こんにちは。
川畑です。
なぜNISAや、つみたてNISA、iDeCoのような、運用益が非課税になる
制度ができたのでしようか?
とくに「つみてたNISA」は金融庁が積立できる投資信託を
厳選して、はじめて投資をする人でも失敗ないように
制度を作っています。
つまり、預貯金だけでなく
「投資を家計に取り入れる」ことは必須だからです。
30年くらい前は、元本保証の定期預金や
貯蓄性のある保険でお金を増やすことはできました。
ところが今は、金利も下がってしまい元本保証の金融商品では
お金は増えません。
デフレ経済と言っても、首都圏の家賃や大学費用は
バブル時代から値下がりすることなく
少しずつですが、上昇しています。
物価は少しですが上がっています。
そして、お給料はバブル時代から下がっています。
お金を増やすには、下記の3つしかありません。
・収入を増やす
・支出を減らす
・運用する
この3つ全てをしないと、お金は増えません。
副業をして収入を増やすことや節約して支出を減らすことは
やっている方は多いと思います。
「運用」というと、手が止まってしまいます。
投資をしていない人ほど、投資をすれば大きく儲かる
または、失敗して大きく損をする
そんなふうに思っています。
運用とは、大きく増やすものでも
大きく損をするものでもありません。
年利10%前後で増やすことなんです。
10%増えるということは、1万円を1年で1万1000円に
増やすこと。
10%減るということは、1万円を1年で9000円に減らすこと。
1万円だと、たった1000円です。
ただ、これを継続的に続けていくと増えていきます。
ポイントは、値下がりする期間が短くて
基本的に右肩上がりの資産に投資することです。
値下がりする期間が短ければ、資産は増えますよね!
そう考えると、投資は博打でもギャンブルでもなく
コツコツと続けることで確実にお金を増やすものだと
理解できますね。
つみたてNISAは購入時の手数料がなく、
運用している間も手数料が少ないタイプを厳選しています。
さらに、毎月分配型の投資信託もありません。
つまり、何も調べなくても手数料が比較的安価で
分配金を受け取ってしまって複利効果がなくなる心配のない
初心者でも安心して取り組める制度なのです。
ただし、積立投資信託も完璧な手法ではありません。
下がり続けている投資信託や
いったん上がって、下がってしまう「へ」の字の
ような投資信託を選んでしまっては、
マイナスになってしまう可能性もあります。
しっかり知識をつけて運用できるようになりましょうね。
まずは、国の制度を満額使い切ること。
節税もしないと、もったいないですよ。