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得するのはドコモユーザーだけじゃないdカードの魅力
黄色のかわいいインコ(ポインコ)のCMでお馴染みのdカード。
このdカードは、携帯会社で有名なドコモから発行されているクレジットカードです。
スーパーやコンビニなど、毎日のお買物や公共料金の支払などをdカードで決済し、dカードの提示をすることでdポイントと呼ばれるポイントが貯まります。
dカード特約店やdポイント加盟店なども数多く存在するので、ドコモユーザーの方はもちろん、ドコモユーザー以外の方でもdカードを使用して、dポイントをお得に貯めることができ、貯めたdポイントもお手軽に使うことができます。
この記事では、そんなdカードの魅力について迫っていきます。
dカードの種類
dカードには様々な種類のカードがあります。
カードの種類によって使い方の用途や特典も変わってきますので、それらのカードをここでは見ていきましょう。
18歳以上が作れるdカード
ドコモの「dカード」と呼ばれるクレジットカードが一般的によく知られていますが、こちらのカードはドコモユーザー以外の方でも作れるカードです。
入会条件としては、個人名義であること(法人名義では申込み不可)、満18歳以上(学生は除く)で安定した継続収入があること、本人名義の口座を支払い口座として設定すること、その他ドコモが定める条件を満たすこと、となっています。
年会費の方ですが、初年度は無料となっています。
2年目以降は前年度に1回もショッピングサービスの利用(携帯電話利用代金支払いやETC・iDショッピングの利用を含む)がなかった場合、1,250円(税抜)がかかります(家族会員は400円(税抜))。
キャッシングの利用は、年会費無料の条件にならないので注意が必要です。
dカードの特典としては、「ドコモユーザーの方以外でもだれでもdポイントが1%たまる」「ローソンでは最大5%おとくになる」「ドコモユーザーならケータイ・通信料がおとくになる」といった点です。
【参考:https://d-card.jp/st/abouts/d-cardapply.html】
年会費が発生するdカードGOLD
dカードに更なる特典が付随された「dカードGOLD」がありますが、こちらのカードはドコモユーザーでないと作れません。
入会条件としては、個人名義であること(法人名義では申込み不可)、満20歳以上(学生は除く)で安定した継続収入があること、本人名義の口座を支払い口座として設定すること、その他ドコモが定める条件を満たすこと、となっています。
dカードとの違いとして、契約年齢が18歳から20歳になっている点です。
気になる年会費の方ですが、10,000円(税抜)がかかり、家族会員は1枚目まで年会費無料で、2枚目以降は1,000円(税抜)となっています。
dカードと比べるとdカードGOLDの年会費は高いように思えますが、dカードには無い様々な特典として、「空港ラウンジ利用」「VJデスク」「海外旅行保険」「dカード GOLD年間ご利用額特典」「dポイントクラブご優待」などがあります。
【参考:https://d-card.jp/st/abouts/d-cardgoldapply.html】
おサイフケータイのdカードmini
dカード miniは、電子マネー「iD」が簡単につかえるサービスで、ドコモの機種のみが使えるおサイフケータイです。
利用条件としては、携帯電話ご契約名義が「個人名義」であること(法人名義では申込み不可)、中学生以上の携帯電話契約であること(未成年者は親権者の同意が必要)、iモードまたはspモード契約を申込みしていること、ドコモのおサイフケータイを利用していること、となっています。
年会費は初年度無料だけでなく、ずっと無料なので気軽に利用できます。
ショッピングの利用200円で1ポイントがたまり、また加盟店での利用の際にdポイントカードも提示すればさらにdポイントがたまります。
【参考:https://d-card.jp/st/abouts/d-cardminiapply.html】
ドコモユーザーが使用できるdカードプリペイド
dカードプリペイドは、ドコモユーザーが使用できるお手軽なプリペイドカードです。
利用条件としては、特別な審査は不要で、12歳以上(中学生以上)なら誰でも簡単に作れます。
WEBですぐに申込みができますが、「dアカウント」が必要となります。
年会費はもちろん無料となっており、カード残高上限額は30万円となっており、プリペイドカードでの決済でdポイントも貯められます。
【参考:https://d-card.jp/prepaid/】
多くの店舗で利用できる
低年齢(12歳以上)から使用可能ということもあり、dポイント加盟店でなくても多くのお店でも使えるので、お手軽に利用できるのがメリットと言えるでしょう。
