クレジット一体型のpasmoでももちろん、クレジットカードに付帯するポイントサービスを受けることができます。
カードごとにポイント還元率や用意されているサービスが異なるため、事前にチェックしておきましょう。
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カードによってポイントが違う
クレジットカードにはそれぞれポイントサービスが付帯しています。
ANAのTo Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)はJCBのマイルやメトロポイントに変換できるOkiDokiポイント、小田急ではOPクレジットカードにクレジットご利用ポイントと小田急ポイントが付与されます。
小田急のOPクレジットハウスには小田急ポイントはつきますが、クレジットそのもののポイントは加算されません。
このように、同じ系列のカードでもポイントの付与条件が異なるため注意しておきましょう。
有効期限や取得できるポイントを確認する
クレジットカードには3年から5年の有効期限が定められています。
クレジットカードは基本的に自動更新になっているため、普段から有効期限を意識する機会はあまりないかもしれませんね。
カードそのものの有効期限だけでなく、カードに貯まったポイントの有効期限をチェックすることも大切です。
たとえば、西武のクレジットカードを使うと永久不滅ポイントが付与されるなど、クレジットカードによってはポイントの有効期限が変わることがあるので注意が必要です。
また、京成のポイントは京成グループ共通優待券に交換することができるため、ポイントの交換システムについても確かめておくとさらにお得なサービスが利用できます。
pasumoチャージで得られるポイント紹介
pasmoを長いスパンで使いつづけるのなら、クレジットカードと連動したポイントサービスについても細かくチェックしておきましょう。
今回はとくにおすすめのカードについて御紹介します。
Oki Dokiポイントが貯まるJCB:PastownカードJCB
年会費は基本的に無料ですが、初年度、または翌年度から年会費がかかるものもあるため必ず確認しておきましょう。
ブランドとしてはJCB,VISA,MasterCardの種類があり、AMERICANEXPRESSを利用できる会社もあります。
小田急乗車ポイントが貯まる小田急ポイントカード
pasmoカードで小田急の路線に乗車すると、1カ月間に乗った分の運賃に対して一定のポイントが付加されていきます。
ポイント付与率は最大7%で、小田急に乗れば載るほどポイントが貯まる仕組みになっています。
ポイントサービスの利用には特別な手続きが不要なので便利です。
貯まったポイントは全国の小田急ポイント加盟店で使うことができるため、通勤や通学で小田急に毎日乗る方にはおすすめのカードです。
クレジットポイントが貯まる京急カード
普段から京急の路線を利用する機会の多い方には京急カードとの連携がおすすめです。
乗車のたびにクレジットポイントが付加されるのが特徴で、利用額に応じた基本ポイントとあわせてボーナスポイントがダブルで付加される点がお得です。
貯まったポイントは京急グループ加盟店で商品券に交換できますので、1枚もっておくだけでいろいろとお得なサービスを利用することができます。
京成グループポイントが貯まる京成カード
京成グループが発行する京成カード。
ブランドがMastercardということで決済力も抜群。
日本国内ではもちろん、世界各地でも安心して使うことができます。
特筆すべきはポイント還元率。
京成グループ内でカードを利用すると最大で1.5%のポイントが付加され、貯まったポイントは加盟店でさまざまなサービスと交換することができます。
セゾンの永久不滅ポイントが貯まるSEIBU PRINCE CLUBカード
全国のセゾングループで利用できる「SEIBU PRINCE CLUBカード」。
VISA、Mastercard、JCB、アメックスの4つからブランドを選ぶことができ、家族も含め年会費が無料となっています。
「SEIBU PRINCE CLUBカード」そのもののポイント還元率は0.5%と他のカードととくに変わりはありませんが、「永久不滅ポイント」なら有効期限がなく、半永久的に貯められるためいつの間にかポイントが消えていた、ということもありません。
永久不滅ポイントは同じ系列のプリンスポイントに交換したり、セゾングループの加盟店で使用することができます。
キャッシュレスで快適に生活しましょう
pasmoとクレジットカードを連動させることで毎日をキャッシュレスで過ごすことができ、複数のカードを持ち歩く煩雑さから解放されます。
ただ、キャッシュレスの便利さに慣れてしまうとクレジットカードをいつの間にか使いすぎてしまいますので、あらかじめ月々の利用ラインを自分で決めておくなど、使いすぎないよう工夫しておくことが大切です。
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