Apple PayでVISAは使える?対応可能なサービスのまとめ
コンテンツ
- Apple payをVISAカードで賢く使う
- VISAはApple payに対応しているのか
- Apple payでVISAを使うための準備
- VISAでApple payでSuicaを使う方法
- 海外のApple payとの違い
- VISA経由のApple payは実店舗での支払い限定
- Apple Pay支払でポイントが貯まるカード
- VISAでiOSのwalletアプリでできること
- VISAがApple payで全ての機能が使えない理由
- いつVISAが本格的にApple payで使えるか
- 登録しても安心なApple Payのセキュリティ
- VISAだと使えないサービス
- VISAで登録するときのチェックポイント
- Apple Payに適したクレジットカードを選ぼう
Apple payをVISAカードで賢く使う
新しい支払方法として、注目されているApple Pay。
クレジットカードを使って、より便利でスマートに支払えるサービスです。
しかし気になるのが、対応しているクレジットカードの種類ではないでしょうか。
できれば、すでに持っているクレジットカードで利用できるとうれしいですね。
海外でも使いやすいVISAは、日本でもユーザーが多い国際ブランドのひとつ。
VISAはApple Payで使うことができるのでしょうか?VISAで使えるサービスについて、詳しく見ていきましょう。
VISAはApple payに対応しているのか
VISAカードは、Apple Payに対応しているのでしょうか。
お手持ちのクレジットカードと照らし合わせながら、チェックしていきましょう。
ホームページにVISAの表記はないが大丈夫
ホームページに明記されているわけではありませんが、VISAカードの中には、Apple Payに対応しているクレジットカードもあります。
普段からVISAカードをメインに使っている人も、そのまま利用できる可能性があります。
ただしすべてのVISAカードが、Apple Payに対応しているというわけではなく、発行会社によっては使えない場合も。
まずはお手持ちのクレジットカードが対応可能であるかどうか、Appleサポートページで確認しておくと安心です。
【参考リンク:https://support.Apple.com/ja-jp/HT206638】
日本ではJCBとMasterがメイン
一部のVISAカードは、Apple Payに対応していますが、日本国内においては、Apple Pay対応のクレジットカードは、JCBとMasterが中心。
JCBカードとMasterカードでしか、利用できない機能もあるため注意が必要です。
海外では多く使われているVISAカードですが、日本のApple Payにおいては、制限も多いようです。
Apple Payの利用を考えている場合には、使いたい機能がVISAカードで利用可能かどうかを、確認しておくとよいでしょう。
Apple payでVISAを使うための準備
こちらでは、Apple PayでVISAを使うための準備についてまとめました。
ひとつずつチェックしておきましょう。
基本はiPhone7以上の対応デバイスを入手
Apple Payは、基本的にiPhone7以上での機種で利用できます。
iPhone6でも一部対応しており、利用できることもあります。
ただし、VISAの場合、もともと利用できる機能に制限があるため、使える機能がさらに狭められてしまうことも。
すべての機能をスムーズに利用するためには、iPhone7以上の対応デバイスを用意しておくと安心でしょう。
新たなアプリのダウンロードは不要
Apple Payの利用のために、新たにアプリをダウンロードする必要はありません。
Apple Pay対応のデバイスであれば、ホーム画面の中に、Walletアプリを見つけることができるでしょう。
Walletアプリに、クレジットカードやプリペイドカードを登録することで、利用できます。
正しくカードを登録できたら、アプリ上に登録したカードが表示されます。
面倒なダウンロードが不要で、使いたいと思ったときに、すぐに利用できることはうれしいですね。
サービスに対応したクレジットカード準備
Apple Payに登録するクレジットカードは、Apple Pay対応のものを準備しておきましょう。
VISAカードでも対応しているカードであれば、そのまま利用できます。
ただし、同じVISAであっても、発行元によっては使えない場合があるため、注意が必要です。
使えるクレジットカードは、Appleのサポートページで確認できます。
事前にチェックしておくとよいでしょう。
【参考リンク:https://support.Apple.com/ja-jp/HT206638】
VISAでApple payでSuicaを使う方法
普段から、電車やバスなどの交通機関を利用する人にとって、Suicaなどの電子マネーは欠かせない存在。
Apple Payに興味をもつきっかけとして多い、Suicaの使用方法についてまとめました。
