資産運用という賢いお金の増やしかた。将来のために知っておこう
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初心者にもできる資産運用の種類とおすすめの紹介
お金が減る心配はしてしまいすが、増やすことについてはあまり考えることがないかもしれません。
しかし、自分の資産を守りながら賢く増やす、資産運用でお金を増やす方法があるのです。
「資産運用という言葉は聞いたことあるけど、具体的にどんなものかわからない」などもあるでしょう。
若い20代のうちに賢くお金を増やし、将来のために安心して暮らせる資産運用のことを知ってみるのはいかがでしょう。
資産運用の商品は、種類もさまざま。
自分で運用するもの、プロにお金を預けるもの、貯蓄型のものなどあります。
選ぶときもライフスタイルや商品のリスク、どのようにリターンを得たいのかじっくり考えることもとても大切です。
資産運用にはどんな商品があるのか、また失敗しないためのポイントとはなにがあるのでしょうか。
資産運用とはなにか
資産運用を利用し、家の財産を増やしたいと思う人は多いでしょう。
ですが「なんだか難しそうでわからない」などと思うこともあります。
資産運用とはなにか、具体的に知っておきましょう。
自分の資産を貯蓄や投資で増やしていくこと
自分の貯金や、財産など自分の手元にあるお金を、貯蓄や投資という形で金融機関に預け、預けたお金を効率的に資産として増やしていくこと。
各金融機関で資産運用のサービスを運営しています。
なかなか自分で資産を増やしていくことは難しいですが、資産運用のサービスを提供している金融機関は、専門のコンサルタントが常駐しています。
プロに相談すれば安心してお金を預けられ、資産を増やしていくアドバイスももらえます。
資産運用会社より提供されるサービスを利用
一口に資産運用といっても、お金の運用形態はさまざま。
株・投資信託・不動産・保険を運用するサービスがあり、株は投資信託というサービスになり、投資家から集めた株券や債券を専門のプロの運用者が投資をし、利益を増やすというもの。
そのほかに、アパートやマンション購入で家賃収入を得るなど、利益追求型の不動産投資、老後に必要なお金を貯蓄するなどの生命保険の資産運用も存在しています。
資産運用のメリットとデメリット
大切なお金を増やしていきたいなら、資産運用のメリットとデメリットをしっかり知ることが大切です。
自分に合った資産運用のためにチェックしておきましょう。
メリットは資産を大きく増やすことができる
資産運用のサービスには、さまざまな形態のものが運用されていますが、一般的な株式投資や不動産投資のように、大きなお金を投資し株価や不動産価格が上昇傾向にあれば、手元に入る資産も大きくなるでしょう。
また、もっと堅実に増やしたいなら、利益率は少なくても着実に増えていくサービスを選んだほうがよいでしょう。
数万円から始められる投資信託、元本を国が保証してくれる国債も堅実に増やせる可能性があります。
デメリットは運用による損失の可能性がある
資産運用は考えているけどなかなか踏み切れない理由として、預けたお金が損失になる可能性があることではないでしょうか。
こうした資産運用は絶対に利益がでる、または、絶対損をするという予測ができないこと。
正直、そのときにならないとわからないという点もデメリットとしてあげられています。
ですが、デメリットを怖がりなにもしないのは、資産を増やす可能性が低くなります。
少し損をしても生活には困らないという感覚で、少額から始めてみてはいかがでしょう。
一般的に知られている資産運用の商品がいくつかあります。
株式投資
資産運用のなかで最もポピュラーではないでしょうか。
株価の変動により売買がおこなわれ利益を得たり、配当金や株主優待の特典が付いているため、長期で保有する人も多いようです。
国内や海外の経済状況などにより株価が変動しますので、常に情勢を知っておく必要があります。
投資信託
資産家から集めたお金を、ファンドマネージャーといわれるプロの人によって運用し、収益を分配する商品。
株や債券、国内、海外の商品が1セットになって投資信託として販売されていることが多いです。
