食費を賢く楽しく節約。余裕ある生活を送るために
コンテンツ
食費を見直して節約につなげよう
自分の食費を把握しよう
普段、自分がいくら食費に使っているかのを、把握しているでしょうか。
実は、案外把握していない人が多いのです。
人間にとって食事は必要不可欠です。
食事が必要不可欠ということは、食費は必要経費。
必ずかかる費用だからこそ、多くの人が細かく金額を見ていないものです。
おおまかに「食費」という項目が頭にあっても、月々いくらかかっているかの金額までは、把握していない人が多いのです。
まずはこれを機に、しっかりと自分の食費を把握してみましょう。
自分の食費を把握すると、ひとつの疑問が出てくるかと思います。
ほかの人は、食費にいくら使っているのだろうかと。
自分の食費を把握し、食費の平均を知ることで、いろいろなことが見えてきます。
平均額と自分の食費を比較して節約を試みよう
食費の平均と自分の食費を比べることで、気がつくことがあります。
食費を把握したものの、自分では何も感じなかったけれど、平均と比べてみることで、意外に自分が食費にお金をかけていたことに気がつくのではないでしょうか。
平均という比較対象があることで、冷静に分析ができるのです。
また、具体的な数字を見ることで、目標を立てやすくなります。
節約をするためには、目標を決めることが成功へのカギとなります。
目標を立てやすくするためにも、自分の食費と比較をして問題点を見つけましょう。
節約のために覚えておきたいエンゲル係数
まずは、自分のエンゲル係数を知ることが、節約への第一歩となります。
しかしエンゲル係数という言葉を初めて聞いた方も多いのではないでしょうか。
エンゲル係数とは、家計の消費支出に占める食費の割合のことで、エンゲル係数(%)=食費÷消費支出×100で求められます。
このエンゲル係数が高いほど、家計における食費の負担は大きく、生活が苦しいとされており、このエンゲル係数が25%を超える場合は、注意が必要です。
自分のエンゲル係数を計算してみて、25%を超えた場合には、食費でどこか節約できる部分がないかを考えてみましょう。
必ず節約できる部分があるはずです。
節約できたお金を自分のために使おう
節約したお金を将来のために貯金する
食費を節約できれば、節約できた分だけ別のことにお金を使えます。
たとえば、旅行に行くために旅費を貯金したり、将来のための結婚資金を貯めたり、子供の教育資金を貯金したりと、考えれば考えた分だけ自分の可能性が広がります。
やりたいこと、達成したいことなどたくさんあると思います。
しかし、漠然とあれがしたい、これがしたいという目標ではなく、具体的な金額や使い道の目標を決めることで、モチベーションもぐんと上がり、節約へのやる気につなげられます。
自分のやりたいこと、達成したいことを書き出してみるだけでも、モチベーションが変わるでしょう。
自分のやりたいことを叶えられるよう、高い意識を持って節約に臨みましょう。
節約したお金は趣味や美容に活用しよう
節約ができれば、趣味や美容にお金を使い、楽しめるようになります。
たとえば、趣味である音楽を楽しむために、少し遠くの音楽フェスに行ったり、自分磨きとして、美容にお金をかけることも楽しいのではないでしょうか。
普段はなかなか行けないネイルサロンや、ちょっとリッチな美容院に行くなど、ほんの少し日頃の食費を節約できれば可能ではないでしょうか。
無理なく継続して節約をすることで、いままで食費に消えていたお金の使い道の幅が広がります。
自炊と外食はどちらがお得か
自炊のメリットとデメリット
自炊のメリットは、なんといっても食費を節約できることです。
スーパーに買い物に行けば、材料費を抑えることができますし、一食を外食よりはるかに安価で食べられます。
三食全て自炊にすれば、とても節約になりますね。
もちろん、自炊にはメリットだけでなくデメリットもあります。
それは、忙しい人にとっては難しいということです。
自炊をするためには、まずは材料を買いに行くことから始まりますが、自炊以前にそれさえも忙しく、時間がない人にとっては難しいことなのです。
自炊することが難しい人は、もしも自炊をしたらどのくらい食費が節約できるのかを、自分でシミュレーションしてみましょう。
どのぐらい節約ができるのかがわかれば、大変だけどやってみようと、自分の意識を変えられるかもしれません。
外食のメリットとデメリット
外食のメリットは、自炊よりも手軽なことです。
そして、片付けも不要なので、大幅な時間の節約につながります。
時間の節約ができれば、その分ほかのことができるということで、仕事や家事などをして忙しい人は、つい外食に頼ってしまうこともあるのではないでしょうか。
