第3話 人生100年時代を生き抜くためには!?マネー新常識で資産の増やす方法を切り開く!椙田拓也さんインタビュー
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主婦のあなたは「お金」に対して、どのようなイメージをもっていますか?お金は汚いもの、無いと困るもの、いろいろなイメージを持っていると思います。
もし将来、お金の不安が無くなったら、あなたはどうしますか?3泊4日の温泉旅行に行きたい!家族と毎週ディズニーランドに行きたい!やりたいこと、行きたいところを目標に、できることから少しずつ始める。
目標設定はとても大事なことを、椙田さんは語ってくれました。
椙田さんのお金に対するイメージと、目標設定の仕方を教えてください!
僕のお金のイメージは、その物に対しての価値の目安だと思っています。
お金の向こうにある価値に対して接する姿勢が大事だと思うんです。
それを踏まえて、先にゴールイメージを設定して、そこから逆算をしています。
不動産投資家の人は、「買えれば買う」とか、「融資が付くだけ買う」「でかくなれるのであればどこまでもやりたい」といった曖昧な考えを持ってしまっている人が多いんです。
これってすごく危険だと思うんです。
不動産投資は目的ではなくて「手段」であって、何かを成し遂げたいという目的があって初めて不動産投資という手段になるんです。
本業の片手間としてやるのか、本気のビジネスとしてやるのか。
投資方法がいろいろある中で不動産投資を選んで、その不動産投資で目標を実現する!と決めて初めて1棟目が買えるようになるんです。
ゴールイメージを設定して、逆算して考える。
今ももちろん行なっています。
この考え方はいつから取り入れたんですか?
オリンパスにマーケティングを担当していた時に、上司から「目標設定は大事だ」ということを言われていたんです。
5年後に今の売り上げの20倍にするためにはどうすればいい?といったときに、先にゴールを決めて、そのゴールから逆算とするといううことをやっていました。
この考え方のクセが付いていたんだと思います。
これを個人、自分に置き換えて、じゃあ自分自身はどうなりたい?と思ったところから、逆算思考が身につきました。
サラリーマンやOLの方など、目標設定をしている人はたくさんいると思います。
それを普段の生活に取り入れて見るだけで
今の椙田さんの5年後の目標はなんですか?
銀行の買収を目標にしています。
これも逆算になるのですが、自分のお金だけでは買えないので、ファンド化をしてお金を集めて買う、融資を受けるのに約4000億円くらい必要、そのために3年後には100億くらいを貯めないといけない、じゃあ今どうするのか?というように逆算をしています。
大きな目標を立てているんですね!それだけ大きな目標を立てている理由はあるんですか?
じつは面白い話があって。
人間は近い将来に、2つのフロウ、「不老」と「不労」を手に入れることができると言われているんです。
その理由の1つに化学の進歩があるんですけど、振り返って見ると、今多くの人が持っているスマートフォンは、発売してからまだ10年しか経っていないんです。
10年前に携帯電話が普及して、20年前にはPHS、自動車電話が出たのが約1982年なので、実は携帯電話の歴史はまだ35年しか経っていないんです。
スマートフォンだけ見ても、まだ10年の歴史なんです。
今では3Dプリンターで模型や簡単な道具を作ることもできてしまいます。
これがもっと進歩すれば、人間の臓器も人工的に生み出せるようになって、病気やガンで寿命を迎えるということが無くなる。
弱ってしまった臓器を部分的に入れ替えるだけで、体は常に若いままでいられるので、老いないし、死なない。
化学の力で「不老」を手に入れるのも夢ではないはずです。
もう1つの「不労」、働くことすら不要になる理由に、僕らは今は水道の蛇口をひねるだけで水を出せる時代で生きていますよね。
しかもほぼタダです。
数百年前の人が見たらびっくり仰天するはずです。
昔の人は飲み水を飲むために、井戸から水を汲み上げたり、川まで水を取りに行っていました。
それほど今は楽になったんです。
もしかすると将来、蛇口やボタンを押すだけでコーヒーや紅茶が自宅のでいつでも飲める・・・という未来もくるかもしれません。
労働しなくても、好きなものを飲めるし、もしかしたら食べ物も食べられるようになるかもしれません。
これがもう1つの「不労」です。
僕たちがなぜ働いているかというと、食べるために仕事をしているはずです。
食べるために働く必要が無くなれば、自分が本当にやりたいことだけできるようになります。
僕自身の今の夢は銀行の買収で、寿命が永遠になった時のことまでは正直イメージが付いていないです。
こんな時代が来た時のために、僕の子供には「勉強しろ」とは全く言っていないんです。
もし永遠の寿命を手に入れたとして、やりたいことが無かったらポッカリ穴が開いてしまうじゃないですか。
子供たちには、小説家や芸術家など、自分の生きがいになることをやってほしいですね。
最後に、主婦の方に椙田さんからメッセージをお願いします!
メッセージは2つあって、まず1つにお金に関してですが、お金を貯めるには順番があると思います。
お金に余裕が無い人がいきなり不動産を買えた!なんてことはありえないと思うので、まずは支出を減らす、次に収入を増やす。
最終的にお金を運用して、同時に節約もすることでお金の流れが整っていくという形です。
消費を前提ではなく、先に貯金をする。
そこから余ったものだけ消費してもいいなど、自分や家族のルールを作るのも大事だと思います。
最初は思い切ってストイックにやってみよう!
ステップを決めて、今年は50万円、来年は100万円、最終的には300万円を貯める!
まずは貯金をできるように、支出のマイナスを減らして、プラスになるような方法を見つける!
などなど、家庭によって家計の状況は違うので、手段やルールは色々あると思います。
手段を考えて、それに合わせて自分のゴールイメージを決めて、それに到達するにはどうしたらいいのか。
もう1つのメッセージは、お子さんがいるお母さんに向けてのメッセージです。
たとえばですが、大学に通っている息子がいて、息子からいきなり「学校を辞めて、海外に留学してプロのミュージシャンになりたい」と言われた場合、だいたいの人は「せめて卒業して、学歴を貰ってからにして」と思うはずです。
ですが、もし同じことをお隣さんの家の子供が言っていた場合は、素敵な夢じゃない。
がんばってね。
と共感して、応援すると思うんです。
ほったらかすとまでは言いませんが、自分の子供に対しても、隣の子供であるくらいに自由にさせるというも大事なのではないでしょうか。
周りの子供がみんな大学に行っているから行く・行かせるではなく、個性が発揮できる生き方を選択させてあげるのも大事だと思います。
あなたのゴールイメージを決めて、自分にあった手段を見つけていきましょう!
椙田拓也(杉田卓哉)プロフィール
1974年2月、兵庫県生まれ。
北九州市立大学卒。一般社団法人マネー総合研究所 所長。
投資や財形など、マネーに関する専門家。大手精密機器メーカー・オリンパスに勤務していたサラリーマン時代に不動産投資を行い、5000万円の家賃収入を得てリタイアしたことから、不動産投資を核とした財産形成を得意としている。儲からない新築区分マンション投資で失敗したサラリーマンや公務員からの相談に対して、独自のリカバリー理論で数多くの人を救った経験を持つ。上場企業や金融機関などから、マネーリテラシー教育に関する社内研修や講演などの依頼も多数寄せられている。
また、財形や投資の知識を身に付けることを目的としたマネースクールの開講を予定している。
公式サイト
https://sugitaya.net/?page_id=2
マネー総研
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