転職で知っておきたい一般常識。 効率よく勉強しましょう

February, 09, 2018

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転職には不可欠な一般常識問題と適性検査

新卒の就職より、転職するときのほうが一般常識と適性検査が重視されることが多く、企業によっては面接と同じくらい重要視するところもあります。

しかし一般常識の問題はしっかり勉強すれば、合格ラインにのせることは難しくはないです。
レベルは高校生までのもので基礎的な問題が多いからです。
中学、高校、大学としっかりと受験勉強をしてきた人ならば、少し振り返って参考書などを読み返し、問題集を解いていけば合格ラインにのせることができます。

なぜ企業が一般常識というテストを導入するかというと、この人はしっかり勉強してきたか、もしくは勉強のできる人なのか、また働くときに社会人としての知識を持って働ける人なのかを見極めるためです。

人気企業などでは足切りするためのものになることもあり、競争率が高ければ高いほど、合格ラインのハードルは高くなります。

適性検査に関しては能力検査、性格検査に分けられ、能力検査は基礎的な学力を持っているか確認する検査で性格検査とはその人の性格が企業の求めている人物像と合っているのかを調べる検査です。

これらのことをしっかり理解したうえで一般常識や適性検査などの、さまざまな出題パターンを把握し、勉強を進めていきましょう。

転職筆記試験によく出る一般常識の問題例

現職や歴代の総理大臣のフルネーム

一般常識で出題される問題には総理大臣の名前を問われる問題があります。

ここで例題を出題します。

「1972年に組閣。
日本列島改造論を掲げ、同年に日中共同声明で中国との国交を回復させ、ロッキード事件で訴追された総理大臣は?」

正解は「田中角栄」です。

おさえておきたいポイントは漢字でフルネームで解答できるように勉強することと、何年に総理大臣になり組閣され、またどのような政策、実績をあげたか、そして総理大臣にもよりますが退陣した理由なども知っておくとよいでしょう。

勉強方法としてはインターネットで調べれば問題が載っているので、インターネットを活用できるのであれば、解いてみるとよいです。
当たり前のことですが、問題集で解いて学習することもできます。

世界の主要都市の首都

世界の主要都市の首都を覚えるのは必須です。
首都→国、国→首都の両方を答えられるように勉強します。

このような問題の勉強方法は単語帳を使って反復して覚えるか、アプリを活用すると勉強効率が上がります。
アプリは4択の問題になっているものや答えを文字入力するものなど、さまざまなものがあり、自分に合ったものを選びましょう。

また国や都市の特徴を把握する必要があります。

ここで例題を出題します。

「アメリカ合衆国で一番人口が多い都市は?」

正解は「ニューヨーク」です。

「1992年に夏季オリンピックが開催され、サッカーで有名なスペインの都市といえば?」

正解は「バルセロナ」です。

このように首都の人口の多さや風土、オリンピックの開催都市といった時事的なことも覚えておくとよいです。

名作を残した作家の名前と作品名

作家の名前、作品名は漢字で書けるように勉強します。
作品は名作といわれるものを覚えておくと作品名から作家名を答えるような問題は解けます。
こちらも単語帳を使って反復して覚えるのがよいでしょう。

ここで例題を出題します。

「平安時代に醍醐天皇の命令により紀貫之らが編集した最初の勅撰和歌集は?」

正解は「古今和歌集」です。

こういった日本史を知らないと解けない問題もあるので、作品の作られた時代や背景なども覚えておくとよいです。

世間を騒がせている時事ニュース

最近の時事ニュースは新聞から情報収集することが一番よいです。
なぜかというと正確な情報がたくさん載っているからです。

毎日、新聞を全て目を通すことが難しいという人はその年の時事ニュースをまとめた本が毎年発売されているので、それを購入し読んで覚えましょう。

2018年1月現在、平昌オリンピックのニュースがよく見られます。

ここでオリンピックの時事から問題を出題します。

「平昌オリンピックの日本選手団の主将は?」

正解は「小平奈緒」です。

このように最近、時事としてニュースでとりあげられている問題などが出題されます。

また政治、経済、国際社会からも出題される傾向があります。
この際、覚えておくポイントは政治家の名前や政策の名称、大手企業の動向、環太平洋パートナーシップ協定などの内容、略称などを覚えておくとよいです。

