老後のマンション住み替えに何が必要?【必要書類をお伝えします】
老後はマンションに住み替えたい!と思っても何からすればいいんだろうってなかなか動き出せずにいませんか?色々な手続きをしなくてはいけないのでどうしていいかわからなくなっちゃいますよね。
本記事では老後にマンションに住み替える際、必要な書類についてお伝えいたします。
ぜひご参考にしてくださいね♪
老後のマンション住み替えに何が必要?【必要書類をお伝えします】
まずは今の住まいを売却!登記識別情報など自分が持ち主である証明をするものを揃えましょう
まずは現在の住まいを売却するのに必要な書類を揃えていきましょう!
1つ目は登記事項証明書です。
これは以前に登記簿謄本と呼ばれていたものです。登記簿謄本は情報が記載されている登記用紙をコピーしたもの、登記事項証明書はコンピュータにあるデータを印刷したものです。
簡単に言うとアナログかデジタルかの違いですね!何が書いてあるのかと言うと土地や建物の場所や造り、面積、所有者や抵当権設定の記録・現状が記載されています。
入手する方法は、法務局など登記所の窓口に行って申請を行い受け取ることもできますが、ネットでも申請することができるんです!法務局のホームページの「登記・供託オンライン申請システム」にあるかんたん証明書請求」からお申し込むことができます。
受け取り方法は登記所の窓口と自宅への郵送のどちらかを選ぶことができます。
ネットで申しこみするのは便利なだけじゃないんですよ!手数料にも違いがあるんです!
登記所の窓口申し込んで受け取る 600円
ネットで申しこんで登記所窓口で受け取る ? ?480円
ネットで申しこんで自宅への郵送 ? ?500円
少しの差かもしれませんがマンションに住み替えるに当たって色々な出費がありますので、こういうちょっとしたことから減らしていくといいですよね♪
2つ目は登記識別情報です。
これは簡単にいうと不動産の権利者であることを証明するものです。
これは不動産を購入した時に不動産登記申請をすると法務局から通知が来ますので大切に保管しておきましょう。
身分証や実印など自分に関わるものも忘れずに
聞いたことがあまりない書類がいっぱいだと、そっちに気を取られてしまいますよね。
ですが、身近にあるものも忘れないようにしましょう!
1つ目は身分証明書です。
免許証などは普段持ち歩いている方も多いかと思いますのでこれは問題なさそうですね。
2つ目は実印と印鑑証明です。
印鑑証明書は市役所で取得することができます。
ここで一点注意なのですが、有効期限は発行してから3カ月以内ですので準備が早すぎると期限切れになってしまうことがありますので気をつけてくださいね!
3つ目は固定資産税納税通知書です。
これは固定資産税をいくら払っているかを確認するためのものです。
市町村によって時期が異なりますが、毎年決まった時期に送られてきます。
マンションは管理規約、戸建は建築確認済み書など、それぞれ必要なものが違います
売却するのがマンションか戸建かでは、必要な書類に違いがあるんです!
マンションの場合はマンションの管理規約と維持費に関しての書類が必要になります。
両方マンション購入時に渡されるものですが、無くしてしまった場合は、管理組合にお問い合わせしてみてくださいね♪
戸建の場合は必要なものはまず、土地測量図・境界確認書です。
この2つはその名の通り土地の面積やお隣さんとの境界を記すものです。
2つとも土地を入手した時に渡されますが、ない場合は測量士さんや土地家屋調査士さんに頼んで作ってもらいましょう。
また、戸建は建築確認済証や検査済証も必要です。
これは建築基準法に従って建てられているということを証明するものです。
家を建てた時に渡されますので大切に保管しておきましょうね。
老後のマンション購入に必要な書類は?
絶対必要な購入申込書や身分証明書
購入の時に絶対必要なものは購入申込書ですよね!これは不動産屋さんが準備をしてくれます。
それに自分の氏名や住所などの情報や、購入したいマンションの希望条件を書きましょう。
また、購入する際にも免許証やパスポートなどの本人確認書類が必要になりますので忘れないようにしましょう。
収入証明などローンの事前審査に必要なもの
マンションをローンで購入する場合はまず事前審査が必要になります。
1つ目は本人確認書類です。
2つ目は収入証明書です。
サラリーマンなどの給与所得者の方は源泉徴収票ですね。
個人事業主の方は確定申告書、自営業の方は会社の決算書と源泉徴収票が必要です。
3つ目は物件に関する書類>です。
それって何を用意したらいいの?って思いますよね。
でも大丈夫です。
難しく考える必要はないんです。
この物件を購入したい!ということがわかればいいので、マンションのチラシなどでOKです♪
ローンの事前審査に通ったら?住民票や印鑑証明など自分を証明するものが必要です
事前審査を無事通過したら、次は本審査です!本人確認書類・収入証明書・物件に関する書類は引き続き必要なのですが、それ以外に必要なものもあるんです!
