みずほ銀行カードローンは初心者にぴったり。 そのポイントと注意点
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キャッシング初心者のためのみずほ銀行カードローンの活用法
今を楽しむための資金が足りないときに頼りになるのがカードローンです。
審査が厳しいといわれる銀行系カードローンの中で、低金利で人気を博しているのがみずほ銀行カードローンです。
初めてキャッシングする人にとってみずほ銀行カードローンにはどんなメリットがあるのでしょうか。
みずほ銀行カードローンの利用に向いているのはこんな人
お金を借りるときに考えるのは自分に返済が可能なのか、また可能な借入先はどこかでしょう。
ここではまず、みずほ銀行カードローンのメリットを十分に受けられる、利用に向いている人がどんな人かを考えてみます。
低金利で借り入れをしたい人
みずほ銀行カードローンの金利は2.0%から14.0%です。
実際の金利が何%になるかは審査次第で利用者が選べるわけではありませんが、最初の利用なら上限である14.0%が適用されると考えておきましょう。
しかし大手消費者金融の上限金利は18%が相場で、平均的な大手銀行カードローンの上限金利の相場が14%であることを考えると、みずほ銀行カードローンの14%は十分低金利の部類に入ります。
できるだけ低金利で借り入れをしたいならおすすめのカードローンと言って間違いありません。
安定収入がある非正規雇用の人
みずほ銀行カードローンは、20歳以上66歳未満で安定した収入があれば、みずほ銀行の口座を新たに開設することで申し込めます。
ここでいう「安定収入」とは月に一度の収入が見込まれること、場合によっては2カ月に一度の収入でも申し込みは可能です。
歩合給で毎月の収入が変動する場合であっても問題はありません。
またその際の雇用形態は問いませんから、派遣社員・契約社員・パート・アルバイトなど非正規雇用の人でも正規雇用と条件は同じです。
中には年収が100万円台のアルバイトでも審査に通ったこともあります。
夫に安定収入がある専業主婦
専業主婦は「総量規制対象」のため消費者金融は利用できません。
しかし銀行系カードローンなら「専業主婦でいられるということは配偶者に安定した収入がある」とみなされ、借り入れは可能です。
中でもみずほ銀行カードローンは、大手メガバンクだけあって支店やATMの数が多いだけでなく、消費者金融より低金利で借り入れができます。
この点は専業主婦として家計を預かる身としても大変助かることではないでしょうか。
みずほ銀行カードローンの審査内容を確認
銀行系カードローンは審査が厳しいといわれますが、実際にはどのような項目がどのように審査されているのでしょうか。
その内容を審査にパスした、またはパスしなかった実際例から探ってみましょう。
審査は信用情報と個人属性の内容からチェックされる
カードローンの利用にあたっては保証会社と契約する必要があります。
みずほ銀行カードローンの保証会社はオリエントコーポレーション(通称:オリコ)で、実際に審査するのもオリコです。
オリコではまず他社の借り入れ状況などの内容を2つの団体に照会・登録することで信用情報を確認し、同時に申込者の勤務先・年収・勤務形態・家族構成・年齢・住居形態などいわゆる個人属性についても審査されます。
特に信用情報では、他社の借り入れが規定を超えていたり、過去にローンの支払いに遅れたり契約通りに返済されないなどの金融事故があると審査にパスするのは難しくなります。
安定収入があれば非正規雇用でも審査に通った実績がある
実際にみずほ銀行カードローンの利用者を見ると、税込年収60万円以上・勤務期間3カ月以上・他社借り入れ金額が税込年収の50%以下であれば、正社員・公務員はもちろん、派遣社員や自営業者だけでなくパート・アルバイト・主婦が審査にパスしています。
「銀行系カードローンの審査は厳しい」と思っている人には意外かもしれませんが、年収100万円未満のアルバイトや主婦でもみずほ銀行カードローンなら借り入れできる可能性があるということです。
