学資保険のメリットを理解して、家庭にあった保険に入ろう

March, 05, 2018

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学資保険へ加入することの利点

子どもの進学資金を貯蓄するための学資保険

子どもの将来のために学資保険を考えたい人は多くいらっしゃいます。
進学資金として自分で貯金していくのも、使ってしまう可能性が出てしまい、なかなか難しいものです。

学資保険は、商品が多くあるので選ぶのが大変だと思いますが、現在の契約者の年齢や子どもの年齢なども踏まえて、家庭にあった学資保険を選んでいきましょう。

学資保険に加入するメリット

貯金するよりも貯蓄性が高い

返戻率が103%程度になっているので、貯金よりも貯蓄性が高いです。
子どもの学資金として、貯金しておいても良いですが、自分でコツコツと貯めていくのでは、途中で使ってしまって、いざ一番お金のかかる大学に行かせるときなどにお金がないなんてことがあるかもしれません。

年齢によってお祝い金が払われるなど、保険の詳細を理解し、しっかりと選ぶことによって、子どもの学資金を必要なときに使える環境にすることができます。
貯金が苦手な場合などは大変便利です。
貯金の中でも、何のための貯金なのか種類を変えて行うと、管理が大変なこともあるので、学資保険を利用することもおすすめ。

控除を受けることができる

学資保険の保険料は所得控除の対象となるので、今よりも税金が安くなる可能性が。
目安として、年収が300~400万円程度の人で、年間5,000円ほどですので、少ないと思う方もいらっしゃるかと思いますが、学資保険は長期の契約になるので、18年間なら約9万円にもなります。

ほかにも盗難や災害などの被害を受けた場合に受けられる控除や、医療費がたくさんかかったときの控除など、税金の控除は種類がいろいろ。
学資保険については、生命保険控除という種類の控除です。

生命保険料控除は払い込んだ保険料に対して、一定の金額がその年の所得から差し引かれ、所得税や住民税などの税金の負担が軽減される制度。
給与など所得に一定の税率をかけて所得税の金額が決まるため、所得控除により課税所得が下がることによって所得税と住民税が軽減されます。

親が死亡した場合の保証がある

契約者であり支払っている立場の方で、大抵は親になると思いますが、契約者が死亡した場合に、死亡以降の保険料が免除になり、満期を迎えたら満期金も契約当初のものをそのままもらえる制度があります。
ほとんどの学資保険に付属していますが、念のため確認しておきましょう。

親の年齢が高く、子どもが大学に行くときなどに死亡するリスクがあるなどの心配や、事故や思いもよらない死亡によって、子どもにお金を少しでも残したい場合は、この保証をしっかりと使うとよいでしょう。
あまりリスクの部分を気にしない場合は、つけなくても良いかもしれませんが、つけておいて損はない保証です。

出生前の加入で保険料が安くなる

学資保険は、妊娠中である出生前140日から加入することができます。
支払期間が最も長くなるので、分割すると月々の保険料が安くなります。
また、出生前の時点で加入しておくことで、契約者の年齢も若いため、その点でも学資保険が安くなるのです。

学資保険にかかわらず、どの保険もそうですが、年齢が若ければ若いほど安くなります。
そのため、夫婦で年の差婚などで差がある場合は、若い方を契約者にすると保険料自体は安くなるのです。
会社によって、控除が出る場合などは、どちらが払ったほうが良いのかを見極めて払うようにしましょう。

全期前納で返戻率がアップ

前期前納というのは、全体でかかる保険料を最初に払ってしまう制度です。
最初に払うことで、払い戻し率が上がるので、最も特になります。
万が一途中で解約する場合、年払いなどの制度よりも、日にちまで分割して払い戻してくれるので、どの支払方法よりもお得です。

前期全能の場合、保険会社が一旦お金をストックして毎年の保険料を代理で払ってくれるシステムなので、所得控除や住民税の控除も受けることができます。
一時払いなどは、その年でしか控除を受けられない場合などもあるため、必ず確認しましょう。