Apple payがSuica対応は画期的なこと
Apple PayとSuicaは、もともと通信方式が異なっています。
そのため、本来であればApple PayでSuicaを使うことは難しいことです。
しかしApple Payが、日本の交通系電子マネーに対応するように仕様変更をして、日本のiPhone7以降に限り、どちらの通信方式でも利用できるようになりました。
世界的に販売をしているApple Payが、日本のSuicaに対応することは、画期的なこと。
ぜひ利用してみたいですね。
Suicaアプリがあると便利
Suicaアプリをダウンロードしなくても、Apple PayでSuicaを使うことはできます。
しかし、Suicaアプリをいれておくと、新しいSuicaや定期券等をアプリ上で発行できるなど、さまざまな機能を使えるので、さらに便利に。
また、VISAカードでチャージしたい場合には必須であるため、ダウンロードしておきましょう。
ただし、もともと使用していたSuicaカードは、登録したあとは再利用ができません。
一切使用できなくなるため、注意が必要です。
EX予約などにも対応
東海道・山陽新幹線のチケットを、ネット予約できるエクスプレス予約にも対応しています。
以前は、JR東日本の特急券等のみの対応でしたが、2017年10月23日からは、エクスプレス予約でも利用できるようになりました。
アプリ上で予約から乗車まで、Apple Payとsuicaアプリを使うことでスムーズな利用が可能に。
普段から利用する機会の多い人にとって、魅力的な機能といえるでしょう。
定期券を登録や更新する方法
Apple Payでは、Suica定期券の更新も可能です。
有効期限内であれば、Suicaアプリがなくても、Walletアプリのみで更新することができます。
ただし、定期券を新たに購入する場合や、有効期限を過ぎた定期券の場合には、Walletアプリ上ではなく、Suicaアプリで購入する必要があることを覚えておきましょう。
唯一Suicaのチャージポイントが貯まるデビットカード
デビットカードは、支払いと同時に銀行から直接引き落とされるので、使いすぎる心配がないことがメリット。
しかし、Apple Payでは基本的に、デビットカードを登録することはできません。
ただし、Apple Payでも、Suicaを通すことで利用可能になるのです。
住信SBIネット銀行のデビットカードは、デビットカードの中で、唯一チャージポイントがたまるカード。
うまく取り入れることで、よりお得に利用できそうです。
Suicaアプリでできること
Suicaアプリでは、電車やバスなど、交通機関への乗車はもちろんのこと、電子マネーとしての利用もできます。
通常のSuicaで支払いができる店舗であれば、Suicaカードと同じように支払えばOK。
新幹線などの乗車券や特急券も、アプリ上で予約ができ、そのまま改札を通過できるので便利です。
Walletアプリだけ、もしくはsuicaアプリだけと、それぞれ単体ではできないことも、組み合わせることで利用方法を広げることもできるでしょう。
海外のApple payとの違い
Apple Payは海外でも利用されていますが、日本国内におけるサービスとはやや異なるもの。
海外との違いについて見ていきましょう。
電子マネーのiDやQuicpayでの支払い
日本国内でApple Payを利用する場合、もともと日本で使用されているiDやQUICPayといった、電子マネーで支払うことになります。
どちらも使用方法は同じですが、iDはNTTドコモ、QUICPayはJCBが運営しているサービス。
どちらが使えるかは、クレジットカード会社によっても異なります。
利用したい店舗によっては、どちらか一方しか対応していないこともあるため、利用する場所や店舗によって、選ぶカードを決めるとよいでしょう。
VISAのコンタクトレス支払いPaywave
海外では、Visa payWaveとよばれる電子マネーが広く使われています。
Visa payWaveは日本でも使用できますが、まだまだ利用できるところが少ないことが現状。
しかし、クレジットカードのように、支払い時にカードを相手に渡す必要もない電子マネーは、海外旅行でも安心の支払い方法といえるでしょう。
日本のiDやQUICPayは、海外での使用は不可。
海外で電子マネーを利用したいと考えている人は、一度Visa payWaveを検討してみてはいかがでしょうか。
VISA経由のApple payは実店舗での支払い限定
Apple Payに対応しているカードであれば、VISAカードをApple Payで使うことは可能です。
ただし、ネット通販やアプリでの決済においては、注意が必要です。
MasterやJCBの場合には、Apple Payを使った決済が可能ですが、VISAの場合には実店舗でのみの使用に限られます。
一方、Suicaアプリを使えば、VISAカードでチャージできます。
うまく使い分けるとよいでしょう。
Apple Pay支払でポイントが貯まるカード
そのまま使っても便利なApple Payですが、どうせならお得に使いたいもの。