他にもさまざまなジャンルから出題されるので、スポーツや日本の文化である相撲や将棋界などについても把握しているとよいでしょう。

簡単な英会話の日本語訳

一般常識の問題には英会話の日本語訳があり、よく使われる熟語を含めた英会話の文章問題が多いです。

ここで例題を出題します。

「That tea is too hot to drink.」を日本語訳しなさい。

正解は「そのお茶はあまりに熱すぎて飲めない」です。

このようによく使われる「too~to…」の構文です。
意味は「あまりに~なので…できない」です。

勉強方法は高校レベルまでの英単語、熟語を覚えることから始めます。
単語帳を使って覚えるのが効率的です。
もちろんアプリを使って覚えるのもよいです。

最近のアプリは単語の英訳が4択問題になっているものや、日本語から英単語のスペルを入力し解答するものもあり、単語の意味だけでなく、スペルも覚えられるアプリも存在します。

また文法も例題であげたような基礎的なものを、おさえておくとよいでしょう。

ことわざや四文字熟語の意味

ことわざや四文字熟語の意味の問題が出題されることがあります。
ことわざを覚えるには単に丸暗記しようと思っても難しいものです。
ことわざには昔の人が考えた知恵や教えをイメージしながら、そのことわざの意味をとらえていくと理解しやすくなります。

ここで例題を出題します。

「石橋を叩いて渡る」の意味は?

正解は「用心の上にさらに用心を重ねて、物事を行うこと」です。

言葉の意味として、強固な橋でも叩いて、安全性を確認し用心し過ぎるほど用心深くなることをいいます。

このようにことわざの言葉の意味を理解したうえで覚えることで、記憶が定着しやすくなります。

四文字熟語も同じです。
ここで例題を出題します。

「一石二鳥」の意味は?

「1個の石を投げて、2羽の鳥を落とす」という意味です。

この言葉の意味としては、1つの労力から2つの利益を得るという意味がイメージできます。

また意味だけでなく、漢字も覚えるようにしましょう。
問題が解けても解答欄に漢字を書くことができなかったら意味がありません。
「臥薪嘗胆」「隔靴?痒」など難しい漢字もありますが、これらは書いて覚えるしかないでしょう。

効率的な一般常識テスト対策

一般常識や時事問題の書籍を購入する

一般常識、時事問題の書籍にはさまざまなものがあります。
赤のチェックシートで答えを隠して問題を効率よく解いていくものや、一週間で身につけることができるように要点をまとめたもの、また図解にしてわかりやすく書いてるものなどがあります。
その中でも自分にあった本を選びましょう。

問題集を購入するにあたって、重要なのは問題の豊富さです。

企業によって出題パターンが異なることから、とにかく問題の種類と数をこなすことが重要となります。
一般常識、時事問題、それぞれの問題集、参考書を購入し、さまざまな問題に対応できるようにしましょう。

一般常識問題の解けるアプリをDLする

一般常識を身につけるのに必要なアイテムとして、一般常識問題を解けるスマホアプリをオススメします。
電車、バスなどの移動中のスキマ時間に勉強できることがよいです。

一般常識のアプリは、国語、英語、数学、SPI、教養、四字熟語、時事問題など、さまざまな問題があります。
特に英単語、熟語などの暗記するものを覚えるときはアプリを使って覚えることが一番効率がよいです。
ひと昔前のように書いて覚えることも大事ですが、アプリではさくさく問題を解いていけることから、効率的に学習することができ時間を節約できます。
これらの知識をスキマ時間に効率よく頭に入れていくことで、短期間で転職試験の準備ができます。

新聞を毎日チェックするようにする

新聞には時事がたくさん載っています。
時事問題は出題範囲が幅広いため、新聞を読めば読むほど、時事問題の点数につながります。

また新聞を読むことで、読解力や漢字を読む力などが身につきます。

他にも社会人として人とコミュニケーションをとる際に、新聞から得た知識で時事に関する話題のコミュニケーションをとれます。
毎日新聞を読むことで社会人としての土台を作ることができます。

その会社を受けた人の口コミを参考にする

自分が入りたい会社を受験した人の口コミは信憑性が高いです。
その中でも受験し入社した人の口コミは、会社のことをより詳しく知ることができます。

会社に入社した人の口コミは、社風やキャリアの積み方などを具体的に知ることができ、面接では聞きにくい年収や残業量、有給休暇の取りやすさなどの情報も得ることができます。

地道な努力の積み重ねで転職試験をパスしよう

転職することは簡単なことではありません。
新卒の採用とは違って、即戦力を求められることが多いので、一般常識や時事テストなども、しっかり勉強をしていかないと、不採用にされてしまいます。

また面接の際にも時事のことを聞かれることがあるので、時事のことを理解した上で、自分の意見をもっておくことが大切です。

こうした地道な努力が合格への近道になります。
これらのことを全て準備した上で、転職試験に挑みましょう。

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