専門家のプロに任せれば初心者でも安心です。
債券
おもに国、地方、株式会社で発行している債券。
個人向け国債が有名です。
一定額、最低数万円程度からの投資で利率の変動がありますが、株売買のように大きな利益、損失というものはほとんどなく、発行している国などが破綻しない限り大きなリスクはおきません。
FX
正式な日本名は、外国為替証明取引といいます。
国内や海外で流通している通貨の為替レートの差額を利用し、利益を得るというものです。
レバレッジ設定という設定をすれば、掛け金の10倍の利益をだすことができますが、よむのが難しい為替レートの変動によるため、リスクも高めです。
不動産投資
大きな資金を用意し、それを元にアパートやマンションを購入。
毎月の家賃収入で運用するというものです。
多額の頭金を用意しなければならず、ローンを組むこともあります。
また、部屋が長期間空状態になれば、収益が見込めず運用不可能になるリスクもあります。
生命保険
なかなか運用のイメージが湧きにくいのですが、お金を貯蓄することだけでなく、途中解約せず満期まで積み立てすれば、積立金と満期返礼金の利率もプラスされるため、資産運用とすることができます。
終身保険や個人年金保険、学資保険なども満期型で返戻金がプラスされていきます。
ソーシャルレンディング
投資する人や企業、または個人とインターネットで資産運用をおこなうというもの。
注目のネット証券はこちらに当てはまります。
メリットとしては、債券または預金よりも利率が高め。
売買手数料も他社より安いというのも大きな特徴になります。
資産運用における貯蓄と投資の大きな違い
自分のお金を守りながら運用するもの、少し資産をだして運用するもの。
それぞれリスクと利益があります。
どのタイプが自分に合っているか確認してみましょう。
元本に保証があるかないか
リスクを極力減らしたいなら、元本保証がされている資産運用がおすすめです。
給与が預けられる銀行預金も利息が付いてくるため、それも資産運用の一部になります。
また、国債、社債、社債、貯蓄型保険など、預けたお金を元本としてしっかり保証してくれるものもあります。
しかし、自分で投資していない分、極端に大きな利益というのは期待できないでしょう。
満期で利益がでるのも5年、10年以上と長期的に待たなければなりません。
リターンが大きいか少ないか
自分が望む利益をだしたいなら、どの資産運用でどれくらいのリターンになるのか把握しておくことも重要です。
株価の変動によって利益が大きくでるもの、始めに大きな資産を投資し運用サービスを受けるものは、それなりのリスクを背負うことも理解する必要があります。
また、投資信託もさまざまなリスクがあり、少額から始めるとはいえ、そのリスクも熟知したほうがよいでしょう。
資産運用のリスクを回避する分散投資
資産運用の目的として、資産を増やすだけでなく守ることにも繋がっているよう。
資産を確実に残すには、分散投資させたほうがよいともいわれています。
資産の分散
極力リスクをおこさないようにするために、資産を分散させる方法が考えられています。
その際、投資先の分散を考えなくてはいけません。
経済というのは世界で巡回しています。
そのためいい例としてあげられるのは、国内の債券、投資だけでなく、海外の株式や債券も運用にあてるとよいとされています。
それぞれのサービスを自分で選んで運用することも選択の一つです。
投資信託には、これらの運用がバランスよく組まれているサービスもあるため、専門のコンサルタントと相談しながら分散させるのも安心できるでしょう。
時間の分散
時間の分散とはどういうことかというと、株価などは価格の変動がおこります。
そのときの投資リスクを極力減らすために購入金額を一定額に定め、購入のタイミングをずらす投資方法があり、この方法をドルコスト平均法といいます。
株価などは常に変動するため、上昇したときは少なめに、下がったときは多め購入するなどと時間を分散し、投資の変動をなるべく均一にするようにしてくれるのです。
資産運用のリスクはバランスが重要
資産運用の格言に「卵を一つのかごに盛るな」という言葉があります。