つい頼ってしまいがちな外食にも、デメリットはあります。
それは、やはり自炊に比べて高価なことです。
1食の食事の金額によっては、1週間分の自炊した食費になる可能性もあります。
毎日外食をしていたら、節約は難しいのです。
便利な外食ではありますが、頼りすぎないように注意が必要です。
お酒と外食をやめて自炊のみの食費平均を出してみる
食費を管理するにあたり、純粋な食費を知る必要があります。
外食がメインの人は、外食代3分の1=自炊代として計算してみましょう。
お酒を飲む人は、食費から酒代を純粋に引き、食費を出してみましょう。
外食、お酒を控えることで、節約につながります。
しかし、外食やお酒は自身の楽しみであったり、交際面などプライベートな部分なので、無理をしてがまんすることは、ストレスの元になります。
食費とは切り離し、別勘定で考えることが大切なのです。
そうすることで、純粋な食費が把握できて、目標を立てやすくなり、また自分の食費の問題点を見つけやすくなります。
一人暮らしで自炊した時の食費平均
一人暮らしで自炊をしたときの食費平均は、約20,000円となっています。
一人暮らしで自炊をしている人は学生に多く、アルバイト代や親からの仕送りなど、決して多くはない生活費の中から、食費を捻出しなければなりません。
そのため、自炊をして、食費をなるべく抑えようと努力する傾向にあります。
また、一人暮らしのため、材料を買っても余らせてしまいがちですが、作り置きできる料理を作り、せっかく買った材料を、むだにしないように工夫しているようです。
こうした小さな努力の積み重ねが、節約につながるのです。
些細なことでも、自分にできることからコツコツやってみましょう。
食費を節約したければ自炊をメインにしよう
やはり、食費を節約するためには、自炊をすることが一番の近道となります。
毎日は無理でも、少しずつ外食を減らし、自炊する日数を増やしていけば、食費の金額の変化が感じられるでしょう。
また、ただ自炊するだけではなく、工夫を凝らして節約レシピにチャレンジしてみることも、楽しく節約するコツとなります。
自分で考えながら楽しく節約することで、つらい節約とは違い、長続きするものです。
節約レシピの本もたくさん書店に並んでいるので、参考にしてみることもよいですね。
いろいろと試行錯誤することで、節約への道を見つけることができるのではないでしょうか。
食費を抑えるためにやるべきこと
現状を把握する
実際に食費を節約するためには、具体的にどんなことをすればいいのか考えてみましょう。
まずは、より細かく現状を把握するために、食費のレシートを10日分捨てずに集めてみましょう。
いつもは捨てていたレシートが、自分の現状を把握するための貴重なデータとなります。
10日分集めたら、×3で1カ月平均を出してみましょう。
これで1カ月の食費を知ることができます。
レシートに記載されている実際の数字を見て、食費にいくら使っているかを知ることで、節約へのモチベーションも変わってくるはずです。
モチベーションが低いまま節約を続けても、あまり意味がありません。
現状を把握し、高いモチベーションをもって節約に取り組みましょう。
目標をたてる
節約に向けてモチベーションが上がったところで、目標を立ててみましょう。
たとえば、毎日の食事を外食で済ませていた場合、週当たり1回は自炊してみようなど、最初は小さな目標でもいいのです。
小さな目標から始めることで、無理なく続けていくことができます。
慣れてきたら、週当たり1回自炊だったものを2回、3回と増やしていき、最終的に全て自炊にすることで、ぐっと節約に近づけられます。
買い物の回数を減らす
自炊をするためには、材料の買い物から始まります。
じつは、自炊をするためのこの買い物が、節約を阻んでいることもあるのです。
買い物の回数が多いと、余計なものを買ってしまう傾向にあります。
買い物は特売日の日だけにする、週1~2回までにするなど、自分でルールを決めて買い物に行くようにすることで、むだな買い物を防げます。
むだな買い物をしないように、少しずつ買い物の回数を減らす努力をしてみましょう。
冷蔵庫の中とお店のセール品で献立を決める
買い物に行ったときに、どのような基準で食材を選んでいるでしょうか。
食べたいもの、作りたい料理の食材を買ってはいないでしょうか。
実は、その買い物の仕方は、節約という意味では間違いといえます。
節約している人は、食べたいもの、作りたい料理の食材ではなく、主にセール品を買っているのです。
そして家に帰り、冷蔵庫に残っている食材と合わせて自炊しているのです。
レシピ検索を使えば、どんな食材でもおいしく作れるレシピがたくさんあります。
セール品とレシピ検索を上手に活用して、節約につなげましょう。
