【個人年金保険ランキング】30~40代におすすめの選び方とは

August, 16, 2018

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個人年金保険とは

個人年金保険とは、公的年金を補填するために存在する私的年金の一つです。
公的年金として国民年金や厚生年金がありますが、それ以外に加入ができるのが個人年金保険です。

個人年金保険に加入しておくことで、国民年金や厚生年金に加えて、保険分も年金として受け取ることができますので、より高い金額が受給できます。
将来的な年金の受給額に不安がある場合は、個人年金保険に加入しておくことが大切です。

個人年金保険の選び方

将来の年金受給額に不安がある、年金として多くの金額を受け取りたいのであれば、個人年金保険に加入しましょう。
しかし個人年金保険は様々なものがあり、どれに加入すればいいか悩んでしまう人も多いです。
保険の選び方にはポイントがありますので、それを知っておきましょう。

受取期間で選ぶ

個人年金保険を選ぶ際にまず考えたいのが受け取り期間です。
年金の受け取り期間は保険によって違っています。
受け取り期間は終身型と有期型がありますので、それぞれの違いや特徴を理解した上で、どのタイプの保険にするかを決めていきましょう。

【参考:https://www.hokennavi.jp/cont/column-life-kojin-003/

一生涯年金が受取れる終身型

一生涯年金が受取れるタイプを終身型といい、年金の受給開始からその後死ぬまで受給が続きます。
終身型は生きていれば保障される安心感はありますが、支払い期間や支払金額が多くなるデメリットもあるので注意が必要です。
早期に死亡した場合は、損をする可能性もあります。

受取期間が決まっている有期型

受取期間が決まっている有期型の場合は、受取期間を過ぎれば支払いはストップします。
また被保険者の死亡時の対応が異なる確定年金と有期年金がありますので、それらについてもチェックが必要です。
確定年金の場合は本人が志望しても定めた期間内は年金が支払われます。

対して有期年金は本人が志望した場合は、残りの分は一括で遺族が受け取れる仕組みになっています。

支払い方法で選ぶ

個人年金保険に加入する場合は、保険料の支払いがありますので、その支払い方法で決めるのも一つの手です。
個人年金保険の場合は、保険商品によって支払い方法は違いますし、最終的に支払う金額の総額なども異なります。
それぞれを確認した上で、どの保険にするかを選んでいきましょう。

毎月一定額を払う月払い

毎月一定額を払う月払いでは、途中解約すると払戻金は少なくなるので注意が必要です。
しかし解約時の差益によっては非課税になりますので、税金対策としてはおすすめです。
さらに毎年所得税と住民税の控除が受けられますし、節税効果は高いと言えます。

保険料をまとめて支払う一括払い

保険料をまとめて支払う一括払いは、退職金などのまとまった資金を一括で払う方法です。
月払いより保険料が割安になり、全期前納より割引率は高くなりますので保険料としてはお得です。
ただ控除対象は支払った年のみ(一般生命保険料控除)になりますので注意しましょう。

全額を保険会社に預ける形の全期前納払い

保険料は月払いと一括払いの他に、全額を保険会社に預ける形の全期前納払いというものがあります。
これは毎月、または毎年の保険料を預けた分から支払うというものであり、月払いより保険料が割安になり、一括払いより割引率は低くなります。
一括払いとは異なり、毎年所得控除を利用できるのが特徴です。

運用方法の違いで選ぶ

個人年金保険の選び方としては、運用方法の違いで選ぶという方法もあります。
運用方法が違えば、将来的に受け取れる年金の額にも違いが出ますので、これはしっかりと考えておかなければなりません。
運用方法にはそれぞれどのような違いがあるのかを、理解しておきましょう。

ローリスクローリターンの定額型

ローリスクローリターンの定額型は、元本割れが無く将来の計画が立てやすいことがメリットです。
損をする可能性が低いため、将来設計を堅実に行いたいという人にはおすすめです。
しかしリスクは小さい分、大きな利益は望めませんので、堅実性を求めるならこちらを選びましょう。

ハイリスクハイリターンの変動型

ハイリスクハイリターンの変動型は、運用金融商品を契約者自身で指定し、その収益結果により年金額が変動するというものです。
選んだ金融商品によっては元本割れを起こす危険もありますが、その分高い収益を上げられる可能性もあります。
定額型と比べると、投資的要素が高いと言えます。

払戻し率の高さは保険選びの重要ポイント

個人年金保険を選ぶ際には、払戻し率の高さは重要ポイントになります。
払戻し率は払い込んだ保険料に対して、どれぐらいのリターンが得られるのかを表すものです。

払戻し率が高い方が、支払た金額に対してのリターンが大きくなることを意味しますので、お得な商品だと言えます。

個人年金保険の払戻し率で選ぶ人気ランキング

個人年金保険を選ぶ際には、様々な点に注目することが大切です。
保険商品によって特徴は違いますし、得られるメリットも異なります。
どれが最も自分に合っているのかを見極めることが大切です。