一つのかごに卵を全部乗せて落としてしまった場合、かごのなかの卵は全部割れてしまう。
しかし、卵を数個のかごに分けておけば、一つの卵がダメになってしまってもほかの卵に影響はない、という資産運用では有名な言葉。
資産運用でも、一つの商品に全部を費やさず、分散させた方がリスクも少なく済み、資産がバランスよく増えやすいということ。
どうやら資産運用の鉄則のようです。
目的通りに運用をおこなうポートフォリオ
ポートフォリオとは、商品を購入する前にリスクとリターンを予測しながら運用の構成を立てること購入する商品のリスクとリターンの熟知が必要、また投資目的をしっかり持つ必要があります。
作成するうえで押さえたいポイントは、分散投資や長期的戦略、投資スタイルで構成を立てるということです。
一度作ったものを定期的に見直し、構成を立て直すなどして目標とする利益を得ることもできます。
初心者でもできる資産運用の種類と特徴
資産運用が初心者なら、大きなリスクがあるサービスは避けたほうがベター。
手元のお金は極力減らすことなく、しっかり資産を増やせるものがいくつかあります。
銀行にお金を預ける預金
元本保証が確実といえば、給与などを預ける銀行預金でしょう。
今の日本は金利が低いため、大手銀行の率もほぼゼロに近いですが、インターネット銀行なら若干利率があがっています。
大きなリターンは期待できませんが、仮に預けている金融機関が破綻しても、1千万円まで保証されています。
しっかり元本が保証されているのは、銀行預金ならではです。
定期預金は長期にわたって預金しますが、通常の銀行預金よりも利率が高いため、資産運用と位置づけされることもあります。
金利の高い外貨で預金する外貨預金
利率の高い外貨預金で、初心者でも始める人が多いようです。
金利に加えて為替の変動が大きく動いたなら、為替差益も期待できます。
ですが、いくつかリスクもあるため注意が必要です。
外貨預金にしたのなら元本、利息も外貨となり円から外貨に変更、外貨から円に変更する際の為替差益により、損する可能性も。
また、外貨から円に戻す際の為替差益により元本割れしてしまうこともあるため、為替動向は常にチェックが必要です。
また預け先の金融機関が破綻した際、預金保護対象外となっていますので、保証額が変更になることもあります。
国が発行する個人向け国債
国債は金利が低いですが、その理由として政府が投資家から借りた資産を保証していること、株価などの変動がないため、元本割れのリスクがないのが特徴です。
さらに、10,000円から購入できる少額制ですので、初心者でも安心して運用できるのも理由の一つです。
また、銀行預金の金利の低さと比べ、金利を国が保証しているので銀行預金より若干高めとなっています。
国債には2つの金利の特徴があります。
変動金利
変動金利は、半年ごとに支払われる金利が見直されます。
そのため、その都度払われる金利が変動されます。
しかし、政府は国債の金利を固定しており、固定されている金利を下回ることはありません。
金利が上昇すれば上乗せされます。
固定金利
国債を購入した際の金利で、満期まで同じ金利で支払われるものです。
現在発行されている国債として、満期3年、5年の固定金利の国債が発行されています。
購入時期の金利は変動しているため、チェックしておきましょう。
株券や債券などに投資する投資信託
プロの投資家に資産を預けて運用を任せ、分配金の利益があるというもの。
分配金は投資先の株価や為替レートの変化、または標準価格が変動することによって決められています。
標準価格というのは、購入する投資信託1口分または10,000円口分の価格になります。
投資信託をおこなっている機関の純資産を口数で割った価格も含まれています。
おもな分配金は、運用利益からの普通分配金、元本を崩して支払われる特別分配金の2種類です。
分配金を多く支払うと、標準価格がさがり運用金も減少します。
運用に影響がでる可能性が高いため注意して選びましょう。
上場企業の株式を購入する上場株式
株式投資とは、上場されている株式を購入し株価が高値の時に株を売り、利益を得るというもの。
うれしいメリットは、購入した会社の配当や株式優待が受けられるということ。
