「イオンデビットカード」2種類あるけどどちらが自分に合うのか?
コンテンツ
イオンデビットカードのお得な使い方を知りたい
デビットカードとは、カードを利用したその場で、銀行口座から即時引き落としされるカードのことです。
クレジットカードのように一回払い、分割払い、リボ払いなどの後払いは選択できません。
そのため、銀行口座にあるお金が限度額となります。
イオンデビットカードは普通のイオンカードと比べると、どのようなカードなのでしょうか?お得な使い方などはあるのか、これから検証したいと思います。
イオン銀行が発行するイオンデビットカードは2種類ある
イオン銀行が発行するデビットカードは、2種類あります。
古いほうがVISAイオンデビットカードで、新しくできたほうが、JCBイオン銀行キャッシュ+デビットです。
同じように見えて、少し違うところがあります。
カード会社が違うだけではなく、サービスが違います。
JCBの付いたイオン銀行キャッシュ+デビットがある
申し込み時に審査がない
15歳以上(中学生を除く)から申し込めるカードで、高校生でも大丈夫です。
デビットカード機能のほかに、イオン銀行のキャッシュカードとしての機能もあります。
現金でないとダメな場合は、現金をATMでおろせます。
審査はありませんが、所定の確認はあります。
ブラックリストに載っていたり、暴力団など、反社会的組織に所属していたりすると、発行されません。
年会費は無料で、カードのデザインは今のところ三種類から選べます。
イオンの店以外でも使える
JCBのデビットカードなので、加盟店でデビットカードとして利用できます。
インターネットのカード決済、海外でのショッピング、海外でのATM利用で、現地通貨を引き出すことにも使えます。
イオン銀行キャッシュ+デビットは通常のイオンカードのように、JCB加盟店で使用すると、0.5%のときめきポイントがつきます。
イオン銀行の金利の優遇がある
イオン銀行のキャッシュカードのため、金利が優遇されます。
しかし、イオンカードセレクト並みの0.10%にするためには、イオン銀行の定めたイオン銀行Myステージで、シルバーステージ以上になることが必要です。
必要なイオン銀行スコアは50点で、イオン銀行キャッシュ+デビットの発行で10点、インターネットバンキングの登録で30点、WAONオートチャージを利用して10点、これで50点となり、普通預金の金利が0.10%となります。
メガバンクの普通金利はなんと0.001%。
イオン銀行のシルバーステージは、メガバンクの普通預金の金利の100倍になることになります。
高校生ならともかく、普通の社会人なら余裕で狙える点数だと思います。
ちなみに、0.10%の金利で年100万円預けておくと、20年後には利息が191,145円、0.001%の金利で100万円預けると20年後の利息は2,100円と、かなりの差がついてしまいます。
ポイントの二重取りができる
イオン銀行キャッシュ+デビットは、電子マネーWAONを利用できる機能と、WAONのオートチャージの機能があります。
そのため、オートチャージ200円ごとに1WAON、WAONで買い物をするときは200円ごとに1WAON付くので、両方で2WAONのポイントが付くことになります。
VISAの付いたイオンデビットカードがある
VISAブランドで、VISA加盟店では、ほとんど利用することができるデビットカードがあります。
こちらも、年会費は無料です。
JCBイオン銀行キャッシュ+デビットと比べて、どこが違うのでしょうか?
