pitapaカードへのチャージ|その方法や利用について
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チャージで移動も便利
PiTaPaは、関西地区で初めて導入されたスルッとKANSAI協議会が展開する非接触ICカード(電子マネー)です。
電車、地下鉄、バスなど公共交通機関の乗車、飲食・ショッピングなど利用できる店舗が豊富で使いやすさバツグンです。
チャージしておけばすぐに使える便利な電子マネーです。
PiTaPaカードの基本情報
ピタッとタッチするだけで支払いができるPiTaPaカード。
PiTaPaカードは、PiTaPaベーシックカードとPiTaPa提携カードの2種類があり、いずれもPiTaPaのサービスが受けられます。
ここではPiTaPaカードの基本情報について解説します。
関西中心のサービス
PiTaPaカードは、2004年8月よりサービスが開始され、関西地区の私鉄やバスなどの乗車ができる非接触ICカードです。
カードはPiTaPa機能の他に、クレジットカードやポイントカードなどの機能がついたカードもあり、阪急電鉄、能勢電鉄、阪急電車、大阪地下鉄、大阪モノレールなど公共交通機関での利用だけでなく、関西地区を中心に物品・サービスの決済手段としても利用が拡大しています。
2通りのチャージ方法
PiTaPaカードのチャージ方法は、オートチャージと現金チャージの2種類があります。
カードにチャージをしたら、公共交通機関の改札機、レジなどにタッチするだけで利用できます。
入会申し込み時に「オートチャージ」を登録した場合、カード内の残額が1,000円以下になると自動的にクレジットカードからチャージ(入金)されます。
現金チャージは、券売機・精算機にて希望額をチャージします。
交通機関でのPiTaPaのオートチャージ
交通機関でのPiTaPaカードのオートチャージは、わざわざカードの残高を調べなくても自動的にチャージされるので非常に便利です。
オートチャージならチャージし忘れの心配もなく、電車やバスなど公共交通機関を利用できます。
初回利用時に2000円オートチャージ
PiTaPaは新規で手元に届いた時点では、カード内の残高は0円です。
オートチャージを希望する場合は、事前登録が必要です。
入会申し込みの際に登録できます。
初回利用時、手元に届いたPiTaPaをPiTaPa交通ご利用エリアの改札機または運賃箱にタッチすれば、カード内に2,000円(キッズカードは1,000円)がオートチャージされます。
残額が1000円以下になるとオートチャージ
PiTaPa交通利用エリアの改札機、運賃箱の読取部にて、PiTaPaの残高が1,000円以下(キッズカードの場合は500円)であることが検知されると、自動的に2,000円(キッズカードは1,000円)がオートチャージされます。
ただし、交通系ICカードの相互利用サービス対象エリア、IC定期券の有効区間内はオートチャージの対象外となるので注意が必要です。
オートチャージ分は引き落とし
PiTaPa交通利用エリアの改札機、運賃箱の読取部でオートチャージされた2,000円は、当月分のポストペイ利用額と合算し、指定の銀行口座から引き落とされます。
残高不足にならないよう引き落とし日までに口座入金しておきましょう。
なお、オートチャージ金額の2,000円の変更はできません。
オートチャージできる範囲
PiTaPaはオートチャージできる範囲が決まっています。
オートチャージが可能なのは、PiTaPa交通利用エリア(阪急電鉄、能勢電鉄、京阪電気鉄道、大阪市交通局、北大阪急行電鉄、大阪高速鉄道、阪神電気鉄道等)内のみです。
PiTaPa交通利用エリアについては、PiTaPa公式サイトにて確認できます。
オートチャージの注意ポイント
オートチャージ機能は、PiTaPaカードに申し込むだけでは利用できません。
ここではオートチャージを利用する際の注意点についていくつか解説します。
事前に登録が必要
オートチャージを利用するには、事前の登録が必要です。
申し込み手続きの際、入会申込書のオートチャージ設定欄にある「登録する」を選択します。
申し込み手続き完了後にオートチャージ機能を利用したい場合は、契約者本人が運転免許証、健康保険証、学生証など本人確認ができる書類を持って、PiTaPa交通ご利用エリアの主な駅、営業所などに出向いて手続きを行います。
利用に上限がある
PiTaPaには利用枠が決められています。
交通機関では1ヶ月あたり15万円まで、ショッピングは1日あたり3万円(カード1枚につき)または1ヶ月50万円、IC定期券購入は1ヶ月20万円です。
1ヶ月の利用枠については本会員・ご家族会員の合算金額が対象です。
なお、過去1年間でPiTaPaの交通利用またはショッピング利用が一度もない場合は、カード1枚あたりPiTaPa維持管理料1,080円がかかります。
現金でのチャージ
PiTaPaの現金チャージは、とっても簡単です。
あらかじめPiTaPaにチャージしておけば、いつでもどこでも必要なときにタッチするだけで使えて便利です。
ここでは現金でのチャージ方法について解説します。
現金積増機でチャージ
PiTaPaの現金チャージは、PiTaPa交通エリア内にある駅構内の現金積増機にて行えます。
カード投入部にPiTaPaを差し込み、1000円単位でチャージが可能です。
チャージ金額は、1,000円、2,000円、3,000円、5,000円、10,000円と選ぶことができます。
チャージの上限額
チャージ上限額は20,000円です。
20,000円を超えるチャージはできません。
チャージが完了したら、PiTaPaを取り出します。
領収書を希望する場合は、発行ボタンを押します。
利用履歴の確認も現金積増機にて行えます。
画面上では直近10件まで、印刷する場合は直近20件まで確認できます。
現金チャージの注意ポイント
現金チャージは駅構内の現金積増機でPiTaPaカードを差し込むだけでとても簡単です。
ここでは現金チャージについて注意しておきたいポイントについて説明します。
残金は使い道が少ない
PiTaPaは、全国で使える交通系ICカードではなく、利用の範囲が関西地区を中心としたPiTaPa交通利用エリア内と限られています。
事前にチャージしておけばJRなどでも利用できますが、決算方法が後払い式なので、Kitaca、PASMO、Suicaなどの交通系ICカードとは使い勝手が異なります。
チャージ後の残金は買い物に使えるのでは?と思うかもしれませんが、PiTaPa交通利用エリア内での買い物は残金から引かれるのではなく、乗車分と一緒に毎月請求されます。
つまり、ショッピングでは使えないため、JRなど相互エリアで使うか、払い戻しをするしかないというわけです。
払い戻しには手数料がかかる
PiTaPaの現金チャージの残金を払い戻しする場合、手数料として525円かかります。
手数料としては決して安くはないため、払い戻しをするよりもJRに乗車するなど相互エリアで使い切ったほうがお得です。
また、2018年秋からはJRでもポストペイ(後払い)が導入されます。
切符の購入や乗り越し精算をするときに現金チャージの残高を利用できるようになります。
PiTaPaの残金はJRでの利用がおすすめです。
PiTaPaの仕組みを理解して上手に利用しよう
PiTaPaは、ポストペイ(後払い)式のカードで、プリペイド(前払い)式のKitaca、PASMO、Suicaなどの交通系ICカードとは異なることから、全国相互利用はできません。
しかし、関西地区の電車や地下鉄を日常的に利用する方や通勤、通学でJRを利用している方などはPiTaPaカードはおすすめです。
チャージ方法も現金チャージとオートチャージの2種類から選べるので無駄なく使えます。
オートチャージならチャージし忘れの心配がありませんし、現金チャージなら必要な分だけ入金できるので無駄遣いを防ぐことができます。
PiTaPaの仕組みをよく理解した上で賢く活用しましょう。
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