デメリットとしては景気の悪さ、資金繰りの悪化、または各国で起こるテロの影響などによる株価暴落がおこり、株としての価値がなくなるということがあります。
株式投資で大きな利益を得るには、多額の資金が必要となります。
初めての株式投資なら大きな資産をつぎ込むよりも、初心者向けのプチ株・ミニ株というサービスがあるので、こちらを利用するとよいでしょう。
プチ株・ミニ株の特徴
株式投資に必要な最低資金は、単元株購入で100株、20万円での購入が一般的。
ですが、プチ株・ミニ株の場合、単元をさらに細かくした単元未満株として、1株数千円程度で購入できます。
少額投入で利益も少なめですが、勉強を兼ねて徐々にコツを掴んでいくのもよいでしょう。
個人が任意で加入できる個人型確定拠出年金
これは、将来のために年金を増やす運用と考えたほうがよさそうです。
このサービスには元本確保型、価格変動商品の2種類に分けられます。
こちらで運用をすれば、住民税、所得税の控除を受けられる税金優遇があり、利益に税金がかからないというのが大きな魅力があります。
加入条件も、20歳から60歳までの、企業型確定拠出年金に加入していない人などとなっています。
しかし、多額の資産の引き出しは60歳までとなっており、運用期間中などの手数料がかかりますので、チェックが必要です。
投資信託を積み立てる積立NISA
ここ数年耳にするNISA。
少額投資非課税制度の通称名です。
NISA口座を開設し投資信託を購入します。
投資信託で得た利益は税金がかかりますが、NISA口座で利益を運用すれば、配当金や分配金の利益が非課税となります。
「つみたてNISA」の場合、年間投資額が最高40万円までとなり、その範囲の投資額を毎月定額にし、最大年数20年間積み立てするというもの。
こちらの売却益、分配金の利益は20年間非課税のため、利益に税金がかからずそのまま戻ってくるのはとてもお得です。
生命保険会社の保険
生命保険で資産運用のイメージが湧きにくいですが、積み立て式で元本保証がついている生命保険も資産運用に活用できます。
ほかの資産運用と比べると利率もかなり高めになっています。
貯蓄型保険は、満期時に解約すれば返戻金が戻ってくるシステムで、ある生命保険で終身保険で契約した場合、30年積み立し返戻金率が100%超えるものもあります。
一生保証が付くという終身保険は、満期が5年、10年と長期ですが途中解約は損することが多いようです。
月々の保険料は高めですが、いざというときに保険が下りたり、貯蓄型保険は生命保険控除の対象にもなっています。
自分で運用管理するのが苦手という人にもおすすめです。
自分に合った資産運用の選び方
運用初心者なら、なにから始めるかをじっくり選びたいものです。
選ぶポイントがいくつかありますのでチェックしていきましょう。
誰が資産運用をするのかで選ぶ
誰を主体として運用するのかも、資産を増やすための大きな要素となります。
株価の動向などを自分でチェックしながら運用する株式投資、あるいは専門のコンシェルジュに相談しながら運用する投資信託や保険会社、または投資のプロに預けるなどさまざまです。
自分で運用するとなれば、常に株価の動向をチェックし売買を見極めなければなりません。
また、コンシェルジュに相談、投資のプロに預ける場合でも、社会情勢の情報を取り入れ運用を見極める能力も必要になるでしょう。
リスクとリターンで選ぶ
どのサービスで運用をするにも、リスクは付きもの。
値動きの幅も一定ではありません。
大きな収益を望む場合は、ハイリスクで大きな資産を費やし、コツコツ収益を得たいのであれば、小さなリスクで少しのリターンになるということです。
どんな形の収益を求めているのかということも、自分に問いかける必要があります。
しかし、一気にハイリターンが欲しいからと、しっかりと情報を得ないままハイリスクのサービスを受けようとするのは避けたほうがよいでしょう。
短期運用か長期運用かで選ぶ
「卵を一つのかごに盛るな」という言葉があるように、資産を数種類に分けながら頻繁に売買を繰り返し殖やすのか、長期型で10年超の長い期間で殖やすのかも慎重に選びたいポイントになります。