還元率が0.5%
dカードプリペイドのポイント付与は200円あたり1ポイント(還元率0.5%)となっており、dカード(クレジットカード)のポイント付与は100円あたり1ポイント(還元率1%)となっています。
なので、18歳以上の社会人の方は、18歳以上で入会可能なdカードを利用したほうがお得となるでしょう。
ドコモユーザーでなくても利用できるdポイントカード
dポイントカードは、ドコモショップ、ローソン、マクドナルドなどで入手可能で、ドコモユーザーではなくとも誰でも使えるお手軽なカードです。
dポイントカードはその場で登録などは必要ないので、誰でも簡単に入手することができます。
ただし、dポイントカードを利用していく際には、「dポイントクラブ」に登録が必要になりますので、dポイントを利用する時には必ず事前に登録しておきましょう。
利用条件としては、年齢制限はなしで全年齢利用可能で、審査もありません。
年会費も一切かからずに無料となっています。
【参考:https://d-card.jp/st/abouts/d-pointcard.html】
カードを提示すればポイントが貯まる
クレジットで決済しなくても、お買い物の際に提示するだけで手軽にdポイントが貯まります。
dポイント加盟店でカードを提示すれば100円につき1ポイント貯まり、ローソン、マクドナルド、タワーレコード、カラオケビックエコーなどの加盟店で利用可能です。
また、店舗によってはポイント3倍などのキャンペーンをおこなっている所もあるので有効活用するとよいでしょう。
電子マネーが使用できない
電子マネー「iD」の使用ができず、特約店をほとんど利用しない方にとってはメリットが少ないかもしれません。
また、dポイントクラブに登録しないとポイント交換ができないので、ライト層向けのカードにしては少々煩わしい部分があるとも言えます。
誰でもお手軽に入手できるポイントカードという点がメリットでしょうか。
dカードとdカードGOLDの違い
ドコモが発行しているカードには色々な種類がありましたが、その中でも代表的なカードであるdカードとdカードGOLDの違いについて見ていきましょう。
携帯料金が安い人向け
dカードはドコモ利用者以外の人でも作れるクレジットカードなので、ドコモを利用しない人やドコモの携帯料金が安めの人に向いているカードと言えるでしょう。
月額9000円以上の人に有利
dカードGOLDはうまく使うとドコモの携帯料金を劇的に安くすることができるクレジットカードで、ドコモユーザーで月額9000円以上の人におすすめです。
dカードGOLD最大の保有メリットは、ドコモの携帯電話料金が実質10%オフになるという点で、月に9000円利用すれば年間で10,800円となり、108,00ものdポイントがたまり、dカードGOLDの年会費10,000円を超えるのでお得になります。
お買物あんしん保険
お買物あんしん保険とは、dカードもしくはdカードGOLDで購入した品物が、万一に盗難、破損などの偶発的な事故によって損害を受けた際に、購入日から起算して90日間まで補償するサービスのことです。
保険を受けれる対象者は、dカード、dカードGOLDの本人会員及び家族会員となっています。
補償金額は、dカード会員の方が年間100万円、dカードGOLD会員の方が年間300万円となっています。
また、自己負担額として1事故あたり3,000円は共通となっています。
【参考:https://d-card.jp/st/services/benefits/shopping.html】
ケータイ補償の内容が違う
ケータイ補償とは、dカードで利用中の携帯電話端末が、購入から1年以内に偶然の事故により紛失・盗難または修理不能(水濡れ・全損など)となってしまい、新たに同一機種・同一カラーの携帯電話端末をドコモショップでdカードにて購入した場合に、購入費用の一部をサポートするサービスです。
対象となる会員は、dカード、dカード GOLDの本人会員及び家族会員となっています。
補償金額は、dカード会員の方は、新端末の購入金額または頭金および事務手数料のうち、最大10,000円で、dカードGOLD会員の方は、新端末の購入金額または頭金および事務手数料のうち、最大100,000円となっています。
また、補償期間として、補償の対象となる携帯電話端末の購入後1年以内(dカードGOLD会員の方は3年以内)となっています。
【参考:https://d-card.jp/st/services/benefits/guarantee.html】
海外緊急サービスの内容が違う
海外緊急サービスとは、海外でdカードを紛失・盗難された場合に暫定的なクレジットカード発行などをおこなうサービスのことです。
dカード会員は10,800円料金がかかりますが、dカードGOLD会員なら無料となり、費用は一切かかりません。
