ブラックカードの取得条件、年収以上に重視される条件とは?
コンテンツ
ブラックカードについて
クレジットカードの最上位であるブラックカードは入手が困難と言われています。
その具体的な取得方法や条件を、カードごとに見ていきましょう。
ブラックカードを取得するための条件
ブラックカードはその全容の知れなさや「とにかく凄い」というイメージのためか、「自分から申請することができない」?「カードの上限額がない」などのウワサが飛び交う事もありますが、実際はどちらも例外があります。
ブラックカードの取得できる基準は何か?目安になりやすいのはやはり年収と言われています。
年収の最低目安は1000万円以上?
ブラックカードの取得に必要な年収は1000万円が目安と言われています。
クレジットカード会社の信用を得て、ゴールドカード、プラチナカードと取得していき、月々数百万円のクレジット決済を行えるだけの経済力が必要だからです。
ただし、これはあくまで目安であり、実際は年収が数百万円でもブラックカードを所持している人が存在します。
それは何故なのか、次の項でご説明します。
??
信用や支払い実績も審査される
ブラックカードの取得において、年収以上に重要なのが利用実績です。
カード会社にとって重要なのは、結局のところ決済をしてくれるかどうかというところですから、年収に限らず、土地や資産を豊富に所有していれば年収が数百万円でも審査を通ることはじゅうぶんあり得ます。
ただし、年収と資産が基準を満たしていたとしても所持を認められない場合があります。
カード会社がブラックカードを発行するということは、その人を信用するということ。
逆に言えば、信用されない人間に発行することはありません、会社の信用にかかわるためです。
犯罪歴があったり、利用実績が悪かったりする人は、高い年収や豊富な資産があっても審査に通ったり、招待状が届くことはないでしょう。
真のブラックカードことアメックスセンチュリオンカード
数あるブラックカードの中でも、もっともステータスが高いと言われるのがセンチュリオン・カードです。
その理由は会社の格式だけでなく、ブラックカード誕生の経緯に関係しています。
アメリカンエキスプレスが発行するブラックカード
そもそもなぜ最高級のクレジットカードがブラックなのかご存知でしょうか?それは1999年にアメリカン・エキスプレスが発行したセンチュリオン・カードが黒を基調にしたデザインであったことに起因します。
他のカード会社もこれを模倣し、プラチナ以上のカードに黒を基調としたデザインを採用しました。
いわばセンチュリオン・カードはブラックカードの元祖ともいえる存在なのです。
最初に送られてくるのはプラスチックのカードですが、申請すれば無料でチタン製のカードを発送してくれます。
年会費は37万8000円、さらに…
年会費は37万8000円(税別)です。
さらに初年度の入会金に54万円必要であることも忘れてはいけません。
合計額は約92万円です。
アメックスセンチュリオンカードの取得条件
センチュリオン・カードは審査で取得するものではなく、アメリカン・エキスプレスからインビテーション(招待)を受けることで手に入れることができます。
ゴールドカードの取得から、プラチナ、ブラックへとランクアップしていく形です。
あくまでひとつのケースですが、50万円から100万円の決済を毎月のように行うことでインビテーションが来るようです。
?
楽天ブラックカードの取得条件や特典
楽天ブラックカードはブラックカードの中では比較的、取得難易度が低いと言われています。
楽天プレミアムカードが実質ゴールドカードの階級であり、ブラックはプラチナの階級にあたるためです。
とはいえ取得は容易ではなく、楽天プレミアムカードで年間数百万円クラスの決済が条件のひとつの目安と考えられます。
日々の生活で必要なものを楽天市場で購入したり、旅行にも楽天トラベルを用いるなど、楽天グループのサービスを重点に置いた生活をすることでアピールすることが大事です。
申し込みにはインビテーションが重要
楽天カードの公式サイトから直接申し込むことも可能ですので、インビテーションが必要不可欠とまではいきませんが、やはり審査はかなり厳しいと考えていいでしょう。
楽天プレミアムカードの利用金額が少ないうちは、年収が1000万円を超えていても油断はできません。
結局は、そこまでの優良顧客である場合、申し込む前にインビテーションが届くようです。
高いポイント還元率が魅力
楽天カードを使うなら、やはり楽天市場での買い物でポイントを獲得したいものです。
クラスが上がっていけばそれだけポイント還元率も上がっていきます。
?
