結婚式は節約できる。新婚生活のためにポイントを押さえて上手に対策
結婚式をする日時で節約できる
結婚式が高くなる季節
結婚式の費用は、季節によって、高くなったり安くなったりすることがあることをご存じでしょうか。
実は、結婚式の費用は、1年を通して大きく変動しており、高い季節と安い季節があるというのです。
なぜ変動しているかというと、結婚式の数が1年を通して変動しているため、それにともない費用も変動するのです。
一般的に、結婚式の増える季節には費用は高め、減る季節には費用は安めになります。
では、結婚式が高くなる季節とはいつになるのでしょう。
それは、屋外でのセレモニーを行っても、季節的に過ごしやすい春と秋、つまり、結婚式が増える人気の季節ということになります。
春と秋には、式場側も多くの集客を望める季節なので、結婚式の基本料金を高めに設定しているところが多いのです。
結婚式が狙い目の季節
結婚式が安くなる季節があるということは、その季節こそが、節約結婚式をする上での狙い目の季節になります。
結婚式が安くなる季節とは、1月と2月、そして夏なのです。
その理由として、人気のある春や秋以外の季節には、やはりどうしても集客が落ちてしまいます。
そこで、式場側もそれらの季節には結婚式費用を安く設定して、集客を狙う傾向があるのです。
特に季節にこだわりがなかったり、費用の安くなる季節に二人の大切な日などがあれば、基本料金の安くなる季節を選択することで、結婚式の費用を節約できます。
また、自分たちが希望する日取りを取りやすい、といったメリットまでついてくることになります。
仏滅は費用が安くなりやすい
結婚式の費用が安くなるのは季節だけではなく、六曜によっても安くなりやすい日はあるのです。
六曜とは先負けや先勝、大安などのことですが、その中でも安くなりやすいのは、仏滅です。
やはり仏滅にはよいイメージがなく、結婚式も遠ざけられがちです。
そのため、式場側も仏滅キャンペーンとして、限定の割引などを用意していて、特別なサービスが受けられたりするなど、実は、ほかの日に比べてお得な日でもあります。
仏滅でも気にならなければ、式場の予約も取りやすいですし、仏滅を選ぶことも一つの節約ポイントになりますね。
結婚式は夜に行うとお得
結婚式は日中に行われることが多いですが、なにも日中にやらなければいけない訳ではありません。
しかも、結婚式を行う時間帯を変えることで、費用を抑えることもできるのです。
式場によっては、夜間にも結婚式を挙げられる式場もあります。
その場合、日中よりも費用が安くなる、夜間割りを設定している式場も多く、普通に日中に式を挙げるよりもお得になりやすいのです。
節約結婚式に、ナイトウェディングを選ぶということも、日中とはまた違った落ち着いた雰囲気の結婚式になり、さらに費用も抑えられるので、候補の一つとして考えてみてもよいのではないでしょうか。
結婚式で節約できるポイント
ウェディングドレスをレンタルしない
結婚式といえば、やはりウェディングドレスですが、レンタルするという人が多いとは思います。
しかし、レンタルドレスの場合、1着15万から30万円程のものが多く、結婚式の費用が高くなってしまう要因の一つにもなります。
そんなウェディングドレスにも、節約ポイントはあります。
式場や貸し衣装屋などには、たくさんのレンタルドレスがあることはもちろんですが、実はフリマや古着屋でも、ウェディングドレスを見つけることができるのです。
しかも、ドレスの状態も良くて価格もかなり抑えられることもあり、レンタルをせずに自分で用意すると、大きな節約につながります。
そのほかにも、10万円以下で、ドレスをオーダーできるところもあるので、新品で安く手に入れたい人は、オーダードレスを買うこともよいでしょう。
ケーキをイミテーションにする
ケーキ入刀やファーストバイトなど、定番ともいえるセレモニーに使用するウェディングケーキも、結婚式には欠かせないものです。
今は比較的、ウェディングケーキは生ケーキを使うことが多いのですが、いうまでもなく、生ケーキでは費用も高くなります。
ゲストに振る舞うために、人数分の量を用意したり、ケーキのまわりの装飾にも、結構な費用がかかるのです。
ケーキで費用を抑えるためには、生ケーキではなくイミテーションにして、ケーキ入刀やファーストバイト用に、一部だけ生ケーキにすると、ウェディングケーキでも節約ができるでしょう。
プチギフトをネットで購入する
結婚式の最後に、新郎新婦がゲストをお見送りしながら渡すプチギフト。
式場で注文すると楽ですが、費用を抑えたいなら、自分で用意するとよいでしょう。
一つ一つの値段はそんなに高くなくても、ゲストの人数分用意するとなると、かなりの費用がかかるものなのです。
