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【セディナカード審査大解説】審査の仕組みや審査落ちを防ぐコツとは

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セディナカードの審査通過の仕組みとは

セディナカードを発行してもらう前に審査があります。
所得が少ないと審査に通るかどうかが不安ですね。
ではセディナカードの審査とは、どのような仕組みで動いているのか、どうすれば審査を通過できるのかなど、セディナカードの審査に焦点をあてて説明します。
審査に落ちないようにするためのコツも合わせて紹介するので、申し込む前にポイントをおさえておきましょう。

セディナカードについて

セディナカードは、買物だけでなく、公共料金の支払いや税金、保険、ブライダルや病院の支払い、引っ越しの支払い、定期券購入など、様々な支払いができる優秀なカードです。
セディナポイントモールからショップで買い物をすれば、ポイントが最大20倍もつくのでお得に買い物ができます。

チケットセディナでは、各種チケットを取扱っているので、宝塚のセデイナ貸切公演もクレジットカード払いで楽しめます。
セデイナカードに申し込む前に、セディナクレジット会社やセデイナカードの概要、カードの特徴をつかみましょう。

発行会社はSMBCグループのセディナ

セディナカードの発行会社は、複合金融グループSMBCのセディナです。
セディナは、三井住友銀行グループともつながりを持っていて、カード事業の他に学費ローンやオートローンなどの信販事業、集金代行やコンビニ収納代行などのソリューション事業を行う企業です。

ブランドは3種類

セディナカードの国際ブランドは、JCB、VISA、Master Cardの3種類を選ぶことができます。
一番世界で利用されているブランドはVISAで日本でも75%の人が利用しています。
会員数はVISAより少ないですが、Master Cardも世界で加盟店数が多いブランドです。

JCBは国内ならば加盟店も多いですが、海外では他の2つのブランドと比べて少ないことが難点です。
ただ、海外サポートやサービス面には定評があり、海外でも日本語で相談を受けつけています。

セディナカードには種類がある

スタンダードなセデイナカードは年会費無料で、セブンイレブンで利用するとポイントが3倍にたまります。
本人会員だけでなく家族会員も年会費無料で利用できます。

ただ、セディナカードには、セディナカードクラシックやセディナゴールドカード、セディナカードjiyu!da!、セディナカードファーストなどがあり、それぞれのカードによって年会費等も異なります。

申込は18歳から可能

セディナクレジットカードの申し込みは、18歳以上から可能で、主婦や大学生、専門学校生、職業がアルバイトでも申し込みが可能ですが、18歳でも高校生は不可です。
ただ、未成年の場合は親権者の連帯保証が必要です。

クレジットカードを申し込むにあたって、本人と電話連絡を取れることが条件です。
審査のときに不明点等があれば、その電話番号に電話がかかります。

セディナカード発行審査の仕組みと特徴について

セディナの審査は甘いという声もありますが、前に比べて審査が厳しくなっているようです。
審査には、セディナが属している信用情報機関にあるクレジットカードやローン履歴などを含めて審査を行っています。
審査システムが個人情報を得てセディナカードを発行する前の審査の仕組みや特徴について、審査にかかる時間、審査基準、信販系のクレジットカードは一般の審査より厳しいのか、審査システムの特徴などからみてみましょう。

審査は最短1日で終了

セディナカードの審査にかかる時間は人によって異なり、最短1日で済む場合もあれば1週間ほどかかることもあります。
もし、審査に1週間ほどかかる場合は、セディナカードは2週間ほどで受け取れます。

セデイナカードの別の種類のクレジットカードを持っている場合は、あらかじめ審査を通過した信用情報があるので審査期間が短いことが多いようです。
カードが自宅に到着したら、「カード受取確認書兼会員規約同意書」の返送が必要です。
返送を忘れると解約される可能性があるので注意が必要です。