とはいえ同じ属性でも審査に落ちている人もいますから「誰でも」というわけではありません。
その他にも審査する項目はたくさんあり、それによってはパスできないことがあるということです。
他社からの借り入れ件数が多いと審査に通りにくい
一方、みずほ銀行カードローンの審査に落ちる人にも共通の特徴があります。
その一つが他社借り入れ件数が3件以上であること。
審査では主に年収と他の銀行や消費者金融・クレジットカード会社などの借り入れをもとに返済能力を判断しています。
件数が多いと審査に落ちる可能性が高くなります。
金額が少なく件数が多いとなると、何かの事情で「高額な借り入れができない状況にある」とも考えることができるからだと考えられます。
他社からの借入額が多いと審査を通りにくい
また件数だけでなく他社からの借り入れ金額が税込年収の50%を超えている場合も審査には通りにくくなります。
件数は少なくても金額が高ければ、新しい借り入れの返済能力は低く見積もられてしまうからです。
ここでいう「他社借入」にはキャッシング・カードローン、フリーローン、住宅ローン、自動車ローンなどの様々なローンが含まれます。
クレジットカードの申し込みの場合は「自動車ローン・住宅ローンを除く」こともありますが、カードローンではよりシビアに審査されるようです。
「いくら借りていたら審査に落ちる」という明確な基準は公開されていないため、ここでいう「50%」という割合も目安にすぎません。
50%未満でも審査に通らないことは十分あり得ます。
過去数年に金融事故があれば審査を通ることが難しい
過去に他社のローンやクレジットカードの支払いを2カ月から3カ月以上延滞すると「長期延滞」として信用情報機関に記録され、最長5年間記録が残り、記録がある間はどうしても審査には不利に働きます。
しかし中には延滞を解消して1年以上経過していれば、審査にパスすることもあるようです。
そのほか金融事故には債務整理・強制解約・代位弁済がありますが、このいずれかの情報が記録されている場合はまず審査に通ることはないでしょう。
これらの記録は債務整理で最長10年、強制解約・代位弁済なら最長で5年残ります。
カードローンを申し込むならその期間を経過してからにするしかありません。
みずほ銀行系の金融機関で金融事故があった場合は審査を通ることが難しい
過去に「みずほ銀行が関係する金融事故」を起こしていた場合は、ほとんどの場合審査には通りません。
信用情報に記録された事故情報は一定期間が過ぎると消えてしまいますが、みずほ銀行内の顧客データベースに記録された情報は消えることはありません。
その後のみずほ銀行での審査は一生不利になると考えてよいでしょう。
勤務先の虚偽申請があれば審査を通らない
カードローンに申し込みする場合、勤務先を記入しなくてはなりませんが、もしそれに虚偽の内容があれば審査には通りません。
審査担当者は勤務先に電話をし「本当に在籍しているか」を簡単に確認します。
その際「在籍していない」「すでに退職した」ことがわかればまず審査に通ることはありません。
収入がなく支払い能力がないとみなされるからです。
勤務先への在籍確認がある
在籍確認として勤務先に電話をかける場合は、審査担当者は社名を使わずカードローンの在籍確認だとはわからないように個人名や銀行名を使います。
専業主婦の場合の在籍確認はどうなる
勤務先のない専業主婦の場合はどうなるでしょうか。
唯一の収入源である配偶者の勤務先に在籍確認があれば不審に思われ、借り入れの申し込みが明るに身なれば夫婦間の問題となる恐れがあり、結果として返済にも影響が出ます
専業主婦の場合は自分の携帯電話に連絡がくる
そのため専業主婦に関しては「勤務先への在籍確認」は一切行われず、自宅や携帯電話への連絡がその代わりとなります。
自宅は嫌だという場合は携帯電話のみと指定することもできますが、あらかじめ信用情報に登録がある場合は正直に申告しましょう。