まずは金融機関が用意してくれる借入申込書と団体信用生命保険申込書兼告知書です。借入申込書はその名の通り借入を申込むもので自分の氏名やなどの情報といくら借り入れが必要なのか?期間はいつまでなのか?などを記入します。
団体信用生命保険申込書兼告知書は自分の健康状態を記入し、団体信用生命保険に申し込むものです。あとは住民票と印鑑証明を自分で用意します。
印鑑証明については先ほども書きましたが、住民票も印鑑証明も期限は3ヶ月以内ということを忘れないでくださいね♪
マンション住み替え費用を抑えたい!司法書士さんに依頼せずに自分で手続きしてみましょう
物件売却時の抵当権抹消に必要な書類は?弁済証書や登記識別情報などが必要です
物件売却時にしなければならない抵当権抹消ですが、手続きにかかる費用は1000円?3000円ほどです。
しかし、司法書士さんに依頼するとプラス10000円ほどかかってしまうんです!
少しでも出費は抑えたいですよね?だったら自分でやってみましょう♪しかし、自分でやる場合は住宅ローンを払い終わっていることが前提です。
そうでない場合はやはり司法書士さんに依頼しましょう。
それではどうやって自分でやるのでしょうか?
まず住宅ローンが払い終わると金融機関から登記識別情報・登記原因証明情報・抵当権者の委任状が届きます。
必要な書類はこの3つと登記申請書です。
登記申請書の様式は法務局のホームページで公開されていますので、これを使いましょう。
記入例も一緒に載っているのでわかりやすいですね♪
書類が揃ったら法務局に持っていきます。
法務局と言ってもどこでもいいわけではなくその物件の管轄の登記所に提出しなくてはいけないのでこちらであらかじめ調べてみてください。
そして審査を受けます。
申請してから完了までは1週間から10日ほどかかるようです。
完了したら、登記所に登記識別情報と登記完了証を受け取りに行きおしまいです!
住所変更登記を自分でやるには?住民票の写しや収入印紙などが必要です
住所変更登記も抵当権抹消と同様に手続きにかかる費用は1000円?3000円、司法書士さんに依頼すると10000円ほどかかってしまいます。
なので、自分でやる方法をお伝えいたします!
まずは、登記簿謄本・住民票・戸籍の附票を用意します。
戸籍の附票は市役所で入手できます。
登記簿謄本で権利者の住所を確認し現住所と異なっているか確認しましょう。次に、住所変更登記の申請用紙をこちらからダウンロードします。
記入例を参考にしてくださいね♪
そして収入印紙をコンビニや郵便局で購入し白紙の用紙に貼り付け、法務局に申請書類一式を提出します。
完了したら、登記完了証を受け取っておしまいです♪
購入の時司法書士さんにお任せがオススメ!
司法書士さんに頼むと高いから購入した時も自分で手続きをやりたいって思いますよね?しかし、新築マンションの場合は業者指定の司法書士さんがいる場合が多いんです。
また、住宅ローンを借りる際に必要な抵当権設定登記は銀行によっては許可されないケースがあります。
せっかく新居を購入したのにいきなりトラブルって嫌ですよね。
そうならないためにも購入の時は司法書士さんにお任せしましょう♪
まとめ
老後にマンションに住み替えるためにはいろんな書類が必要なようですね。
一気に全部を揃えようとすると大変ですし、見落としちゃったりしそうですよね。
マンションを住み替えようかな、と思ったらすぐに揃えられるものから順番に揃えてみるといいですね♪すぐに揃えられる=後回しにしがちですので、はじめに用意しちゃいましょう!
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UKANO編集部 S
27歳の実家で子育て中のシングルマザーです。イヤイヤ期真っ只中の2歳児に悪戦苦闘しながら毎日奮闘しています。好きなことはウィンドウショッピングです。