プチギフトで節約をしたい場合のオススメは、ネットでお菓子などのプチギフトを探すことです。
ネットで買えるプチギフトも、今はたくさんのショップがあり、種類も豊富です。
しかも、式場に頼むよりも費用が安く済むこともありますので、予算にあったものを自分で探せることも、また楽しみの一つとなるでしょう。
自分で作ったり友達に頼んで節約
アクセサリーを自分で用意する
式当日に身に着けるアクセサリーですが、式場でレンタルすると決める前に、自分で用意できるかどうかを検討してみましょう。
手先の器用な人は、自分の気に入るデザインのものを自作したり、ハンドメイドが得意な友達などがいたら、作ってもらえないか相談してみてもいいでしょう。
手作りの温かみが出るだけでなく、レンタルよりも思い入れが出ます。
自作が難しい場合は、ネットなどで安く手に入れることもできます。
どちらにしても、アクセサリーを自分で用意すると、式後もずっと手元に残るので、大切な思い出の品にもなりますね。
ウェルカムボードやペーパーをDIY
ゲストをお迎えするウェルカムボードや、招待状や席次表などのペーパーアイテムも手作りできます。
式場では出せない自分のこだわりのデザインで作ると、節約になるだけでなく、ほかにはない特別感も演出でき、ゲストにも喜んでもらえることでしょう。
今はペーパーアイテムも、ネットでデザインをインストールして、自宅で印刷をするだけのものや、デザインのみがされたペーパーのセットも売られていますので、それらを利用するのもいいでしょう。
また、ウェルカムボードも、二人の思い出の品などを活用して自作すると、費用も抑えられます。
フラワーシャワーを手作りする
挙式後に行うフラワーシャワーも、生花ですと費用が高くなりますので、造花を使うことで節約になります。
今では100円ショップでも造花が売っていたりするので、それを使用して手作りしてもいいでしょう。
そのほか、「縁を結ぶ」という意味のある蝶々結びをリボンで作る、リボンシャワーにすることも人気ですし、節約にもなります。
リボンも手芸店などで安く手に入りますし、蝶々結びをするだけなので、作業もそれほど難しくありません。
いろいろな素材や色を使うことで、華やかでかわいいシャワーになって、すてきです。
飾りつけを自分で行う
テーブルコーディネートやそのほかの会場装飾も、自分で行える式場もあります。
装飾品は、すでに持っているものを用意したりDIYをすることで、式場のものを借りたり式場スタッフにお願いするよりも、費用を抑えられることもあります。
テーブルクロスやカラトリーなどを、自分で用意することは難しいかもしれませんが、ナフキンや受付台の装飾などは、自分で用意できる場合もありますので、式場と相談しながら検討してみましょう。
そうすることで、自分たちオリジナルの会場にすることが可能で、節約にもつながります。
写真撮影を友達にしてもらう
結婚式中の瞬間を写真に残したい人も多いとは思いますが、専門の業者に頼むと費用が高くなりがちです。
プロのカメラマンに撮影を依頼すると、その分クオリティの高い写真になりますが、撮影料に加えてアルバムやそのほかのオプションサービスなどがつくことによって、費用は高くなります。
写真をきれいに残したいなどのこだわりが特にない場合は、式中の写真撮影は友達に頼んでしまうということも、節約のポイントです。
プロには言えない細かい注文も友達にはできるので、自分の気に入ったものを選んで自分でアルバムを作る楽しみも残ります。
ヘアメイクを友達に頼む
結婚式におけるヘアメイクも、一般的なものより価格は高めに設定してあります。
ヘアメイクにかかる費用としては、式当日までに何度か行う打ち合わせ、そして、ヘアアクセサリーやつけまつげなどの買い取りやレンタルなどです。
それらに費用がかかるために、価格が高くなってしまうのです。
美容師の友達やヘアセットが得意な友達や、行きつけの美容室にヘアメイクをお願いして、ヘアアクセサリーなどは自分で用意し、メイクも自分で行うと費用が抑えられます。
式場に高いお金でお願いしても、そのセットが気に入らなかったら、せっかくの結婚式も楽しめませんし、後悔が残ってしまっても嫌なものです。
友達なら自分の意見を伝えやすいですし、友達にヘアセットをしてもらえたら、感動も倍増しそうです。
ケチったと思われないようにするには
引き出物のカタログに注意
引き出物に何を選ぶかで、ゲストに与える印象もずいぶん変わってきます。
最近は、引き出物にカタログギフトを選ぶ人も増えていますが、そうすると、ほかの人と被る可能性も出てきます。
特にカタログギフトの大手のところのものでは、さらにその可能性が上がります。