余った食材とセール品で節約もでき、また自分の料理のレパートリーも増やせるので、一石二鳥となります。
おかずを作りすぎない
食材を使っておかずをつくるときには、作りすぎに注意しましょう。
特に一人暮らしの人は、材料をむだにしてしまわないように、おかずを多く作ってしまいがちです。
しかし、毎日同じ料理を食べるということは、健康面でもよいとはいえません。
節約できたとしても、自身が健康でなくては意味がないのです。
最近では、常備菜といった日持ちするおかずもあるので、健康面にも気を配りながら、自分なりに工夫して節約しましょう。
すぐにでもできる節約術
一人で買い物に行く
多くの人が経験したことがあるとは思いますが、家族や友人など複数人で買い物に行くと、買う予定のない余計なものを買ってしまったという経験はないでしょうか。
じつは、すぐに実践できる節約術として、一人で買い物に行くということがあります。
一人で買い物に行くことで、余計なものを買ってしまう確率を減らすことができるのです。
また、本当に自分が欲しいものだけを買えるように、欲しいものを前もってメモしてから、買い物に行くことも有効な手段です。
余計な出費を増やさないよう、日頃から買い物のときには気をつけましょう。
必要なもの以外のコーナーに寄らない
余計な出費を増やさないように、メモすることも有効な手段ですが、やはり買い物に行ったら、いろいろなものを見たくなるものです。
しかし、その気持ちが衝動買いの始まりで、見てしまったらやはり欲しくなるのが人間です。
その衝動を抑えられればよいのですが、そんなに簡単なことではありません。
したがって、はじめから必要なもの以外のコーナーには、立ち寄らないことが得策です。
近いお店の特売日を把握する
買い物にいくときの基準は何でしょうか?大半の方が、「冷蔵庫が空になったら」と答えるのではないかと思います。
もちろん間違いではありませんが、お店の特売日を把握して買い物に行けば、同じ買い物でも、さらに節約ができるのです。
スーパーによっては、曜日でセール品が決まっていたり、○日は特売日など、食材が安く手に入るタイミングがあるのです。
チラシや店内の告知をじっくり見て、特売日を有効に活用することで、食費の節約ができます。
買い物に行くときには、特売日を狙って行くようしてみましょう。
ネットスーパーと実際の買い物を使い分ける
最近では、スーパーのほかにもネットスーパーもあります。
ネットスーパーは直接自宅に届けてくれるので、時間のない共働きの家族に重宝されています。
買い物に時間を割かなくてもよい分、自炊に時間を使えたりと利点も多く、利用者はどんどん増えています。
自炊をしたくても時間がなくて、買い物に行けない人にとっての救世主となってくれます。
用途別に、近くのスーパーとネットスーパーを使い分けることで、時間に余裕ができ、節約もはかどるのではないでしょうか。
空腹時に買い物を避ける
買い物に行くときは、空腹時は避けましょう。
空腹時に買い物に行くと、誘惑に負けてしまい、ついお菓子や食べ物を買ってしまったりするからです。
空腹時の買い物は避けたほうがよいですが、どうしても空腹時に買い物に行かなければならない場合には、ガムを噛むなどの対策をして、買い物に行くようにすることで、誘惑に負けずに必要なものだけを買えます。
食費とその他費用のお財布を分ける
食費とほかの費用のお財布を分けるだけで、むだづかいを防げます。
さらに、お財布を分けることで、現状把握がしやすくなり、節約への意識を高められるのです。
最初は高い意識を持って取り組んでいた節約も、やはり日がたつにつれて、意識がだんだんと薄れてきます。
しかし、食費用のお財布を見れば、一目で現状を把握でき、最初の意識の高さを思い出させてくれるのではないでしょうか。
また、家計簿なしでもお財布を見れば、現状が楽に把握できる点もよいですね。
冷凍保存のきく食材を知る
冷凍保存のきく食品を知ることで、自炊の幅がぐっと広がります。
肉、魚、うどんは冷凍保存できるので、特売日を活用して安く買い、冷凍してストックするのもよいでしょう。
冷凍保存ができる肉、魚、うどんをメインにして、さまざまな食材と合わせて自炊してみましょう。
自分のお気にいりの料理が見つかるかもしれませんね。
どんな食材が合うのか、どんな調理法があるのかと、自分で模索しながら自炊することも楽しいです。
楽しみながら自炊をすることで、無理なく節約につなげられます。
簡単に作れる節約レシピを知ろう
簡単節約レシピ「卵編」(卵だけ!簡単に作れる卵どんぶり)
URL https://cookpad.com/recipe/2650534
材料
・ご飯 どんぶり1杯
・白だし 大さじ1