【参考:https://d-card.jp/st/lost/index.html#a03】
dカードGOLDならではの特典
dカードとdカードGOLDの違いを前項で見ていきましたが、ここではdカードGOLDならではの特典を見ていきましょう。
利用料のポイント還元
dカードGOLDならではの特典の1つに、「dポイントクラブご優待(10%ポイント還元)」があります。
dカードGOLDに契約すると、毎月のドコモケータイおよび「ドコモ光」利用料金の10%のポイントが還元されます。
【参考:https://d-card.jp/st/services/points/premiere.html】
クーポンで特典がある
「dカードGOLD年間ご利用額特典」として、前年の年間利用額累計が、100万円(税込)以上、200万円(税込)以上の方にそれぞれ10,800円相当、21,600円相当の選べるクーポン特典があります。
- ケータイ割引クーポン:ケータイなどの新規購入・機種変更などに利用可能
- d fashionクーポン:d fashionサイトでの購入時に割引可能
- d トラベルクーポン:dトラベルサイトでの予約時に割引可能
- dショッピングクーポン:ふだん使いのショッピングサイトで利用可能
- dデリバリークーポン:出前フード宅配サービスで利用可能
【参考:https://d-card.jp/st/services/benefits/goldservise.html】
旅行の保険制度
「海外旅行保険(dカードGOLD会員限定)」のサービスが受けられます。
海外旅行中のケガや病気による治療費用のほか、旅行にかかせないカメラなどの携行品が損傷した、あるいはホテルのカーペットなどを汚してしまった場合の損害賠償まで幅広いサポートが受けられます。
補償の対象者は、dカードGOLDを契約中の本人会員・家族会員となっています。
【参考:https://d-card.jp/st/services/benefits/abroadinsurance.html】
また、海外だけではなく、「国内旅行保険(dカードGOLD会員限定)」のサービスも受けられます。
旅先での不慮の事故をサポートする国内旅行傷害保険に、利用航空機の遅延などによって生じた思わぬ費用を補償する国内航空便遅延費用特約がセットになった、ビジネス・レジャーに役立つ保険サービスです。
こちらの補償の対象者も、dカードGOLDを契約中の本人会員・家族会員となっています。
【参考:https://d-card.jp/st/services/benefits/homeinsurance.html】
空港の無料ラウンジ使用可能
dカードGOLD会員限定のサービスとして、「ラウンジ(空港・その他)の無料使用」が可能となります。
全国28の空港でラウンジが無料で利用できます。
営業時間・サービス内容などはラウンジごとに異なります。
利用方法として、ラウンジ入口でdカードGOLDと当日のフライトチケットの半券を提示する形となります。
【参考:https://d-card.jp/st/services/benefits/airports/index.html】
VJデスク使用可能
「VJデスク(旅のサポート)」として、世界各地のデスクにて、現地事情に精通した日本語スタッフが快適で安心な旅をサポートしてくれるサービスを受けることができます。
- インフォメーションサービス:現地の最新情報、ホテル、レストランの紹介、各種交通機関案内
- リザベーションサービス:レストラン、オプショナルツアー、レンタカー、各種チケットなどの予約・手配
- アシスタンスサービス:ガイド・通訳の手配など、旅行や出張のお手伝い
- エマージェンシーサービス:dカードやパスポートの紛失・盗難時のサポートなど
【参考:https://d-card.jp/st/services/benefits/airports/vjdesk.html】
dカードGOLD入会特典あり
dカードGOLDに新規入会することで、最大11,000円分の入会特典があります。
- 入会でiDキャッシュバック2,000円分が進呈される
- 新規申し込みと同時にドコモのケータイ料金をdカード払いに設定するとiDキャッシュバック1,000円分が進呈される
- 入会翌月までに20,000円(税込)以上の利用で、iDキャッシュバック8,000円分が進呈される
【参考:https://info.d-card.jp/std/campaigns/dcard/18g/cpn-goldshinki18.html】
ETCカードも作れる
申し込むとクレジットカードとは別に、有料道路の料金所をノンストップで通行できる、通行料金の支払い専用カードの「ETCカード」も作ることができます。
有料道路を利用するごとにdポイントがたまります。