こちらもハイリターンのサービスは短期型も多く、ローリスクは長期型と特徴が分かれています。
どちらを選ぶにしても、大切なのは「仮に損をしても自分で立て直すことができる資産の見込みがある」こと。
無理のない運用が大切です。
資産運用する前に心しておくべきこと
資産をどう増やしていくかの最終的な決断は、すべて自分でしなければなりません。
大切なお金で失敗しないために心構えが必要です。
運用は自己責任で決めること
収益がハイリターンのもの、損失がローリスクのもの、どの運用サービスにもそれぞれのメリット・デメリットを自分で見極めるようにしていきましょう。
そもそも資産運用の基本概念は、リスクとリターンのバランスを取り、危険を最小限に抑えながら資産を増やしていくという前提があります。
その概念を自分にしっかり取り入れ実行する、完全な自己責任の世界なのです。
余剰資金を運用すること
余剰資金とは、本来運用に使用せずともよいお金のことです。
資産を増やしたいとなれば、この余剰資金を運用することがおすすめといわれています。
しかし、使う目的がある資金には手を付けないことがベター。
さらに余剰資金を確実に増やしてくという考え方と目的がある場合、長期型でローリスクの最低でも5~10年は運用できる資金を投入することがよいでしょう。
資産運用を学ぶ方法
資産運用の知識は、初心者でもある程度知っておいたほうがよいでしょう。
初心者向けの運用の書籍やセミナーなどに参加しながら勉強できます。
資産運用に関する本や雑誌を読む
資産運用をはじめる一歩として、運用に関する本や雑誌、書籍を読むこともおすすめです。
雑誌は、雑誌ならではの運用に関する情報も多いのです。
運用を始めたばかりの初心者にとって、解りやすい情報が多いのも雑誌の特徴。
ある程度運用サービスが決まった際は、インターネットの初心者向けサイトで、プロの投資家が執筆している「始める前に読んでおきたい資産運用の本」などが紹介されています。
セミナーや勉強会に参加する
運用サービスを発売している金融機関などが頻繁に、資産運用のセミナーや勉強会を開催しています。
最近では2018年1月に、資産運用セミナーが東京ビックサイトにて大規模に開催されたばかりです。
金融、不動産を始め合計4種類の運用別に分けてセミナーががおこなわれました。
セミナーや勉強会の参加時に注意したいのは、申し込みをした際、電話やメールアドレスなどの情報が詐欺などに利用されることがあるという点です。
詐欺に利用される商品はハイリスク、ハイリターンのものが多めです。
手口として「老後のため」「誰でも儲かる」といった言葉を発することが多く、騙されないように十分注意しましょう。
資産運用に役立つ資格を取る
運用に役立つ資格の勉強をするというのも、知識を得ることの一つです。
運用に関わる資格として、保険運用などライフプランを考えるFPとよばるファイナンシャルプランナー、また株式投資や投資信託などの損益の計算を内容に含む日商簿記、年金の運用、管理を専門としておこなえるDCプランナーがあげられます。
どちらも勉強が難しい資格ではありますが、運用収益の計算や情報なども含まれており、運用のノウハウを知るために勉強しておいて損はないでしょう。
資産運用のブログを読む
プロの投資家、FP、などの資産運用のブログ記事も読むこともおすすめです。
成功者のブログを参考にし、運用するうえでの心構え、成功する秘訣や失敗談なども数多く載せられています。
また専業主婦が運用をおこなっているブログもよいでしょう。
家計のやり繰りの一つとして資産運用をしているため、主婦ならではの視点で細かいところまで目が届いているポイントが満載。
初心者にもわかりやすい内容になっています。
わからないことは資産運用のプロに相談
資産運用のプロといっても、金融機関のコンシェルジュや営業などは、自社の製品を販売するために存在しています。
商品を自分で調べ、サービスを決めているなら販売している窓口に直接行くこともよいでしょう。
しかしあまり分かっていない状況で行き、営業マンの口車に乗らないように注意です。
相談するのに一番よいのは町のファイナンシャルプランナーといわれています。
相談料を払う形になるところもありますが、運用の知識は豊富。