・めんつゆ 大さじ1
・マヨネーズ 大さじ1
作り方
1.ご飯以外の材料を混ぜあわせる
2.1をフライパンで半熟になるまで焼き、ご飯の上にのせてできあがり
ポイント
卵だけでも、十分おいしい丼ぶりをつくることができます。
包丁を使わずに、手軽に作ることができ、自炊初心者にはもってこいのレシピになります。
白だしが高級親子丼のような味を出し、マヨネーズはふっくら感を出してくれます。
卵と調味料以外の材料がいらないので、節約にもつなげられます。
また、味に飽きてきたら薬味をプラスしてみるなど、シンプルな料理だからこそ工夫のしようがありますね。
簡単節約レシピ「うどん編」(冷凍うどんで簡単レシピ)
URL https://cookpad.com/recipe/4857296
材料
・濃縮だし(めんつゆなど) 適量
・豚バラ肉(あれば) 適量
・天かす(あれば) 適量
・温玉(あれば) 1個
・ポン酢(お好みで) 適量
・みりん(お好みで) 適量
作り方
1.冷凍うどんと豚バラ肉を茹でてる間に、どんぶりに濃縮だしとポン酢を1:1で入れる。
甘めが好きな方はみりんをダシと一緒に入れてもOK
2.茹で上がったら、1で作った原液の中にうどんを入れる
3.さっと混ぜ合わせる
4.天かす、温玉をのせてでき上がり
ポイント
冷凍保存できるうどんは、節約レシピの定番です。
節約レシピの定番であるうどんですが、実は最近ではドラッグストアでも手に入るのです。
うどんは冷たくしても温かくしても、おいしく食べられるので、1年を通して食べることができ、レパートリーもたくさんあります。
たとえば、冷蔵庫の余りものの野菜と合わせて、煮込みうどんを作ってみたり、カレーが余ったら、カレーうどんにすることもできます。
冷蔵庫の余りものと合わせてみたら、意外においしいなんてこともあるかもしれませんね。
簡単節約レシピ「鶏肉編」(炊飯器で!鶏肉で作るジューシーなハム)
URL https://cookpad.com/recipe/4852404
材料
・塩コショウ 適量
作り方
1.鶏胸肉の皮を取り、できるだけ平らになるように切る
2.塩コショウを裏表にまんべんなく塗る
3.くるくると手前から丸める。
その際、できるだけ隙間ができないように丸める
4.丸めた鶏肉をラップで包む。
それをさらにアルミホイルで包む
5.4をご飯が炊き上がった炊飯器に入れる。
ご飯の上に置いて保温にしたまま、2時間放置する
6.2時間経ったらお肉を取り出し、アルミホイルのまま、そのまま冷めるまで常温で置いておく
7.冷めたらカットしてでき上がり
ポイント
肉の中でも特に安いのが鶏肉です。
うどんと同様に、冷凍保存ができるので、ストックしている人も多いかと思います。
鶏肉の中でも、胸肉は安売りしていることも多く、さらに脂肪分が少ないことから、ダイエットの強い味方となっています。
上記のレシピ以外にも、安価で買えるモヤシと合わせて、胸肉のメンチカツなど節約レシピも多く、メインでも副菜でも、節約しながらおいしく食べられる食材の一つです。
また、胸肉でも調理方法を工夫すれば、パサつくことなくしっとりジューシーに、おいしく食べられます。
簡単節約レシピ「玉ねぎ編」(炒めるだけ!玉ねぎの炒め物)
URL https://cookpad.com/recipe/4873039
材料
・ニンジン 半分
・みりん 大さじ2
・しょうゆ 小さじ1
・白ゴマ 適量
作り方
1.ニンジンと玉ネギを食べやすい大きさに切る
2.フライパンに油を熱し、人参と玉ネギを炒める
3.しんなりとしてきたら、みりんとしょうゆを入れて、最後に白ゴマを散らしてでき上がり
ポイント
節約のために、実家から野菜を送ってもらうなどしている人も、多いのではないでしょうか。
炒め物もいいですが、そんな人におすすめな料理がポトフです。
ポトフは煮込むだけというシンプルな料理なので、料理があまり得意ではない人でも、簡単に作れます。
また、野菜を効率よく摂取できますし、おなかを満たすこともできるので、ダイエット中の人にとって、とてもよい料理です。
玉ネギを入れれば、血液がサラサラになる効果もあり、ダイエットにも効果的です。
かしこく食費を節約してお金に余裕を持たせよう
自分の食費を把握して、平均と比べてみることが節約への第一歩となります。
チラシやレシピ検索などいろいろな情報や方法を活用して、賢く食費を節約しましょう。
節約することでお金に余裕を持たせ、自分の可能性を広げていきましょう。
Sponsored Link
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
Twitterでukano358をフォローしよう!
Follow @ukano358