自宅に電話する場合は審査会社名でかかってくるわけではありませんから特に身構える必要はありません。
また常に家族が自宅にいるなどがどうしても心配なときは、担当者にきちんと伝えておけばタイミングや話の内容には便宜をはかってくれます。
主婦本人のクレジットスコアが悪い場合は固定電話に連絡が来ることも
ただし、専業主婦本人の信用度(クレジットスコア)が悪い場合は、カードローンに限らず審査はいろいろな点で厳しくなります。
どのように厳しくなるかはそれぞれですが、その一つが「自宅の固定電話も確認する」ことがあります。
固定電話がきちんと通じるということは確実にその場所に住んでいるということ、電話料金が支払えているということ、つまりそれだけ支払うための収入があることの証明になるからです。
限度額が50万円を超える場合は収入証明書が必要になる
みずほ銀行カードローンの申し込みには、運転免許証やパスポート、健康保険証などの本人確認書類が必要ですが、希望限度額が50万円を超える場合は、以下のような収入証明書を提出しなくてはなりません。
収入証明書とは、源泉徴収票、住民税決定通知書、課税証明書、納税証明書のことをいい、いずれも最新のものを提出します。
みずほ銀行カードローンの審査期間は
みずほ銀行カードローンは低金利で有名ですが、そんな低金利カードローンほど審査をはじめ融資までの手続きに時間がかかることがあります。
そんな「必要な時に借り入れが間に合わない」事態を避けるためにあらかじめ確認すべきことがあります。
申し込み方法によって審査期間が大きく変わる
カードローンを申し込むと気になるのは「審査結果」と審査にかかる「時間」です。
みずほ銀行カードローンはインターネットや窓口、郵送など複数の申し込み方法があり、それぞれ審査の回答にかかる時間が大きく違います。
最も短いのはインターネットの「即日」です。
平日の12時までに申し込み完了したものに限り、12時をすぎた場合最短で翌営業日です。
次に短いのは店頭窓口の「翌営業日」。
こちらも12時までの申し込みに限り、午後になってしまうと2営業日とになる場合があります。
電話なら最短で2・3営業日後、申込書郵送の場合は最短で申込書が到着した日の翌営業日です。
できるだけ早く借り入れを進めたいならお勧めできません。
即日融資はみずほ銀行ユーザーであることが前提
借り入れは、申し込みから融資までできるだけ早く済ませたいものです。
みずほ銀行カードローンでは、インターネットでの平日12時までの申し込みに限り、即日融資できる可能性があります。
ただし、あらかじめみずほ銀行の普通口座を持っていることが条件です。
それはみずほ銀行カードローンは当行口座なしでは契約できないカードローンだからです。
他の銀行系カードローンや消費者金融では、特定の口座がなくても提携するATMからキャッシングできるものもありますが、みずほ銀行カードローンではみずほ銀行口座から口座振替で返済しなくてはなりません。
そのため当行口座が必要なのです。
みずほ銀行で口座を開設するためには、銀行印と本人確認書類・収入証明書が必要です。
その際、身分証明書が期限切れでないかどうか、住所が間違いなく現住所となっているかを確認しましょう。
総合的に見て審査時間は比較的長め
総じてみずほ銀行カードローンをはじめとした銀行系カードローンは審査に時間がかかります。
それは審査の一部を保証会社に委託しており、それに通過した後銀行が審査するからです。
銀行にとっても厳しく審査して返済能力をはかることは信頼できる融資に必要な手順です。
それだけ安全に返済されることになるため、リスクも少なく結果として低金利での融資が実現できるのです。
審査結果がなかなか来ない理由と対処法
申し込みの後、審査結果がなかなか来ないと不安になるのは当然です。
一定の時間がかかるとわかってはいても、いったいどれくらい待つのが普通なのでしょうか。
審査落ちの場合は連絡が来ない
みずほ銀行カードローンの審査結果は基本的に「電話」と「メール」で通知されますが、注意したいのは「審査に落ちた場合は電話で連絡してもらえない」ことです。