何か品物を選ぶよりも、カタログギフトのほうがゲスト自身で選べるため、不要と思われてしまうような失敗も少なくて済むので、カタログギフトはとても使いやすいです。
一方で、カタログギフトを引き出物に選ぶ際は、ほかと被らないように注意が必要です。
ドリンクやコース料理は要注意
ゲストに強い印象をあたえるものとしてあげられるのが、ゲストにふるまう料理です。
節約のことだけを考えてしまい、ドリンク数が少ない、質があまり良くないなどとなると、ゲストから不満が出かねません。
やはり結婚式に招待されていくときには、出される料理も楽しみの一つとして出席するものです。
そのため、料理の質が良くなかったり、コース料理で食べられるものが少なかったりなど、ゲストに悪い印象をあたえないような料理選びを、心がけるようにしましょう。
ウェルカムドリンクを出さずに、披露宴でのドリンク数を増やす方法や、披露宴中のドリンクをフリードリンク制にすると、費用を抑えられる場合もあるので検討が必要です。
テーブルの飾り付けに気を付ける
ゲストがケチったと感じるポイントは、テーブルの飾りつけにもあるため、注意しなくてはなりません。
テーブル装花は、会場を華やかに演出してくれるだけでなく、出席してくれたゲストへのおもてなしでもあります。
また、ドレスを際立たせてくれる大切な存在でもあるため、チープなものにならないように、慎重に選ぶ必要があります。
しかし、装花は値段が高いため、少しでも節約したいところですが、ただ花の量を少なくしただけだと、さみしい感じになってしまいます。
よって、量を少なくする場合は、花の種類を大きくて存在感のあるものにすると、ケチったと思われにくくなるためオススメです。
節約結婚式で確認したいこと
建設中の結婚式場があるか
式場を選ぶ際のポイントとして、現在建設中でオープン前の式場があるかどうかを、確認するといいでしょう。
「建設前予約で〇パーセント割引き」というキャンペーンがあったり、予約特典がついてきたりなど、節約結婚式には強い味方になるはずです。
オープンしたてのきれいな式場で結婚式を挙げられて、ほかの人とも式場被りがなくて、割引もしてもらえることはかなり魅力的です。
しかし、式場を実際に見学できないので、パンフレットをしっかりと確認したり、式場の人によく話を聞くことが大切になってきます。
ブライダルフェアに参加
気になる式場があったら、まずはフェアイベントに参加してみましょう。
ほとんどの結婚式場には、自分たちの式場を紹介する、ブライダルフェアがあるものです。
フェアに参加した人限定の特典が付く場合もあるので、式場やそのほかの結婚情報誌やサイトなどで、ブライダルフェアの情報を集め、行けるものにはできるだけ行き、価格比較をしてみましょう。
疑似挙式や料理の試食会などを行っているところもあるので、実際の結婚式のイメージも膨らみ、節約できるものも選択しやすくなるでしょう。
持ち込み料を確認
いろいろなものを自分で用意することで、結婚式を節約することにつながりますが、その際の持ち込み料もしっかりと確認しておきましょう。
たとえば、引き出物を式場に頼まずに持ち込みにすると、費用が抑えられることもありますが、もしも手数料などがついて、それを含めると普通に式場に頼むよりも高くなってしまった、なんてことがあとでわかると悔しいものです。
持ち込みの場合の手数料は、式場によって大きく異なるので、式場を決める前に確認しておくことが、上手に節約するポイントです。
結婚式のテーマを決めておく
結婚式を考え始めたら、最初にどんな式にしたいかを、方向性だけでもいいので決めておくといいでしょう。
結婚情報誌やサイトなどで調べたり、式場の見学に行った際に結婚式プランナーにも話を聞いて、自分たちのやりたい結婚式をイメージすることが大切です。
そうすることで、自分たちの結婚式では、どこが節約できるのかを考えやすくなります。
そこで、自分たちの考える節約結婚式が、実現できそうな式場や結婚式プランナーと、方向性が合うかを確認し、そこを重視しながら式場を選ぶといいでしょう。
賢く節約して思い出に残る結婚式に
結婚式の節約方法にもいろいろありますが、これらすべてを実践できれば、かなりの額が節約できるでしょう。
一つ一つの単価が高めに設定されているので、たとえどれか一つでも実践できるものがあれば、それだけでも普通に結婚式を挙げるよりは、十分安く済ませられます。
すると、その後の新婚生活にも費用を割けることになります。
どのような結婚式場を選ぶか、どんな式にしたいかで、節約できる額は変わってきます。
一生に一度の結婚式なのですから、節約できるところは賢く節約をして、後悔が残らずに思い出に残る、すてきな結婚式にしましょう。
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