効率よくポイントを貯めて、さらにお得を手に入れましょう。
マイルが貯まるJALとANAカード
飛行機に乗る機会が多い人にとって、メリットが大きいJALカードやANAカード。
これらのカードも、ApplePayに対応しているので、Apple Payに登録することが可能です。
さらに、通常の決済と同じようにマイルを貯められるので、飛行機を利用する人におすすめです。
ただし、使用する店舗によっても条件が異なり、マイルが加算されないこともあるため、注意しましょう。
【参考リンク:https://www.jal.co.jp/jalcard/】
【参考リンク:https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/reference/anacard/】
nanacoポイントが貯まるセブンカード
セブンカードは、セブンイレブンやイトーヨーカドーなどのセブン&アイグループでお得に使えるカード。
Apple Payにも対応しており、VISAカードも利用できます。
電子マネーとしても使えるnanacoポイントは、Apple Payでの支払いでも貯めることが可能です。
nanacoポイントは、セブンイレブンやイトーヨーカドーだけでなく、西武やそごう、ヨークマート、デニーズなど、幅広い店舗で利用できるので、生活スタイルに合わせて使いまわせそうです。
【参考リンク:https://www.7card.co.jp/】
ときめきポイントが貯まるイオンカード
全国のイオンやグループ店舗でお得に使える、イオンカード。
Apple Payにも対応しており、通常のクレジット決済と同じように、Apple Payでの支払いでもときめきポイントが貯まります。
貯まったときめきポイントは、電子マネーとして使えるWAONに交換できるので、使いやすいことが魅力です。
その他、イオンの商品券やギフトなどに交換することもできるので、交換する楽しみを味わえそうですね。
【参考リンク:http://www.aeon.co.jp/creditcard/】
Tポイントが貯まるヤフーカード
Yahoo! JAPANのサービスをお得に使えるヤフーカードは、Tポイントが貯まることがメリットのひとつ。
幅広いジャンルの店舗で利用できるTポイントは、お店ごとにカードを持たずに、1枚のカードに集約できます。
さまざまなお店で、共通のポイントが貯まるので、貯めやすいのもうれしいですね。
Apple Payでの支払いでも、しっかりTポイントを貯められるので、Tポイントを積極的に使いたい人におすすめです。
【参考リンク:https://card.yahoo.co.jp/】
楽天ポイントが貯まる楽天カード
楽天カードは、楽天市場での買い物で、ポイントがお得に貯まるクレジットカード。
普段、楽天で買い物をすることが多い人に、おすすめです。
また、カードのバリエーションも豊富です。
自分好みの一枚を見つけることで、さらなる特典が得られるでしょう。
Apple Payの利用でも、楽天スーパーポイントを貯めることができます。
ポイントを利用できるシーンも増え、さらに使いやすくなっています。
【参考リンク:https://www.rakuten-card.co.jp/】
その他のポイントが貯まるクレジットカード
Apple Payでポイントが貯まるクレジットカードは、いろいろあります。
マルイでの買い物で得をするエポスカードも、Apple Payで利用可能。
人気のリクルートカードもApple Payに対応しており、ポイント還元率は1.2%とメリットも大きそうです。
Apple Payでお得にクレジットカードを利用するためには、普段の生活に合わせて選ぶことがおすすめ。
効率よく使える1枚を選び抜きましょう。
VISAでiOSのwalletアプリでできること
iDやQUICPayをVISAカードで使うためには、iOSであるWalletアプリが必要です。
Walletアプリは、クレジットカードやSuicaなどのカードを、スマホに集約できるだけでなく、映画や飛行機などのチケットをまとめて、スムーズに利用することもできます。
仕事や旅行などで必要なさまざまなカードを、スマホひとつで管理できるので、時間も荷物もコンパクトに。
公立よく過ごすためのツールとして、忙しい人にぴったりのアプリです。
【参考リンク:https://support.Apple.com/ja-jp/HT204003】
VISAがApple payで全ての機能が使えない理由
Apple Pay対応のVISAカードであっても、使えるのは一部の機能のみ。
なぜ、すべての機能を使うことができないのでしょうか。
そもそも日本の仕組が海外と違う
世界で、クレジットカードの50%以上を占めるVISAカードですが、Apple Payにおける支払いのための通信方式が海外とは異なってます。
日本でのApple Payの使用に制限があるのは、そのためなのです。
利用者としては、MasterやJCBと同じように使いたいものですが、技術的な問題なので、すぐに解決することは難しいのが現状です。
VISAは日本仕様に合わせるのに尻込み