申し込み時に審査がある
年齢制限は18歳以上で、電話連絡のつく人、高校生は不可(ただし、卒業年度の1月1日以降なら、高校生でも可)です。
未成年者は親権者の同意が必要で、後日、確認の連絡がいきます。
ただし審査があり、場合によっては審査に通らない可能性があります。
この点は、イオン銀行キャッシュ+デビットより厳しいです。
イオンの店以外でも使える
VISAのデビットカードなので、国内外のVISA加盟店やインターネットショッピング、海外ATMで現地通貨を引き出すことができます。
国内や海外のVISA加盟店で利用した買い物の、0.5%がときめきポイントとなります。
これは通常のイオンカードと同じです。
バックアップサービスがある
イオンデビットカード特有の機能として、銀行のシステム停止時や、銀行口座の残高が不足している場合、一時的に10万円まで利用金額を立替え払いします。
このバックアップサービスがある関係で、イオン銀行キャッシュ+デビットより審査が厳しいものと考えられます。
ちなみに、VISAイオンデビットカードでも、イオン銀行の金利の優遇を受けられます。
デビットカードを作って10点、インターネットバンキングの登録で30点、イオンデビットカード利用代金の口座引き落としが1円以上で10点で計50点、これでイオン銀行のシルバーステージとなり、金利が0.10%となります。
イオンデビットカードが使えない店やサービスがある
インターネットサービスプロバイダー、保険会社、公共料金、高速道路料金、紙伝票で決済を行う加盟店では、VISAのイオンデビットカードでは支払いできません。
ただし、ガソリンスタンドでは使えます。
JCBのイオン銀行キャッシュ+デビットは、それに加えて一部のタクシー、ガソリンスタンド、飛行機内や電車内、車内販売はデビットカードを利用できません。
イオンデビットカードの利用特典
普通のイオンカードと同じように、デビットカードにもポイントや割引の利用特典があります。
商品の事故による補償や、カードの紛失・盗難などによる不正使用の補償もあります。
ときめきポイントが貯まる
JCB加盟店で、イオン銀行キャッシュ+デビットを利用すると、200円につき1ポイントのときめきポイントが貯まります。
還元率は0.5%です。
VISA加盟店で、イオンデビットカードを利用するときにも、200円につき1ポイントときめきポイントが貯まります。
ふたつのカードとも、全国のイオン、イオンモール、ダイエー、マックスバリュなど、イオングループの対象店舗でデビットカードを利用すると、ときめきポイントが2倍、つまり200円で2ポイント貯まります。
VISAイオンデビットカードは、毎月10日の「ときめきWポイントデー」では、加盟店で200円で2ポイントのときめきポイントが付与されます。
お客様感謝デーの割引も受けられる
両方のデビットカードとも、毎月20日と30日の「お客様感謝デー」で、全国のイオンやマックスバリュー、イオンスーパーセンター、サンデー、ビブレ、ザ・ビッグ、ダイエーなどでデビットカードを利用すると、買い物代金の5%割引が受けられます。
また、55歳以上の方は、毎月15日に「GG感謝デー」があり、同じように買い物代金の5%割引が受けられます。
購入した商品の補償がある
JCBイオン銀行キャッシュ+デビットと、VISAイオンデビットカードは、ショッピング保険により、1品5,000円以上の商品の偶然の事故による破損に対して、5,000円~最高50万円までの補償を付けています。
購入日から180日間、年額50万円までです。
ただし、宝石類など、補償の効かない商品もあります。
カードの紛失、盗難などによる不正使用についても補償。
イオン銀行が届出から61日前までさかのぼって、その後に発生した損害額について全額補償します。
イオンカードセレクトとの特典の違い
イオンカードセレクトは、イオンゴールドカードを、所定の条件を満たした方に無料で発行します。
こちらは、ETCカード機能を申込めます。
また、NTTドコモのケータイクレジットやiDの申込みもできます。
家族カードの発行、Apple payに対応。
さらに、保険の支払いが可能で、インターネットプロバイダー、携帯電話料金、電気料金、ガス料金等の公共料金の支払いもでき、公共料金をカードで支払うことで、1件につき毎月5WAONプレゼントされます。
自分の利用方法に合ったカードを選ぶ事が大切
VISAイオンデビットカードはWAON機能が付かないことと、イオン銀行のキャッシュカードが別になってしまい、2枚持ちになることが欠点です。
その代わりに、ガソリンスタンドで利用できることと、不足金額の立て替え払いがあります。
また、海外での現地通貨のATM利用では、VISAのほうが海外の加盟店舗が多いので、旅行には便利かもしれません。
JCBイオン銀行キャッシュ+デビットは、給料振込口座をイオン銀行とすることによって、毎月10WAONポイントもらえることと、WAON機能?プラスオートチャージが付いています。
共通のサービスも多いですが、WAON機能を重視するなら、JCBイオン銀行キャッシュ+デビット、給料日前のピンチを立て替え払いで過ごしたいならVISAイオンデビットカードとなるでしょう。
どのような利用を考えているのかを、よく考えてから申込みましょう。
Sponsored Link
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
Twitterでukano358をフォローしよう!
Follow @ukano358