普通に使えばポイント還元は1%ですが、通常のカードで4%還元、プレミアムカードなら5%、ブラックカードを使えば6倍の6%にまでアップします。
無料でプライオリティ・パスを発行できる
プライオリティ・パスは空港もしくは空港ターミナルビルと提携したサービスを行う企業です。
?
スタンダード会員ならば利用するごとに料金が必要ですが、楽天ブラックカードの所持者はプレステージ会員となり、ラウンジを無料で利用できます。
さらに、同伴者2名までラウンジを無料で利用可能になるのが特徴です。
ダイナースクラブプレミアムカードの取得条件や特典
食事関係のサービスを受けたい方にオススメなのがこのダイナースクラブプレミアムカードです。
取得には社会的地位や支払い実績が必要
ダイナースクラブプレミアムカードは、センチュリオン・カードほど取得の難易度は高くないと言われています。
カードのランクもゴールドカードに相当するダイナースクラブカードとプレミアムカードの2種類であり、最高クラスへの道が少し短くなっています。
こちらも、年収より資産や地位、利用実績を重視されると思っていいでしょう。
このカードは、上限額が「一律の制限なし」と言われています。
ただし、実際には際限なく使うことはできず、あまりに高額な買い物の場合、事前に申請が必要な場合があります。
シティーカードやシティバンクの取引状況も条件となっていたのですが、日本におけるダイナースは、かつてシティカードジャパンが事業を行っていましたが、株式の売却や買収によって、シティバンクはSMBC信託銀行に、シティカードジャパンは三井住友信託銀行に変更になっており、SMBC信託銀行ダイナースクラブカードは新規申し込みの終了が決まっています。
ややこしいですが、カード取得を申し込みたい方は注意しましょう。
ホテルでの限定優待など豪華な特典が受けられる
「ダイナース」は「食事をする人」という意味であることにも現れていますが、食事関係のサービスに秀でています。
対象のレストランに2名以上で予約すると1名分のコース料理が無料になったり。
(6名以上のグループなら2名分)
各店独自のおもてなしサービスが受けられたり、いわゆる「一見さん」であっても高級料亭が予約できます。
JCBTHECLASSの取得条件や特典
JCBのTHE・CLASS(ザ・クラス)も様々なサービスを受けられますが、中でもディズニーが好きな方にオススメです。
取得にはインビテーションが重要
THE・CLASS(ザ・クラス)はJCBの中で最もステータスの高いカードと言われています。
こちらもゴールド、プレミアム(もしくはプラチナ)とランクアップしていき、インビテーションが届くのを待つのが一般的な方法です。
レストランや旅行の手配をしてもらえるコンシェルジュサービスや、年に一度メンバーに提供されるプレゼントなどの特典が満載です。
?
東京ディズニーリゾートのJCBラウンジが利用できる
JCBはディズニーランドやディズニーシーのスポンサーでもあるため、ディズニー関連のサービスやプレゼントが大きな特徴となっています。
各テーマパークのアトラクションの中にはJCBラウンジが設置されており、休憩とドリンクが無料で楽しめるほか、パス無しでアトラクションを楽しむこともでき、ディズニーホテルのスイートルームも優待されます。
ブラックカードで最上級のステータスを手に入れよう
近年では取得難易度が下がっているカードもあり、選択肢は広がっているので手が届かないと思っていた方も入手を諦める必要はありません。
各会社の信用を得て、インビテーションが届くようにこまめにカードを使用してランクアップしましょう。
Sponsored Link
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
Twitterでukano358をフォローしよう!
Follow @ukano358