海外と比較すると、日本は決済の仕組みが特殊です。
それに加え、VISAには独自のVisa pay Waveがあり、それを世界に普及しようとしているため、日本の仕様に合わせることは、なかなか難しい状況であるといえるでしょう。
しかし、2020年には、世界中の人が日本に訪れるであろう東京オリンピックが開催されます。
これがひとつのきっかけとなり、何らかの解決策が出されるのではないでしょうか。
いつVISAが本格的にApple payで使えるか
VISAカードで、Apple Payすべての機能を使える日はやってくるのでしょうか。
今のところは完全な未定であり、推測されている東京オリンピックについても、あくまで推測であって、憶測の域を出ません。
すぐにApple Payを利用したいという人は、今の環境の中での利用方法を、見つけていくしかないでしょう。
登録しても安心なApple Payのセキュリティ
初心者でも利用しやすいApple Pay。
しかしその分、気になるのがセキュリティではないでしょうか。
なぜ安全に使えるのか学んでいきましょう。
カードとは違う暗号化方法で不正利用減
一般的に、クレジットカードでの決済では、クレジットカード番号が必要になります。
一方でApple Payは、クレジットカード番号などの重要な情報を暗号化して登録します。
さらに決済の際にも、クレジットカード番号とは異なる、独自の番号を使って支払われているのです。
そのため、通常のクレジットカード決済よりも安全であり、不正利用されにくいといわれています。
紛失時や盗難時の一時停止や削除
スマホ自体をなくしてしまうなど、紛失時や盗難時には、不正利用されてしまうのではと心配になる人も多いでしょう。
もし紛失や盗難にあった場合には、iPhoneの機能を使って、遠隔で使用停止が可能です。
インターネットを使って、iPhone自体を紛失モードにすると、iPhoneの使用ができなくなります。
まずは、パソコンなどを使ってiCloudにサインインし、「iPhoneを探す」を選択しましょう。
地図が表示され、スマホが今どこにあるのか知ることができます。
さらに「紛失モード」を設定することで、Apple Payが利用できなくなるので、悪用されるリスクを減らせます。
この方法を覚えておくことで、万が一のときにも安心。
スマホが自分の手元を離れてしまったときに、すぐにセキュリティを高められます。
いざというときのために、「iPhoneを探す」機能をオンにしておきましょう。
【参考リンク:https://support.Apple.com/ja-jp/HT201472】
パスコードやtouchIDでセキュリティ強化
iPhoneを使う際には、パスコードを入力する必要があります。
万が一、他人の手に渡ってしまっても、パスコード入力があることで、中身を見られたり、不正利用されたりするのを防ぐことができます。
また、指紋認証センサーであるtouchIDを設定することで、安全かつスピーディな利用が可能。
通常のクレジットカード決済に比べ、支払い時のセキュリティ効果も高く、安心して利用できるでしょう。
【参考リンク:https://support.Apple.com/ja-jp/HT204060】
【参考リンク:https://support.Apple.com/ja-jp/HT201371】
VISAだと使えないサービス
便利なApple Payですが、VISAカードの場合、アプリやネット通販での決済はできません。
さらに、WalletアプリだけではSuicaの利用も制限されるため、人によっては使いにくさを感じることも。
したがって、VISAカードしか持っていない場合、Apple Payをどう活用するのかをよく考えておくことが大切です。
VISAカードだけでも問題なく使える人もいれば、不都合に感じる人もいるでしょう。
それぞれの使い方次第で、選択肢も変わってきます。
VISAで登録するときのチェックポイント
Apple PayにVISAカードを登録する場合には、利用に関して、いくつかチェックしておきたいポイントがあります。
まずは、登録予定のVISAカードが、Apple Payに対応している発行元か否か。
また、電子マネーはiDかQUICpayどちらであるのかということも大切です。
あとは、ライフスタイルに合わせて、貯めたいポイントや得られる特典から絞っていくこともおすすめ。
選んだVISAカードで、使いたい機能が使えるかどうかを、しっかりチェックしましょう。
Apple Payに適したクレジットカードを選ぼう
日本ではSuicaをはじめ、さまざまな電子マネーが利用されています。
改札やレジで小銭を出す必要もなく、さらにお得に使える電子マネーはメリットも大きく、生活に取り入れている人も多いでしょう。
Apple Payは、そんな便利な電子マネーの選択肢のひとつ。
ライフスタイルに合わせたクレジットカードを選び、さらに便利によりお得に、Apple Payを活用していきたいですね。
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