学資保険に加入するデメリット

途中で解約した場合元本割れするリスクがある

学資保険は、最低でも8年は払い続けないと元本割れするリスクが。
元々、学資保険のほとんどは契約してから15年から18年後には10%前後増えるように設計されています。
途中で学資保険を解約すると、この本来増えるはずだった分が入ってこなくなるのです。

学資保険料を払うのが大変になってしまった場合、何か払い続けられる方法を考えましょう。
せっかく子どものために入った学資保険も途中でやめてしまったらもったいないです。
一時的なお金がない状態なら、一時的にお金を借りたり、節約できるところがないかを家計の見直しをしてみましょう。

インフレのリスクがある

インフレとは、インフレーションの略で、物やサービスの価格、つまり物価が上昇すること。
インフレが学資保険に与える影響は、学資保険が固定金利だからです。
学資保険は、支払い保険料と満期金が契約時点で固定され、変動することはありません。

そのため、今の時点で大学入学資金は300万円あれば十分という算段で計画を立てていても、18年後には物価とともに学費水準も上がり、大学入学資金は400万円必要という時代になっている可能性があるのです。
そのときに金利も上がっていて、変動金利の商品を契約していれば、上がった金利の恩恵を受けて元金が増える可能性もあります。

固定金利の学資保険の場合は、仮に世の中の金利水準が上がったとしても契約時の金利のままのため、それが学資保険のデメリットになる可能性があるのです。

保険会社が倒産した場合の元本保証がない

契約途中で、保険会社が倒産してしまった場合、元本の保証がありません。
最大で保障は9割まで保証されますが、保険会社が倒産してしまって、雲隠れ状態になってしまったりすることがあれば、返って来るお金も減ってしまう可能性もあります。

そのため、保険を選ぶときは、大手の企業が出している学資保険や、外資系の保険でも大きな会社を選ぶなど、保険の商品を出している大元の会社のことを最初に調べておきましょう。
不安が残る会社の商品は契約しないようにするなど注意が必要です。

貯蓄性のメリットに優れた学資保険

かんぽ生命 はじめのかんぽ

【参照リンク:http://www.jp-life.japanpost.jp/products/lineup/gaksi/prd_lu_gks_index.html

一般的な学資保険は、7歳までなどのものが多いですが、はじめてのかんぽは、子どもの加入年齢が長めで、12歳まであります。
怪我や入院などが起きた場合に日額4500円を保証してくれるものや、医療保障をつけられるなど、保証が厚いです。

体が弱いなどのことがある場合は、はじめてのかんぽを検討してみてもよいでしょう。

ソニー生命 学資保険

【参照リンク:http://www.sonylife.co.jp/gakushi/

ソニー生命の学資保険は、返戻率110%です。
学資金を、米ドルで備えることができる、ソニー生命の米ドル建養老保険(無配当)学資プランというものもあります。
円建の保険や金融資産と組み合わせることによって、バランスよく学資金を準備することが可能です。

進学時の学資金の他、留学やロングステイ、海外旅行などさまざまな用途に使うことができ、保険料は円で払い込み、保険金や解約返戻金等の受け取りを円換算支払い特約を付加することで、円または米ドルのどちらかを選択することができます。

第一生命 Mickey

【参照リンク:http://www.dai-ichi-life.co.jp/examine/lineup/products/kodomo_mickey/

第一生命の学資保険は、返戻率102%。
大学進学にかかる教育資金を準備できる保険です。
契約者がもしものときも、保険料払込の免除保障と育英年金の2つのしくみで、教育資金を準備できるようになっていて、18歳までに受け取るものと、22歳までに受け取るものの2つがあります。

学資保険は子どものことを考えて加入しよう

学資保険は、子どもがどのような将来設計をしていくかによって、受け取るプランや保証内容を変えていく必要があります。
そのため、家族でよく話し合って決めましょう。
学資保険の中でも、払い戻し率はほとんど変わりませんが、内容が違うものが多いです。

契約者の方が入っている保険会社で入ることで保険料が安くなる場合もあるので、その点も踏まえて選んでいきましょう。

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