「電話が来ないから落ちたかどうかがわからない」という場合は、一度メールボックスを確認してみてください。
もしかすると結果はすでに届いているかもしれません。
審査待ちの可能性もある
審査落ちを疑うのは、一般的には2日は待たなければ結果は来ないと考え、申し込みから3日経過してからにしましょう。
また銀行には土日祝日など営業していない日があります。
それらをまたぐとより日数がかかったように感じてしまいますから、よく確認して対応するようにしましょう。
メール設定に不備がある可能性がある
メールが届かない原因の一つは「メールアドレスが違う」ことです。
メールが届かないときは申込書をもう一度確認し、メールアドレスが間違っていないか確認しましょう。
数字の1と小文字のエル、数字の0とOなど書き方によっては送信側が入力しているアドレスが違う可能性もあります。
迷惑メールフォルダも確認
メールアドレスに問題はないなら、今度は迷惑メールのドメイン設定を確認しましょう。
場合によっては、すでに審査結果が出ているのに受信できていなかっただけ、迷惑メールに振り分けられているということもあり得ます。
それでも確認できなかったときは、担当者に直接確認してみてください。
審査中のお問い合わせはカードローン専用ダイヤルを利用する
メールアドレスの誤入力などによって、仮申し込みの審査結果連絡がメールで届かない場合は、みずほ銀行カードローン専用ダイヤルから問い合わせることができます。
【みずほ銀行カードローン専用ダイヤル:0120-324-555 】
毎週月曜日から金曜日の9時から20時までの受付で、年末年始・祝日や振替休日は利用できません。
みずほ銀行カードローンの借入限度額を増額する場合について
本来カードローンの借り入れ限度額は審査によって決まりますが、それでは必要な金額に足りないというときは限度額の増額を申請することができます。
。
借入限度額の引き上げの申請をするには4つの方法がある
みずほ銀行カードローンでは、借入限度額の増枠は可能ですが、増枠専用の申し込み方法があるわけではありません。
希望する場合は、カードローンを利用している状態で、さらに新規でみずほ銀行カードローンへ申し込みます。
申し込み方法には、新規申し込みと同じくインターネットや店頭窓口、電話・郵送の4つがあります。
増枠申請をする場合も初回の審査と同じ期間が必要
申し込み後改めて審査され、通過すれば現在利用中のみずほ銀行カードローンの限度額が増えます。
審査は新しく申し込むときと同じですから、初回の審査と同じかそれ以上の時間がかかります。
かと言って、増枠申請はあくまで今の借入限度額を「増枠」するものであり、契約やローンカードが2つになるわけではありません。
また審査結果によっては増額できないこともありますし、逆に働くこともあり得ます。
増枠は通常より審査が難しい
今契約しているカードローンの限度額は、現在の収入などの状況から審査され返済が可能であるとされる借入限度です。
それに加えてさらに限度額を増やすのですから、今利用しているカードローンも含めてその返済が可能かどうかが審査のポイントになります。
増枠分の返済能力があることはもちろん、今までの返済実績や今後のそれが見込めるかどうかがより厳しく審査されるのです。
みずほ銀行側から利用額の増枠申請を打診されることがある
銀行系カードローンで増枠するための審査は非常に厳しいため、通過するのはまれです。
しかしみずほ銀行カードローンの場合、ATMを操作中に逆にみずほ銀行側から「借入利用額を増枠しませんか」と打診されることがあります。
ATMを利用しない人には郵送で案内される場合もありますが、案内が来たからといって必ず増枠されるわけではありません。
増枠分についてもう一度、より綿密に審査されるからです。
増枠案内は延滞や遅延の無い人なら誰でも送られてくる
遅延や延滞がなく利用し続けている顧客のすべてに、増枠案内が送られる可能性があります。