審査基準について公式の情報はない

審査に関して、公式ページでは「なお、審査結果は郵送にてご回答させていただきます。」
とあるだけで、審査基準についての説明はありません。
ただ、セデイナカードの発行条件には、高校生を除く18歳以上であること、電話連絡が可能な方とあるので、それは必ずクリアする必要があります。

審査に落ちたケースから審査基準には、年齢と電話連絡ができること以外に、直近24回の支払いの遅延がないこと、消費者金融やカードローン、クレジットカードなど多重申し込みをしないなどの審査基準がみえてきます。

セディナはCICとJICCの信用情報機関に加入している

クレジットカードの信用情報機関は、銀行系のKBC(全国銀行情報センター)、クレジットカード会社系はCIC(指定信用商法機関)、消費者金融系はJICC(日本信用情報機関)の情報機関で審査を行います。
セディナはCICとJICCの信用機関に加入しています。

そのため、クレジットヒストリーから、過去10年以内のクレジット利用状況やローンの利用状況、または自己破産などの記録を調べてそれが審査のときに見られます。
もし、クレジットやローンの返済が延滞したり、強制解約があったり、自己破産などの履歴があれば審査落ちの可能性が高くなります。

審査システムIBISを使用した審査がなされているようだ

IBISとは、アイビスと呼ばれ他のクレジットカード会社の機械審査システムと異なります。
そのため、他のカード会社の審査で落ちてもセディナの審査は通る場合があります。

一般のカード会社の審査では、その人の職業や収入、勤続年数、居住年数、利用履歴などを重視してスコアをつけ、それを審査基準にしています。
しかし、セディナカードの場合は、独自の審査システムを持っていてスコアの基準が異なります。

IBISは法改正によりアップデートされている

セディナの審査システムIBISは法改正によりアップデートされているので、法改正以前には審査に通った場合でも、それよりも審査が厳しくなっているという情報があります。

一度、カードでブラックになった場合は個人情報やクレジットやローンの利用履歴が個人信用情報として残るので審査に通ることが難しいです。
ブラックリストは金融事故として残され、5~10年は記録として残ります。

IBISは優良顧客を重視する

セディナの審査は、他のカード会社の審査基準と異なるので、収入が低い場合でもセディナカードを利用する回数が多いと見込まれる顧客を優先しています。
逆にスコアが高い場合でも、セディナの審査で優良顧客とみなされない場合は審査に落ちる可能性があります。

なぜかというと、カードで顧客が加盟店でショッピングをすると、手数料がショップからセディナへ入ります。
カード会社はよく利用する優良顧客だと手数料の収益が増えるので、優良顧客をたくさん抱えたいので、収入が低い若者や主婦は優良顧客と見込まれる可能性が高く審査に通りやすくなります。

必ずしも本人確認の電話がかかってくるわけではない

申し込むとセディナの審査機関から本人確認の電話がかかってきます。
必ずしも本人確認の電話がかかるわけではないのですが、申し込みに電話連絡が可能との条件があるので、本人確認の電話が違っていたり、電話に出ることができない場合は審査に落ちることもあるので注意が必要です。

審査状況の確認が出来る

セディナの審査状況は、セディナ公式ホームページの審査状況確認のページにある申込番号と生年月日、電話番号を入力すると確認することができます。
審査状況では、「ただいま審査中です」と表示されますが、申し込み後、しばらくたってから「審査に時間がかかります」に変更されることがあります。

審査が終ると結果が表示されます。
審査に通過した場合は「審査が完了しました」と表示され、審査に落ちた場合は「審査結果につきましては」という表示がでます。

セディナカード発行審査の審査落ちを防ぐコツについて

セデイナカードを発行してもらう際には審査がありますが、審査に通るためにはいくつかのコツがあります。
セディナは独自の審査方法なので、他のクレジットカード会社と少し異なります。

けれども、ほとんどのクレジット会社の審査では、信用履歴がクリーンなこと、クレジットカードの多重申し込みをしていないこと、電話連絡がとれること、キャッシングは最低限にすることなどが審査に通過するコツです。
それらを審査の前にきちっとして、優良顧客だとアピールすることで審査に通過しやすくなります。