ただし、本会員および家族会員につき各1枚のみ発行可能となっています。
年会費は、初年度無料となっており、2年目以降は、前年度(本会員のdカード契約月から1年間)に一度もETCカード利用の請求がなかった場合、500円(税抜)がかかります。
また、家族会員でETCカードをお持ちになった場合は、ETCカードごとに利用する必要があります。
なお、ゴールド会員の方は利用の有無にかかわらず、2年目以降も無料となります。
【参考:https://d-card.jp/st/services/benefits/etc.html】
アプリを活用しよう
NTTドコモより、dカードとdカードGOLDの利用状況をお手軽に確認できるアプリとして、「dカードアプリ」がありますので、こちらを見ていきましょう。
アプリの活用方法
従来は、dカードやdカードGOLDの利用明細を確認したい場合には、dカードサイトへアクセスしてログインする必要があり、少し面倒でした。
このdカードアプリを使用すれば、支払額確認、利用明細照会、契約内容の確認・変更、iD設定、iDキャッシュバック照会、dポイントカードバーコード表示、dポイント確認などをすばやく知ることができ、大変便利です。
なお、Android、iphoneともに公開されたアプリです。
アプリのログイン方法
dカードアプリの設定方法からログインまでは以下の通りです。
- iPhoneならApp Store、AndroidならGoogle play storeよりアプリをダウンロード
- インストール完了後はアプリを起動して、「今すぐはじめる」を選択
- 「ログインする」を選択し、dカード又はdカードGOLD申し込み時に設定した暗証番号を入力
アプリ内のメニュー画面から様々な内容が確認でき、各種設定もできるので、是非活用してみてください。
【参考:https://d-card.jp/st/supports/settings/about_dcappli.html】
dカードでポイントが貯まるお店
dカードでポイントがたまるお店は数多くありますが、その中でも皆さんがよくご存知のお店を紹介していきます。
ローソン特典で5%還元
全国に数多くあるコンビニエンスストアですが、その中でもローソンでdカードを利用するととてもお得です。
3つの特典として、dカード決済で3%OFF、dカード決済で1%ポイント還元、dカード提示で1%ポイント還元となり、合計5%分の還元率となります。
例として1,000円の買い物をすれば、提示で10ポイント、支払で10ポイント、割引きで30円となり、合計50円相当お得になります。
高島屋は3%還元
百貨店で有名な高島屋もdカードが利用できるお店となっており、お得な買い物ができます。
3つの特典として、dカード決済で1%ポイント還元、dカード提示で1%ポイント還元、特約店ポイントで1%ポイント還元となり、合計3%分の還元率となります。
対象店舗として、日本橋店、新宿店、玉川店、立川店、横浜店、港南台店、大宮店、柏店、高崎店、大阪店、堺店、泉北店、京都店、洛西店、岐阜店、岡山店、米子店などがあります。
マクドナルドは2%還元
ファストフード店で有名なマクドナルドでもdカードが利用できます。
2018年3月31日までは、dカード決済で1%還元、3%の割引、dカード提示で1%還元の合計5%分の還元でしたが、2018年4月以降は3%の割引が終了したため、現在では2%分の還元率となっています。
マツモトキヨシは3%還元
全国各地にチェーン展開しているドラッグストアで有名なマツモトキヨシもdカードが利用できます。
dカード決済で1%還元、dカード提示で2%還元となり、合計3%分の還元率となっています。
さらに、マツモトキヨシポイントカードを所持していれば、提示でマツキヨポイントも1%たまるので、併用すれば2重でお得になるでしょう。
dカード特約店リスト
dカード特約店とは、dカードでのお買物100円につき1ポイントがたまる決済ポイントに加えて、利用額に応じて1%以上の特約店ポイントがたまるお店のことです。
新規
マツモトキヨシ
カーライフ
ENEOS、オリックスレンタカー
旅行
JAL、JALパック、dトラベル、JTB、クラブメッド
ショッピング
高島屋、ジェイアール名古屋タカシマヤ・タカシマヤ ゲートタワーモール、伊勢丹、三越、タワーレコード、紀伊國屋書店、AOKI、洋服の青山、紳士服のコナカ、紳士服のフタタ、THE SUIT COMPANY、第一園芸、リンベル
ネットショッピング
dカードポイントUPモール、ショップジャパン、ドコモオンラインショップ、dショッピング、d fashion
本・出版
日経ヴェリタス、日経ビジネス/日経WOMAN、プレジデント社
レストラン・カフェ
スターバックス、ドトール、dデリバリー、伊達の牛たん本舗、十徳グループ
引越し
サカイ引越センター