カードローン会社にとって、借り入れてきちんと返済してくれる顧客は大歓迎です。
限度額の枠内でいくらでも借り入れてもらいたいのが本音、その分利息という収入が得られるからです。
しかしだからといって簡単に増枠してしまうと返済できないことにもなりかねませんから、厳しい審査があるのです。
増枠申請の審査をパスするためには信用が何より大切
増枠申請の審査をパスするためには、それまでにカードローンで借り入れて期日までにきちんと返済してきた、再び必要になってまた借り入れたがきちんと返済した、といった具合に利用実績を積み重ねることが何より重要です。
その対象となる期間はまちまちですが、半年未満の利用で増枠案内が来ることはほとんどありません。
多くの場合一年以上の間、借入と返済をきちんと実績として重ねていることが条件になるようです。
増枠申請が通ると金利が下がる可能性がある
みずほ銀行カードローンは、利用限度額に応じて金利が定められています。
限度額が10万円以上100万円未満の場合年14.0%ですが、800万円の場合は年2.0%と大幅に低くなっており、限度額が上がるにつれて金利は下がります。
そのため、増枠申請がパスすると限度額が上がると同時にその金額によっては金利が下がる可能性があります。
登録個人情報の変更をしないまま増枠申請をすると信用を損なうことがある
必要に迫られて増枠申請をするはずですが、そのときは慌てず申し込み時に申告した勤務先や住所、電話番号などに変更がないかどうかを確認しましょう。
増枠申請審査は初回審査より厳しいことはもちろん、何より大切なのはカードローン会社に対する信用が試されるからです。
もし申し込み時の内容に変更があるのに届け出ず、そのまま増額申請したときに初回の申告内容と異なる点が見つかれば、それだけ信用度は下がり審査をパスする可能性も下がってしまいます。
また返済遅れがあれば増枠申請はしないほうがいいかもしれません。
その事実に着目されてしまい、最悪の場合借入停止になる可能性もあるからです。
また、そこまでいかなくても転職などによって当初より収入が下がっている場合、審査によって収入に見合った限度額に減額される場合もあります。
増枠申請は「増枠していいかどうか」だけでなく「最新の返済能力を審査し限度額をが適切かどうか」を審査されるからです。
今の返済能力がどのように査定されるかを考えて増枠申請するかどうかを判断しましょう。
みずほ銀行カードローンの返済はどのように行われるのか
では、実際にみずほ銀行カードローンではどのように返済が行われているのかを見てみましょう。
カードローンでは賢く繰り上げ返済するのが早期完済のポイントですが、そのためには独特の注意が必要です。
返済はすべてみずほ銀行の普通口座から行われる
みずほ銀行カードローンでは、すべてみずほ銀行の普通口座から返済されます。
いわゆる返済方法にはいくつかありますが、基本となるのは毎月10日の自動引き落としです。
申し込み時にみずほ銀行の普通口座が必要になるのはこのためです。
支払方式は残価によって増減がある残価スライド方式
みずほ銀行カードローンの返済方式は「残高スライド方式」です。
借入残高に応じて毎月の返済する最低金額が増えたり減ったりするため、例えば残高が減ると最低支払い返済額も減るのですがその分支払い期間は長くなるため支払わなければならない総額は増えてしまいます。
できるだけ早く完済するなら、残高が減ってきたら繰り上げ返済を併用しましょう。
返済は毎月10日の夜間に自動引き落としで行われる
基本の返済は、毎月10日の夜間に行われる自動引き落としだけです。
きちんと引き落としされるためには返済日の前日までに返済額以上の金額が口座になくてはなりません。
毎月のことですから、間違いなく確認する習慣をにしておきましょう。
ATMやみずほダイレクトからの返済は繰り上げ返済扱いとなる
みずほ銀行カードローンには他にも返済方法があります。
みずほ銀行のATMや提携ATMからも返済できますが、手数料がかかる場合があり返済できる時間帯が限られている場合があります。
