ダイナースクラブポイントモールの改悪。 今後の利用方法を考えよう
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ダイナースクラブポイントモールが大改悪
ダイナースモールポイントの改正が2017年5月16日より改正が行われました。
それによって、ボーナスポイントの基本付与単位が大幅に減り、100円単位から5,000円単位に減ることになりました。
ポイント改正で大改悪ともいえる改正でした。
そもそもダイナースポイントモールとはどのような特典があるのか、どれほど大改悪になったのかについて検証してみましょう。
ダイナースクラブポイントモールについて
ダイナースクラブポイントモールを利用してショッピングをするとお得にショッピングができます。
ポイントも最大19倍、航空会社との提携カードも利用できます。
お得にオンラインショッピングができる
ダイナースクラブ ポイントモールを経由して楽天市場、Yahoo!ショッピング、LOHACO、ベルメゾンネットなどで買い物をすると、ネット通販がお得になります。
それは、オンラインショップごとに定められたキャッシュバックがあるからです。
例えば、キャッシュバックが10%と定められた店で、5,000円のショッピングをすると、500円のキャッシュバックを受けられます。
10,000円のショッピングをすると、1,000円のキャッシュバックをうけられることになります。
ポイントが最大19倍貯まる
ダイナースポイントとは、通常のショッピングポイントで溜まるポイントが100円に1ポイント+ダイナースクラブポイントで貯まるボーナスポイントがあります。
ボーナスポイントはオンラインショッピングの店によってポイント率が異なります。
ショッピングをするごとに通常ポイントとボーナスポイントの両方のポイントが貯まっていきます。
ポイント倍増プログラムであるダイナースクラブポイントモールを通して提携サイトを利用すると、通常ポイントの他にボーナスポイントがもらえるので、最大19倍貯める事も可能です。
通常ポイントと合わせると還元率が20%にもなっています。
例えば、サントリーウエルネスオンラインや山田養蜂場のポイントは100円につき19ポイントになので、10,000円分を購入した場合は1,900ポイントになり、通常ポイントが100ポイントつくので2,000ポイントが付与されます。
航空会社との提携カードでも利用可能
プロパーのダイナースクラブカードだけではなく、航空会社との提携カードや銀座ダイナースカードなども利用できます。
旅行でマイレージを利用する人ならば、ダイナースクラブポイントの1,000ポイントを1,000マイルとして提携航空会社のマイレージと交換できます。
例えば、5,250ポイントのダイナースクラブポイントがあるとします。
すると、5,000ポイントを5,000マイルとして交換して、残りの250ポイントはそのままダイナースクラブポイントとして残ります。
ダイナースクラブポイントモールの改悪内容
非常に還元率がよいポイントサイトでしたが、2017年5月よりポイントシステムが大幅に改定されました。
その改悪内容を紹介します。
2017年5月ポイントシステムが改定
以前は100円単位でポイントが付いていたところ、2017年5月の改定後はボーナスポイントの付与単位が5,000円単位に変更されました。
つまり、もらえるポイントが1/50に減ったのです。
例えば、ブッキングドットコムで旅行を利用した場合は、以前であれば9,500円を利用した場合、7%のボーナスポイントを付与されたため665ポイントが付与されました。
しかし、ボーナスポイントが5,000円ごとになったため、9,500円利用したとしても4,500円分は切り捨てなので1/50しかボーナスポイントが与えられなくなりました。
他のポイントサイトと比べても5,000円ごとのポイントの付与率はかなり悪いものとなっています。
例えば、オリコポイントのオリコモールでは100円ごと、ライフカードのL-Mallは1,000円ごと、ポケットカードのポケットモールも1,000円ごととなっています。
ただ、ダイナースクラブプレミアムカードなら2%の還元率なので、ダイナースクラブポイントモールで利用すると最高の還元率です。
ポイント付与率が変化したショップも
ホテルズドットコムなどショップではポイント付与率が悪くなりました。
ブッキングドットコムでも今まではポイント付与率が7%とかなり良かったですが、付与率が現在では3.5%と下がっています。
それでも今のダイナースクラブポイントモールの中ではポイント付与率が高い方です。
水道料金やガス料金のポイント還元率が改悪
2017年10月21日からは、水道料金、ガス料金、NHK受信料、国民年金保険料などのポイント還元率が改悪され0.5%に下がりました。
あれもこれも下がり、うまみがなくなったダイナースクラブカードですが、いろいろなベネフィットがついていて、それを利用できるという付加価値があります。
例えば、1%のマイル付与率やポイント有効期限が無期限であること、高級レストラン1名分無料サービス、付帯保険がそろっていること、手荷物無料宅配サービスがあること、予約困難店が予約できる「ダイナースクラブ ごひいき予約」などの特典があります。
改悪に対応するには
改悪に対応するには、ダイナースクラブカードを使うか使わないかを選ぶことが必要になってきます。
5,000円という単位が利用を決めるポイントとなります。
5,000円以下の買い物では利用しない
5,000円以下の少額の買い物ではポイントが付かないため、ダイナースクラブポイントモールは利用しない方がいいでしょう。
ダイナースクラブカードのポイントをマイルに交換している人は、航空会社会社のポイントモールを利用した方がお得にマイルと交換できます。
5,000円単位の買い物では今まで通り利用する
5,000円や10,000円といった5,000円単位の買い物では今までと変わらずポイントをためることができます。
ダイナースポイントは有効期限がなく、たとえ端数のポイントが減ったとしてもポイントが多く付与されます。
例えば、楽天市場を利用した場合は、100円に1ポイントが付くのでダイナースクラブポイントだと9,800円のショッピングで50ポイントのボーナスポイントが付与されます。
一方、ユナイテッド航空のMijeage Plusモールは400円ごとに1マイルなので24マイルしか付与されません。
使用状況によっては解約も検討
カード利用額が年会費無料の条件に満たない場合は解約も検討するといいでしょう。
ダーナースクラブカードの出番が減ることで年会費無料の条件である利用額60万円に満たない場合は解約し、代替カードを探す必要性も出て来ます。
例えば、ブッキングドットコムなどを予約するときはハピタスを利用した方がお得です。
プライオリティパス付きのクレジットカードを考える
ダイナースクラブカードの利用をやめると空港ラウンジが使えなくなりますが、プライオリティパス付きのクレジットカードを持っていれば利用できます。
例えばアメリカン・エキスプレス・ゴールドカードは年会費が29,000円でポイント還元率が0.3~0.4%です。
楽天プレミアムカードは、プライオリティパスのプレステージ会員だと年会費10,000円でポイント還元率は1.0%~5.0%とかなりお得です。
ダイナースクラブカードの利用方法を見直そう
今回のダイナースクラブカードの改正によりポイントの還元率が今までの1/50に減るという大改悪となりました。
この大改悪に対処するため、ダイナースクラブカードの利用方法を見なおす必要があります。
ポイント付与率が下がったショップもあるので、5,000円以下の買い物はダイナースクラブポイントモールを利用しないで、5,000円以上だと今まで通り利用する方がポイントをお得にためることができます。
ただ、年間60万円以上の利用がないなら年会費が無料にならないので、その場合は解約も考慮した方がいいでしょう。
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