信用情報機関の履歴がクリーンな時に申し込む

信用情報機関の履歴がクリーンでないと審査に落ちる可能性が高いです。
上記で述べたように遅延履歴や延滞金履歴は最長5年、自己破産などは最長10年は記録が消えないので、なるべくそのような記録を作らない必要があります。

もし、クレジットヒストリーにそのような履歴が残っているなら、それが消えてから申し込まないと審査に通過することは困難です。

クレジットカード発行申し込みを複数しない

クレジットカードの発行申し込みを短期間に複数すると個人信用情報機関に6か月間残ります。
クレジットカードを複数登録することで、申し込みブラックとしてみなされ、審査に通りにくくなります。

セディナの審査を通過するためには、申し込み前の6か月間はクレジットカードを申し込まないでおきましょう。
その方が審査のときにセディナカードを使ってくれる可能性があると見なされ、審査に通りやすくなります。

本人確認や在籍確認は確実に行う

申し込む際の電話番号は間違えないように記入します。
当然ながら、電話での本人確認や勤務先への在籍確認を確実にできるようにしておかないと審査に通過しないからです。
電話を取れなかった場合は、折り返しかけなおしましょう。

また、セディナは勤務先への在籍確認を重視しているので、勤務先へ「電話があるかもしれない」と話しておいた方が勤務先も理解して電話をうけられます。

キャッシング利用を申し込まない

キャッシング枠は0にして申し込んだ方が、延滞のリスクが低いと考えられるため、セディナの審査に通りやすいです。
収入面が安定せず、審査通過に不安を覚えるなら、申し込み時のキャッシング枠を0にして試してみるといいでしょう。

取得したセディナカードでコツコツとクレジットヒストリーを積んでいれば、のちにキャッシング枠を増やせます。

その他のセディナカード審査について

セディナカードの中でも審査の度合いが違います。
審査に通りやすいセディナカードについてみてみましょう。
また、発行時以外の審査についても注意が必要です。

セディナカードjiyu!da!は審査に通過しやすいという情報もある

セデイナカードの中でも審査が甘いとされているカードはセディナカードjiyu!da!です。
jiyu!da!はリボ払い専用のカードで、月々の支払いを5,000円などと設定して支払います。
一括支払いと違い、リボ払いは月々の支払いが抑えられるため収入が少ないなら、毎月の支払いが少ないので助かります。

ただ、リボ払いの場合は手数料がかかるので、結果的には購入額よりかなり高くなります。
セディナ側は、利用者を増やすことで手数料で収益をあげられます。
そのため、セディナカードjiyu!da!の審査は通過しやすいという傾向にあります。

利用限度額引き上げ審査もカード発行審査と同じ点に気を付ける

利用履歴にキャッシングやショッピングの支払の遅延が多いとか、在籍確認ができないなどの履歴が残っていると、利用限度額が引きあげがなされません。
そのため、支払いの遅延がなく、在籍確認ができるようにしておく必要があります。

限度額引き上げをしたい場合も、カード発行審査と同じ点に注意して、クリーンな履歴にしておくことが大切です。

カードローンの審査も返済能力がしっかりとチェックされる

カードローンを受けたい場合の審査は、厳しいチェックが入ります。
本人に返済能力があるかどうかを調べて、それに通らないとカードローンの審査は通りません。
同じように返済履歴の中に遅延がないようにする必要があります。

また、カードの利用状況で、他社から借入額があっても無理なく返済できていることや収入が安定していることも審査でチェックされます。

セディナカードの審査についての情報を活かして審査通過を目指したい

セディナの審査は、IBISと呼ばれる独自の審査システムで、優良顧客になると思われる人を優遇しています。
セディナの審査を通過するコツは、他のカードを申し込まないことや信用機関の履歴をクリーンにすること、在籍確認と本人確認が確実に取れることなどです。
セディナの審査情報を活かすことで、より審査が通過しやすくセディナカードの取得ができます。