またネットバンキングの「みずほダイレクト」に加入していればネットや電話でも返済することができます。
ただし、注意しなくてはならないのが、基本の口座引き落としによる返済以外は全て「繰り上げ返済扱い」となることです。
繰り上げ返済があっても毎月の返済がされないと延滞扱いとなるので注意
返済はあくまで毎月10日の自動引き落としが基本です。
それによる返済が毎月滞りなく行われなければ、いくら繰り上げ返済をしていても「延滞扱い」となり、借り入れの際の信用には悪影響を及ぼします。
毎月の自動引き落としができる前提で、繰り上げ返済できるかどうかを計算し、金額を定めるようにしましょう。
繰り上げ返済にはメリットがいっぱい
例として借入額50万円で金利14.0%を返済する場合を考えてみましょう。
毎月の約定返済額1万円のみで支払うと返済回数は76回、利息総額は25万4,937円となります。
一方で繰り上げ返済を併用し、約定返済額1万円に加えさらに4万円を返済すると、返済回数は13回、利息総額は4万1,430円です。
これほどの繰り上げ返済ではなくても、繰り上げることで利息が減ることは間違いありません。
これはカードローンの返済は利息負担が大きいためです。
利息は残高のある間発生します。
繰り上げ返済して支払い回数を減らす、つまり借り入れ期間を短くすることで支払う利息を減らすことができるのです。
みずほ銀行カードローンの一括返済
思わぬ収入を得るなど、一気にカードローンを返済することができれば利息も大幅に減らすことができます。
みずほ銀行カードローンでの一括返済の方法について見てみましょう。
一括返済は店頭窓口のみでの受付となる
繰り上げ返済ならATMや電話でもできますが、一括返済は原則として店頭窓口で手続きする必要があります。
店頭窓口なら、前回返済期日からの利用日数から支払わなくてはならない利息を計算してもらえ、元金と利息をその場で支払って完済することができます。
またカードローンを解約したい場合も手続きが可能です。
ATMでの返済は繰上げ返済として扱われ、利息の支払いができないため一括返済で完済することができません。
ATMでも高額を繰り上げ返済して一気に元金を減らすことは可能ですが、完済扱いになるまで2・3ヶ月が必要です。
ネットバンキングの「みずほダイレクト」も同様です。
長期延滞や規約違反でみずほ銀行から一括返済を求められることもある
利用する中で、2カ月間の「長期延滞」や短期延滞を繰り返した、他社借入が増えた、規約に違反したなどカード利用者として不適切と判断された場合、みずほ銀行から一括返済を求められることがあります。
その場合は保証会社であるオリエントコーポレーションに債権が移行しているため、その後はオリコとやり取りすることになります。
一括請求されても返すお金がない場合はオリコに連絡を取り相談してみましょう。
返済計画の見直しなど返済できるメドが立てば相談に乗ってくれます。
とはいえ、一括返済をしなければならない法的な義務はありませんから、相談して話がこじれた場合は無理な支払い請求は認めずいったん電話を切り、司法書士や弁護士に相談するとよいでしょう。
キャッシュカード兼用カードは便利
みずほ銀行カードローンでは、ATMを使って繰り上げ返済ができます。
そのときに使うのがカードローン契約時に作った「ローンカード」です。
中でもキャッシュカード兼用型にはとても便利な点があります。
カードが1枚で済む
何より「兼用型」なのでキャッシュカードとローンカードを別々に持つ必要がありません。
どちらも急に必要になることもありますから、別々に持つより一枚で済む方が何かと便利ですし、財布のスペースを節約できます。
みずほ銀行ユーザーなら融資実行後すぐに引き出して使うことができる
ローン専用カードは、契約後到着までに1週間から2週間かかり、到着まで繰り上げ返済はできません。
一方のキャッシュカード兼用カードなら比較的早くに手に入りますから、融資が実行された後、すぐに引き出すのにも使えます。