レジャー
ビッグエコー
交通
東京無線タクシー、チェッカーキャブ、さわやか無線センター
割引があるお店
ローソン、ノジマ
ギフトがもらえるお店
東京海上グループ/イーデザイン損保
カード払いとiD払いで異なるケースがあるお店
dポイントの貯め方には、カードと電子マネーiDの2種類で、いずれか片方にしか利用ポイントが加算されないお店もあります。
- 特約店:カード払い還元率、iD払い還元率
- ENEOS:2%、2%
- オリックスレンタカー:1%、4%
- 高島屋:3%、1%
- タワーレコード:1%、3%
- ビッグエコー:1%、3%
- スターバックス:4%、1%
- ショップジャパン:2%、1%
- 紳士服のコナカ:3%、3%
特約店によっては、クレジットカード決済よりもiD決済の方がお得になるケースもあるので注意してください。
これから使えるお店が増える、d払い加盟店リスト
「d払い」とは、d払い加盟店(街のお店)でお買い物代金を支払う際に、d払いアプリに表示されたバーコードやQRコードを、POSレジや決済端末で読み取ることで、キャッシュレスでお買い物をすることができるスマホ決済サービスです。
d払い加盟店は、ドラッグストア系が多く参入してきている模様です。
2018年4月導入開始加盟店
URBAN RESEARCH、koe、高島屋、タワーレコード、GATHERING TABLE PANTRY 馬喰町店、ツルハドラッグ、くすりの福太郎、ウォンツ/ドラッグストアウェルネス、レデイ薬局
2018年5月以降導入予定加盟店
ユナイテッドアローズ、ドラッグ新生堂/くすりのハッピー、和民/坐・和民/ミライザカ/TEXMEX FACTORY/WANG’S GARDEN/bb.q OLIVE CHICKEN caf’e、ウエルシア/ハックドラッグ/ダックス、JINS、ローソン/ナチュラルローソン/ローソンストア100、サツドラ/北海道くらし百貨店、マツモトキヨシ
家族カードのメリット
「家族カード」とは、安定した収入のある本会員(最初にクレジットカードを契約した人)がいれば、その家族もクレジットカードを利用できるサービスのことです。
また、その家族が使うクレジットカードのことも「家族カード」といいます。
ここでは家族カードの利点について見ていきましょう。
dカードでもdカードGOLDでも作れる
家族カードの発行枚数には制限があります。
dカードについては2枚まで、dカード GOLDについては3枚まで作成が可能になっています。
dカードとdカードGOLDで年会費が異なる
dカード(家族カード)は年会費無料となっており、前年度(本会員契約月から1年間)に本会員、家族会員どちらか一方にでもショッピング利用があれば無料となります。
ただし、2年目以降は前年度(本会員契約月から1年間)に本会員、家族会員のいずれにもショッピング利用がない場合、年会費400円(税抜)がかかります。
dカードGOLD(家族カード)の年会費は、1枚目は無料で、2枚目以降は1,000円(税抜)となっています。
2枚目以降のdカードGOLD(家族カード)は、利用の有無にかかわらず、初年度から1,000円(税抜)がかかります。
通信料10%のポイント還元
dカードGOLDの家族カードと紐付けした家族も同等のメリットが受けられる場合があります。
ドコモ回線の利用金額に応じて毎月通信料の10%のポイント還元が実施されます。
家族カードが3枚あれば、ポイントの還元も大きくなり、より多くのポイントがたまるでしょう。
dポイントクラブ会員は通常、通信料金の1%がポイント還元されますが、dカード GOLD会員なら9%が加算され、合計10%のポイント還元を受けられます。
なので、通信料の支払いが月に10,000円であれば月に1,000P、年間12,000ポイントの還元が見込めます。
ケータイ補償が受けられる
ケータイ補償とは、利用中の携帯電話端末が、購入から1年以内(dカードGOLD会員なら3年以内)に、偶然の事故により紛失・盗難または修理不能(水濡れ・全損等)となってしまい、新たに同一機種・同一カラーの携帯電話端末をドコモショップ等で、契約中のdカードを利用して購入した場合に、購入費用の一部を補償する、dカードの会員向けの特典です。
なお、補償にあたり所定の審査があり、対象となる会員は、dカードまたはdカードGOLDを契約中の本会員・家族会員となっています。
補償金額として、?dカード会員なら新端末の購入金額または頭金および事務手数料のうち、最大10,000円で、dカードGOLD会員なら新端末の購入金額または頭金および事務手数料のうち、最大100,000円が補償されます。
また、補償期間は補償の対象となる携帯電話端末の購入後1年以内(dカードGOLD会員の方は3年以内)となっています。
【参考:https://d-card.jp/st/services/benefits/guarantee.html】
