大好きなネイリストを仕事にするために知っておきたいお金の話

August, 17, 2018

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憧れのネイリストの気になる年収

ついついおろそかにしがちなネイルケアを担当するネイリスト。
美容関係の範囲を超えて、病院や介護施設などでも需要が高まっています。
憧れの職業としても知られるネイリストの仕事では、どのくらい稼げるのでしょうか。
ネイリストの平均年収と、ネイリストとしてキャリアアップするためのプロセスについて、具体的に解説していきます。

ネイリストの働き方別の年収

ネイリストの先輩が身近にいたとしても、「どのくらい稼げるのか?」という収入事情についてはなかなか聞けないものです。
ネイリストの平均年収は仕事内容や契約形態についても変わってきますので、それぞれのケースについてくわしく解説していきます。

アルバイトや契約社員の給料の相場

ネイリストとしてかけだしのうちは、アルバイトや契約社員などのかたちで少しずつキャリアを積み、正社員登用の道を模索することになります。

ネイリストといっても、アルバイトや契約社員のうちは他の業種と比べて格段に時給にめぐまれているわけではなく、時給は平均して800円~1,300円程度という相場になっています。
ネイルサロンの求人情報を比較したうえで、少しでも効率よく稼げるところを探しましょう。

ネイルサロンの正社員の年収

ネイルサロンで正社員として採用された場合、収入は時給から月給換算になります。
正社員の平均年収は20代で約300万円、30代で400万円程度であり、同世代の会社員と比べても目立って収入面でめぐまれているとはいえません。

ただ、ネイルサロンによっては歩合制を採用しているところも多く、指名客をできるだけたくさん確保することによりベースの収入を底上げすることができ、ネイリストとしてのスキルアップにもつながります。

ネイルサロンの店長の年収

ネイリストとして一定以上の経験を積むと、ネイルサロンから店長にならないかと勧められたり、新しいネイルサロンの店長として迎え入れられたりします。

もちろん、ネイルサロンの店長になるまでには年数もかかりますし、それ相応のスキルアップも必要になりますが、店長になれば平均で400万円から500万円程度の年収が約束されるため、「ネイリストとして働くからには店長をめざしたい」と考えているネイリストも少なくないようです。

ネイル講師の年収

ネイリストとしてある程度の自信とスキルが身についてきたら、後輩を育てる立場にまわるのも効率よく稼ぐためのひとつの方法です。

ネイルサロンの現場で働きつつ、空いた時間でネイル講師の仕事を入れていけば自然と収入面でのベースアップにつながります。
さらにJNAが定める認定資格を取得すればひと月あたり2~3万円あたりの昇給が期待でき、なおかつ仕事の安定化にもつなげることができます。

ネイリストとして独立開業した場合の年収

ネイリストとして独立開業はひとつの憧れであり、目標と言われています。
もちろんネイリストとして働いているからといって、必ずしも独立開業できるとはかぎらず、また自分のネイルサロンを開いたとしても、すぐに経営を軌道に乗せられる保障はありません。

独立開業はどの業種でもイバラの道ですが、いったん軌道に乗れば毎月安定した収入を得ることができ、ベースの年収も底上げされていくメリットがあります。

年収1000万円以上の人気ネイリスト

一般の会社員と同等の年収をキープしているネイリストが少なくないなかで、年収1,000万円を超える売れっ子ネイリストもいます。

ネイリストとして1,000万円以上の年収を維持するためには、ひとつのネイルサロンで地道に働くだけではやはり限界があり、フリーランスで指名客を確保したり、ブログなどのメディア戦略を上手に利用して知名度を高めたりするアプローチが必要になります。

ネイリストの仕事について

実力社会と言われるネイリストの世界ですが、具体的にはどのような仕事がまかされるのでしょうか。
今後ますます広がっていくと見られるネイリストの仕事内容と、社会的な役割について御紹介していきます。

仕事の内容

「女性の美容をサポートする」という華やかなイメージのあるネイリストの世界ですが、実際のネイルサロンではどのような仕事をこなしているのでしょうか。

爪の美容や健康を保つためのネイルケアを行う

ネイリストというと、美容のプロフェッショナルというイメージがあるかもしれません。
もちろんネイリストは美容のスペシャリストではありますが、同時に健康面でのサポートも大切な役割であり、お客さんの爪が傷ついていればプロの視点からアドバイスしていく必要があります。

最近では病院や介護施設などでも、専属のネイリストを雇うケースが増えているため、ネイリストの活躍場所と社会的需要はますます高まりつつあります。

ネイルアートを施す

ネイリストにとって、ネイルアートは腕の見せどころです。
ジェルネイル、エクステンション、スカルプチュアなどがオーソドックスなネイルアートと言われていますが、どのようなニーズにも対応できるように、日頃から幅広いネイルアートについて勉強していく必要があり、ネイルアートにもネイリストの個性が表れると言われています。

ネイリストの職場

ネイリストの職場というと、ネイルサロンやエステサロンを思い浮かべるかもしれませんが、ここ数年は病院や介護施設などでネイルサロンが活躍するケースが増えています。

とくに介護施設では「ビューティセラピー」といって、お年寄りにメイクやネイルアートの楽しさにふれてもらうことで、心身ともに健康にするメソッドが取り入れられており、ネイリストの役割もよりいっそう多様化しています。

ネイリストの雇用形態

ネイルサロンで働きつづけることだけが、ネイリストの道ではありません。
むしろある程度の経験とスキルと経験を積んだあとは、独立開業のフリーランスの道を模索するほうが、オーソドックスなパターンと言われています。
最近では介護系の資格を同時に取得し、介護現場や医療現場で働くネイリストもめずらしくなくなってきています。

ネイリストになるには

努力と工夫次第で高収入が期待できるネイリストの仕事ですが、ネイリストになるためにはどのような手順が必要になるのでしょうか。

専門学校やスクールに通って学ぶ

基礎をしっかり固めたうえで、ネイリストとして働きはじめたいのなら、専門学校や認定スクールに通って試験を受け、資格を取得する道がおすすめです。
学校のカリキュラムにもよりますが、資格取得までの期間は平均して半年から1年間と言われており、定期的に学校に通う手間がかかりますが、基本的な知識とスキルを効率的に身につけられるというメリットがあります。

通信講座を利用して学ぶ

すでに社会人として定職をもっており、ネイリストへの転職を考えている場合は、通信講座の受講をおすすめします。

通信講座であれば時間にしばられず、自分のペースで学習が進められますし、トータルのコストも専門学校などと比較して低くおさえられるため、転職組にはうってつけの方法と言えます。

ネイリストはキャリアアップが年収アップに

ネイリストとして効率よく稼ぎたいのであれば、できるかぎり早い段階でキャリアアップの道を考えておくことが大切です。
スキルに自信があれば独立開業やフリーランスをめざし、年収1,000万円以上をめざしましょう。

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