商品を売る人ではないため、親切に対応してくれます。
インサイダー取引に注意
上場株式会社の内部の重要事項を、株の利益目的で正式発表する前に情報を入手し、株価上昇の前に購入し利益を得ることをインサイダー取引といいます。
こちらは、法律で禁止されている取引です。
仮に、運用商品を販売している営業マンが、自分の会社で購入してほしいと持ち掛ける可能性もあるので注意が必要です。
知っておきたいリーマンショック
2008年にアメリカの大手証券会社リーマンブラザーズが破綻し、その影響は未だに続いています。
破綻の大きな原因として、低所得者に住宅ローンをすすめた「サブプライムローン」の不履行です。
さらに低所得者の住宅ローンの一部を資産として定め、それを担保にした金融商品CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)の下落とされています。
負債総額は日本円にして、約64億円。
アメリカ最大の負債となっています。
サブプライムローンとは
低所得者のことをサブプライムといい、この層が住宅ローンを組んだ際によばれていた名前がサブプライムローン。
リーマンショックがおこる以前は、この層が住む土地の価格が上昇し、格付け会社も高い評価をだしていたそうです。
それに目をつけたリーマンブラザーズや、ほかの証券会社が商品化したのです。
破綻の大きな原因となったCDS
CDSはクレジット・デフォルト・スワップの略称名。
サブプライムローンのシステムから資産を引きだし、それを担保としてCDS担保債務証券が販売されました。
発売当初は利回りがよく、世界中に発売されましたが、土地価格が下落し、サブプライムローンが不履行になると共にCDSも価値がさがり、ハイリスクが世界中に大きく広がっていきました。
初心者におすすめの資産運用を学ぶ本
「わかりやすい内容」と評判の、投資初心者向けの書籍がいくつかあります。
高橋書店 いちばんカンタン!資産運用の超入門書
「そもそも投資できるお金を持っていない」「資産運用がわからない」という人向けの入門書的な本です。
少額からお金を増やせる方法をとてもわかりやすく書いてある一冊。
基本的な株式、投資信託などの仕組みがわかりやすく解説してあります。
資産運用をまったく知らなかった人でも、この本を読み終わり、10円、100円でもお金を貯めるのが楽しくなってきたと評判の声もあります。
代表的な資産運用をそれぞれわかりやすく解説しており、初心者に合ったケーススタディなども学べます。
ポイントを押さえれば運用は怖くなくなるというアピールもあります。
文響社 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
資産運用初心者の著者が、専門家にお金の運用の仕方を聞いていくという形式になっています。
「お金をどうしたらいいの?」を始めとする、誰もが考えるとても素朴な疑問にも丁寧に答えてくれています。
また、資産運用は金融窓口に行かなくても、3つのサービスをを押さえるだけで十分という興味深い内容や、どう増やしていくかというお金に関する全般の内容が記載。
インタビュー形式なため、初心者ならではの質問、専門家の応答がコミカルで楽しく読めると評判です。
KADOKAWA コミックでわかる 20代から1500万円!積み立て投資でお金をふやす
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リスクを理解してじょうずな資産運用をしよう
運用をしながらお金を増やすということは、多少のリスクが付いてくることが当然あります。
そのリスクを極力抑えながら、自分または夫婦のライフスタイルに合った運用をしたいものです。
国内の経済状況や、海外の情勢まで幅広く知識を得る努力もしなければ、納得できる運用は難しいのです。
しかし、資産運用はギャンブルではなく、プロに運用を相談したり自分たちで知識を高めながらお金を増やすことができるのです。
運用の情報を活用し、賢くじょうずに資産運用をおこなっていきましょう。
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