ETCカードが発行できる
本会員および家族会員につき各1枚のみETCカードが発行可能です。
年会費は初年度無料となっており、2年目以降は、前年度(本会員のdカード契約月から1年間)に一度もETCカード利用がなかった場合、500円(税抜)がかかります。
なお、dカードGOLD会員の方は利用の有無にかかわらず、2年目以降も無料となっています。
【参考:https://d-card.jp/st/services/benefits/etc.html】
海外旅行の補償が適用される
dカードGOLD会員限定のサービスとして、海外旅行の補償が受けられます。
海外旅行中のケガや病気による治療費用のほか、旅行にかかせないカメラなどの携行品が損傷した、あるいはホテルのカーペットなどを汚してしまった場合の損害賠償まで幅広くサポートしてくれます。
補償の対象者は、dカードGOLDを契約中の本人会員・家族会員、dカードGOLD本人会員と生計を同一にしている、配偶者・19歳未満で同居の親族・19歳未満で別居の未婚の子供となっています。
【参考:https://d-card.jp/st/services/benefits/abroadinsurance.html】
GOLD会員のみ、無料空港ラウンジが使用可能
dカードGOLD会員限定のサービスとして、無料空港ラウンジサービスが受けれます。
全国28の空港でラウンジが無料で利用することができ、ラウンジ入口でdカード GOLDと当日のフライトチケットの半券を提示することで利用可能となります。
【参考:https://d-card.jp/st/services/benefits/airports/index.html】
ドコモユーザー以外のユーザーの利点
dカードは、ドコモユーザー以外の方でも持てて得する高還元クレジットカードです。
dカード特約店や加盟店は全国に数多くあるので、dポイントを貯めるチャンスも数多くあります。
- ドコモ回線を所有していない人でも、「dアカウント」を発行すれば、「dポイントクラブ」に加入できます。
- ドコモ回線を所有していない人でも、「dカード」「dカードGOLD」「dポイントカード」のいずれかを保有していれば、街中の「dポイント加盟店・特約店」やネットの「dケータイ払いプラス加盟店」で、原則1%の還元率で貯められ、使うことも可能です。
- 「dポイント」が貯まる「dカード」「dカードGOLD」などで決済すると、ローソンなどで割引が受けられます。
dカードの注意点
ドコモユーザーの方はもちろん、ドコモユーザー以外の方でもお得に便利に使えるdカードですが、いくつか注意しておきたい点がありますので、それらを見ていきましょう。
ポイントの有効期限がある
dカードを利用した際に得られるdポイントですが、dポイントの有効期限は獲得した月から起算して48か月後の月末までとなっております。
また、dポイント(期間・用途限定)は期間に制限があるので、よく確認した上で利用するとよいでしょう。
たいていのポイントは有効期限2年以内のものが多いですが、dポイントは獲得した月から4年の猶予もあるので、よっぽどのことが無い限り忘れたりはしないでしょうし、頭の片隅に置いておく程度でよいでしょう。
携帯料金10%還元も対象外がある
合計10%ポイント還元は通信料のみで、ドコモの支払いでも対象外となる物があります。
最も多くの人が当てはまりそうなのが端末代金で、端末購入費用や端末の割賦支払いの料金はポイント付与の対象外なので注意が必要です。
dカードGOLDがお得になるとは限らない
dカードGOLDの年会費は10,000円なので、携帯の月額利用料金が9,000円未満なら、年間でのポイント還元付与(10%×12ヶ月分)が携帯の年間使用額を超えないため、お得にならないケースもあります。
- 空港ラウンジ
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- dカードゴールドデスク
- dポイントクラブ優待
- dカードGOLD年間利用額特典
また、dカードGOLDにはdカードには無い上記の特典がありますが、これらの特典を利用する機会が少なければ、dカードGOLDを持つ必要性はありませんし、普通のdカードでもよいかと思います。
ドコモユーザーは携帯料金、ドコモユーザー以外は特約店を使うかどうかで判断しよう
ドコモから発行されているdカードについて詳しく見てきましたが、ドコモユーザーの方なら携帯料金やその他の特典を考慮すると、年会費はかかるものの「dカードGOLD」がおすすめと言えるでしょう。
また、ドコモユーザー以外の方なら、年会費実質無料(年1回でも利用すれば次年度以降も無料)で、dポイントがお得に貯まる特約店や加盟店を利用できる「dカード」がおすすめと言えるでしょう。