関西圏では有名なICOCAが利用できるエリアを知りたい

January, 01, 2019

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ICOCAは全国どこでも使えるのか

鉄道やバス路線を利用する際にICカードに切符の機能を加えたカードがあるので便利に利用されている方が多いとおもいます。
地域によってその呼び名も様々ですが関東ではPASMOやSuicaが一般的で関西ではJR西日本が発行しているICOCAがメジャーになります。

ICOCAの基本情報

JR西日本が発行するICOCAは現金をチャージしておくだけで券売機で切符を購入しなくても改札口のタッチパネルに触れるだけで運賃が自動計算される便利なICカードです。
また、定期券とも連動していることからICOCA定期券に現金をチャージすれば同じように利用できるので現在では会社員など毎日電車に乗る人たちは便利に利用しています。

JR西日本の便利なICカード

ICカードですから現金をチャージするだけで切符やバス運賃の支払いに利用することができますし、駅構内の自販機やキヨスクなどでもカードをタッチするだけで買い物できる優れものなのです。
現在、ほとんどのコンビニエンスストアやスーパーマーケットでも加盟店が増えてきていますからお財布を持たずにICOCAだけでショッピングできるのです。

新幹線では使えない

JRが発行しているから新幹線に乗ることだって平気だと思うのも当然ですが、鉄道の場合はICOCAが使えるのは、JR西日本エリアの在来線に限るのです。
このカードで新幹線の改札口を通過することはできませんし、日常的に通勤のために新幹線を利用している方も一般的な定期券を購入しなければいけないのです。

ICOCAの交通エリア

全国相互利用といって関西エリアだけでなくその周辺の岡山や広島などの山陰エリア、首都圏。
東北、東海、北海道などのエリア内の交通機関のエリアで使えるのがICOCAの大きな特徴でもあります。
ただし、エリアをまたいでいるものは認められませんし、もちろん新幹線には乗車不可です。

Suicaなど全10種のエリアで使える

ICOCAがどの地域で使えるのか紹介しておきます。
JR九州発行のSUGOCA(鹿児島・宮崎・大分・熊本・佐賀・長崎・福岡)、西鉄などのnimoca(宮崎・福岡・大分・佐賀・熊本・函館)、福岡市地下鉄のはやかけん、関西エリアの私鉄地下鉄発行のPiTaPa、JR東海のtoica、名古屋地下鉄や名鉄のmanaca、JR東日本と札幌市交通局のSuica、東京メトロや京急のPASMO、JR北海道のKitacaが利用できるエリア内の交通機関で利用できます。

順次拡がるICOCAのエリア

2018年9月15日よりICOCAを利用できるエリアを次々に拡大予定とのことですから、もっと使い勝手がよくなるはずです。
出雲市や、南岩国までの区間や高松などJR四国エリアも利用範囲になります。
また、関西から南下した紀伊勝浦や近江を超えて高岡や富山まで広がっていきます。

使えるエリアにはシンボルマークがある

ICOCAカードを使いたいけれども、どこで使えるのか見分ける方法があれば知っておきたいものです。
実は、ICOCAなどの交通系ICカードは、左側に茶色のiと右側に赤色でCの形をした電車の絵が目印のマークが付いているお店や交通機関であれば全国的に利用することが可能です。

ICOCAの電子マネーエリア

ICOCAカードに現金をチャージすることで電子マネーとしての機能を発揮してくれます。
駅の券売機やコンビニエンスストアで簡単にチャージできるので切符を買わずともこのカードに入っている電子マネーで交通機関を使えますし、駅構内のキヨスクやホームにある自販機で買い物することが可能です。
徐々に利用できるエリアが拡大されていますので街のコンビニエンスストアのどこでも使えるようになる日も近いはずです。

PiTaPaエリアでは使えない

ICOCAは新幹線に乗れないのは分かりましたが、同じ関西エリアなのに PiTaPaが利用できるコンビニでICOCAを使うことはできないのです。
なぜならば、PiTaPaは相互利用についてはまだ遅れているようで電子マネーとしての対応ができないからです。
これから対応していくと思いますが、現状はご説明した通りになります。

エリアについての注意ポイント

ICOCAカードがあり、現金をチャージすることで電子マネーとして利用できるようになるのですが、やはり注意すべき点は、どこでも使える訳ではないということです。
前述したように利用できるエリアは、交通系icカード全国相互利用のマークが掲示されているところだけです。
確か、このエリアは使えたはずだとしても交通機関によっては認められていないので途中で使えなくなるエリアが確実にでてきますし、交通機関同士の問題ですからいつか解消される日が来るまで待つしかないようです。

エリアをまたいでは使えない

ICOCAカード1枚もっていれば、10ものicカードが利用できる交通機関内のバス・鉄道で使うことができますが2つだけ問題があります。
まず1つは、新幹線に乗車することができないことです。
どうしても乗りたければ改札を通れる磁気切符を購入してください。
そして2つ目がエリアをまたいでの利用が不可能だという点ですが、2018年夏以降に順次エリアをまたがることができるようになります。
ただし、IRいしかわ鉄道/あいの風とやま鉄道がそのまたがる区間に含まれている場合には現状通りの禁止エリアがあるので注意してください。

距離制限がある

2018年夏以降に順次またがりエリア拡大を実施するのですがそのサービスが始まる前の措置として200キロ以内と距離を定めることになりました。
ただし、大阪近郊区間内の相互発着など200キロを超えることを認めている路線があるので確認してください。
速度制限を把握することは欠かせません。
速度制限をしっかりと把握して、間違った考えで対応しないことが重要です。

エリア外に出た場合は現金支払い

意外と有りがちなのがエリアの外に出てしまった場合です。
このようなことに気が付いたら車掌や改札口にてその旨を伝えてください。
指定エリアから乗り過ごしてしまったエリアまでに運賃を支払ってください。
また、ICOCAの入場情報が残ったままでは次回そのカードを使うことができないのでデータの証拠処理を行うことでまた利用できるようになります。

今後のICOCAの使用範囲は増えていく

2018年夏以降に順次利用できる交通機関の範囲とともに、相互間での乗車乗継ができるようになります。
要するにまたがり乗車できることで地方都市までICOCAで行くことができるようになるのです。
拡大エリアがどんどん増えていくICOCAの今後が楽しみです。

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