ここでは払戻し率で選ぶ人気ランキングを紹介します。
個人年金保険の選定基準は払戻し率が高いもの、大手企業で安心なものとなっていますので、どんなものが人気なのかを知って参考にしていきましょう。

【参考:http://www.sumitomolife.co.jp/lineup/select/shouhin/tanowan/

明治安田生命 年金かけはし

明治安田生命 年金かけはしは、30歳で返戻率105.9%と払戻し率が非常に高いことが特徴です。
長期的に支払えばお得に年金を受け取ることができますし、受け取りについても様々な方法から選べます。

保険料払込期間と据置期間を設定できますので、一人ひとりに合わせて商品が選択できます。
契約に際して医師による診査や健康状態などの告知は不要ですし、誰もが利用しやすい保険です。

第一生命 積立年金 しあわせ物語

第一生命 積立年金 しあわせ物語は、30歳で返戻率104.6%と、これも払戻し率が非常に高いです。
年金額は契約時に決定しますので、将来どれだけの金額が受け取れるのかを正確に把握できます。

将来設計を立てやすいですし、加えて払い戻し率も高いので安心して利用できる商品です。
また所定の条件を満たして個人年金保険料税制適格特約を付加すれば、所得税・住民税の個人年金保険料控除が受けられ、節税対策にもなります。

JA共済 予定利率変動型年金共済 ライフロード

JA共済 予定利率変動型年金共済 ライフロードは、30歳で返戻率は109.6%であり、払い戻し率が非常に高いです。
予定利率変動型ですので、一度増加した年金額は減ることはありません。

また所定の条件を満たせば、個人年金保険料控除を受けることができ、節税対策にも役立ちます。
契約に際して医師による診査なども必要ありませんし、気軽に利用しやすい商品です。

日本生命保険 ニッセイみらいのカタチ年金保険

日本生命保険 ニッセイみらいのカタチ年金保険は、30歳で返戻率106.2%の保険商品です。
契約時には、5年確定年金、10年確定年金、15年確定年金から商品を選ぶことができます。
また契約時だけではなく、年金受給開始時にも5年確定年金、10年確定年金、15年確定年金、10年保証期間付終身年金と種類の変更が可能です。

一般生命保険料控除とは別枠で個人年金保険料控除も受けられますし、節税対策としてもおすすめです。

個人年金保険ドル建て人気ランキング

個人年金保険にはドル建てというものもあり、これも人気の商品はたくさんあります。
ドル建てとは年金が外貨によって運用され、支払われるものです。
外貨で運用されているからといって、年金の受給も外貨になるわけではありません。

受給時には日本円で支払われますので、安心しましょう。
外貨建ての個人年金保険のランキングは、返戻率が高いこと、外貨建ての2点で選定されています。
それぞれの特徴を踏まえた商品としては、どのようなものがあるのかを知っていきましょう。

メットライフ生命 ドルスマート

メットライフ生命 ドルスマートは、最低保証積立利率年3%の推移で返戻率約133.6%です。
日本の保険商品と比べると、外貨建ての払戻し率は非常に高いですが、実際にはここから日本円に戻すための手数料が引かれるので注意が必要です。

しかし手数料を考えたとしても、払い戻し率は充分に高いと言えます。
ドルスマートは死亡保険の機能も持ちながら、解約返戻金としての機能も有していますので、自身のライフスタイルに合わせて年金が受け取れます。

ジブラルタ生命 米国ドル建終身保険

ジブラルタ生命 米国ドル建終身保険は、返戻率は117%の保険商品です。
米国ドル建てではありますが、円建て年金原資額最低保障特約で円建て分での保証もあります。
外貨建ての場合はリターンが大きい分、元本割れが心配になりますし、為替リスクに不安を感じている人も多いです。

しかしドル建終身保険の場合は、基本的にはドル建てで運用されますが、最低保証分がありますので、為替レートに変動があったとしてもリスクを回避できます。

マニュライフ生命 こだわりの個人年金 外貨建

マニュライフ生命 こだわりの個人年金 外貨建は、最低保障利率1.5%、返戻率米ドル200.88%、豪ドル212.36%です。
米ドル、豪ドルともに払戻し率は非常に高く、手数料などを差し引いたとしてもかなりお得な商品だと言えます。

外貨運用を考えている人におすすめであり、投資的な側面がありながらリスクを軽減した運用ができます。
また為替相場の変動やライフステージの変化など、変化に応じて契約内容も変更ができますので、柔軟性は高いです。

個人年金保険で老後に備えよう

個人年金保険は私的年金ですので、加入するもしないも個人の自由です。
加入することで保険料の支払額は増えますが、その分将来的に受け取れる年金額も増えます。
将来のための積み立てになりますので、豊かな老後を迎えたいのであれば、積極的に加入しておくことが大切でしょう。

個人年金保険には様々な商品がありますし、どれが自分に合っているかを見極めなければなりません。
自分に合った商品を見つけ、個人年金保険で老後に備えていきましょう。

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