また兼用カードだけの大きなメリットが「自動貸越機能」です。
自動貸越機能とは、普通預金を引き出す際に残高が不足する場合、利用限度内で自動的に不足額をカードローン口座から借り入れし引き出しできるようにしますから、万が一の入金忘れに大いに役立ちます。
カードローンを使っているとバレにくい
兼用カードは見た目が普通のキャッシュカードと同じです。
そのため周囲にもカードローン利用者だということがばれにくいのも、ちょっとしたことですが大変助かります。
その他利用上の注意点は
みずほ銀行カードローンには「ATMを利用すると手数料がかかる場合がある」「借入・返済方法が比較的少ない」以外にも注意しておくポイントがあります。
他と比べてデメリットになるものもありますから、これらについても正しく理解して利用しましょう。
みずほ銀行ユーザー以外の場合は融資実行まで時間がかかる
もともと銀行系カードローンは他に委託するため審査に時間がかかるのが普通ですが、みずほ銀行の口座を持っていない場合は、カードローンの申し込みと同時に普通口座を開設しなくてはなりません。
窓口に行けばすぐ開設できますが、Webで申し込むと口座を作るだけで2・3週間かかります。
みずほ銀行の口座を持っているなら、窓口かWeb完結でのカードローン申し込みが最も早くおすすめです。
しかし持っていないなら窓口で全てを手続きすると最も時間が節約できます。
土日に急いで借りられない
またいくら急いで借りたくても、土日祝日は営業していないため審査もできません。
申し込みだけならWebでもできますが、審査と回答は翌営業日以降となるため、土日祝日は融資のための手続きは進みません。
また利用中に返済する場合も、土日はATMでも手数料がかかりますし、ATMによっては1,000円単位で返済するしかありません。
みずほダイレクトは24時間受付・手数料無料ながらも、営業時間外となるため反映は翌営業日となるのにも注意が必要です。
Webが使えないとさらに審査に時間がかかる
審査自体は即日できるとしても、申し込み方法によっては手続きや融資に時間がかかるものもあります。
窓口での申し込みなら平日9時から15時まで手続きでき、審査も進められるため最も迅速な融資に近いといえますが、混み具合によっては口座開設だけで何時間もかかる場合があります。
またみずほ銀行の口座がありローンの申し込みだけならWebで24時間受け付けていますが、その後の審査にかかる時間はは窓口と同じです。
Webが使えない場合は基本的に手続きは郵送でのやりとりになるため、2週間程度かかります。
またみずほ銀行には無人契約機もありませんから、これ以上迅速な手続き方法はありません。
迅速な融資を望むなら、最低限インターネットが使えなくてはなりません。
注意ポイントに留意して賢く豊かにキャッシングを利用しよう
みずほ銀行カードローンは、他に比べて低金利なことがいちばんの人気の理由です。
しかしそのため審査は厳しく時間がかかります。
申し込みには窓口を利用すると融資までの時間を節約できます。
もし平日の昼間に時間が取れず、土日祝日や夜間を利用せざるを得ないならWebを利用し少しでも時間を節約するようにしましょう。
審査では今までの利用履歴に関わる信用情報と、収入や勤務先といった個人属性がカギになります。
審査にパスしたとしても、きちんと確実に返済することと個人情報の変更を素早く届け出ることを忘れずないようにしましょう。
それが将来の限度額増枠に関する大切な「信用」になるからです。
もともとカードローンに限らず、利息負担が大きいため、返済は定期返済に繰り上げ返済を併用してより早く完済するのが理想です。
みずほ銀行カードローンは繰上げ返済の方法がいくつも用意されいるため非常に使い安いカードローンです。
注意すべきポイントに留意し、賢くキャッシングを使いこなしましょう。
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